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【インタビュー】わーすた、新作「メロメロ!ラヴロック」は、初めてロックな楽曲を表題曲に選んだ“過去イチ攻めてる”シングル

4人組アイドルのわーすたが8月30日に、11枚目のシングルとなる『メロメロ!ラヴロック』をリリースした。黒の猫耳衣装もかわいい本作は、わーすたでは初めてロックをテーマにした楽曲を表題曲に選んだ意欲作だ。今回のリリースを記念してメンバー4人にインタビュー。この夏も大忙しの彼女たちに、本作への意気込みやお気に入りの歌詞について聞いた。

夏バテ防止のリフレッシュ法は?

──TOKYO IDOL FESTIVALや@JAM EXPOに参加されたり、韓国で初ライブをされたりと相変わらず大忙しのわーすたですが、今年の夏は皆さんにとってどんな夏になっていますか?


廣川奈々聖(以下、廣川):ようやく“普通の夏”が戻ってきたという感じです。今年の夏はほとんどのイベントで声出しが解禁になって、私たちはもちろん、ファンの方々の盛り上がりも去年の夏とは比べものにならないくらいボルテージの上がったライブになっています。

小玉梨々華(以下、小玉):いろいろなフェスに参加して、やっぱり野外フェスの開放感は段違いだなって思っています。今年は景色がいいところでも何度かステージに立たせてもらって、夏フェスでしか味わえない感じを楽しんでいます。

松田美里(以下、松田):私は8月生まれなので、この時期はいろいろなところでお祝いしてもらえるのがうれしいです。最近も生誕祭のイベントを開いてもらったばかりですし、この後もフェスやワンマンライブも控えていて、すごく忙しい時期ですけど、たくさんの人に会えてお祝いの言葉をもらえる分、やっぱり夏に生まれてよかったなって思っています。

三品瑠香(以下、三品):この2日間、ワンマンライブに向けてリハをたくさんやったんですけど、それがとても楽しくて。きっとそのライブがこの夏一番の思い出になるので、最高のパフォーマンスをしたいです。


──忙しい毎日で夏バテなど心配してしまいますが、この時期はどんな風に気持ちをリフレッシュしていますか?

廣川:私はフェスで自分たちの出番が終わった後に、メンバーのみんなでお店に行くのが小さな楽しみです。ステージでたくさん汗をかいた後に「あ~、ライブがんばった~」って言いながら私服に着替えて、屋台でそれぞれ好きなものを買って食べるというのが、とてもいいリフレッシュになっています。

松田:私は疲れた時には「男梅シート」をよく食べます。もう7年くらいずっと好きなお菓子で、季節を問わず、常にバッグの中に入れています。他の梅シートよりも分厚く、梅肉をぎゅっと詰め込んだような食感で、夏バテ気味の時でも食べやすいところがいいんです。塩分がしっかり摂れて、自然と水分も欲しくなるので、特にこの時期は欠かせないアイテムです。

表題曲の『メロメロ!ラヴロック』はどんな楽曲?

──11枚目のシングルとなる『メロメロ!ラヴロック』 は、どんな作品になりましたか。

廣川:今回は過去一番“攻めたシングル”になっています。表題曲がロックをテーマにした曲というのも私たちにとって初めてのことですし、カップリング曲もバラード調だったりして、私たちにとっても新しい発見の多い一枚になりました。ちょっとアイドルっぽくない作品かもしれませんが、この温度感を表現できるのがわーすたの魅力ですし、今の私たちだからこそ、曲にすごく寄り添いながら、どの曲もかわいく表現できていると思います。


三品:表題曲がゴリゴリのロックというのが初めてなので、第一にそこのパンチが強い一枚だと思います。それでいて、カップリングの2曲はどちらもゆるっとふわっとした雰囲気なので、面白いシングルになりました。

小玉:いい意味で統一感のないシングルなので、聴く方の好みやその時々の気分に合わせて、どれかひとつ、お気に入りの曲を見つけてもらえるような一枚になっています。

松田:表題曲の『メロメロ!ラヴロック』は、しっかりロックなサウンドでありながら、歌詞を読むと、ところどころに女子の気持ちが出ていてかわいい。そういうかっこよさとかわいらしさがバランスよく融合しているところが好きな一曲です。黒の衣装も私たちの中では珍しくて、前にロックな曲のために黒い衣装を作った時は、もっとかっこよさを前に出した造りだったので、今回はいろいろな部分にハートの飾りが付いているなど、かわいらしさがプラスされているところが気に入っています。


──ロックを歌うにあたり、参考にしたアーティストや曲はありますか?

