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【インタビュー】安斉かれんが今冬届ける"加工女子のりあるな生体"と"彼と初めて過ごす暖かい冬のラブソング"

1ヶ月ごとに連続リリースをする安斉かれんにインタビューを敢行。注目の楽曲についてや2022年の抱負についてなど、詳しくお話を伺いました。

連続配信リリース中の安斉かれん

──4月までの連続リリースとして、1ヶ月ごとに配信リリースをされていますがこのペースで曲を作ることは安斉さん的にいかがですか?


安斉かれん:リリースは目まぐるしいですが、色んな曲に挑戦できて楽しいって感じ!


──歌詞の元になるようなフレーズだったりを書き溜めていらっしゃるということでしたもんね。

安斉かれん:はい、なので全然大丈夫。


──今後アルバム制作の機会があったりして、曲を一気にたくさん作るようなことがあっても大丈夫そう?

安斉かれん:大丈夫だと思う、結構好き。デビュー前にデモ曲を書いていた時も1週間に2曲とか書いていたんで慣れています!


──最近のリリースですと、曲が先にできているか、歌詞ベースで曲を作っていくかどちらですか?

安斉かれん:曲が先ですね。歌詞が先っていう作り方はしたことがないんですよ、やってみたいなって思ってます。


2022年の安斉かれん

──2022年の抱負を聞かせてください。


安斉かれん:連続配信リリースも途中なので、7作連続をまずは全力で頑張りつつ、この一年で、もっともっと違った自分を魅せたれたらいいなって思ってます。
安斉かれんらしさを良い意味でなくすというか。"こんな曲も歌うんだ"とか"こんなことも歌うんだ"ってなるような、驚きを与えられたらいいなって。


──今、世間から安斉かれんらしさってどんなだとご自身では思われますか?

安斉かれん:それがわからなかったんですけど、最近は写真だけで見たら"怖い"とか"クールそう"っていう声があることを知りました(笑)。
そんなことないのになって思うんですけど、画面の中だけだと見え方って色々あると思うので、そう思うのかなって。


──確かに、話してみたらイメージとは違った!って初対面の時思いました(笑)。

安斉かれん:ほんとですか!ハハハ(笑)!


──TikTokでは動いている安斉さんが見られるのでね、そちらもぜひ見てもらって。身近に感じてもらえたらですね!

安斉かれん:はい、ぜひ!


──これまでにやったことのないような曲で、今後やってみたいテイストとか曲の感じってありますか?

安斉かれん:音数が少ないギターだけの曲とか!


──確かに、今までイメージにはなかったかもしれないです。楽しみにしています!

安斉かれん:やりたいですね!ありがとうございます。


──せっかくの機会なので、安斉さんの最近のパーソナルな部分にも触れたいと思います。最近、歌詞が好きで聴いている曲ってありますか?(※インタビューはクリスマス付近に敢行)

安斉かれん:『いつかのメリークリスマス』とか、SALUさんの『First Dates』とか聴いてます!


──B'zの『いつかのメリークリスマス』は日本の名曲ですが、世代ではないですもんね?

安斉かれん:そうなんですよ、今年から聴き始めました!


──何がきっかけで!?

安斉かれん:クリスマスが1年で1番好きなイベントなんですけど、毎年12月になったらクリスマスソングだけ聴くんです。それで今年初めて出会って、ハマりました。歌詞めっちゃ切ない・・・


──どんな状況の人も聴けるクリスマスソングですよね!ありがとうございました。

安斉かれん:ありがとうございます。

『現実カメラ』で見せた新しいキャラクター

──前作『現実カメラ』は歌い方が特徴的だったのが印象に残っています。これは意識されて?

安斉かれん:そうですね、可愛らしい女の子のイメージで。声にもエフェクトがかかっていたりするので、レコーディングしていたら勝手に自分の歌い方もこうなりました(笑)!

▲安斉かれん - 現実カメラ (Official Video)

──歌声でキャラクターを変えられるって、先程豊富でおっしゃっていたような新しい引き出しですよね!

安斉かれん:嬉しい!


──この曲も曲があって歌詞をつけていったということですが、曲を受け取った時の印象はいかがでした?

安斉かれん:キラキラした可愛らしい曲だなって思って、なので歌詞も曲の世界観に合わせて可愛い感じに仕上がるようにしました。



──この歌詞も、歌詞のストックを元に広げていったような?

安斉かれん:この曲は歌詞の一部っていうより、iPhoneの無加工のカメラって意味で"現実カメラ"っていうワードを前から使っていて。スタッフさんとの会話で”現実カメラ”って使ったときに、"そのワード面白いね!いつかそれで曲作ろうよ!"ってなって。
今回の曲に合うと思ったのでタイトル先行で歌詞を書いていきました。


──"現実カメラ"がテーマというかタイトルとして決まって、そこからどんなことを歌おうかというのはどうやって考えていったんですか?

安斉かれん:みんな当たり前にフィルターかかったカメラで写真を撮るじゃないですか、それと現実のギャップに戸惑う女の子を書こうと思って。
「あなたのシャッターだけ押しておいてよ」って歌詞にもあるんですけど、このシャッターは心だったり対面して目で見ることで、あなただけはリアルな私を見ていてねって、やっぱり対面に勝るリアルはないなって。


──先入観を持ってきっと画面上の情報を見ちゃうから、リアルとは違った印象を持ったり、悪い方に考えて批判したりってよくあることだと思いますけど少しでも気になったらまずはリアルに会いに来てって思いますね!

