TAKUYA∞が書くから刺さる言葉がある
──まずはUtaTen初登場ということで、UVERworldの作詞事情についてお聞きしたいのですが、バンドのソングライターであるTAKUYA∞さんが歌詞を思い付く瞬間はどのような時なのでしょうか。TAKUYA∞:とにかく自分はメモ魔なんですけど、どういう時に思い付くかな?友達と遊んだ帰りに書いた歌詞もあるし、ランニング中に思い付いた歌詞ももちろんあるし。1つの決まりとしては、あとで書くということは絶対しないこと。後回しにすると絶対忘れてしまうんですよね。だから走っている最中でも、ポケットからスマホを出してメモ帳にメモするということは絶対やっていますね。
──それは足を止めずということですか?
TAKUYA∞:そう、走りながら。そういうルールを自分に課しているので。
──それはすごいですね。UVERworldの歌詞は、誰かの人生を変えるほどの力を宿していると思うし、リスナーの生きる原動力にもなっている気がしていて。それが近年、さらに強度を増したように思えるんです。ある種、人間臭さが増したというか。そこに関して、意識する部分はありますか?
TAKUYA∞:そこを強くしていこうという気持ちはあったでしょうね。以前は、強くなっていきたいなという気持ちはあったものの、こういう歌詞を歌うとリスナーにどういう風に思われるのかなという恐れもあったんですよ。そういう恐れが年々、自分の強さとともになくなっているのかもしれないですね。
──克哉さんは一番近くでTAKUYA∞さんの歌詞に触れてこられていると思うんですが、歌詞についてどういう印象を抱かれていますか?
克哉:バンドを代表してメッセージを伝えてくれている感覚がすごくあって。過去を振り返っても「この歌詞は何やろ?」と思ったことは全くなくて。僕自身もTAKUYA∞の書く歌詞を楽しみにしているいちファンみたいなところがあるんですよ。だから楽曲制作で、少し前までは歌詞が最後に乗ってくることが多かったんですけど、そこですごく感動するというか。この歌詞が来るならここのコードはこう変えたいと思うこともあるし、単純にファンなんですよね。いつも驚きとともに楽しみがあります。
──過去と現在でTAKUYA∞さんの歌詞に変化を感じる部分であったり、ブレない芯のようなものを感じる部分はありますか?
克哉:基本、変わってないですよ。3分半や4分の曲に入れ込む言葉としての質の高さがすごいなと思いますね。日々すごく考えてないと、この言葉は出てこないだろうなと。誰もが当たり前に使う言葉でもTAKUYA∞だから刺さる部分も大きいと思うから。だから説得力ですよね、経験値と説得力は年々増していると思います。
純粋に音楽を楽しみ完成した本作
──それでは、本作について聞かせてください。『ENIGMASIS』の成り立ちから教えていただいてもいいですか?TAKUYA∞:年がら年中、曲は作るんですけど、アルバムを作ろうと思ったのは7月29日〜30日に開催される日産スタジアムでのライブの時に新曲をたくさん披露したいと思ったのが経緯ですかね。
──今回はおっしゃる通り新曲が詰まったアルバムですが、コンセプトのようなものはあったんですか?
TAKUYA∞:うーん、日産スタジアムで自分たちがライブをすることもイメージしていましたし、そこでどういう音を鳴らしたら自分が盛り上がるかなということをイメージしていた時期からの曲作りだったので、軸は日産スタジアムでどう表現するかということ……を考えてない時もありましたけど(笑)。でも、あんまりテーマとかを考えず、今、今日作りたい曲を作っていって最後に篩に掛けるという感じなので、テーマも軸もないに等しいですね。
──出てきたものを素直に形にするという。
TAKUYA∞:そうですね。今まではいつもそうだったけど、今回は珍しく日産スタジアムを意識する時もあったなという感じです。
──なるほど。本作はどこか原点回帰のような雰囲気もありつつ、UVERworldらしさを超越し新たなフェーズへ向かっていく予感もありました。縦横無尽に皆さんが音楽を楽しんでいるなとも感じたのですが。
克哉:そうですよね。もちろん歌詞をちゃんと聴いてもらえて、その後ろにしっかりとそれを支える音色みたいなものは考えていました。こだわりは詰めつつしっかり聴いてもらえるようなサウンドですね。僕たちは結構音を足しがちなんですけど、なるべくシンプルにした楽曲もあったり。本当に自由に楽しんでやっていましたね。
──サウンドメイクについて変化した部分などはありますか?
