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KUWATA BAND「BAN BAN BAN」は失恋ソング?歌詞の意味に迫る!

ユニクロのCMソングに起用されたことで再び注目を集めている『KUWATA BAND』の楽曲『BAN BAN BAN』。爽やかなメロディーですが、どこか寂しさを感じさせる独特な雰囲気が印象的。どのようなストーリーが歌われているのか、歌詞の意味に迫ります!

桑田佳祐が率いるバンドのデビュー曲


BAN BAN BAN』はサザンオールスターズのボーカル・桑田佳祐が、サザンの活動休止中に結成したロックバンド『KUWATA BAND』のデビュー曲。

1986年にリリースされた楽曲ですが、2022年にユニクロのCMソングに起用されたことで再び注目を集めています。

同作品は夏を感じさせるメロディーが印象的な爽やかな楽曲ですが、どこか悲しげなのがポイント。

実は、歌詞で歌われているのは切ない失恋模様なのです。

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Ban ban ban One day
wearin' so many wears
So many chapeaux
And so many ties
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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こちらは冒頭で歌われている歌詞です。

冒頭だけでなく楽曲中に何度も登場するため、何か深い意味が隠されていそうですよね。

簡単に和訳すると、この部分は「ある日たくさんの服、帽子、ネクタイを身につけていた」という意味。

これだけでは良くわかりませんね。

続く歌詞を見てみましょう。

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君は緑の風に乗る
吐息まじりの Good-times
別れるために
出逢う二人に
夏は訪れる
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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「緑の風」は春をイメージしているのでしょうか?

「夏は訪れる」という歌詞からも、主人公と「君」は夏前に出会ったことがわかります。

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Oh~ 夢の間に間に Flower
あの頃は帰らない
You don't understand
me well
悲しみの My heart
I can cry,
I don't know why
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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先ほどの「別れるために出逢う2人」という歌詞があった通りやや不穏な様子でしたが、続く歌詞をみても2人はすでに破局しているようです。

主人公は別れの理由がわからず、泣いているようですね。

「君」への未練がたっぷり


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あの日が胸によみがえる
恋にならない
First-sight
瞳の中で虹のかけらを
君は抱いていた
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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「First-sight=初見」という意味をもとに考えると、こちらは初めて出会った日のことでしょうか?

主人公は一目惚れだったのかもしれませんが、恋にならなかったということは片思いだったのかもしれませんね。

「虹のかけら」の正しい意味はわかりませんが、一般的に「虹」というと綺麗なものや架け橋をイメージする方が多いはず。

つまり、「虹のかけら」は「君」が大切にしているもの=夢や他の人の存在を表しているのかもしれません。

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Oh~ 熱い涙の Shower
俺だけのせいなのに
I will understand
you well
思い出の Lovers
You can try,
let me take you fly
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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「俺だけのせい」というのは、おそらく「俺が一目惚れしただけなのに」という意味であると考察できます。

ある日偶然出会って好きになっただけなのに、こんなにも苦しい思いをしてしまっている…そんな思いが込められているのかもしれませんね。

最後の2行の和訳は「あなたは勢いよく過ぎ去った」という意味でしょうか?

一目惚れから始まった一夏の恋だったと推測できそうです。

冒頭の英語の歌詞の意味は?


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別れ話のその後は
惨めな Night time,
hum~
二度と逢えない
女性なのに
名前を呼ぶ声
I love you, oh~
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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別れ話をしているということは、2人は恋人関係にあったということですね。

この部分からも、主人公が「君」に対して強い未練を持っていることがわかります。

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Oh 君は誰かと波に乗る
やがて涙の Good-bye
見上げる空に
君のほほえみ
星がにじんでた
≪BAN BAN BAN 歌詞より抜粋≫
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ここからわかるのは、「君」にすでに誰か別の恋人がいるかも知れないということ。

2人で夏を楽しむ様子を実際に見ているわけではないと思いますが、主人公が「君」の今を色々想像して打ちひしがれている様子がイメージできる歌詞ですね。

この後にもう一度冒頭の歌詞が来て楽曲が終わります。

ざっとストーリーを考察してみても、やはり英詞の部分だけがやや不思議ですね。

真相はわかりませんが、ここは「君」と別れ話をするために気合いを入れている自分を茶化す歌詞なのかもしれません。

振られることはわかっている、でも決め込んで行ったら彼女がもう一度振り向いてくれるんじゃないか…そんな期待を感じます。

桑田佳祐をもっと聴きたい人はCMに注目!?

以上、KUWATA BANDの『BAN BAN BAN』について考察しました。

同曲を機に、桑田佳祐が関わった楽曲をもっと知りたいと思った方も多いかもしれませんね。

しかし、キャリアの長い桑田佳祐の楽曲は想像以上にたくさん!

どれから聴いたらいいか迷ってしまうという方は、ユニクロをはじめとするCMソングに注目してみるのもいいかもしれません。

最近の曲はもちろん、今回のように過去の曲も起用されることが多いため、素敵な一曲に出会うことができるはずですよ。

もちろん、サブスク等もうまく活用しながら桑田佳祐の楽曲を聴き込んでみてくださいね。

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