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【インタビュー】「唯美人形」デビュー!お人形みたいに愛らしいメンバーの意外な素顔

3人組アイドルユニット『唯美人形(ゆびにんぎょう)』が7月7日にデビュー。グループ名の由来は、唯美主義。メンバーの高田もも、凩めの、夏目莉來の美しさが際立つコンセプト映像が公開中。
3人組アイドルユニット「唯美人形」は今後『木彫ドール』をはじめとした新曲をお披露目予定。デビューしたばかりのメンバー3人にユニットのコンセプトやメンバー同士の関係性をうかがった。

ユニットのコンセプトはお人形?

──ユニットのコンセプトはどんなものでしょうか?


夏目莉來:私たちのユニットは正統派アイドルとはちょっと違っていて、お人形をモチーフにMVなどもこだわって作り込んでいます。衣装もお人形さんをイメージしたものが多いです。

メンバーへの第一印象は?

──ユニット結成に至るまでに経験した大変なことや、メンバーとの出会いの思い出などありましたらおうかがいしたいです。

凩めの:メンバーは二人とも優しくて、短期間ですぐに仲良くなれました。


──会う前はどんなイメージを抱かれてたんでしょうか?


凩めの:ももちゃんは元々アイドルをされていたこともあって、「テキパキしているタイプなのかな?」って思ってました。莉來ちゃんはちょっとわかんない(笑)

全員:(笑)

凩めの:実際に会ってみたらすごいパワフルな子でした!
コンセプトがお人形なので、人間らしい部分が全然イメージできてなかったんです。なので、二人と会ったときはいい意味でギャップを感じましたね。

高田もも:私もギャップを感じました。特にめのちゃんは笑わない写真が多いのでこんなに明るい子だとは思ってなかったです(笑)

凩めの:(笑)

高田もも:会ってみたら意外と笑う子だし、元気だったので意外でした。莉來ちゃんも、名前とかで勝手に身長が高いイメージを持っていたので、実際に会ったとき「ちっちゃい!」ってびっくりしました(笑)

夏目莉來:私は逆に「大きい!」って思った(笑)10㎝差があるので。


──夏目莉來さんはお二人にどんなイメージを抱かれてたんですか?
夏目莉來:私は東京に出るのが初めてでした。なので不安が大きくて、「仲良くできるかな」ってことばかり考えてましたね。二人がどんな人なんだろうって想像する余裕はありませんでした。今は二人と仲良くなれて嬉しいです。


高田もも:3人で会ってからどのぐらい経ったかな?

夏目莉來:ちょうど1ヶ月じゃない?

高田もも:ほんとだ!1ヶ月ですごい仲良くなったよね。


──3人でお出かけとかもしてらっしゃるんですか?


高田もも:お出かけはないけど、ご飯はよく行くよね。たわいもない話をしてます(笑)

夏目莉來:こっちに来て間もないので、環境に慣れなくて助けてもらうことが多いです。駅とかで出口を間違えたりしたときは二人が「こっちだよ!」って引っ張ってくれるので助かってます(笑)


──高田ももさんと凩めのさんはしっかり者なんですね。

高田もも&凩めの:いえ、全然!

全員:(笑)

凩めの:多分莉來ちゃんが一番しっかりしてる。莉來ちゃんが長女で、私とももが末っ子だし、私たちはマイペースだから(笑)


──どんなときに夏目莉來さんがしっかり者だなあと感じられるんですか?

凩めの:初めて行く場所があったら、普通の人は地図を開くと思うんです。でも私とももは「こっちじゃない?」って適当な方向に歩き出すんです。そうすると莉來ちゃんが「そっちじゃないよ!」って止めてくれるんですよね(笑)


──それだけしっかりされてるなら、東京にもすぐ慣れそうですよね。


夏目莉來:でも環境にまだ慣れないです。東京が華やかすぎてしっくりきてないんですよね(笑)

アイドルになったきっかけは?

──もともと上京に興味はあったんですか?

夏目莉來:全然なかったです。夢もなかったのでこのまま就職した仕事先で働いていくんだろうなって思ってました。だからお話を受けたときはびっくりしました。3週間ぐらい悩みましたが、やってみたいという気持ちが湧いて、アイドルになることを決めました。


──高田ももさんもこのお話が来たときは即決だったんですか?


高田もも:前にアイドルをしていたときと事務所もスタッフさんも同じ方だったので、安心感があってすぐやりたいって思えましたね。前の活動が終わってしまったときも、アイドルとして活動したい気持ちが強かったんです。だからお話を受けたときはすごい嬉しかったです。


──高田ももさんと凩めのさんは元々アイドルになりたいという気持ちが強かったんですか?