克哉:デスクトップミュージックのプラグインだったりソフトとかが好きで、僕は日々勉強しているのでそれを生かした作業はできたと思います。
僕らは進み続けているんです
──M1の『ビタースウィート』は男女の恋愛観の甘さと苦さを表現したラブソングだと思うんですが、アルバムの最初にラブソングが入ってくるのはUVERworldとしては珍しいことだと思います。この曲を一番初めに持ってきたのはなぜでしょうか。TAKUYA∞:サウンドに関しては、シーケンスとかを使わずに6人の生のバンドサウンドだけで構成していくというのは原点回帰と言われるんですが、僕たちは今まででこういうことは1度もしたことがなくて。デビュー時からシーケンスやピアノ、メンバー以外のエフェクティブな音が入って構成されてきたんですけど、今回初めてこういうことができたんですよね。
このアルバムの中で、M5の『echoOZ』という曲だけ先日ラジオでフルで流れたんですけど、それで「UVERworldが帰ってきた」という人もいるけど、僕は一度も帰った覚えはないんですよ。まだ全然進み続けてるし、過去にやったことのないアプローチをしているんです。
──なるほど。
TAKUYA∞:詞に関しては、ラブソングだと思われがちなんですけど、あんまり僕はラブソングとは思ってはいなくて。ファンクラブでのファンとのやり取りの中で、色んなことを話していきたいから、聞かれたことに答えるんですけど、「それは聞きたくなかった」ということが多々あって。ファンの人たちはたくさんコメントを入れてくれるんですけど、僕はその言葉全てを1人のファンからと捉えているんですよね。
例えば、ファンの方がセトリを聞いてくる、俺が答える、怒られる(笑)。そういうやり取りが可愛いなと思うし、これがきっと正しさだけで溢れてしまったら面白さはなくなってしまう。ひりつき感みたいなものがあるから、愛おしく可愛く思える部分があったりすると思うんです。それを曲にしたんですよね。1曲目にした理由は単純にこの曲が好きだからです。
──純粋に好きということでアルバムの曲順を決めることが多いですか?
TAKUYA∞:俺はそういうのが多いな?
克哉:うん。策略がないです。作戦を練れないタイプ(笑)。
フィーチャリングした2名について
──今回『ENCORE AGAIN』でBE:FIRSTのSHUNTOさんがフィーチャリングされていますが、この経緯を教えていただけますか?TAKUYA∞:SHUNTOがデビューしていくつかのインタビューでUVERworldが好きと公言していたことをファンの方から聞いて。その後、あるフェスでSHUNTOがCDを持って挨拶をしにきてくれたんですけど、そのCDを聴いてライブにも行かせてもらって、素敵なパフォーマンスと歌で「こんな子がUVERworldが好きって言ってくれていたんや」と。そこから一緒に曲を作ろうとオファーしたんですよね。
──SHUNTOさんの歌声ってかなり求心力があるものだと思うんですが、シンガーとして彼の歌声をどう捉えていますか?
TAKUYA∞:純粋に上手いなと思いますね。低い音域から高い音域まで振り幅もあるし、好きです、あの声。
──ミディアム調に仕上げた楽曲で、アルバムの中でもギミック的な立ち位置、なおかつ難しい曲なのかなと思ったんですが、このサウンド感になった理由は?
