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SixTONES 3rdアルバム「声」1年の活躍が凝縮された名盤誕生!新ペアのユニット曲を歌詞の意味から徹底解剖

SixTONESが、前作から約1年ぶりとなる3rdアルバム『声』のリリースを発表しました。 今回は、最新アルバムの概要や収録曲の魅力を歌詞の内容からご紹介。エネルギッシュに活躍するSixTONESの音楽を徹底解説していきます。

SixONES最新アルバム「声」リリース

2023年1月4日、SixTONESの3rdアルバム『声』のリリースが決定しました。

本アルバムには6thシングル『共鳴』、7thシングル『わたし』、そして8thシングル『Good Luck!/ふたり』といった表題曲をはじめ、YouTubeで限定公開され話題となった『PARTY PEOPLE』も収録。

さらに、ソニーの「LinkBuds S」のCMソング『Boom-Pow-Wow!』や、出光興産のCMソング『Always』がついに音源化されます。

初回A盤・初回B盤・通常盤で展開予定の本作は、共通曲に加えて各種形態に新曲を収録。

初回A盤では新曲『Need you』『STAMP IT』、初回B盤では新しい組み合わせのユニットソング『OPA!』『ラ・ラ・ラ・ラブストーリー』『愛という名のベール』が楽しめます。

そして通常盤には新曲『Cat Call』『Again』に加え、7thシングルのカップリング『オンガク』の“アルバム『声』バージョン”を新たに収録しました。

また、今作も特典映像が充実しています。

初回A盤には『Boom-Pow-Wow!』のMV・メイキング・ソロアングルを収録。

さらに『PARTY PEOPLE』のMV・メイキングに加え、メンバーが自撮りしたSixTONES Selfie ver.も追加されています。

初回B盤にはユニット曲の撮りおろしMVが完全収録されており、各楽曲の世界観やメンバーの表情をじっくり楽しめる内容となっています。

初回版には、初回仕様に限りスリーブケースや20Pにわたるフォトブックが付属。

3rdアルバム『声』は、2022年を彩ったSixTONESの作品が凝縮した名盤であると同時に、最新のSixTONESを楽しめる贅沢なアルバムとなっています。

ぜひ手にとって彼らの音楽を体感してみてください。

SixTONES「声」の新曲を歌詞から徹底解剖

今回は共通曲から『Boom-Pow-Wow!』『Always』、そして初回B盤から注目のユニット曲をピックアップし、歌詞の内容から楽曲の魅力を紐解いていきます。

「Boom-Pow-Wow!」

『Boom-Pow-Wow!』はソニーから発売されたワイヤレス型イヤホン「LinkBuds S」のCMソング

「LinkBuds S」に搭載された外音取り込み機能は、コンテンツを楽しみながら他者とのスムーズなコミュニケーションを実現しました。

SixTONESも出演しているCM「もうハズさない。」では、この機能を活かした日常生活の“あるあるシーン”を再現。

シチュエーションに応じて変化する“メンバーの魅力的な表情”は必見です。

▲kBuds S × SixTONES「もうハズさない。」【ソニー公式】

『Boom-Pow-Wow!』はSixTONESの爆発的なエネルギーを投影したダンスチューン。

ライブ会場で声援を送れない現状を受け、本作にはいつかまた「熱い声で会場をひとつにしたい」という想いが込められています。

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聞かせるぜアンセム
突き上げるFist
声あげてHot damn
叫べLike a beast
≪Boom-Pow-Wow! 歌詞より抜粋≫
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本作の歌詞のキーワード「アンセム(Anthem)」とは「聖歌・賛美歌」を意味する言葉。

また「グループを代表する歌」「祝いの歌」といった意味も持っています。

声が出せない時代に、あえてファンの合いの手と共に“完成”する楽曲を制作したSixTONES。

本作は彼らが「ライブ」をいかに大切にしているかが、ダイレクトに伝わってくる楽曲構成になっています。

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本能のまま Scream it Scream it
破裂しそう
(Oh no)
黙ってても無意味 無意味
Time to let it go
(Blow up)
天井ぶち破るShout
(Shout out)
≪Boom-Pow-Wow! 歌詞より抜粋≫
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この部分の歌詞には、SixTONESの持ち味でもある野性味や本能の衝動が余すことなく詰め込まれています。

