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My Hair is Bad「カモフラージュ」 は三角関係の歌?歌詞の意味を考察

新潟県出身のスリーピースバンドMy Hair is Badが、2022年4月にリリース予定の5thアルバム『angels』の収録曲『カモフラージュ』を公開しました。マイヘアらしい疾走感溢れるメロディーにのせ、どのようなストーリーが歌われているのでしょうか?この記事では『カモフラージュ』の歌詞の意味を考察します。

5thアルバム「angels」の収録曲

▲My Hair is Bad - 『カモフラージュ』【OfficialMusicVideo】

2022年4月13日、My Hair is Badが5枚目となるアルバム『angels』をリリースします。

彼らがアルバムを出すのは2019年6月にリリースした『boys』以来の約2年ぶり。

ずっと待ちわびていたファンの期待に応えるかのように、『angels』の収録曲『カモフラージュ』が先行配信リリース&MV公開されました。

同曲の作詞作曲はボーカルの椎木知仁。

どのようなストーリーが描かれているのでしょう?

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そう
愛だったんだって気づいたんだ
直感で分かったんだ
僕のアンサーは優しさだけだった
もっと遊んでいよう
来週は三人で海に行こう
今の若さが羨ましくなるまで
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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「愛」というフレーズが出てくることからラブソングかと思いきや、「三人」という単語が引っかかりますね。

しかも、タイトルは「カモフラージュ」。

続く歌詞をチェックしながらストーリーを探っていきましょう。

主人公の心情を歌詞から考察


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早朝の匂い
騒々しい報道のニュース
教会の上に光った銀色の十字架
川沿いに立った火ばしら
ミファを失ったピアニカ
裏庭に落ちた稲妻
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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冒頭のサビに続く歌詞で歌われているのは、主人公の目に映ったものでしょうか?

一見すると日常の風景のようですが、「火ばしら」「壊れたピアニカ」「稲妻」などなかなか荒れている様子が伺えます。

もしかすると主人公の心情が現れているのかもしれませんね。

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もう心が宇宙に気づいたんだ
そうするとどうだろう
帽子が飛ばされた
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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前後の歌詞を考えると、「宇宙」という歌詞は言葉通りの意味ではないと考えられます。

主人公はものすごく大きな何かに気づいたのかもしれません。

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そう
天に昇っていこう
いつだって叶うとイメージして
僕らのナンバーは“333”なんだ
もっと繰り返そう
来年もあの初詣に行こう
昔の若さが微笑ましくなるまで
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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「いつだって叶うイメージ」というフレーズからは、主人公が何か叶えたいイメージを持っているということが推測できます。

続く「333」は冒頭で登場した「三人」を意味しているのでしょうか?

ちなみに、占い的な意味で「333」という数字は「決断し、行動に移すとき」という意味が込められているんだそう。

それもふまえてここまでを読み直すと、次のようなメッセージであると考えられます。

「君のことが大切だと気づいた。だから「あの頃は若かったね」と語り合える年齢になるまで一緒に初詣に行こうね。願えばきっと叶うよ。」

仲のいい友達へのメッセージのようにも思われますが、どうなのでしょうか?

春っぽいMVが考察のヒントに?


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愛称に愛情が芽生えてくるまで
輝いていたいなら自由でいて
代償も迷走も必要なかったね
星に選ばれた
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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友人や恋人との親密度は、名前の呼び方に現れることがあります。

「〇〇さん」と苗字で呼ぶよりも、下の名前やニックネームで呼び合ったほうがより親密な感じがしますよね。

それをふまえて考えると、この部分では無理に親密になろうとせず自然に仲を深めようというメッセージが隠れているように思います。

「星に選ばれた」というのは「運命」を表しているのでしょうか?

「僕らは運命で繋がっているから急がなくても仲良くなれるよ」という意味かもしれませんね。

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青春だったんだ
いつだって終わって気がついた
思い出はあの頃の今だった
龍を宿していよう
いつだって思い通りでいよう
本当はいつまでも
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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この部分からは、主人公たちがすでに青春を終えていることがわかります。

「龍を宿す」という単語はありませんが、熱い想いを内々に秘めている様子が伝わってきますね。

青春は終わってしまったけれど、願えば思い通りの関係でいられるはず。

そんな風に誰かを思う、主人公のまっすぐな気持ちが現れているように思います。

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そう
愛は感情じゃないと気づいたハートが
潤ってもう乾くことがないこと教えてくれたんだ
もっと笑っていよう
来週も来年も再来年も
僕らはいま誓おう
いくつになっても心は自由であることを
≪カモフラージュ 歌詞より抜粋≫
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「愛は感情じゃない」「潤って乾くことがない」というフレーズが素敵ですね。

『カモフラージュ』のMVでは春っぽいシーンが描かれていることから、新たな門出を迎え離れ離れになってしまう友人へ向けたメッセージなのかもしれません。

しかし、1つ気になるのがタイトルの「カモフラージュ」。

同曲には主人公を含む「三人」が登場しますが、もし主人公が残る2人のどちらかに恋愛感情を抱いていたとしたらどうでしょう?

「三人で海に行こう」というのは、恋愛感情や関係を隠すためのカモフラージュとも考えられますね。

その後も「三人でいたい」という思いを強調しているのは、「恋愛でこの関係を壊したくない」という心の現れなのかもしれません。

みなさんはどう思いますか?

真実はいかに!?それぞれの考察を

カモフラージュ』の歌詞について、真相は語られていません。

だからこそ聴き手の心情に合わせて自由に解釈することができます。

ぜひ皆さんも楽曲を聞き込み、MVを見て、それぞれの考察を楽しんでくださいね。

・Gt.Vo. 椎木知仁(シイキトモミ) ・Ba.Cho. 山本大樹(ヤマモトヒロキ) ・Dr. 山田淳(ヤマダジュン) 新潟県上越市出身(在住)3ピースロックバンド 。 2013年2月に初の全国流通盤1stミニアルバム「昨日になりたくて」発売。 年間100本を超えるライブ本数を重ね、2014年には1stシングル「だま···

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