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WurtS「Talking Box」歌詞の意味は?踊りたくなるエモ曲を考察

楽曲から映像までセルフプロデュースで行う人気の若手アーティスト・WurtSの注目曲『Talking Box』。明るいダンスミュージックに乗せて紡がれる、複雑な歌詞の意味を考察します。

「Talking Box」が示す意味とは?

▲WurtS - 『Talking Box』【OfficialYouTube】

2021年にTikTokで話題を集め、SNSを中心に瞬く間に人気アーティストの一人となったWurtS(ワーツ)

2021年3月17日にリリースされた1stデジタルEP『檸檬の日々』の収録曲『Talking Box(トーキングボックス)』は、躍動感あるエレクトロニック・ダンスミュージックとなっています。

2分16秒という短い楽曲に描かれた、「Talking Box」歌詞の意味を徹底解釈していきましょう。

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We Can Grow Up
ハイファイな Talking Box
惹かれあって触れ合って
Calling Night
見たこともないくらいの
未体験が
浮き上がって止まんないよ
Calling Night
≪Talking Box 歌詞より抜粋≫
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冒頭の「We Can Grow Up」は直訳すると「僕たちは成長できる」となりますが、楽曲の雰囲気からすると「大人になれる」という表現の方がふさわしそうです。

「ハイファイ」とは音響機器などで原音に近い状態で忠実に再現されることで、簡単に言えば高音質であるということを表しています。

タイトルにもなっている「Talking Box」はトーキング・モジュレーターの別名で、楽器の音に人が喋っているようなイントネーションを加えるエフェクターの一種です。

あわせて考えると「ハイファイな Talking Box」というフレーズには、すぐそばで聞こえる恋人の声が、まるでクリアなTalking Boxの音のように気分を盛り上げてくれる。

そんな意味があるのかもしれません。

「惹かれあって触れ合って」という言葉からも、その場に恋人との楽しく幸せな時間が流れていく様子を感じられます。

「Calling Night」は直訳すると「夜を呼ぶ」となりますが、夜に恋人と電話をしている情景とも取れるでしょう。

そうであれば「電話越しに聴く恋人の声がTalking Boxみたいに感じる」というイメージもしやすいですね。

そして「見たこともないくらいの未体験が浮き上がって止まんないよ」のフレーズが、恋をしている時や音楽を聴いている時にふと感じる高揚感をストレートに表現しているように思えます。

そうした未体験を繰り返して人は大人になっていくという、ポジティブな想いが伝わってくるでしょう。

苦しい現実と幸せなひと時


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Dance with Me
Dance with You
Dance with Me
Dance with You
認めたくない夜とまた
ああだこうだ言ってまた
「どうしてる?」
≪Talking Box 歌詞より抜粋≫
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音楽に合わせて恋人と一緒に踊りたいという気持ちが「Dance with Me Dance with You」の部分に表れていますね。

WurtSが自身でプロデュースしている今作のMVでは、スケーターやダンサーのパフォーマンスが映し出されていて、ダンスナンバーらしい映像に仕上がっています。

特徴的な縦長の映像は、活動拠点ともなっているTikTokのフォーマットにマッチした作品になっていますよね。

加えて、日常をスマホで撮影したような親近感や懐かしさを感じるのではないでしょうか。

そんな楽しげな雰囲気とは対照的に「認めたくない夜とまた ああだこうだ言ってまた」とネガティブな印象のフレーズが続いています。

これはいつまでも楽しく踊っていたいのに、現実は文句を言いたくなるような受け入れがたいものだと示していると考察しました。

明るいのにどこか哀愁の漂うメロディとリンクして、主人公の揺れる感情を巧みに表現しています。

「どうしてる?」という一言は、主人公が投げかけた言葉か、電話口の相手からかけられた言葉かは分かりません。

どちらにしても、うまくいかない日常の中でそこから抜け出させてくれる大切な人の存在があることが見えてきます。

大人になるということ


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We Can Grow Up
ハイファイな Talking Box
混じり合って相対して
Calling Night
聞いたこともないくらいの
未体験が
浮き上がって止まんないよ
Calling Night
≪Talking Box 歌詞より抜粋≫
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「混じり合って相対して」のフレーズも、恋人との心地良い時間を示していると思われます。

静かな夜のひと時に恋人と電話で話すわずかな時間も、音楽に身を任せて踊るように日常の苦労を忘れさせてくれます。

そして「見たこともないくらいの未体験」がいくつも頭に浮かんできて、未来に向けて気持ちが高揚していくのを実感しているのでしょう。

「Calling Night」は曲を聴くと「懲りない」とも聞こえてきて、どんなに日々が苦しくても幸せな時間があるから懲りずにいられるのだと伝えているように思えます。

大人になるということは現実の厳しさを味わうと同時に、大切な人と過ごす幸せや音楽を楽しむ余裕を感じられるものなのかもしれませんね。

リズムに乗って楽曲を楽しもう

WurtSの『Talking Box』の歌詞は核心が見えにくい内容ですが、音楽用語やダンスなどのフレーズがキーワードになっていました。

そのため、純粋に音楽を楽しむ時間の大切さが心に届くような楽曲と言えるのではないでしょうか?

ぜひ歌詞に込められた意味を考えながら、リズムに乗って『Talking Box』を楽しんでくださいね。

2021年本格始動。 作詞・作曲・アレンジ、アートワークや映像に至るまで全てをセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティスト。 その楽曲は、ダンスミュージックを軸に、ロック、ヒップホップ、ソウル等、ジャンルの垣根を超えた独自のポップミュージックとして日々変貌を遂げてい···

この特集へのレビュー

男性

gdf

2023/03/15 10:09

iitohaomoimasuwakariyasuisine sorezlyaasayonara
apex!!!

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