克哉:そもそも明るいというか、和むような曲を作りたいと思って作り出したのがきっかけで。はじめは華やかというかチャラついた感じにしようと思っていたんですけど、SHUNTOくんの歌声を聴いて、おしゃれな曲にしたいなと方向転換したんです。彼の声はおしゃれさを感じる、素敵な声だなと思ったんですよね。だから当初のイメージから少しだけ再構築しましたね。
──TAKUYA∞さんのコメントでこの楽曲が一番難しかったという旨のお話をされていたと思うんですが、どのあたりに難しさを感じましたか?
TAKUYA∞:苦手なんですよね。このミディアムテンポで少し明るいというのが。何を歌おうか毎回迷うんですけど、この楽曲の歌詞を書こうとトライしてみて上手く書けないな、ちょっと休憩して、トライして書けないな。ちょっと散歩してトライして書けないな。もうお手上げとなった瞬間に、「毎回ここからが勝負やな」って思ったんです。それをそのまま歌詞に投影した感じですね。
──それが図らずもSHUNTOさんの歩んできた軌跡ともリンクしていて、すごく感動しました。そして、フィーチャリングでいうと今回はラッパーのANARCHYさんを迎えた『FINALIST』も収録されていますね。
TAKUYA∞:これに関しては、僕が最初DMしたんですよ。HIPHOPが好きで、彼のスタイルも好きで。共通の知り合いに間を取り持ってもらって、2020年の横浜アリーナのライブに来ていただいたのがキッカケで曲を作る流れになりましたね。
──制作はいかがでしたか?
TAKUYA∞:プロのラッパーという感じですね。その場でリリックも書き出すし、要望も聞いてくれるし、「もっとANARCHY節を効かせて」「過去の作品でこれが好きなんだ」と話したら「OKです、OKです」とすぐに形にしてくれました。めちゃくちゃスムーズに制作は進んでいきましたね。
──サウンド面ではいかかでしょう。
克哉:これはTAKUYA∞が思い描いている音像を具体的に表現した感じ。もう頭の中でこの音が鳴っていたんやろうなと思うくらい忠実な表現というか、TAKUYA∞の中で決まっていたものが多分あって、それをちゃんと形にしました。
アルバムに込めた、思い
──そして『THEORY』は既にライブで披露されている楽曲で、ファンの方からの反響も大きいと思います。同曲は『セオリーとの決別の研究+81』をアレンジして出来た曲ですが、新たに『THEORY』として世に出していこうと思った理由を教えていただけますか?TAKUYA∞:僕がもともとこの曲が好きやったし、メロディーもいいなと思っていました。ある時、ファンの子の「この曲、やっぱり好き」という投稿を見て、その日に聴き直して、改めて天才やなと思って、もう1回曲にしようと思ったんですよ。そして次の日くらいにラジオがあってそこでメンバーと喋りながら、もう1回曲にしようやと言ったのをスタジオで形にしたという感じです。
──冒頭の<僕らのこの人生は僕らだけのもの でもこのバンドは君の人生でもあるんだね>というフレーズ。まさにそう感じるファンの皆さんは多いと思いますが、この情景が生まれた時のことを覚えていますか?
TAKUYA∞:コロナ禍に入ってからファンの方たちと会えなくなった代わりに、コメントをもらったり、ZOOMでやったこともあったよな?
克哉:うん、あるね。
TAKUYA∞:ファンの方との交流の機会が増えたんですよね、むしろ。そこでファンの方の言葉を聞くと、僕たちってそんなに責任感を背負いながらやってきたわけじゃないんですけど…。自分を鼓舞するために、自分を励ますために作った曲でさえも、それを支えに人生を変えてきてくださった方がいると気づいて。もちろんそういう方たちがいるのは知っていたんですけど、それがコロナ禍で身に染みたというか。なんと言うか、自分でも驚くくらいに、衝撃的な気づきがありました。
──やはりコロナ禍を経てというのが大きいですかね。もちろんコロナ禍の中でもコンスタントに曲作りはされていたと思うのですが、コロナ禍だからこそ、生まれた感情は特別なものでしたか?
