記念日にぴったりなラブソング
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ほら 僕を見て大切なあなたへ
花束の代わりにこの歌を
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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「あなた」へ向けた真っ直ぐなメッセージから始まるこちらは、シンガーソングライター『Tani Yuuki』の『愛言葉』という楽曲。
花束の代わりに送るという同曲は、一体何を歌っているのでしょうか?
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2人が出会えた一年前の今日
高嶺の花みたいな君がいた
君と手を繋いだあの日から
僕は奇跡を信じるようになっていた
あの日の僕らには描けていたんだろうか
どんなにすれ違っても共に笑う姿が
ここにある幸せ失くすことなく2人ならきっと
乗り越えて行ける
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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この歌詞からわかる通り、『愛言葉』は主人公と「あなた」が出会って1年経ったことを記念したラブソング。
当時の主人公にとって「あなた」は高嶺の花だったようですが、現在2人は恋人関係にあるようです。
続くサビでは恋人への素直な想いが歌われています。
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等身大の愛で 背伸びしないで
なんだかんだ2人想い合って
我慢しないで 無理はしないで
分かり合えたなら素敵でしょう?
つまりはなんて言いたいかって
伝えるには少しぎこちなくて
もどかしくて 難しくて 恥ずかしくて
でも素晴らしい
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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「等身大で想い合う」というのが素敵ですね。
どんなに相手を思っていても、背伸びをしたり我慢したりしていては苦しくなってしまうことがあるでしょう。
主人公の言う通り、飾らない関係でいられたらいつまでもお互いを想い合えそうです。
この世にたった1人の「あなた」を想う
自分には到底手が届きそうもない存在だった「あなた」。
しかし、そんな「あなた」と恋人関係になれた主人公は、さらに思いを募らせているようです。
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空が暗くなければ星が見えぬように
気づかなかった事がほらすぐそこに
咲いた花もいつか必ず枯れて散っていくように
終わりに向かっていくこの幸せの道のり
今生きているこの地球も人には唯一無二でしょ?
あなたのいない世界なんて呼吸も出来ないの
この世のどこにもたった1人絶滅危惧の
あなたという存在を隣で見守りたいの
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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恋人関係になると冷たくなる「釣った魚に餌はやらない」タイプの人もいますが、同曲の主人公は真逆。
関係が深まれば深まるほど、相手への気持ちも高まっていることがわかります。
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あと何回を笑って この手繋いで
歩けるのかなんてわかんないけど
2人並んで 足を揃えて
素直になれたら素敵でしょう?
変わらぬままでいつも未来へ
これからまだまだ側にいたいんで
時には泣いて 時に支えて
これからもどうかよろしくね
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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サビの歌詞に「等身大で」というフレーズがありましたが、ここはまさに等身大のメッセージが送られているように思います。
飾らない、背伸びしない、無理しない。
いつまでも心地よい関係でいられそうです。
「愛言葉」が指すものとは…?
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ふと 振り返れば続いてる足跡
遥か遠くから聞こえるメロディー
もし どちらか1人命果てるときは
笑顔で見送る 約束しよう
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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続いて歌われているのは遠い未来の約束。
どんなに仲がよかったとしても、いつかは別れる日が来てしまいます。
悲しいけれど、パートナーがあまりにも落ち込んでいたら心配になってしまいますよね。
どちらかが穏やかに向こうの世界へ行けるよう、お互い笑顔で見送ることを決めたようです。
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たった1回の人生 2人にとって
代わりは効かない大事なもんで
後悔なんてしたくはないんで
たくさん想い出作っていこう
伝えたい事 抱えているもの
言葉にしなきゃ伝わらない面倒くさい生きもの
だからこそ味わい深いでしょ
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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「人間は面倒くさい生きもの」とわかっているところがポイント。
関係を深めるためには、面倒くさいと思ってもぶつかり合うことが大切です。
まるで「どんとこい!」と言われているようで、主人公には強い包容力を感じますね。
そして同曲は次の歌詞で締めくくられます。
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ただ1つだけ忘れないでほしいんだ
またどこかで君に出会えたとき
迷わずその手を掴めるように
花束の代わりにこの歌を
これを2人の「愛言葉」にしよう
≪愛言葉 歌詞より抜粋≫
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「愛言葉」には「合言葉」と「愛の言葉」という意味が込められているものと思われます。
つまり、この曲は来世の2人にとっての合言葉であり、愛を確かめる言葉でもあるようです。
主人公と「あなた」は生まれ変わってもこの歌によって繋がれるのですね。
みなさんも大切なパートナーがいたら、ぜひこの曲を送ってみてください。
1stアルバムを記念してMV公開!
『愛言葉』はTani Yuukiが高校生の時に作った楽曲なんだそう。これまでもSNSやライブで公開されていましたが、ついに1stアルバム『Memories』に収録され正式にリリースされました。
「等身大の愛」をテーマにしたMVも公開中。
ぜひチェックしてくださいね。
タニ・ユウキ/1998年11月9日生まれ、神奈川県・茅ヶ崎出身。 SNSを中心に2015年8月から活動をスタート。作詞作曲、編曲、サウンドメイクを自身で行ない、ギターのみならずピアノも弾く。 2020年5月、TikTokやYouTubeへ投稿した「Myra」がティーンから多くの支持を集め、その配信音源はストリ···