大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です。
Urock! 126回目になりました。今月は『イルミネーション』というテーマでお届けしています。
いよいよクリスマス3日前まで来ましたね。
この仕事をしているとクリスマスイベントがあったり、ファンの方からプレゼントをいただくお陰で毎年特別なイベント行事の1つなんですよね。
心躍る気持ちはこの歳になっても変わらない気がします。
そして全国各地でイルミネーションが行われているというのは、やはり嬉しいものです。
大阪☆春夏秋冬も‟光の饗宴”というイルミネーションのPRをさせていただいているのですが、なんとそれが歌詞に出てくる曲があるんです!
そんな運命を感じる1曲を選曲してみました。
asmi「memory」
大阪出身のシンガーソングライター、asmi。asmiさんは去年の自粛中に、コラムの楽曲探しをしている時に見つけたアーティストさんだったかと思います。
その時にずっとリピートしていたのが「例えば」という曲。
初聴きながら声の甘さと呼吸の量、語尾の音使いに惹かれたわけです。
ハタチだからこそ書けるリアルで素直な歌詞はやっぱり特別ですよね。
曲が2曲あります。
今回は大阪の街並みが浮かぶ方を選曲させていただきました!
では早速。
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恋というのはほんと残酷ね 大好きなあの曲死んでも聴けないわ
heyイヤホン挿して歩き出すのよ 今年はあのバンドの新譜
クリスマス終わったのに夜の御堂筋は 私を照らすのね 嫌になるな
≪memory 歌詞より抜粋≫
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この曲の大まかなテーマとして‟冬の恋”があります。
その中で冒頭から提議される恋の残酷さ。大好きだった曲も、自分の恋愛に照らし合わせると胸が苦しくなって聴けなくなるのです。
好きな人と一緒に聴いていたのならば、そこでの思い出が付いてくるのでより一層聴けなくなってしまいますよね。
どんな状態で、どんな感情でこの歌を聴いていたのか?
どんなに懐かしい曲でも、誰かの思い出になっているからこそずっと残り続けるのかもしれませんね。
なので主人公は、まだ誰とも思い出のない新曲を聴いているようです。
そして次に出てくるのが‟御堂筋のイルミネーション”。
これこそがこの曲を選んだ理由でもあった‟光の饗宴”なのです。
今年で開催9回目になり、大阪の冬のシンボルストリートとなっているイルミネーション。
11月3日から来年1月31日までの90日間行われているため、クリスマスが終わっても街にはイルミネーションが残ってるんですよね。
恋のムードや恋の感情を呼び起こしてしまうイルミネーションをどこか憎たらしく思っている主人公は、クリスマスに何か思い出したくない出来事があったのかもしれません。
それはどんなものだったのでしょうか?
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明日になったらればって 思い続けてもうすっかり冬
who are you? こんな夜は会いたいの電話許されますか
≪memory 歌詞より抜粋≫
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明日になったら、明日になれば、と何かを後悔するように言い訳っぽい事が繰り返されています。
時間の流れでは解決できない事もあるようです。
彼を探すように歩く街並み。
こんな景色を見てしまえば人肌恋しくなってしまいますよね。
声を聞きたいけれど、電話を躊躇しているところから主人公は片思い中であると考えられます。
少し引っ込み思案で、恋愛に臆病な部分が女性らしい。
まあ私が知っている話なんてほんの少しですが、女性の乙女心も様々ですよね。
今まで好きな人に告白したことがないだとか、デートに誘えないタイプがいたり、積極的にアピールしたり、率直に気持ちを伝えるタイプがいたり。
私はきっとどちらにも当てはまらなくて、何というか、嘘がつけず隠せないタイプかと思います(笑)。
ですが、遠慮しがちな面で言うとこの主人公と似ている部分があるのかもしれませんね。
皆さんはどうですか?
