まつむら かなう「最上級の大正解」が話題
まつむら かなうとは一体どんな人物なのでしょうか?元々まつむら かなうは様々なアーティストの曲を弾き語りでカバーした動画をInstagramで投稿していました。
まつむら かなうが注目され始めたのは約2年前のこと。
当時高校生だった彼が、修学旅行のバスの中でRADWIMPSの「そっけない」を歌った動画をYouTubeに投稿すると「うますぎる!」「本当に綺麗な歌声だね」と大きな話題になりました。
そんなまつむら かなうが2021年5月、オリジナル曲『最上級の大正解』をInstagramにて公開。
若者たちの間で、瞬く間に人気の曲となっていきました。
2021年12月にバイラルチャート初登場した『最上級の大正解』は、2022年1月には数々の有名アーティストをおさえて8位にランクインしています。
高校を卒業したまつむら かなう。
今後本格的に音楽活動を行っていくようで、2022年3月に2nd single『こいねがい』を配信リリースしています。
君がいることの大切さと尊さを歌った歌詞
ここからは早速『最上級の大正解』の歌詞を見ていきます。
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当たり前の毎日も
変わり映えのない日も
言葉に出来ない物語
君といれば 愛の形 作り上げてきたもの
≪最上級の大正解 歌詞より抜粋≫
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1番の最初の部分では、同じことを繰り返す日々に関して歌われています。
毎日同じように学校に通ったり、毎日同じ時間に会社に行って仕事をしたり、変わり映えのない日々を過ごしている方はたくさんいるでしょう。
しかしそんな当たり前のような毎日でさえも、「君がいる」というただそれだけで「愛の形」に変わります。
こんな当たり前のような毎日だけど、それは大切な愛の形で君と2人で作り上げていくものだという、主人公の気持ちが読み取れますね。
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ありがとうの毎日も
会話すらない日も
大切にしたい物語
君がくれた 宝だから
≪最上級の大正解 歌詞より抜粋≫
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2番の始めでも同じようなことを歌っています。
しかし2番で歌っているのは、ただ同じことを繰り返す日々ではなく、少し変わり映えのある「ありがとうを言い合う日々」や「会話すらない日々」です。
日々に対して少し変化を感じ始めた主人公は、これも君と作り上げたものであり大切にしたいものだと言っているようです。
「会話すらない日々」と聞いて少し寂しさを感じる方もいると思いますが、この寂しささえも君がいなければ感じることはなかったのでしょう。
君という存在と出会ったことで、主人公はさまざまな感情を知ることができました。
それらは主人公にとって「宝」と呼ぶにふさわしい、かけがえのないものになったようです。
まつむら かなうの「愛」と「恋」の解釈の違いは?
サビの部分では、とにかく主人公の「君」に対する強い気持ちを感じますね。
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「愛してる」って感情の最上級に君がいる
もし生まれ変わっても同じこと思うだろう
「恋をする」って衝動の最上級に君がいる
普段何も冴えない自分だけど
「君を選んだ」ただそれだけは 大正解だった
≪最上級の大正解 歌詞より抜粋≫
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ここで注目してほしいのは、まつむら かなうの「愛」と「恋」に対する意識の違いです。
みなさんは「愛」と「恋」の違いを説明できますか?
歌詞の中では「愛」は「感情」であり、「恋」は「衝動」であると歌われていますね。
つまり「愛」は「好き」という君に対する感情であり、「恋」は「好きになってしまった」という衝動であると解釈できそうです。
よく聞く「恋は落ちるもの」という言葉も、おそらく同じようなことを言っているのでしょう。
つまり主人公は「好き」という感情の最上級に君がいて、「好きになってしまった」という衝動の最上級に君がいると考えていると解釈できます。
ただ「好き」という2文字で片付けず、このような言葉選びをしたからこそ多くの人から共感と人気を集めているのかもしれないですね。
自分にとって何が大切か気づかせてくれる楽曲
今回はまつむら かなうの『最上級の大正解』の歌詞の意味を考察しました。恋人と別れようとしている方や、愛する人の大切さを忘れてしまった方にぜひ聴いてほしい1曲です。
TikTokで『最上級の大正解』が使われている動画をみるだけでも、幸せな気分になること間違いなしです。
自分自身の本当の気持ちを再確認できるかもしれません。