スパフル「チグハグ」がTikTokで話題！歌詞の意味が多様性の時代にピッタリはまる応援歌！

それでは聞いてください「チグハグ」！

TikTokの「それでは聞いてください」シリーズなどで大人気の楽曲・THE SUPER FRUIT『チグハグ』。

THE SUPER FRUIT（通称、スパフル）は、2021年10月からの3ヶ月のプレ始動を経て、翌年8月にデビューを飾った7人組ボーイズグループ。

川嶋あいや井上苑子などが所属するつばさレコーズの男子部門「つばさ男子プロダクション」の設立とともに誕生しました。

『チグハグ』は、そんなスパフルの記念すべきデビューシングル。

2022年8月31日にリリースされ、MVは500万回以上も再生される人気ぶりです（2022年10月5日現在）。

▲THE SUPER FRUIT - 『チグハグ』【OfficialMusicVideo】

音楽ユーザーを魅了する、キャッチーでフレッシュな、中毒性の高いポップミュージック『チグハグ』。

果たして、その歌詞にはどのようなメッセージが込められているのでしょうか。

僕らは皆、オンリーワン！

まずは1番の歌詞から見ていきましょう。

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あのね、あのね、気が付いたんだ
いつの間にか合わせている
楽しい時 悲しい時
空気読んで自分隠した
でもね、でもね、みんなと違う
それは それは 愛しいこと
不揃いでも 凸凹でも
気にしなくていい

まるで真逆の僕と君でも
パズルのピースみたいに当てはめてみたらさ
ピッタリかも
≪チグハグ 歌詞より抜粋≫
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空気を読んで周りに合わせるという経験は、多くの人にとって身に覚えがあることなのではないでしょうか。

いいことがあっても素直に喜べなかったり、苦しい状況でも明るく振る舞ったり、あえて本心を隠すような場面は日常によくありますよね。

しかしスパフルは「みんなと違うのは愛しいこと」だと歌います。

周りと違うことを気にせず「個性を大事にどんどん自分を出していこう！」と激励しているようです。

不揃いで凸凹な人同士でも、出会い、理解し合うことができれば、ピッタリはまる「パズルのピース」のようにかけがえのない居場所を見つけることができるのでしょうね。

続いて、サビの歌詞を見ていきましょう。

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ちぐはぐはぐ ちぐはぐはぐハグして
そしたら解り合えるのさ
ちぐはぐはぐ ちぐはぐはぐハグしよ
愛は地球を救うのさ
嫌なことは嫌と言ってOK
好きなことはとことん突き進んで
僕ら全員天然記念物
なんて、すばらしいじゃん!
≪チグハグ 歌詞より抜粋≫
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とても耳に残るキャッチーなメロディーで「ちぐはぐな者同士ハグしよう！」と明るく呼びかけていますね。

お互いを理解し、愛し合うことが「地球を救う」。

とかく多様性が注目される現代では、ちぐはぐな私たちが互いを認め合うというのはとても大切なことです。

また「嫌なことは嫌」「好きなことは好き」と本心を隠さず、自分自身を認めてあげることも大事なことでしょう。

それらをストレートな歌詞で伝え、締めには「僕ら全員天然記念物」とあります。

オンリーワンな自分、オンリーワンな君。

「この世の全ての人が特別なんだよ！」と、当たり前のようで忘れがちな大切なことを思い出させてくれるフレーズですね。

個性を認め合うことの大切さ

ここからは2番以降の歌詞を見ていきます。

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あのね、あのね、気が付いたんだ
人はなぜか揃えたがる
男らしく 女らしく
そんな偏見いらないのに
だから、だから、枠にはまらない
それは とても 尊いこと
僕は僕で 君は君で
他の誰でもないさ

まるで真逆の僕と君なら
化学反応みたいにとんでもない奇跡が
生まれるかも
≪チグハグ 歌詞より抜粋≫
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いざ自分をさらけ出そうとしても「人はなぜか揃えたがる」もの。

性別一つとっても「男らしい」や「女らしい」という表現は社会生活にあふれています。

しかし、だからこそ「枠にはまらないのは尊いこと」。

世にはびこる固定観念に惑わされず、他でもない自分自身を尊重できたら最高ですね。

そして、そういう者同士が出会い、分かり合うことで、性別や性格などの違いを感じさせないミラクルな世界ができあがるのかもしれません。

そんなポジティブ全開のなか、サビの歌詞に入ります。

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トキメキメキ トキメキメキ止まらない
君のことを知りたいのさ
トキメキメキ トキメキメキ感じたい
愛は幸せ作るのさ
君は君らしくいればIt's OK
代わりなんて何処にもいないって
僕ら全員毎日主人公
なんて、すばらしいじゃん!
≪チグハグ 歌詞より抜粋≫
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ときめきが「メキメキ止まらない」と、またまたキャッチーな言葉遊びですね。

愛しい「君」を知ること、そして「君」を全面的に肯定すること。

こういった相手に対する大きな愛が、それぞれに幸せをもたらすのでしょう。

そんなかけがえのない幸せを感じることができれば、誰もが「毎日主人公」と実感できるのかもしれませんね。

最後に、終盤の歌詞を見てみましょう。

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まる さんかく しかく
僕らのハートは唯一無二の個性だから

ちぐはぐはぐ ちぐはぐはぐハグして
そしたら解り合えるのさ
ちぐはぐはぐ ちぐはぐはぐハグしよ
愛は地球を救うのさ
嫌なことは嫌と言ってOK
好きなことはとことん突き進んで
僕ら全員天然記念物
なんて、すばらしいじゃん!
≪チグハグ 歌詞より抜粋≫
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「まる さんかく しかく」は、世の中にある枠や型を表していると解釈できそうです。

そしてそのどれにも当てはまらない「僕らのハート」。

これこそが「唯一無二の個性」とのこと。

ラストのサビは1番と同様ですが、これまでの流れを踏まえると一層「個性を認め合うことの大切さ」が伝わってきます。

多様性にハグする応援歌

今回は、THE SUPER FRUIT『チグハグ』の歌詞の意味を考察しました。

フレッシュなデビュー曲にふさわしい、全人類の個性を優しく包み込むようなポジティブ全開の応援歌でしたね。

多様性が叫ばれる現代に、それこそ「パズルのピース」のようにピッタリはまる楽曲だったのではないでしょうか。

メキメキ止まらないトキメキのままに、ちぐはぐな僕らがハグで認め合える世界。

『チグハグ』には、そんな温かい世界への希望が込められているように思えます。