ベリーグッドマンが新たなラブソング「花束」をリリース
3人組ボーカルグループ・ベリーグッドマンが配信リリースした、2022年のファーストナンバー『花束』がSNSで話題となっています。
この楽曲は元々全国ホールツアー「“もっとてっぺんとるぞ宣言”ツアー2019 「i AM the BEST」」にて、Roverのソロ曲として披露されていた作品です。
大切な人へストレートに愛を伝えるラブソングが、毎回大きな反響を呼んでいるベリーグッドマン。
今作でも夫婦や恋人などいつもそばにいてくれる“愛する人”への温かいメッセージが詰まっています。
リリース前日にYouTubeで公開されたMVはメンバーと花束がメインのシンプルな内容で、愛のこもった歌詞とメンバー3人の歌声が届ける想いがより深く伝わってくるでしょう。
さっそく『花束』の歌詞の意味を考察していきます。
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いつもの帰り道 お腹を空かせて浮かぶ
君の優しい顔
何も言わずに いつも 僕のためにありがとう
これからは二人で 悩んだり泣いて怒って
ありのまま生きていこう
何も言わずに いつも 僕がそばにいるから
≪花束 歌詞より抜粋≫
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主人公がお腹を空かせて「いつもの帰り道」を進んでいると、家で食事を作って待ってくれている愛する人の顔が頭に浮かびます。
きっとその人は不満をぶつけることも嫌がるそぶりを見せることもなく、主人公のために尽くしてくれているのでしょう。
そして彼自身も、どんな時も彼女がそうしてくれているように「何も言わずにいつもそばにいるから」安心してほしいと思っています。
ここではそんな優しく愛情深い恋人への感謝と、夢見る未来への約束が歌われています。
愛と感謝を花束に託して
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普段通り君と何気ない会話から
もっと 愛してるとかありがとうって言えたら
いいのにな
≪花束 歌詞より抜粋≫
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主人公は、普段はなかなか言えないものの「もっと愛してるとかありがとうって言えたらいいのにな」とも考えているようです。
気取らず「普段通り君と何気ない会話から」伝えたいと考えているところに、彼らの穏やかで温かな関係性が垣間見えますね。
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いつもの帰り道 お腹を空かせて浮かぶ
君の優しい顔
何も言わずに いつも 僕のためにありがとう
これからは二人で 悩んだり泣いて怒って
ありのまま生きていこう
何も言わずに いつも 僕がそばにいるから
≪花束 歌詞より抜粋≫
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サビでも主人公のストレートな気持ちが表現されています。
彼女には「僕のそばにいてほしい」と思い、自分も「君のそばで笑ってたい」と願っています。
そして彼女が「そっと流した涙」や「その瞳」に自分の姿が映るということは、彼女の隣に自分もいるということ。
愛する人の感情が揺れる時にそばにいられるのは幸せなことです。
そうした彼女へのたくさんの想いをのせて、彼は花束を贈ります。
大切な君に毎日愛を届けたい
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春は風に乗せて
夏は陽の匂いと共に迎えに行くよ
秋の月影 二人の愛
冬は寄り添い温もりを知った
≪花束 歌詞より抜粋≫
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この部分では季節ごとの出来事を思い返している様子が見えてきます。
「春は風に乗せて」というフレーズは、二人の出会いを表しているのではないでしょうか。
そして夏に二人は恋人になり、秋の月の光や冬の寒さの中で愛を育んでいったと考えられます。
二人が互いを慈しみ合いながら、日々を大切に過ごしてきたことが見えてくる歌詞です。
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我慢強い君も
泣くことだってあるんだ
そのときはいつも側で
抱きしめるよ
不安も喜びも全部二人で一つ
≪花束 歌詞より抜粋≫
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年月を共にしてやっと相手の意外な一面に気がつくことがあります。
彼の場合は「我慢強い君も泣くことだってあるんだ」と知ったようです。
それで彼女が堪え切れずに泣いてしまう「そのときはいつも側で抱きしめるよ」と約束します。
「不安も喜びも全部二人で一つ」分け合えば、人生はもっとうまくいくような気がしますね。
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同じ時代に僕らは生まれて
こうして同じ瞬間を生きてる
そして出会えた
それだけで奇跡なのに
僕らは一つになれた
記念日でもなんでもない
毎日に愛を君に届けよう
愛してるよ
≪花束 歌詞より抜粋≫
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「同じ時代」に生まれ「同じ瞬間を生きてる」数十億の人の中で、「出会えた」ことだけでも奇跡のようです。
そこからさらに互いに愛し合い恋人になったり家族になったりするのは、どのくらい貴重なことなのでしょう。
彼が花束を贈りたいと思ったのは、その日が記念日だからではありません。
「記念日でも何でもない毎日に愛を君に届けよう」と思ったからです。
花束は彼の愛の象徴。
募る想いを日々贈り合うなら二人の絆はもっと強く結ばれ、笑顔の絶えない最高に幸せな未来が待っていることでしょう。
あなたは誰に花束を贈る?
ベリーグッドマンの『花束』は、愛情を伝えるシンプルかつ真っ直ぐな言葉に心温まるラブソングでした。長く一緒にいる人にはつい言葉足らずになりがちですが、いつもそばにいて支えてくれるその人にこそ感謝と愛を伝えるべきだというメッセージが伝わってきます。
あなたも愛する人にこの曲と花束を贈って、いつもは言えない想いを伝えてみませんか?