≒JOYとして初めての、「可愛い」が感想の最初にくる曲!
今回のインタビューに参加してくれたのは大信田 美月、大西 葵、小澤 愛実、髙橋 舞、藤沢 莉子、山田 杏佳の6人。まずは新曲『スイートシックスティーン』について聞いた。──まずは『スイートシックスティーン』を初めて聞いた時の印象を教えてください。
大信田 美月(以下、大信田):初めて曲を聴いた時はすごく可愛い曲だなって思いました。3rdソング「超孤独ライオン」と真逆なイメージの曲だったので驚きましたし、私は可愛いアイドルにすごく憧れていたので、こういう可愛いらしい曲を作っていただけて本当に嬉しかったです。
大西 葵(以下、大西):私もすごく可愛い曲だなって思って。聴いているとすごくテンションが上がるし、何回も聴いちゃうくらい中毒性が高くて好きな曲です。
特にサビがすごく頭に残って、ふとした時に思わず口ずさんじゃうくらいキャッチーなんです。
小澤 愛実(以下、小澤):前作がロックでクールな曲だったから、ギャップにびっくりしたよね。出だしからHEY! HEY!って盛り上がれる感じだし、ライブで声出しができるようになったらきっとファンの方も一緒に声を出して盛り上がっていただけるんじゃないかと思うと、ライブで歌うのがすごく楽しみです。
個人的には明るいポップな曲調の楽曲もすごく好きなので嬉しかったですし、ニアジョイ(≒JOY)は現役高校生の子も多いので、この曲で等身大のより自然な私たちの雰囲気をお届けできるんじゃないかなって思います!
髙橋 舞(以下、髙橋):『笑って フラジール』(2ndソング)もポップでしたが、それともまた違うポップさで、すごくキュートな曲だよね。
歌詞にも<ポップコーンは大盛り>とか<放課後にパーティー>とか、情景が浮かぶような言葉がたくさんあって、みんな「MVでパーティーシーンあるかな?」とかすごく話してて(笑)。
藤沢 莉子(以下、藤沢):MVの時は動きを大きく動いた方が可愛く見えるかなとか研究しました。出来上がったMVも可愛く仕上がってすごく嬉しいです!
曲はもう本当に可愛いがいっぱい詰まってて。今までの私たちの曲は可愛いというよりは青春爽やかだったりロックだったりクールだったりしたので、ニアジョイとして初めて「可愛い」が感想の最初にくるような曲をいただけたので、声色とかもいつもより明るく歌おうと思って練習しました。
山田 杏佳(以下、山田):曲をいただいた時に(天野)香乃愛がセンターだということも一緒に聞いたんですけど、歌詞を見た時に香乃愛の人柄や性格が出ている言葉が使われていて「分かる! 香乃愛っぽい‼︎」ってなりました。
曲調もすごくポップでキュートなんです。ニアジョイはもともと元気で明るくて個性的な子が沢山いるので、楽屋でもみんなよく喋っててにぎやかです(笑)。私たちらしい曲なんじゃないかなって思いました。
小澤:この曲を歌ってる香乃愛の姿が浮かんで、声まで想像できちゃったよね(笑)。
山田:みんなでMVはきっとこうなるかな?とか話してて。「学校で撮るのかな」とか、「衣装は制服かな?」とか、そういう想像をたくさんして。
──すごい! 全部当たってますね(笑)。
山田:全部当たってました(笑)。
藤沢:その時は振りもまだ全然わからなかったけど、曲調がこれだけ楽しい感じだったらMVもきっと楽しい感じなんだろうなってみんなで盛り上がったよね。
寒くて震えたドレスシーン、ダンスシーンはいろいろな意味で必見!?
──実際のMV撮影はどうでしたか? 教室でお誕生日をお祝いするシーンやパーティーのシーンなど、どこを切り取ってもすごく可愛いし楽しそうなMVですよね。小澤:撮影も本当に楽しかったです! 私はニアジョイみんなでパーティーをしたいってずっと思っていたので、夢がひとつ叶いました(笑)。
山田:食べ物で言えば、最後のドレスでのパーティーシーンで出てくる大きなケーキ。あれも本物のケーキだったんです。
全員:あったあった!
