THE FIRST TAKEで注目度UP!
『星街すいせい』は、いま人気のアイドルVTuber。永遠の18歳・高校生アイドルとして、歌手活動だけでなくゲームの実況やライブ配信など様々な活動をしています。
そんな大活躍の彼女ですが、YouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE」にVTuberとして初めて出演したのです。
THE FIRST TAKEで披露した楽曲は2021年にリリースした『Stellar Stellar』という曲。
一体どのような楽曲なのか、歌詞や歌詞に込められた意味をチェックしていきましょう。
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だって僕は星だから
Stellar Stellar
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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こちらは歌い出しの部分。
この部分だけでは何を意味しているか分かりませんね。
ちなみに、タイトルでもある「Stellar」は「星の」「輝く」という意味を持つ単語です。
この後の歌詞に関係してくるのでしょうか?
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きっと君はもう気づいていた
僕の心の奥で描いた それがこれから話す陳腐なモノローグさ
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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どうやらこの楽曲は「君」に対する「僕」からのメッセージのようです。
続く歌詞をチェックしてみましょう。
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──ずっと言えない言葉があった
壊せない壁があったんだ ずっとさ
ふっと香り立つ朝の匂いが
どうしようもなく憎らしくて
部屋の隅で膝を抱えて震えていた
太陽なんていらないから
明けないでいて──
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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主人公は誰にも言えない蟠りを抱えていたようですね。
朝の清々しい雰囲気に嫌気がさすほど、そのモヤモヤに悩んでいたことが分かります。
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その手を伸ばして 誰かに届くように
僕だって君と同じ 特別なんかじゃないから
そうさ僕は夜を歌うよ Stellar Stellar
ありったけの輝きで 今宵音楽はずっとずっと止まない
そうだ僕がずっとなりたかったのは
待ってるシンデレラじゃないさ
迎えに行く王子様だ
だって僕は星だから
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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この部分の歌詞からは、主人公が前向きに変わっていく様子が伝わってきます。
特に注目したいのが「待ってるシンデレラじゃないさ 迎えにく王子様だ」というフレーズ。
主人公はこれまで自分からは行動を起こさないタイプだったものの、「これからは積極的に行動していこう」というポジティブな気持ちが現れているように感じられます。
前半で歌われていた「壊せない壁」というのは、消極的な自分のことを指しているのかもしれませんね。
主人公の葛藤がチラリ
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なんて、ありふれた話なんだ
理想だけ書き連ねていた ノートの隅に眠るほんのワンシーンだ
──きっとあの星も泣いてるんだ
明日なんて来ないままでいて──
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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こちらは主人公の過去の気持ちでしょうか?
やや自虐的な歌詞、未来を悲観するフレーズに切なさを感じます。
しかし、これまでの自分との決別を決意した主人公。
続く歌詞では再び前向きな思いが歌われています。
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その手を伸ばして 誰かに届くように
本当に大切なものは目に見えないみたいなんだ
そうさ僕は夜を歌うよ Stellar Stellar
ありのまま考えないで 今宵音楽はきっときっと止まない
そうだ僕がずっとなりたかったのは
あえかなヒロインじゃないさ
救いに行くヒーローだ
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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「あえかな」とは「あえかなる=か弱い、弱々しい」という意味。
主人公は弱々しいヒロインではなく、大切な人を助けるヒーローを目指していたことを思い出したようです。
前半2行でも歌われていますが、目に見えないものは感じにくかったり、目に見えないことで不安になったりするもの。
しかし、大切なものだからこそ目に見えないことがあるでしょう。
目に見えないからと怖がって動かずにいたら、思いは誰にも届きません。
行動することの大切さ、積極的であることの大切さに気づかせてくれる歌詞ですね。
だって僕は星だから
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夢見がちなおとぎ話 おとぎ話
そうさ僕は夜を歌うよ Stellar Stellar
ありったけの輝きで 今宵音楽はずっとずっと止まない
そうさ僕は愛を歌うよ Stellar Stellar
世界、宇宙の真ん中で 今宵音楽はきっときっと止まない
そうだ僕がずっとなりたかったのは
待ってるシンデレラじゃないさ
迎えに行く王子様だ
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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「おとぎ話」というフレーズは、主人公の決意が夢物語的なものであると揶揄するために使われているのでしょうか?
そうだったとしても主人公の決意は揺らいでいないことが、続く歌詞から分かりますね。
それにしても、主人公はなぜ突然考えが変わったのでしょう?
その答えは最後のフレーズにありそうです。
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だって僕は星だから
そうだ僕は星だった
Stellar Stellar
≪Stellar Stellar 歌詞より抜粋≫
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自分も星のように「輝く存在」であることに気付いたことが、主人公の気持ちを大きく変えるきっかけになったようですね。
ここでタイトルの意味を振り返ると、「Stellar」は「輝く」という意味でした。
つまり、『Stellar Stellar』は誰もが輝くべき存在、誰かを照らせるような存在になれるということを教えてくれる楽曲なのかもしれません。
「Stellar Stellar」の世界に注目!
以上、『星街すいせい』の楽曲『Stellar Stellar』について解説しました。ちなみに同曲の作詞は星街すいせい、作曲はTAKU INOUEが担当しています。
歌詞の解釈は人それぞれなので、自分なりの考察をして楽しんでくださいね。