声を上げて意思表示をしていこうという「能動的な姿勢」がダイナミックに描かれました。

人々の熱いエネルギーが集結し、会場を揺らずような臨場感が伝わってきます。

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愛想笑い Freeze it Freeze it
今日は叫べ
(Get loud)
本当のキミ Show me Show me
仮面捨てて
(Throw out)
地球揺るがすShout
(Shout out)
≪Boom-Pow-Wow! 歌詞より抜粋≫
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こちらの歌詞は、SixTONESからファンに向けたメッセージなのではないでしょうか。

人は日常生活において、環境や状況に応じていくつかの自分を使い分ける必要があるかと思います。

その一方でSixTONESの音楽に触れる時は、素の自分で楽しんでほしいという想いが垣間見えるのです。

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ほら騒ぎな 声あげな Say "Boom Pow Wow Wow Wow!"
まだ足りない パワー足りない Say "Boom Pow Wow Wow Wow!"
さあ 右からShout 左もShout 全員でShout
"Boom-Pow-Wow!"
≪Boom-Pow-Wow! 歌詞より抜粋≫
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時代に囚われず、SixTONESらしさを貫く姿こそ彼らの最大の魅力なのかもしれません。

抑圧されたストレスをポジティブなエネルギーに変換し、楽曲に注ぎ込んでいく様はまさにアーティスト。

大声で『Boom-Pow-Wow!』と叫べる日を待ち望みつつ、彼らの音楽を楽しんでいきましょう。

▲SixTONES – Boom-Pow-Wow! [YouTube ver.]

「Always」

続いてご紹介する『Always』は、出光興産の新CM「多彩色の世界」篇と「Coloring」篇に起用されたCMソング。

SixTONESが同企業とタイアップを組んだのは『Lifetime』『Everlasting』に引き続き、今回で3度目となります。

『Lifetime』は宇宙を思わせるような壮大なバラードだったのに対し、『Always』はより身近な風景を切り取ったミディアムバラードに仕上がりました。

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Greatest life? 問いの答えは
どこにあるのだろう 求め続けた
眺めた街に眠った未来は
どんな形をしてる? 想像するよ
≪Always 歌詞より抜粋≫
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『Always』の歌詞は「Greatest life(最高の人生)」を追い求める主人公の自問自答から始まります。

想像は膨らみますが、それが一体どんな形をしているのか、まだはっきりとは分からないようです。

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いくついくつ夜を越え
心と心が出会い
重なり 重なる 色鮮やかな世界
≪Always 歌詞より抜粋≫
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歳を重ねながら、様々な出会いを経験した主人公。

自分が持つ色と相手の持つ色が混ざりあうことで、新たな色が誕生していきます。

ここの歌詞では、他人とのコミュニケーションを通して培った価値観や考え方、視野の広がりなどを表しているのではないでしょうか。

単調だった主人公の世界が、気づけばカラフルなものに変化していったのです。

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ねぇ 朝焼けの空が 今日も決意に燃えて
Always Always…
その手は離さないよ
ねぇ 新しい夜明けが 僕らを導いてる
Always Always…
広がるヒカリ
信じる力にまた陽は昇る
Always Always Always…
≪Always 歌詞より抜粋≫
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いつしか主人公の手の中には、大切な人の手が握られていました。

「朝焼けの空」「新しい夜明け」といった歌詞は、未来への希望を象徴しているのでしょう。

いつもそばに寄り添ってくれる人の存在が「最高の人生」をもたらしてくれるのかもしれません。

『Always』は日常に潜む“ささやかな幸せ”に、自然と目が向くような名曲です。

「OPA!」 (Shintaro Morimoto×Juri Tanaka)

森本慎太郎と田中樹のユニットソング『OPA!』は、エキゾチックなメロディーのリフレインが印象的な楽曲。

『PARTY PEOPLE』で注目を集めたONIGASHIMAが、本作でも作詞を務めました。

「OPA!」(オーパ)とは、ポルトガル語で驚きを表す感嘆詞

聞き終わった後に思わず口ずさみたくなるような、中毒性を持った楽曲です。

英語詞と日本語詞で構成されているので、簡単に和訳しながら歌詞を見ていきましょう。

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Let me see your hands in the air right now
Get 'em up, Get 'em up, Get 'em up high
Wanna see you dance to your favorite song
Turn it up, Turn it up, Turn it up, right?
≪OPA! 歌詞より抜粋≫
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〈日本語訳〉
今すぐ空中で君の手を見せて
上げて、上げて、手を高く上げて
好きな歌で踊る君を見たい
(手を)上げて、上げて、上げて、いいね?