藤沢:可愛かったよね〜
──他にもMV撮影の裏話があったら教えてください!
大信田: YouTubeでのMVのサムネイルになっているシーンの話なんですけど。これ、みんなでクラッカーを鳴らしている…ように見えるじゃないですか。
でも、私と市原愛弓ちゃんは本当にクラッカーが怖くて、実は二人とも鳴らしてません!(笑)。
小澤:え、ホント!?
大西:確かに開いてないままかも(笑)。
全員:ホントだー!(爆笑)
大信田:がんばって鳴らそうねって2人で言ってはいたんですけど、やっぱり怖くて2人とも紐を引っ張れないまま終わっちゃって…。
小澤:全然気づかなかったよ(笑)。
──今わかる衝撃の事実、ですね(笑)。
藤沢:最後のドレスシーン!スタッフさんがたくさんヒーターをつけてくださってたんですけどドレスが薄いのでとても寒くて。
映像ではすごく楽しそうにしてますけど、カメラがないところでは実はみんなベンチコート着込んでカイロ持って震えてました(笑)。
でも、「撮影でーす」ってなった時に、着ていたベンチコートを脱いで撮影のためにポジションに戻るみんなの後ろ姿が舞踏会に向かうお姫様みたいですごくカッコよくて…後ろから見惚れてました。
小澤:見られてたんだ(笑)。
藤沢:見てた見てた(笑)。すごいみんなカッコ良かった!
大西:逆に教室のシーンではとても暖かくて、すごく喉が乾いちゃってずーっとのど飴を舐めてました。一日に消費する量ではないくらいの量を食べてて(笑)。
山田:確かに! すっごい食べてたよね(笑)。
藤沢:ダンスシーン始まるよって集まったらなんかモゴモゴしてて、部屋にのど飴の匂いが充満してるっていうね(笑)。
大西:そうそう(笑)。あんなポップに飾り付けされた場所なのになんかポップじゃない匂いを充満させてた。
「エンジョイ」はニアジョイの代名詞!
──ではここで、歌詞について深掘りしていきたいと思います。まずは皆さんのお気に入りの歌詞を教えてください!山田:私は2番の<プレゼントはいらない 明日ジュースを買ってよ>のところが、すごく香乃愛の性格が出ているところだなと思って好きなんです。香乃愛はいつもお菓子をポーチに入れて持っててみんなにくれたりするんですよ。
小澤:私は2サビ終わりの<楽しすぎて 涙が出て 切ないのって なんでかな>のとこがすごく好きで。みんなで遊んでる時ってすごく楽しいんですけど、帰る時になったらふと寂しくなったりするじゃないですか。
あと、ライブの時とかも、ライブ中はファンの皆さんと一緒にすごく楽しくて幸せにあふれる時間を過ごしているんですけど、アンコールになると「あーもうすぐ終わっちゃう」って急に切なくなって目が潤んだりする瞬間があって。そういう共感できる瞬間がこの曲にはたくさんあるんです。曲自体はバースデーソングで楽しい感じなんですけど、ところどころそういう胸がギュッとなる部分があるのがすごく好きです。
あと、2番の<思い切り エンジョイしよう>のところ! ここは私が歌わせていただいているんですけど、<エンジョイ>って言葉がなんか「ニアジョイ」だなって思ってて。振り付けで莉子と目を合わせるところがあるんですけど、パフォーマンス中とかにメンバーと目が合うのがすごく好きで安心するので、「本当に自分、エンジョイしてるな」って思えて、ここの歌詞もすごく好きです。
藤沢:ここ、楽しいよね〜!
小澤:うん、楽しい!