TAKUYA∞:そうですね。不安と未知なるものへの恐怖みたいなもので自分が考えているものだったり、やろうとしていた行動に自信をなくしかけた瞬間もあったんです。けど、振り返ってみればああいう時でさえも直感というか、正しいと思っていたことが全て正しかったんだと今は思えるし、だから今回のアルバムにテーマはないと言ったものの、歌いたいと思っていたテーマが1つあって。
それは、「どんな長い夜も必ず明ける」ということ。誰しもが歌ってきた言葉「どんなに長い雨も、必ず止む」みたいな。ただ、闇は明けるけど、必ず再び闇はくると思うし、雨は止むけど、必ずまた雨は降る。そのときに昔は守れなかった人やものを今度こそちゃん守れるように、その時の経験をちゃんと自分の中で成長させて戦う武器にすることによって、いいスパイラルに変化するのではないかなと。そう思って出来た曲が『VICTOSPIN』なんですけど。コロナ禍で感じたのはそういうものですかね。亡くなった方がいらっしゃる以上、あれがあって良かったとは言えないですけど、そこで学んだものがたくさんあるなと思います。
──克哉さんはいかがでしょうか?
克哉:僕もTAKUYA∞とほぼ同意見ですね。あってよかったなんて言えないですけど、あの期間があったことでいろんなものに気づくことが出来たし、ファンの方の応援もそうだし、音楽の素晴らしさも尊さも、いろんなものを感じることが出来て。強くなれましたね。何もなく過ごしてきた2年間より強くなれた気がしたのは、そこにちゃんと向き合ってこれたからなんじゃないかなと思いますね。
そしてライブで声を出せるようになったことも、出せなかった分、楽しくなるということもあるだろうし、それはやっている僕も同じで、断食したからこそ次のご飯が美味しいみたいな感覚にはなっていますよね。
考えを180度変えることになったファンの存在
──UtaTenは歌詞を扱うサイトということで、いつも恒例の質問がありまして。好きなフレーズについてお聞きしているのですが、お二人が『ENIGMASIS』の収録曲の中で特に好きなフレーズを教えていただけますか?克哉:僕は、全体的に『α-Skill』の歌詞がすごく好きですね。この曲が出来た時にこの歌詞を一番に聴かせたいと思ったくらい大事にしたいなと思い制作に取り組みました。改めて歌詞を見てもいいなと思うし、感動しているし、本当に全ての歌詞が好きですね。
TAKUYA∞:僕は『THEORY』ですね。<僕らのこの人生は僕らだけのもの でもこのバンドは君の人生でもあるんだね>。こんな光栄なことはないじゃないですか。うっかり責任感のようなものが芽生えてしまって。バンド結成当初は、そんなつもりじゃなかったのに。今となっては一生バンドは辞めませんという誓いを立てて、休止も解散も一生涯することなく、絶対続けますという誓いを立てるくらい責任を感じちゃいましたね。
ここで俺らが音楽の好き嫌いで辞めてしまったら、この人たちの人生はどこに行くのかということを感じちゃいました。本当はそんなことを考えずに気楽にやっていきたかったですけど(笑)。
克哉:あはは(笑)。
TAKUYA∞:感じてしまったからにはもう仕方ないですよね。だからこのフレーズは自分のテーマにして背負っていくことにしました。
──その責任感を背負うというのはタイミングがあったんですか?