意外と積極的な人が多そうな、、、。
皆さんのそういう部分覗いてみたいです。
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彼の声に揺られる silent night 積もる雪に照れてしょーもない
この心満たすのはonly you 冬の声に耳澄ます all night
今日こそ叶ってよこの願い 白く染まった思い溢れてる 届け
≪memory 歌詞より抜粋≫
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主人公が彼の声を感じているということは、あの夜に電話をかけることに成功したのでしょう。
直接会ったわけではないけれど、電話越しに聞こえる彼の声が忘れられていません。
電話って素敵ですよね。
脳内に残った彼の声や生活音。
1人静かな場所でも、どれだけ騒がしい場所でも、いつでも再生可能なんですもん。
音楽もその効果があると思っています。
好きなアーティストの声を聴くと心落ち着くし、曲としての魅力だけではなく声での癒しってとても大きいと思うんです。
その声が自分に焼き付いているせいで、どんどん好きになっている自分がいるのです。
勝手に会うことができているというか(笑)、全くの妄想なんですけどね(笑)。
ここでは更に冬を想像させる単語が出てきます。
冬景色に心トキメいているはずなのに、照れている自分をしょーもなく感じているのです。
それは先程書いたように、自分の中だけで想像や妄想を膨らませては先走っている事を自覚しているからなのかもしれませんね。
それを自分で感じているのもまた可愛い。
早く彼に気持ちが伝わればいいのに! と思ってしまいますが、届きそうで届かない距離感に恋の意地悪さと楽しさがあるから逆に良いのかもしれません。
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寒さに紛れて届いてしまえ私の熱いとこ
雪に紛れて触れてしまえ彼の深いとこ
奇跡よ起これ とは言わないが 起こる奇跡は受け入れますので
今夜願い叶ってもいいですよ
≪memory 歌詞より抜粋≫
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気温の寒さと、気持ちの熱さ
寒さの紛れと、雪の紛れ
私の熱いとこと、彼の深いとこ
歌詞が連鎖していると曲を聴いている時にやはり心地よさがありますよね。
この曲自体が冬をテーマにしているにも関わらずメロディーから感じる温度は暖かかったり、気持ちが加速しているにもかかわらずテンポがゆっくりだったり、不思議な効果を生んでいて面白いです。
そしてまたまた炸裂している共感の嵐。
少し上から目線な言葉尻に、期待はしているけれど、期待しすぎない状態でいるというのが伝わってきます。
強がりな性格というわけではないけれど、失敗した時の悲しみを少なく、成功した時の喜びを大きくするために保険をかけているのでしょう。
その気持ちというのが漫画に憧れているようなものではなくて、リアルなところにあるからこそ生まれる共感なのかもしれませんね。
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とはいえ私が欲しいものはお金じゃ買えないものです
ほんとは サンタなんかより 今すぐ欲しいのは
≪memory 歌詞より抜粋≫
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主人公はお金じゃ買えない何を求めているのでしょうか?
何が欲しいかを明かされているわけではないですが、言わずともなんとなくわかってしまいますよね。
サンタさんに頼んでも、お金に頼っても手に入らないもの。
それは彼との時間であり恋が実ることを願っているのでしょう。
どんな願いよりも優先して叶えてほしいと望んでいるくらい、彼への気持ちが大きいのは素敵ですよね。
恋に限らず人生の中では、何かを選択したり自分の中で優先順位を決めていくことが多々あるかと思います。
その中で何よりも大切にできる時間って大事ですよね。
私の最優先は確実に大阪☆春夏秋冬の時間で、これを上回る事は今までにありませんでした。
仕事であり好きな事であるからこそわかりやすいのかもしれませんが、一方でライブに行くのが好きでそれに行くために仕事の時間を大切にしてる皆さんのことは本当に尊敬します。
勿論家族の時間が大切だから早く仕事を終わらせたり、欲しいものを買うために何か節約したりというのも。
この曲での大切な時間が彼になっているのも、主人公の魅力であると感じます。
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彼の声に揺られる silent night 積もる雪に照れてしょーもない
この心満たすのはonly you 冬の声に耳澄ます all night
今日こそ叶ってよこの願い 白く染まった思い溢れてる 届け
阪急電車に揺られて彼に会いに行く小春日和
嘘みたいに本当の話 思い出してもうすぐ終点です
≪memory 歌詞より抜粋≫
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阪急電車というワードがあるだけで大阪府民としては親近感が湧いてしまいますよね。
そして最後のサビに続くのは、今までと違って少しはっきりしない時空でのストーリー。
現在進行形で彼に会いに行っていると思いきや、過去の話のように書かれている歌詞には捉え方が色々あるようです。
‟小春日和”は秋から冬に移行する時期の事で春のように穏やかな日を指しますが、冒頭の歌詞はクリスマスが終わった時のお話。
もしかするとこれは翌年、または何年か後の小春日和の出来事なのかもしれませんね。
片思いの後に彼と結ばれたとするならば、彼に会いに行く途中で過去を思い出しているのでしょう。
今の関係が嘘に感じるくらい、熱く片思いをしていていたのです。
この解説が私自身の捉え方であるように、何通りもの想像が膨らみますし、もっと覗いてみたいと思うストーリーがあるからこそ、この曲を何度もリピートしてしまう良さもあるのかもしれませんね。
今年はどんなクリスマスをお過ごしですか?