髙橋:私はDメロ後の<主役は私で 主催者も私です!>からのところが好きです。誕生日パーティーって自分で企画することって本来あまりないと思うんです。この曲では香乃愛が自分で企画して、でも最終的には私たちもサプライズで企画してたよ!って内容なんですけど、そういうのって人生に1回あるかないかってことだと思うので、すごく素敵だなって思います。
16歳って人生で一回しか来ないので、その誕生日が来たスペシャルデーっていう歌詞がすごくいいなって思うし、振りもここの部分はみんなでケーキを作ってるんですけど、香乃愛が私が主役!って感じで真ん中で歌ってるのがすごく良くて。ここは本当に見どころだと思います。
──この振り付けはみんなで大きなケーキを表してるんですね!
藤沢:そうなんです! みんなの指がロウソクで、それを香乃愛が吹き消すっていう振り付けになってます。すごく可愛くて、遠くから見ても近くで見ても可愛い感じになっていると思うので、早くライブで見てほしい!
大西:ライブが楽しみっていう意味では、最後の<今日のことを 忘れないよ 明日からも友達ね!>ってところも好き。(取材時点では)ファンの方の前でまだ披露させていただいたことはないんですけど、披露する時が来たら、ファンの方に毎回「今日のことを忘れないよ」って伝える気持ちで歌いたいなって思ってて。だからみんなの前でこの曲を歌う時がすごく楽しみです!
──それはきっとファンの方も早く見たいと思います!他にも歌詞でお気に入りのところはありますか?
大信田:私の好きな歌詞は、<門限を破ったり 恋したりするのかな>ってところなんですけど、16歳って高校生じゃないですか。高校生になると行動範囲とかもちょっと広がって友だちと遊んでてつい遅くなってお母さんに怒られたりして、自分もそうだったなぁって思い出します(笑)。
藤沢:あ、私もそこ好き! これって16歳ならではのワクワクが詰まってるよね。この後に続く<誰かを想って 曲を聴いたり 眠れなくなるの?>とかも、16歳になって恋とかしたら眠れないこともあるのかなって考えてる姿がすごく可愛くて。
──確かに、16歳って日本だと高校生になる年齢だったりして、ちょっと大人の仲間入りみたいなニュアンスがありますよね。
小澤:そうなんです。だから私が高校生になる時も「JK」っていう響きにものすごく憧れがあって、「もうすぐJKになるんだ!」ってすごく楽しみにしていたんです。
でも、なってみたら意外と大きく変わらないっていうか(笑)。
しかも周りよりだいぶ大人しい女子高生だったので、周りの流行りに必死についていこうとしたり、どうにかして花の女子高生を満喫したくてなんか背伸びしてがんばってました(笑)。
藤沢:私も思ってた高校生とは違ったかなって思う。勉強は少し難しくはなったけど、他に中学生と何が違うんだろう?って感じで、「16歳で夢ができました!」とかってわけでもなく、ちょっと放課後遊びに行けちゃうなくらいの感じ。今思うともうちょっとエンジョイしておけばよかったなって思います(笑)。
髙橋:私は部活が変わった! 中学はチアダンスで、高校はチアリーディング(笑)。部活の名前だけじゃなくてリーディングは動きも激しいし、アクロバットな要素も入ってくるから練習もすごく厳しくて。先輩とかからいろいろと新しいことを教わったりしながら部活をがんばっていました。
──山田さんはまさに今、16歳(取材時)ですが、どうですか?
山田:ニアジョイのみんなと過ごした時間が長く、ニアジョイが学校みたいなんですよ。メンバー全員が年も近くて仲もいいでいつも一緒にいて楽しいです。
山田:みんな一緒に夢に向かってがんばってるのが青春かなって思ってこの1年活動してきました。
──大西さんはどうですか? どんな16歳でした?
大西:ニアジョイのオーディションに応募したのが16歳です!
