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【歌詞コラム】TOKIOが歌にした花は浪人生にも優しい

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新生活のスタートがやってくる。ピッカピカのランドセル、サイズの大きめな制服、まだ家具の揃わない部屋、おろしたてのスーツ。新生活のスタートに合わせての準備は大変だが、そんな準備をしている時間ですら楽しい時間なのかもしれない。

公開日:2016年4月6日 更新日:2016年6月30日




新生活のスタートがやってくる。ピッカピカのランドセル、サイズの大きめな制服、まだ家具の揃わない部屋、おろしたてのスーツ。新生活のスタートに合わせての準備は大変だが、そんな準備をしている時間ですら楽しい時間なのかもしれない。

ただ、中にはツラい春の門出を迎えた人もいる。大学受験に失敗して浪人する人はまさにそうだろう。希望の大学に入るためと前向きな選択をしたつもりでも、出来ることならしたくないのが浪人だ。

そんな選択をしたアナタに聞いてほしい歌がある。TOKIO『花唄』だ。明るく咲く花の温かさが、したくはない決断をしたアナタの背中を優しく押してくれる。


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嗚呼~花が咲く 理由もないけど
肩落とす僕の上 凛と微笑む
やたら咲き誇る エラクもないけど
泣きだしそうな僕のために 舞う花吹雪

痩せた時代の鏡にうつる
カサつく唇のそいつが僕なら
キスしただけで傷つけるんだろ
優しすぎる君の唇と微笑を

嗚呼~鳥が飛ぶ 急ぐわけじゃなく
汚れゆく青空を 引き裂いてゆく
無力な自分と 恥じるその前に
絶望の風に羽根ひろげて 舞え花吹雪

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「嗚呼」というどこかため息のような言葉から歌詞は始まる。花が咲くのも理由なんて無いし、鳥だって時間に追われて飛び回っているわけでは無い。それでも綺麗に咲く花は肩を落とす"僕"を慰め、汚れきった空を飛ぶ鳥は無力感に苛まれるアナタに飛び立つエネルギーをくれる。

偉くも無いし、立派でも無い。ただただ懸命に生きる花や鳥によって、アナタのネガティブな気持ちは花吹雪と共に舞い上がるような勢いを帯びる。やさぐれたアナタの唇では、君の優しくて柔らかな唇を傷つけてしまうかも…。自分本位だったアナタは、そばにいてくれる君のことを気遣えるほど前向きになっていた。周りを見渡してみてほしい。アナタのことを応援してくれている人の温かさに気付けるはずだ。

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常識という正義のせいで
君の悩みひとつ救えないままだ
間違ってても罪だと知っても
見失わずにいよう本当の願い事

僕らがいる 意味は奪えない
そのままでも これからも ここからでも
そして歩き出す 迷ってもいいさ
果てしなき道のド真ん中で 明日を信じる

無口でも さあ伝えよう 満開の桜木が はげましてるから

泣き出しそうな僕のために 舞う花吹雪
そして今君に心込めて 唄をうたおう

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後半も、浪人生に優しい歌詞が続く。常識的に考えれば、「浪人はよくない」という印象があり、だからこそ浪人という選択をするのはツラかった。間違ってないかな。親に悪いな。なんて考えていてもしょうがない。本当に行きたい大学がある。理由なんてそれだけで十分だ。

この曲はTOKIOの松岡が主演したドラマ『ナースマン』の主題歌として使われた。当時はまだ新しかった男性の看護師を描いたドラマだが、今となっては男性の看護師もスタンダードになりつつある。常識は変わるのだ。



言葉にしなくても伝わるものはある。アナタの部屋に遅くまでともっている灯り、日に日に使い古されていく単語帳、そして苦い顔をしながらテキストとにらめっこをしているアナタの顔をご両親や周りの人、そして桜の木も見ている。

来年満開の桜の下で感謝の気持ちを込めてこの歌を贈りたい「君」とは誰だろうか。多くの人に支えらえる一年になるのに、「みんな」ではなく、「君」となっているのは、一人一人の顔を思い浮かべて心を込めてこの歌を唄ってほしいからだ。

常識という正義のせいでアナタは苦しむだろう。だが、その常識を覆して合格という結果を掴むとともに、お世話になった人のために笑顔でこの歌を唄うアナタが見られることを期待している



TEXT:田中利知 https://twitter.com/toshichika8855

TOKIO(トキオ)は日本のアイドルグループ、ロックバンドである。所属事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はソニーレコード(1994年から2000年)、ユニバーサルJ(2001年から2008年)、2008年よりJ Storm。メンバーは城島茂(ギター・ボーカル)、国分太一(キーボード・ヴォーカル)、松岡···

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