『OPA!』の歌詞から浮かぶのは、ステージ上のアーティストが観客を煽っていくイメージです。

何度も登場する「Turn it up」は、一般的に「ボリュームを上げる」という意味でもよく使われるフレーズ。

今回の場合、文脈からして「手を上に上げる」という動作を指していると考えられます。

いずれにせよ、会場や観客のボルテージを上げていきたいという演者のパッションが感じられます。

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代わり映えない (Yeah) 繰り返しのLife (Follow me now)
抜け出してみない? Alright Alright
≪OPA! 歌詞より抜粋≫
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ここからは聞き手を日常から、非日常へと誘っていきます。

一貫してワイルドな雰囲気の楽曲ですが、誘い文句は「抜け出してみない?」と優しい口調でギャップを演出。

危険な誘惑だと気づいていながらも、ついて行きたくなってしまうズルさ。

それこそまさにSixTONESならではの魅力ではないでしょうか。

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Come and follow me, I won't let you down
Get 'em up, Get 'em up, Get 'em up high
When the beat drops, You gon' lose your mind
Turn it up, Turn it up, Turn it up, right?
≪OPA! 歌詞より抜粋≫
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〈日本語訳〉
僕についてきて、君を失望させないから
上げて、上げて、手を高く上げて
ビートが下がるとき、君は心を失ってしまうだろう
(手を)上げて、上げて、上げて、いいね?

ここまで来たら、もう引き返すことは出来ません。

根底にハウスミュージックの要素がある本作は、心地よいテンポをキープしつつも、決して楽曲のテンションを落とさせません。

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新たな時代 (Yeah) 切り開きたい (Follow me now)
怖いモノはない Alright Alright
≪OPA! 歌詞より抜粋≫
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『OPA!』で歌われているのは、「新世界への予感」ではないでしょうか。

中毒性のある音楽と歌詞は、新しい世界へ連れて行ってくれるという漠然とした期待を抱かせてくれます。

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止められない Show me love tonight
まだまだこれから 限界はない
楽しみたい まだ足りない
ほら、本能に任せて Feel the vibe
早くここまで来な (Hoo)
変わりたいなら、今
俺ら二人が Sure shot
みんな、叫びな ''OPA!''
≪OPA! 歌詞より抜粋≫
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歌詞に出てくる「Sureshot」とは「確実な射撃」を意味する言葉。

狙ったものは外さないという確固たる意思表示によって、彼らは圧倒的なカリスマ性を見せつけました。

森本のクリアな歌声と田中のグルーヴ感が融合した唯一無二の作品に仕上がっています。

「ラ・ラ・ラ・ラブストーリー」(Taiga Kyomoto×Yugo Kochi)

『ラ・ラ・ラ・ラブストーリー』は、京本大我と髙地優吾のユニットソングです。

ジャズを基調とした本作は、ブロードウェイ・ミュージカルを思わせるような華やかさが魅力。

同時に、京本と髙地のチャーミングさを堪能できる可愛らしい楽曲でもあります。

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ピアスが揺れて 
主役が君に移るとき
いじらしく
この心臓はJAZZを奏でる
Bee Doo Da Pa Doo Bee Doo Bop
≪ラ・ラ・ラ・ラブストーリー 歌詞より抜粋≫
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冒頭の歌詞では、物理的な動きや心情の変化を躍動感たっぷりに表現。

映画のワンシーンを切り出したような情景描写は、聴き手をきらびやかな世界観へと誘います。

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色褪せたポスターより
鮮やかな恋の魔法
(Tu Tu Lu Du Lu Da)
不格好なことはさせないさ
ヤバってなって
ウワっとなって
気持ちを惑わせるさ
≪ラ・ラ・ラ・ラブストーリー 歌詞より抜粋≫
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かつて一世を風靡した大スターのポスターがかすんで見えるほど、「君」との恋に夢中な様子の主人公。