それまでアイドルって見てる側で、高校生だった自分が16歳でアイドルになって、世界って繋がっているんだ、人生って変えられるんだって思った歳だったと思います。
──大西さんの16歳は人生の転機になった歳なんですね。
大西:そうですね。自分で考えて、自分で応募して。そういうことができたのも16歳という年齢だったからなのかもしれません。
最終オーディションから1年。3月にはお披露目1周年を迎える今の気持ち。
──大西さんのように皆さん自分で決心して夢を掴んで今、ここにいるわけですもんね。ちなみにその運命のオーディションからちょうど1年(取材時)経つわけですが、皆さんこの1年はどうでしたか?
藤沢:いろんなことがありすぎたよね?
大西:ありすぎた…。一言で表すのは難しすぎる。
髙橋:本当にいろいろなことがありすぎて…。私のことで言うと、私は地元が兵庫県なので、上京してきたんです。新しい環境下でかつ高校も3年で転校することになってという感じで、最初は気持ちや生活の切り替えがすごく大変だったし不安だったんです。
でもこの1年でたくさんの楽曲をいただけたり、フェスにもたくさん出演させていただきました。=LOVEさん、≠MEさんと一緒に出演させていただいた、「イコノイジョイ 2022」や「≒JOY 特別公演」もさせていただいたりと、本当に恵まれているなって思います。
もちろん大変だったり辛かったこともたくさんありましたが、そういう時は絶対家族やメンバーが連絡をくれたりして助けてくれて。
──髙橋さんがしんどいのを気づいてくれて?
髙橋:そうです。私が落ち込んだ時とかは愛実ちゃんが「大丈夫? 今日なんか元気なかったけど」みたいな感じで連絡をくれたり、杏佳とかも電話で話を聞いてくれたり、それ以外にもみんながすごく気づいてくれて優しい言葉をかけてくれることが多くて。メンバーにはものすごく助けられました。
あとはやっぱりファンの方や周りのスタッフさんの支えも大きいです。側で支えてくださる応援してくださる皆さんのおかげでこの1年駆け抜けて来れたと思います。
いろいろな新しい景色を見られたし、ニアジョイ全員で駆け抜けた1年だったなと思います。
山田:たくさんの素敵な経験をさせていただいていて恵まれているなって思います。
初めはステージに立つのが精一杯で、周りが見えず自分のことで精一杯でした。でもいろんなステージに立たせていただいて、「≒JOY 特別公演」も終えた今は、「自分たちなりの魅せかた」を考えられるようになりました。「いつまでもフレッシュなだけではいられないよね」ってみんなで話していて、少しずつですが、一歩一歩私たちも成長できているのかなって感じています。
──皆さんでそういうお話をよくする機会があるんですか?
小澤:ミーティングを定期的にやっています。
藤沢:その時の目標を決めたり、ライブの後はその反省会をして、次のライブはこうしようなど話し合う機会を設けています。
小澤:普段の話の中では言えないようなことも、ミーティングの場だとみんなが意見を出しあえて、それぞれの思っていることを共有できるので、ミーティングはとても大事にしています。
この先のニアジョイ、ニアジョイだけの色とか武器を探していきたいです。今年は去年以上に勢いも実力もどんどんつけていって、「2023年の注目アイドルはニアジョイだ」って言ってもらえるグループになれるようがんばりたいです。
大信田:そのためにみんなでどうすればいいのか、何ができるのかっていう話をよくしています。
──常に自分たちで自分たちのグループの立ち位置や強み、想いを共有しているのは強いですね。きっとそれが今の≒JOYのすごくいい空気感を形作っているんだと思います。
では最後に読者の方にメッセージをお願いします。
小澤:今回の『スイートシックスティーン』は前作とはまた違った、すごく可愛くて楽しい楽曲で、私たちの可愛いとか幸せがいっぱい詰まった曲になります。
大きな意味を持つ16歳という特別なお誕生日を祝うコンセプトで、日常では味わえない特別な幸せ感が満ちている楽曲なので、聴いてくださる皆さんもいつもの日常からちょっと離れて特別なハッピーを私たちと一緒に楽しんでいただけたらなと思います。
ぜひ聴いてください!
全員:聴いてくださ〜い! よろしくお願いします!
TEXT 川畑貴美代(マイリブズ)
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