どんな些細な出来事でも、どんなに少しだけでも、大切な時間を過ごせる事を願っています。
サンタさんにもお願いできず、お金で買う事もできない私の願いはこれなのかもしれません。
どうでしたでしょうか?
クリスマスにライブがないとやはり少し寂しく感じていますよね。
年末のライブも残り2本ですが、私にとっての大切な時間を思う存分楽しみたいと思っています。
そこで会える皆さん、どうか特別な日々を過ごしましょう!
ではまた。
You rock!!
[しゅかしゅんINFO]
【リリース】■新曲「シンガロングをもう一度」配信中!
【イベント】
※国及び各都道府県からの要請に基づき変更となる場合もございますので、イベントの実施に関しましては各所ホームぺージ、SNS等でご確認の上、ご参加下さい
■TRiDENT 2st EP『OVER GROUND』Release Tour大阪公演
[日程] 2021年12月23日(木)
[会場] 大阪・Banana Hall
[時間] 開場18:00/開演18:30
[出演] TRiDENT / 大阪☆春夏秋冬 / そこに鳴る
■『1日遅れのXmasだよ六本木アイドルフェスティバル』
[日程] 2021年12月26日(日)
[会場] 東京・EXシアター六本木
[時間] (Vol.1) 開場:12:15 開演:13:00 (Vol.2) 開場:17:15 開演:18:00
※大阪☆春夏秋冬は2部にのみ出演いたします。
■大阪☆春夏秋冬ツアー『Release Tour ~シンガロングをもう一度~』東京公演
[日程] 2022年1月5日(水)
[会場] 東京・TSUTAYA O-CREST
【Act 1 ミニライブ&トークショー『‟2015年”をもう一度』】
[時間] 開場13:00/開演13:30
【Act 2 ワンマンライブin TOKYO】
[時間] 開場18:00/開演18:30
【TV】
■サンテレビ『#Nuts Porker』
※EON準レギュラー出演中!
毎週土曜日深夜24時00分~
※放送時間は週により変更になる場合がございます。
▷詳細はこちら
【BOOK】
■『Kyoto & Shiga Creative Life Magazine Leaf』12・1月号(発売中)
※MANA連載コラム「今たべてほしい! 京都・滋賀おいしいもん巡り」掲載
【WEB】
■『OSAKA光のルネサンス&御堂筋イルミネーション』PR動画に出演中
【御堂筋イルミネーションって知ってる?】
▷視聴はこちら
【OSAKA 光のルネサンスって知ってる?】
▷視聴はこちら
【Festival of the Lights in OSAKA (大阪‧光之饗宴)】
▷視聴はこちら
【Festival of the Lights in OSAKA (大阪‧光之饗宴) Short ver.】
▷視聴はこちら
■YouTube『しゅかしゅんのバラエTV』
▷YouTube Channel
■MAINA作詞・作曲「春風」Music Video、YouTubeにて公開中
2021年2月27日に放送された読売テレビ「御社のMVつくります」で制作された、MAINA作詞・作曲「春風」のコラボMusic VideoがYouTubeにて公開中!
【大阪☆春夏秋冬 / 春風 -Collaboration MV-】
▷視聴はこちら
この記事を書いた人
YUNA(ユウナ)1999年5月26日生まれ(双子座 /A型/一人っ子)
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