高田もも:元々なりたいとは思ってなかったです。前に所属していたのが「かみやど」というグループで、最初はその「かみやど」に入りたいって気持ちだけでした。アイドルになりたいって思ってこの世界に入ったわけではなかったんです。

でもアイドルをやりはじめてからは納得いくところまでやりたいって思ってましたし、ファンの方にももっと恩返ししたいっていう気持ちになったんです。


凩めの:私はお話が来たとき、即決しました。もともとアイドルになりたいと思ってたわけではないんです。でもファンの方との交流が好きで、アイドル活動にも前向きでした。ファンの方との交流は今しかできないって思ったので迷いはなかったです。

『木彫ドール』の魅力とは

──今回楽曲配信もされるということですが、表題曲の『木彫ドール』について、みなさんが特に好きなフレーズなどはありますか?

夏目莉來:<誰かのルールは聞きたくない 私らしく生きたい>って歌詞が特に好きです。お人形なんだけど、誰かの操り人形じゃなく、自分の意思がきちんと宿っていると感じられていい歌詞だなと思います。



凩めの:私は<誰のルールも守りたくない>っていう部分がかっこいいなって思います。

高田もも:私は2番のCメロ全体が好きです。<私だけ見てほしい>の歌詞は普段言えないけど私自身も思っていることなんです。もも以外の子に目を向けて欲しくないって内心では思ってるけどなかなか言えない。でもこうして歌にのせれば言葉にできます。だからここのフレーズが好きなんですよね。

あとは、<指図されるのは嫌よ>の部分も好きです。私は自由奔放に生きていたいタイプなので、共感します。


夏目莉來:私は<わがままにドレスを着てヒールを履いて>の部分で踊るところも見所だと感じますね。

凩めの:台詞パートも好きです。私の担当は<優しくしてくれないと嫌><永遠に愛してほしいの>っていう台詞なんです。私だけすごいメンヘラちっくな台詞を当てられていて面白いなって感じてたんです(笑)

私へのイメージがメンヘラっぽい女の子の人は「合ってていい!」って思ってくれると思いますし、逆にギャップを感じてくれる人もいると思います。

どちらに転んでも魅力的に感じてもらえる部分なのかなと思いますね。私自身は何も考えてないタイプなのでこの台詞には自分としてはギャップを感じますね(笑)


高田もも:この台詞パート、案外それぞれに合ってるなって思うところもあります。ももは<楽しいことだけしたいの>って台詞を担当していますが、本当にその通りの気持ちだし、莉來の<もっと幸せになりたい>ってパートも「莉來っぽいな」って思います。


──『木彫ドール』は高音のハモリが難しそうに感じますが、歌うときに工夫した点などあればうかがいたいです。

夏目莉來:歌うことが元々苦手なので、メンバーに音程を何度も聞かせてもらってました(笑)メンバーに支えてもらってます。


高田もも:私は元々高音が苦手でした。だから個人的に練習していて、以前よりは綺麗に音が出せるようになっていると思います。

それでも『木彫ドール』は難しかったです。特に<輝いてる 自由自在歌う>の部分は音程が高くて苦労しましたね。綺麗なメロディーラインなので聞かせるフレーズにしたいなと思って、裏でかなり練習を重ねてました。

凩めの:『木彫ドール』は、私にとって地声と裏声の間の音階だったので、どちらの歌声にするかギリギリまで悩んだ楽曲でした。

小学校と中学校で合唱をやっていたので、裏声を出すことは苦手じゃないです。でも裏声だと力が入りづらいんですよね。地声のほうが力を入れやすいので、レコーディングでは地声で歌っています。

勢いがある地声のほうが気持ちも伝わりやすいかなと思ってるんです。なので、ライブで披露するときも地声で歌いたいなと思ってます。

▲唯美人形 "木彫ドール" MV

『かみなが姫と王子様』ダークな一面

──『かみなが姫と王子様』は特にかわいらしい楽曲ですよね。


凩めの:かわいい曲ではあるんですけど、実は間奏でダークな部分が垣間見えるんですよね。すごい明るい曲なんですけど、急に音階が下がるんです。「お~そうくるか」と感心しちゃいました(笑)

歌では表現してないですが、踊りでそのダークさを表現してるのでぜひ見て欲しいです。



高田もも:明るくてかわいい曲だし、ダークな部分も含めて踊りもいいよね。私も個人的にすごい好きな曲だな。


──結構歌いやすい楽曲でしたか?

