「将来の夢や目標を教えてください」
このように尋ねられたことが一度もない、という人はいないだろう。夢や目標は周りに宣言することで達成が近づくとされている。しかし、もしも他人の前で宣言したその目標を笑われてしまったとしたらどうか。その場に何人いるかなんて関係ない。とても恥ずかしくて、少し惨めな気持ちになってしまう。
公開日:2016年3月16日
「将来の夢や目標を教えてください」
このように尋ねられたことが一度もない、という人はいないだろう。夢や目標は周りに宣言することで達成が近づくとされている。しかし、もしも他人の前で宣言したその目標を笑われてしまったとしたらどうか。その場に何人いるかなんて関係ない。とても恥ずかしくて、少し惨めな気持ちになってしまう。
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口を開けば戯言ばかり
人の努力を嘲笑うやつがいる
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そう、まさにこんな状況だ。
こういった周りからの余計な声をシャットアウトするにはぴったりの曲がある。KANA-BOONの「LOL」だ。
タイトルの「LOL」とは、laughing out loud(=大きな声で笑う)という意味。海外では(笑)やwと同じような意味としてチャットで使われている。
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はいはい、聴こえてるよ
わかってる、君に劣ってるよ
毎回刺さってるよ、ほらこれで満足か?
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わざとこちらにも聞こえるようにしっかり嘲笑ってくる人。「君より優れている僕でさえも、そんな夢叶わないんだ。だから君も叶いっこない。馬鹿なの?(笑)」……そんなふうに黙っていれば好き勝手言われるような状況に置かれてしまったら。あえて「これで満足か?」と問えるような強さがほしいものだ。
自分のやりたいことなんて、本当なら胸を張って宣言したって良いはずのもの。それをこんなふうにいちいち小馬鹿にしてくる人間は、きっとこちらがショックを受けて惨めに諦める姿をさらすのを待っている。
そんな彼らの姿は、「皆同じようだ、レントゲンのようだ」「パリパリのスーツで着飾り」という歌詞にもあるような画一的なもの。インターネットでの嘲笑なら特に、実際の顔が見えないだけに余計誰もが同じに思えてしまう。ひょっとすると彼らには彼らなりに、こちらを馬鹿にでもしなければやっていられない理由でもあるのかもしれない。ただ、例えそうだとしてもこちらが譲る道理はない。そうやすやすと挫けてはいられないのだ。
自分の気持ちに負けそうになるときもあるが、たまには負のエネルギーすらも目標に向かう力にして進んだっていい。あいつの泣き顔拝んでやる!くらいの気持ちでいるくらいがちょうどいい時だってあるのではないだろうか。
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君を笑うやつは数年後きっと泣いてるぜ
ドンドンドンドン、頭を叩く音がやかましいが気にするな、気のせいだ
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周りの騒がしい声に負けそうになっても気にするな。この曲を聴けばきっと闘志が取り戻せるに違いない。
TEXT:asta