どこかレトロな雰囲気を漂わせつつも、反射的に出る反応には今らしさが感じられます。

このミスマッチ感が、王道のジャズテイストに斬新さを与えているのかもしれません。

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僕らまるで映画のようにさ
肩と肩並べ歌うMAKE A SOUND
飛ばす車 さっと避けて
君を抱き寄せたい
ある日曜日
トゥパラッパ トゥパッパラッパ
きっと素敵な日
≪ラ・ラ・ラ・ラブストーリー 歌詞より抜粋≫
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語感の面白さもこの楽曲の魅力です。

サビの歌詞では「映画のようにさ」と「MAKE A SOUND」で韻を踏み、楽曲としてのまとまりと主人公の高揚感を見事に演出しました。

特筆すべきは「ラブソング=相手への思いの丈を歌う」という概念と一線を画した楽曲ということです。

本作は主人公の多幸感を鮮明に描き出すことで「君」に対する想いの深さが自然と感じられるようになっているのです。

そういった意味で『ラ・ラ・ラ・ラブストーリー』は、ニュータイプのラブソングといえるのかもしれません。

「愛という名のベール」(Jesse×Hokuto Matsumura)

最後にご紹介する『愛という名のベール』は、ジェシーと松村北斗のユニット曲です。

ピアノとストリングスを中心にした楽器編成は、楽曲の持つ流麗さや儚さを引き立てます。

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愛という名のベールの中で
気付けば一人 あなたの声を
探していた
≪愛という名のベール 歌詞より抜粋≫
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本作では「愛」という不透明な感情を「ベール」に例えて描き出しました。

この2つには、繊細で美しいのにどこかミステリアスな魅力を内包している、という共通点があります。

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優しくて 残酷で 時には甘えて
見ないふりできなくて
真実がわからなくなるの
≪愛という名のベール 歌詞より抜粋≫
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主人公の視点を通して見る「あなた」は、優しく甘える反面、残酷な要素も持っています。

何が本当で何が偽りなのか。

主人公は葛藤を抱えつつも「あなた」の魅力に翻弄されてしまうのです。

二人きり 怖かった
壊れていきそうで
揺らいでる 天秤に
触れられずに 瞼を閉じた

愛しているがゆえに、2人の世界に依存して壊れそうになるのを必死に耐える主人公。

揺らぐ心に向き合えないまま、現実から目を背けてしまいます。

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愛という名のベールの中で
もう戻れないほどに溺れた
あなた以外じゃ 他の誰かじゃ
生きてる証 感じられないくらい
身体も心も 囚われた
あなたに愛されたくて
≪愛という名のベール 歌詞より抜粋≫
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この楽曲の歌詞の魅力は、リアルすぎる心理描写ではないでしょうか。

結局、主人公は恋に溺れ、あなたなしでは生きられないほど心酔してしまいます。

どんなに振り回されようが、主人公にとって“愛されたい”という気持ちを満たしてくれるのは「あなただけ」なのでしょう。

自分自身では制御不能な感覚や、理性を本能が超えていく描写には惹きつけられるものがあります。

恋愛によって変化する心の機微を美しくも切なく描き出した楽曲ですね。

SixTONES LIVE TOUR 2023開催決定

今回は、SixTONESの3rdアルバム『声』の魅力を歌詞の意味から紐解いてみました。

この記事でご紹介した楽曲も含め、今作もSixTONESらしさ満載の魅力的な新曲が多数収録されています。

ぜひ最新アルバムにて、その全貌をお楽しみください。

そして最新アルバムのリリースに伴い、2023年1月4日からSixTONES LIVE TOUR 2023の開催が決定。

ツアータイトルは「慣声の法則」。

横浜アリーナを皮切りに全国6ヶ所、全26公演を予定しています。

年始も、SixTONESのライブパフォーマンスを全力で楽しんでいきましょう。

SixTONESと書いてストーンズと読む。SixTONESはジャニーズJr所属の6人組アイドルグループである。 ジャニーズ事務所の社長でもあるジャニーズ喜多川が「原石(STONE)」と6人の個性がだせるような「音域(TONE)」から【シックストーンズ】だったがその後【ストーンズ】となった。 メンバーは···

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