全員:いや!そうでもないです…(笑)

凩めの:早口言葉みたいな箇所がいくつかあってそこが難しかったです。

夏目莉來:サビが特に難しいよね。せかせかしちゃって口が滑っちゃう(笑)めっちゃ噛み噛みでした(笑)『かみなが姫と王子様』も裏声で歌う音階なんです。裏声かつ早口で歌うとなると結構噛んじゃいますね。

『並行庭』の魅力を語る

──『並行庭(パラレルガーデン)』についてもうかがいたいです。この曲にもダークな一面が隠されているんでしょうか。

凩めの:これも実は<ランララランララランラララン>の部分で音階が下がっていくんです。転調する楽曲って調が上がるものが多いじゃないですか。でも『並行庭』は下がっていくのが特徴的です。その音の表現から垣間見えるダークさがかわいらしいなと感じます。



唯美人形としての目標は?

──唯美人形として今後目指すユニットの理想像はありますか?

凩めの:かわいいだけじゃなくて、どこかトゲのある、気の強そうなお人形のイメージを作っていきたいです。ダークな一面もあるし、意思の強い側面もある。でもとてもかわいいお人形さんみたいなイメージのユニットになっていけたらいいなと思います。


高田もも:楽しんでやっていきたいという気持ちが強いです。自分自身が楽しめないと見てくれるファンの方も楽しめないと思うんですよね。ファンの方から「楽しんでやった先になにかあると思う」とメッセージをいただいたことがあり、その言葉を大切にしています。

ライブやイベントに来てくれた人には、笑顔で「楽しかったな」と思ってもらいたいです。心からそう思ってもらえるように活動していきたいなと思っています。


──楽しむ秘訣はなにかあるのでしょうか?

高田もも:私は極力人に興味を持たないようにしてます(笑)人と比較してしまうと落ち込んじゃって自分をダメにしてしまうので、「自分は自分、人は人」って思うようにしています。あとは、よく食べて、よく寝ること(笑)


──健康的でいることが一番大事ですもんね(笑)夏目莉來さんはいかがですか?


夏目莉來:唯美人形は他にはないグループの魅力を持っていると思います。ダークさだけでもかわいいだけでもない、ちょうどいいバランスが保たれてると思います。その唯一無二の魅力を今後も伸ばしていきたいです。

個人的な目標もあります。私は元々内気なので、今まで表に出るような活動をしてきませんでした。思っていることを人に伝えるのを苦手に感じることもあります。けれど唯美人形として活動していくにあたって、その部分を変えていきたいなと思います。メンバーにもファンの方にも自分が思っていることを伝えていけるように成長していきたいです。

読者、ファンの方へのコメント

──読者の方、ファンの方へ一言ずつコメントをお願いします。

高田もも:今まで応援してくれた方々は、私の雰囲気がガラッと変わっているので、ギャップを感じると思います。でも違った雰囲気の私のことも好きになってもらえるように頑張りたいです。

これから新しく私を知ってくれる人もいると思います。そういう方には逆に私の元気さを知ってもらえたらいいですね。そうやっていろんな私の魅力を伝えていきたいです。


凩めの:今回のコンセプトは私の中身を知っている人からするとギャップがあると思います。そのギャップを強みに変えていきたいですね。「こんな歌も歌えるんだ」と意外性を感じて欲しいなと思います。そのギャップで私に魅力を感じてもらえたら嬉しいです!

夏目莉來:私はこうした表にでる活動は初めてで、アイドルの赤ちゃんみたいな存在だと思います(笑)なので、メンバーと一緒に少しずつ成長していきたいと思います。その成長を暖かく見守っていただけたら嬉しいですね。

高田もも:それも素敵だよね。莉來ちゃんの成長記録を今から全部追えるわけだから。


──でもこうして話を聞いていると「アイドルの赤ちゃん」とは思えないぐらいしっかりしていると感じました(笑)

凩めの:そうなんです。彼女しっかり者なんです。

夏目莉來:でもアイドルの自覚はまだまだないと思います。衣装を着ると「私アイドルみたい!」って言っちゃうんです(笑)そこでみんなに「アイドルだから(笑)」って突っ込まれるんですよね。アイドルになってから日が浅くてなかなか自覚は芽生えてこないなか、二人にはいつもお世話になっています。


──3人がとてもいいバランスで支え合って活動しているのが伝わってきました。これからの活動も楽しみです。

全員:ありがとうございます。これからも、皆さんに応援していただけたら嬉しいです!



TEXT 高橋未瑠来
PHOTO Kei Sakuhara

この特集へのレビュー

女性

たぬき

2023/09/17 13:18

凩めのはXでもインスタでも人気があるようだけどアルビノ気取りでアルビノの人を軽視してるように見えて苦手。

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