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milet×MAN WITH A MISSION「コイコガレ」歌詞の意味を考察!夢を実現するための原動力とは?

milet×MAN WITH A MISSIONが贈るアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のエンディングテーマ『コイコガレ』は、一途な想いが綴られた楽曲です。アニメのストーリーともマッチする力強い歌詞の意味を紐解きます。

「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」EDテーマの歌詞を読み解く

miletとMAN WITH A MISSIONのコラボ楽曲『コイコガレ』は、2023年4月9日から放送のアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のエンディングテーマです。

オープニングテーマの『絆ノ奇跡』に続き第2話からエンディングに起用されており、共に4月17日より一斉先行配信され大きな注目を集めました。

作詞作曲を担当したのは、これまで『鬼滅の刃』のアニメエンディングを手がけてきた梶浦由記。

ストーリーに寄り添う歌詞にmiletとMAN WITH A MISSIONが織りなすパワフルな歌声やサウンドが合わさり、楽曲の世界観に引き込まれます。

▲milet×MAN WITH A MISSION - 『コイコガレ』【OfficialMusicVideo】

どのようなメッセージが綴られているのか、歌詞の意味を考察していきましょう。

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ずっと探していたんだ
愛は何処で迷って
散々打ち負かした夜に終わりは無くて
不条理がまかり通る
命が震え騒ぐ
混沌 こんな時代に恋に落ちて

悲しみが世界を何度打ち負かしても
しなやかに舞う君の刃が
夢が通る道を拓く
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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冒頭の歌詞を見ると、主人公が長い間愛を探してさまよっていることが分かります。

「散々打ち負かした夜に終わりは無くて」というフレーズは、『鬼滅の刃』で描かれる炭治郎をはじめとする鬼滅隊と鬼との終わりのない戦いを連想させますね。

罪のない人々を殺戮する鬼の不条理がまかり通っている、まさに「混沌」と呼ぶべき現実に主人公が心を痛め命を震わせている様子が見えてきます。

つらい世界に生きているため、自分を癒して力づけてくれる愛をずっと求めていたのでしょう。

しかしそんな時代の中で、主人公は恋に落ちます。

この世界が何度悲しみに襲われてもその人は諦めず立ち向かい続け、人々の希望となりました。

「しなやかに舞う」という表現から、主人公が惹かれたその人の内面の強さや美しさが伝わってきます。

美しい世界に恋い焦がれ


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愛し合って笑いたいな
優しいひとたちを全部守りたいな
届くんだ望めばきっと
君の声が僕を呼んで
やがて夢のような朝焼けが空を焼く
ひるがえる旗の向こうへ走り出した
美しい世界に
恋い焦がれて
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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愛する人ができたら、当然自分が愛するだけでなくお互いに「愛し合って笑いたい」と願うものです。

そしてそうした温かな愛を知ると、自分の幸せと同じように周囲の大切な人の幸せも守りたいという気持ちが芽生えます。

現実はまだ恋い焦がれるような「美しい世界」とは言い難いですが、望めばきっと届くということを主人公は「君」の生き方から教わったのでしょう。

混沌とした世界にあっても朝焼けは夢のような美しさです。

夜が明けて朝焼けが景色を明るく染めるように、悲しみのない時代を実現させてみせると決意して走り出す主人公の姿が目に浮かびます。

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一度見失った
想いが巡り巡る
まだ届かないあの天辺で
風が騒ぐ

everything you did and said
is still shining deeply in my mind
どんな生き方だって
君の選んだ道
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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どんなに頑張っても思うようにいかない時には自分自身や目標を見失うこともあります。

「まだ届かないあの天辺で風が騒ぐ」のフレーズは、願いが実現するまでの道のりが遠く険しいことを意味していると解釈できそうです。

続く英語詞は「君の言動全てが今も私の心の中で深く輝いている」と訳せます。

主人公にとって「君」の存在がいかに心の支えになってきたかが分かるフレーズですよね。

そして「君」の選択を常に信頼しているため、「どんな生き方だって君の選んだ道」だからそのまま突き進んでいけと背中を押しているのです。

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飾らない瞳で
君は初めて見つけた憧れを歌う
ひるがえる旗の向こうへ
行け
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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「君」は飾らない純粋な瞳で理想の世界を見つめています。

「憧れを歌う」という表現は、夢を言葉にしている様子を表現しているのかもしれません。

ただ心の中で想像するだけでなくその夢を言葉にできる人は、本気で夢を叶えたいと願っていて実現するためにどんな努力も払える人ではないでしょうか?

主人公はそうした自信を「君」の中に見たので、前進できるように「行け」と後押ししていると考えられます。

愛があれば乗り越えられる


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愛したいな 笑いたいな
優しいひとたちを全部守るために
強いんだ私はきっと
悲しくって苦しかった夜を切り裂いて
朝焼けを連れてくる
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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ここでは一人称が「私」に変わっているため、主人公が「君」と呼んでいた人物の視点になっていると考察しました。

その人は「優しいひとたちを全部守るため」の強さが愛から生まれることに気づきます。

そして愛を知ったから「強いんだ私はきっと」と信じることができるようになりました。

大切な人を笑顔にするために、自分自身の「悲しくって苦しかった夜」を克服しようとする覚悟が垣間見えます。

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now trust me
we can always sail through the cruel ocean
from where life has begun

祈る声の中だけにある
まだ知らない
美しい世界に
恋い焦がれて

I call the elemental name of love..
≪コイコガレ 歌詞より抜粋≫
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前半の英語詞は「私を信じて。人生の始まりの地からいつでも残酷な海を航海することができる」と訳せます。

いくら無慈悲な試練が降りかかろうと必ず乗り越えてみせるという決意が感じられるでしょう。

続く部分で「まだ知らない美しい世界」が「祈る声の中だけにある」という表現は、彼らが強い想いを持って未知なる美しい世界を思い描いている様子を示していると解釈できます。

まだその想像が現実になるにはほど遠いとしても、リアルに思い描いて願い続けることが大切です。

最後の英語詞は直訳すると「私は愛という名の元素を呼び出す」となるので、行動するための原動力が愛であることを意味していると思われます。

大切な人を愛したい、互いに愛し合いたいという想いが2人を勇気づけ、夢に向かって進み続ける力を得ていることが見えてきます。

愛の美しさと強さを綴った歌詞が心に響く!

コイコガレ』というタイトルは、想いの強さを表しているように感じました。

大切な人をこの手で守りたい、誰もが愛し合い笑い合える美しい世界を実現したいと真剣に願う気持ちが『鬼滅の刃』の世界観ともマッチしていると言えるでしょう。

ぜひ歌詞の主人公に自分自身やアニメの登場人物たちを重ねながら聴いてみてくださいね。

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