安斉かれん:間違い無いですね!


歌詞に表れた現代女子の"りある"

──歌詞サイト的に気になったのが、「ベストショットだけ保存(のこ)して」って歌詞で、"保存"と書いて"のこ"と読ませるんですよね!これすごいなぁと!


安斉かれん:最初は"保存(ほぞん)"のつもりで書いていたんですけど、歌ったら"のこして"の方がしっくりくるなと思って。


──「りある」と絵文字までが正式な歌詞なんですよね、これも面白いなと思いました。

安斉かれん:最初は英語で書いてたんですけど、何だか可愛らしさに欠けるなと思ってひらがなにしました。歌い方も日本語の発音で"りある"って歌い方にしているんですよ!


──そして多くの女子が共感するのでは!?と思った歌詞が「そのままでいいよだなんて 気安くて、無責任!」というフレーズでした。

安斉かれん:自分を持ってる人からしたら"うるさいっ!"って思いますよね(笑)!もちろん超嬉しいんだけど。
私のかわいいは私が一番知ってるから!自分が一番自分の顔見てるしって(笑)


──そうですよね、でも、歌詞でも「ありのままでいい世界に行ってみたい!」とも言っているんですよね。本当はフィルターなんてかけなくてもいい世界にいたいっていうのが本音?

安斉かれん:加工が当たり前だから、加工しないでSNSに載せるのはもう負けというか、自分だけノーハンデになっちゃう(笑)


──なるほど、でもやっぱり加工しなくても済む世界があるならそっちが良いとは思うんですもんね。

安斉かれん:みんなそうなんじゃないかな、疲れちゃうし。


──安斉さんなんて顔小さくする必要ないしって思っちゃうんですけど、安斉さんが写真加工したりフィルターかける時ってどこをどうするのか聞いてもいいですか?

安斉かれん:フィルターをつけて肌をツヤツヤにしたりしてます。


──安斉さんご自身はりあるとSNSに載せる写真とのギャップのことはどう受け止めていらっしゃいますか?

安斉かれん:ギャップ自体は悪くはないと思うんです、キラキラのインスタを見て病んじゃう人もいるけど、みんなキラキラなところしかSNSに載せてないし日常がずーっとキラキラしてるわけないから。


──安斉さんは人のSNSを見て羨ましく思ったりすることありますか?

安斉かれん:今は、ないですね(笑)!


──気持ちがいい(笑)!

安斉かれん:でも高校生の時とかはありました。avexのアカデミーに通って音楽活動をしていたので、自由にSNSが出来なくて、友達が日常を上げていることが羨ましいって思ったことはありました。


──現在、SNSでの発信もされていますが楽しめていますか?

安斉かれん:はい、私らしく気ままにやっています!


初々しさが詰まった『一周目の冬』

──そして今作『一周目の冬』ですが、『現実カメラ』とはまた違った可愛らしさがある曲ですよね。

▲安斉かれん - 一周目の冬 (Official Video)

安斉かれん:カップルが初めての冬を迎えるっていうテーマの曲です。


──それで"一周目"なんですね!

安斉かれん:そうなんです、全体的に暖かい曲にしたくて、切り取った日常の愛おしさを描きました。


──「二人この季節には 広すぎるこの部屋で 毛布の取り合いしたり」っていう歌詞なんかとても情景が浮かびました。

安斉かれん:ありがとうございます!



──曲の初めの方に、「少し寂しいような白い空気が揺れてる」という歌詞がありますが、二人で居る暖かい冬に少し寂しさを感じたのって何に対してなんだろうと気になりました。

安斉かれん:私、冬が大好きなんですけど、窓開けた時にちょっと寒くてツンとした冬の匂いがして。ワクワクしたけど夏が終わるのも寂しいんですよ。その感じです(笑)。


──「君の好きを追い求めて いつからか二人の好きになって」って歌詞には安斉さんの性格が反映されてるなと思ったんですが。安斉さん以前のインタビューで一緒にいる人の影響を受けやすくて、自分が変わっていったりするけどそれが自分だっていうふうに思っているということをおっしゃっていたので。

安斉かれん:そんなこと言ってたんだ!ジワる(笑)!
一緒にいる人の好きなものって好きになっちゃうのありますよね!?


──わかりますわかります!今日触れた2曲とも、共感する人多いんじゃないかなって思いました。 そんな2曲から、安斉さんが特にお気に入りのフレーズを教えてください。

安斉かれん:どっちも好きなところあるんですけど、『現実カメラ』の「キレイなワタシを覚えていて ベストショットだけ保存(ノコ)して」ってフレーズが好きですね。


──ありがとうございました。それでは、インタビューを見てくださったみなさんに最後、一言お願いします。

安斉かれん:2022年も連続配信リリースが続くんですけど、良い意味で違ったワタシを届けたいと思うので、ぜひ新たな安斉かれんを楽しみにしていてください!



TEXT 愛香
PHOTO Kei Sakuhara

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■第5作 新曲「ちゃんと世界線」配信中
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■第4作「一周目の冬」1月19日配信
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■第3作「現実カメラ」配信中
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1999年生まれ 神奈川県藤沢市出身の20歳。 『ポス(ポストミレニアル)ギャル』と呼ばれる次世代型ギャルの一人。 渋谷の人気ショップ 「RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.」で店員として働きながら、デビュー前から多くのファッション・メディアに登場し、コスメティックブランドM・A・Cの店頭コレ···

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