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心之助「Blue Spring」はTikTokで話題の卒業ソング!歌詞の意味を考察

ラッパーの心之助が2021年3月にリリースした卒業ソング『Blue Spring』。TikTokでは楽曲を使用した動画が多数投稿され、卒業シーズンを前に再び話題を集めています。『Blue Spring』の歌詞の意味や、楽曲に込められた想いを考察します。

「Blue Spring」は青春がテーマの卒業ソング

▲心之助-Blue Spring【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

『雲の上』などで話題のラッパー『心之助』が、2021年3月にリリースした楽曲『Blue Spring』。

TikTok上で人気の楽曲を集計した「TikTok Weekly Top 20」では、2022年1月19日・1月26日公開分と2週にわたって首位を獲得しています。

楽曲リリース時、心之助は「自身初の卒業ソング」とコメントしており、卒業シーズンを間近に控えて人気を集めていることがわかるでしょう。

そんな話題の卒業ソング『Blue Spring』の歌詞の意味を考察していきます。

これ以上ないBest life
Under the same sky
俺らSuper fly 何処よりHigher

卒業は、人生の1つの節目。

「これ以上ないBest life」「何処よりHigher」の歌詞から、未来への希望を歌っているように感じられるのではないでしょうか。

ダイスは振らねぇ
委ねねぇルーレット
Youが向いたその先でDo it!!

お前にHave a good time
Good luck to you!!

すごろくや人生ゲームでは、サイコロ(ダイス)やルーレットで出た数字の数だけ前に進めます。

つまり、「ダイスは振らねぇ」「委ねねぇルーレット」の歌詞には、「人生は自分で決めるものだ」というメッセージが込められているのかもしれません。

周りに流されず、自分の行きたい道に進んで欲しいと、主人公は「お前」に向けて伝えているようですね。

何気ない日常の終わりが意味するもの


続く歌詞は、主人公が仲間と過ごした日々を振り返っているように思います。

晴れの日は太陽みて馬鹿言ってる
「俺らの絆が眩しい©︎」
相互作用 三流以下 パピプペ
ほら授業中 お眠り泳ぐスイスイ

頭の中エロエロ
でも仲間は裏切らねぇっての
たまに散らつくあの子にメロメロ
振られて体操着と心はテロテロ

休み時間にくだらない馬鹿話で笑いあっている、学生たちの姿が目に浮かぶのではないでしょうか。

なお、TikTokでは「俺らの絆が眩しい©︎」で額の辺りで手を振り、「お眠り泳ぐスイスイ」で平泳ぎのようにダンスをする動画が流行っています。

ダッセー俺らの青春
カッケー男になりてぇけど
おもれぇ思い出は消えねぇ
マジTeenager最強

漫画やドラマの世界のような、華やかな学生生活ではなかったのかもしれません。

しかし、卒業を前にして振り返ってみると、たわいもない日々も「どれも楽しい思い出だった」と感じることがあるでしょう。

なんでもない日常を謳歌した主人公たちの気持ちが、「マジTeenager最強」の言葉に詰め込まれているように思います。

最後のチャイムが鳴る頃
嬉しかった終わりが終わる頃
馬鹿しか取り柄が無い俺らでも
別れの味はわかる

退屈な授業を受けている時は、「早くチャイムがならないかな」と思ってしまいますよね。

そんな「嬉しかった終わり」の音は、今は「この学校で過ごす日々の終わり」を意味しています。

終わりを意識して、どこか切ない気持ちになっている主人公の様子が想像できますね。

歌詞には友人への感謝の気持ちが込められている?


愛してんぜマイメン!(Yeah!!)
出会えて良かったわ(39)
この先も一生✌︎✌︎ 宜しくな
(Yeah yeah yeah!!)

離れ離れだって(Wow!!)
俺ら変わんねぇだろ?(Prrrr...)
見上げりゃいつだって同じ空の下
(Yeah yeah yeah!!)

サビで高らかに歌い上げられているのは、一緒に過ごした友人への熱い気持ち

卒業とともに友情が途切れることはないとしても、今までのように毎日会うことは難しくなるでしょう。

離れ離れになる友人に向けて、今までの感謝を素直にぶつけられるのは「卒業」というイベントだからこそですよね。

俺ら一生ダチとか愛してんぜとか
照れくせぇけどそんな感じだよ
表彰式とか上がった事ねぇ
でも俺ん中じゃお前が一番だわ

何かで表彰されるのは、もちろん素晴らしいこと。

しかし、友情に堅苦しいことは必要ありませんよね。

好きな音楽の話から恋の悩みまで、なんでも話せる友人こそ貴重な存在なのではないでしょうか。

学生時代だけが青春じゃない


「Blue」=「青」、「Spring」=「春」と訳せるため、楽曲タイトルは「青春」を意味していると解釈できます。

桜の花びら舞う頃
それぞれの道に向かう頃
最後にひとつ言わせてくれ
「俺は死ぬまで青春は卒業しねぇ!!」

「青春」を辞書で引くと、出てくるのは「若く元気な時代」「夢や希望に満ちた時代」などの意味。

つまり、「青春は〇歳まで」という明確な定義はありません

「学生=青春」の式が頭に浮かんでしまいがちですが、大人が「青春」の言葉を使っても間違いではないのでしょう。

パナソニックの創業者・松下幸之助は、「青春とは心の若さである」と言っていたとされています。

これ以上ないBest life
Under the same sky
俺らSuper fly 何処よりHigher

ダイスは振らねぇ
委ねねぇルーレット
Youが向いたその先でDo it!!

お前にHave a good time
Good luck to you!!

『Blud Spring』のラストは、再び冒頭の歌詞が登場します。

大切なのは、何歳になっても自分のやりたいことに挑戦し続けることなのかもしれません。

楽曲には、「人生を楽しもう」というメッセージが込められているのかもしれませんね。

2バージョンある曲調・MVにも注目!

心之助『Blud Spring』の歌詞の意味を考察しました。

学生生活の終わりや友達への想い、未来へのエールが感じられる歌詞が印象的ではないでしょうか。

なお、『Blue Spring』には「Sky Filter」「Freesia Filter」という2バージョンがあり、異なる曲調やMVを楽しめるのも魅力です。

学生の方はもちろん、社会人の方も『Blue Spring』を聞きながら、学生時代の思い出に浸ってはいかがでしょうか。

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