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Vaundy「HERO」歌詞の意味を考察!ヒーローは一体何者?

作詞、作曲、映像プロデュース、アートワーク作成など多彩な能力をもつアーティストVaundy。そんな彼が2022年2月にリリースしたEP『裸の勇者』をリリースしました。今回はその中から映画のようなMVが話題の『HERO』の歌詞を考察します。

EP「裸の勇者」の収録曲!

▲Vaundy-HERO【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Vaundyは2000年生まれの現役大学生アーティスト

東京フラッシュ』や『不可幸力』など数々のヒット曲を生み出してきた彼が、2022年2月に自身初となるEP『裸の勇者』をリリースしました。

表題曲「裸の勇者」やmilet×Aimer×幾田りら提供した『おもかげ』のセルフカバーなどが収録される中、密かに話題になっているのが『HERO』です。

同曲にはダークヒーローを主人公にしたMVが公開されており、歌詞もその内容にリンクしていると思われます。

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1000年経っても
夢の中で僕はいつもと変わらないまま
何年経ったか
わからないまま咲いた希望を数えてるから
≪HERO 歌詞より抜粋≫
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冒頭で歌われているのは、いつまでも変わらない自分に対する主人公の失望感。

このヒーローは一体何者なのでしょうか?

HEROの正体はスパイダー・クロウ


結論からいうと、『HERO』の主人公は「スパイダー・クロウ」という架空のヒーロー

もともとは正義の味方として活動していましたが、どうやら悪に支配されそうになっているのです。

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チクタクチクタクそうだね
こんな言葉に泣いても損だね
そんなことはわかるよ
もう
何もないんでしょ?
ねぇ
チクタクチクタクそうだね
こんな言葉を聞いても「そうだね」
もう
何もないんでしょ?
ねぇ
そんなことも損だ わかるよ
≪HERO 歌詞より抜粋≫
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「こんな言葉」が具体的に何を指しているのかは明記されていません。

MVを元に考察すると、闇落ちしそうになっている主人公をなんとか引き戻そうとする男性の言葉であるとも考えられます。

しかし、主人公はその言葉や正義として戦うことを「損である」と思っている様子。

サビの歌詞ではさらに悪に支配されていく様子が歌われています。

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何回聞いてたんだ
ねぇ
何回言わせたいんだ
ねぇ
何回回してくんだ
ねぇ
もう何も言わないで
HERO
≪HERO 歌詞より抜粋≫
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ちなみに、主人公を制止しようとする男性は幼馴染であることがMVからわかります。

小さい頃から主人公と一緒にヒーローとして教育されてきたのかもしれませんね。

スパイダー・クロウの運命はいかに?


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何年経っても
夢の中で僕はいつもと変わらないまま
残念だったな
変わらないから咲いた希望も枯れていくから
≪HERO 歌詞より抜粋≫
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こちらでも、自分自身に対する失望が歌われています。

主人公がかつては希望を持っていたことがわかる歌詞ですが、その希望とはなんだったのでしょうか?

もっと強くなりたかったのか、幼馴染よりも優れたヒーローでありたかったのか、具体的なことはわかりません。

しかし、それが叶わないと悟った主人公は「それならば」と自暴自棄になってしまったようです。

MVの最後で主人公は完全な悪と化し、自分を倒しにきた人たちを返り討ちにしてしまいます。

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何回ついたかな
何回嘘をついたかな
何回もがいたかな
行き止まっていたってもう
何回ついたかな
何回嘘をついたかな
何回転んだかな
もうわかったって
忘れてよ
HERO
≪HERO 歌詞より抜粋≫
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『HERO』の最後は主人公の苦しい胸の内が溢れ出ているようです。

自分の夢や希望を叶えることができず、そのやるせなさから自暴自棄になってしまう気持ちには少しだけ共感できるかもしれませんね。

映画のようなMVは必見!

MVの内容と絡めてご紹介してきましたが、百聞は一見にしかず。

ぜひ俳優・村上虹郎が熱演する「スパイダー・クロウ」をチェックしてくださいね。

幼馴染と思われる男性が主人公を制止しようとするシーンやその後のストーリーは映画のような見応えがあります。

映像も交えて、ご自身の考察を楽しんでみてください。

Vaundy(バウンディ)。アーティスト 24歳。 作詞、作曲、アレンジを全て自分でこなし、デザインや映像のディレクション、セルフプロデュースも手掛けるマルチアーティスト。 2019年春頃からYouTubeに楽曲を投稿開始。 「東京フラッシュ」「不可幸力」など、耳に残るメロディーを持つ、···

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