TAKUYA∞:2019年の東京ドームで男祭りで『IMPACT』をやった時にこの状況を絶対忘れたくないと思ったんですよ。全員が大合唱する瞬間があるんですけど、この状況を絶対忘れたくないなとすごく冷静に……なんて言ったらいいんかな?心拍数は完全に正常だったし全く緊張もしてなくて、あんなに冷静に会場を見たのは初めてで。でも見渡している会場というのは今まで一番ボルテージの高い瞬間だった。この瞬間を忘れたくないなと思いながらコロナ禍に入っていくわけなんですけどね、その3ヶ月後にはライブが出来なくなっていたので。
その頃に辞め方を考え出す時期があったんですよ。バンドをどうやって辞めようかなみたいな。僕が好きなアーティストってTHE BLUE HEARTSとか尾崎豊とかBOØWYとか現存しない人たちだけなんですよ。それが功を奏して今も好きでいられる理由の1つなのかもしれないと思うと、忘れられない光景にいたあの人たちに一番いい状況でUVERworldを真空パックしてあげたいと思ったし、それを真剣にみんなに相談している時もあったし、ここから先続けることはエゴなだけでいいとこで辞めた方がいいんじゃないかってずっと言ってたよな?
克哉:ずっと言ってた。
TAKUYA∞:それを真剣に考えてて。だから50代、60代の先輩に会うとまずその話をしてて、「どういう感じで続けているんですか?」みたいな。でもそれが一気に180度変わった理由は、ファンの人たちの声を聞いたからですね。それ以外のなにものでもないです。
──意識を180度変えるほど、ファンの存在が大きかった。
TAKUYA∞:それぞれのアーティストにそれぞれのファンがついていると思うんですけど、結構UVERworldのファンの人たちって深いところまで僕たちに心を捧げてくれている人が多いと僕は思ってるんですよね。「ファンの声が〜」とか、めちゃくちゃ安っぽく聞こえちゃいますし。でもこういう状況になると、言いたくなるなって。だって、それしか理由はないですもん。
──ちなみに克哉さんは、辞めるというお話が議題に出た時、どう思われましたか?
克哉:それなり納得はできるんですよ。どっちも正解だと思うし、バンドにとって。だからTAKUYA∞が言ってることに納得は出来ましたよ。綺麗な状態で終止符を打ったアーティストやミュージシャンの方がカッコよく見えるなと思う時期もあったし。でも、そうやって問題定義をして、「UVERworldはどうする?」みたいな話が出来ているのがすごくよかったなというか。この先、何があるかは分からんし、絶対なんてないからと思うと余計に真剣にバンドに向き合えるようになったというか。だから、考えるキッカケはあってよかったなと思います。
人生をかけて一番いいライブを。
──改めて、日産スタジアムのライブを控えていますが、このライブをどのようなものにしたいかお聞かせください。TAKUYA∞:UVERworld史上、一番いいライブにしたいなと思うんですけど、何が一番かと言われると、今まで応援してくれた方ももちろん観に来てくださると思うんですけど、初めての方もたくさんいると思ってるんですよね。その両方が楽しめて、今回のライブ最高だったなと思っていただく。まあ、初めて観てくださった方たちに最高だったと思わせるのは僕たちには容易いことだと思ってるんですよ。どの角度から観てもびっくりすると思うんで、想像以上に。
今までずっと応援してくれている人たちに「このライブだけは来てよかったな」と思わせるようなライブをしたいですね。過去にいいライブを何度もやってこれたという自覚はあって、自分たちの中での成功は収められてきた。それを観てきている人たちに「今回はよかった」と思ってもらえるライブにしたいと思っているし、その準備は出来ているので。人生全て乗っかっていますよ。人生をかけて一番いいライブをします。
克哉:2度目があるとは言い切れないほどの規模感やし、日産スタジアムをやるにあたりたくさんの方からコメントをいただいたんですけど、僕らがそこに立って夢を叶えるというか。UVERworldの真骨頂は一体感なので、それはどのバンドにも負けない。それを今回、一番大きい規模で体現するとどうなるのかっていうのがめっちゃ楽しみなんですよ。人数が多ければ多いほど一体感は増すので、過去一のライブになるんじゃないかなと思っています。その中で傍観するのではなくしっかりと心に刻んで、来てくれるお客さんのためにもライブまでにやるべきことは済ませて挑みたいです。
TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara
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