「泣ける」と話題のラブソング
TikTokやYouTubeなどSNSを中心に活動する『水野あつ』。
透き通るような繊細な歌声が印象的なアーティスト兼ボーカロイドプロデューサーです。
これまでも驚異的な再生回数を誇る楽曲を度々配信してきましたが、今回注目するのは2021年12月に公開された『でもね』という楽曲。
約3ヶ月で累計再生回数は160万回を突破しており、楽曲を聴いた人からは「切ない」「泣いた」という感想が集まっています。
早速楽曲の冒頭で歌われるサビの歌詞をチェックしてみましょう。
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でもね愛してるよ
ねえ愛してるよ
僕はそんな
優しくないけど
でもね愛してるよ
ねえ愛してるよ
そんな物語
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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主人公が誰かのことを強く思っていることがわかりますが、「でもね」となんだか意味深でやや切なげ。
一体どんな恋の物語が描かれているのでしょう。
離れ離れになってしまった2人
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失うことが怖くなった
だから今日は眠ろうか
いつかきっとまた会えるさ
遠くの空を見ている
もうやめた
君を思い出すのを
もうやめた
いっそ忘れたいな
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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「失うことが怖い」といいつつ、「君を忘れたい」と歌う主人公。
2人は近いうちに離れ離れになるか、もしくはすでに離れ離れになっているのかもしれませんね。
いつかまた会う日を願いながらも、君のことを忘れようとしている様子がとても切ないです。
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でもね大好きだよ
ねえ大好きだよ
僕は君を
守れないけど
でもね大好きだよ
ねえ大好きだよ
ずっと一緒なら
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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「僕は君を守れない」というフレーズからも、2人が離れてしまったことがわかります。
ずっと一緒にいたいけどそれは叶わない。
だから君を忘れたい。
これは一体どのようなシーンなのでしょう？
考えられるのは主人公は「君」が好きだけど「君」は主人公が好きではないというケース。
「遠くの空」というフレーズからは主人公と君の死別を歌っているというケースも考えられそうです。
続く歌詞で真相を探りましょう。
「でもね愛してるよ」に込められた意味
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好きな事が嫌いになった
何をすれば褒められるの
あの頃にさ、もどりたいとか
失った手を握ってた
これで良いよ
みんな幸せなら
これで良いよ
僕はいつも独りさ
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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この歌詞からわかるのは、主人公と「君」が離れれば主人公以外が幸せになるということ。
それを踏まえて考えると、「君」には他に好きな人ができてしまったのかもしれませんね。
だから主人公が「君」を手放せば主人公は独りになってしまうものの、「君」もその好きな人も幸せになれると歌われているのではないでしょうか？
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泣いてるの
ねえ泣いてるの
ひたい伝う
思い出たち
泣いてるの
ねえ泣いてるの
僕は
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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主人公も「君」も、別れ際に泣いているのかもしれませんね。
もし「君」に他に好きな人ができてしまったなら、それは切ないこと。
でも「君」を愛していたからこそ嫌いにはなれないし、自分を差し置いてでも「君」の幸せを願ってしまうのかもしれません。
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でもね愛してるよ
ねえ愛してるよ
僕はそんな
優しくないけど
でもね愛してるよ
ねえ愛してるよ
そんな物語
≪でもね 歌詞より抜粋≫
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これまでの流れを踏まえると、「でもね愛してるよ」というフレーズには「君に他に好きな人がいても僕は愛していると」という意味が込められていると推測されます。
「そんな優しくないけど」は他の人のところへ行ってしまう「君」が許せない気持ちと幸せを願う気持ちが入り混じった複雑な感情を表現しているのかもしれませんね。
その他の考察も楽しんで！
ここまでの解釈を元にまとめると『でもね』で歌われる「そんな物語」とは、「恋人は他に好きな人ができてしまったけど、まだそんな恋人のことが好きな人の物語」かもしれませんね。しかし、これはあくまで考察の1つです。
正解は語られていませんので、ぜひ皆さんも歌われている言葉に注目しながら自分の考察を楽しんでくださいね。
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