廣川:私はレコーディングの前に近いジャンルの曲を聴くことはありますが、参考にするというより気持ちを作るためという意味合いが強いです。例えば、わーすたで最初の頃にロック調の曲を歌うことになった時は歌える自信があまりなくて、その時はLiSAさんの曲を聴いて気持ちを高めていました。その上がった気持ちでスタジオに入って、あとは歌っていく中で自分のオリジナルを見つけていくということが多いですね。

三品:私はもともとロックやバンドサウンドが好きで、ライブもよく観に行きます。その経験が今回に直接反映されたという点はありませんが、いろいろな曲を聴いていると、ボーカルの方が歌い方で意識されている部分や、自分ならこういう歌い方をしたいという部分がたくさん出てくるので、そうした自然と身につけてきたものが『メロメロ!ラヴロック』の中にも表れていると思います。


──わーすたの曲は従来から激しいテンポの曲が多いですが、ただでさえ暑い夏に、こんなに熱いロックを提供してくださった作詞・作曲の岸田さんにはクレームなどありませんか?(笑)

全員:(笑)

廣川:熱ければ熱いほどうれしいです(笑)。

小玉:夏にはちょうどいい熱さですね。

松田:熱い楽曲、最高です。

三品:いつも通り期待以上のクオリティで届けてくださったので、クレームなんてありません!

『メロメロ!ラヴロック』の中で好きなフレーズは?

──ちょっとロックなテイストをまぶした質問をしてみたつもりでしたが、思っていた以上のリスペクトに、わーすたの岸田さんへの尊敬と信頼が伝わってきました(笑)。それでは『メロメロ!ラヴロック』の中で好きな歌詞を教えてください。

廣川:<騒ぎたくなる恋しよう。踊るような恋しよう>というフレーズが好きです。ライブ中にこの歌詞が出てくると、めちゃくちゃテンションが上がるんですよ。今回の楽曲はロックとラブソングを掛け合わせているので、ライブ中の熱く盛り上がった時に心に刺さる歌詞が多くて、ラストサビで最高潮の雰囲気になった時にこの歌詞がくると、「あ〜、ライブしてる」という気持ちに満たされます。


小玉:私は<史上最高に甘くて辛くて 目まぐるしいが気分は上々!!>ですね。甘くて、辛くてっていろんな感情が混じっている歌詞だけど、サビの盛り上がったところでこの歌詞がくると気分がすごく上がります。

松田:<優しくされても 特別扱いされても 私はまだまだ満たされないの>という歌詞が気に入っています。どれだけ強くて、多くの声援をもらっても、まだまだ満たされないというのはアイドルの気持ちにも通じるところがあるので、自分ではなかなかここまで強く言えないことを曲を通じて言ってもらえているような気がします。

三品:<恋愛中毒されどやむなしです>は、歌っていて気持ちがいいです。語呂的に言葉に詰まって歌うのがとても難しいところなんですけど、がんばって歌い切った時に最高の気分になります。



──本作の歌詞の中には<ハイファイの愛>のように独特な表現の歌詞がいくつかありますが、言葉の意味を深く考えた部分はありますか?

小玉:<それがmy幸福論>は、わざわざ<my>だけを英語で言っているところがロックでかわいくてキュンとしました。この曲らしさが一番出ている部分じゃないかな。

廣川:『メロメロ!ラヴロック』は割と難しく感じずに理解できたけど、カップリングの『セラセラヴィ。』の方は、難しい言葉がありましたね。まずは「oui c‘est la c’est la vie」って何だろうって。おしゃれな歌詞ですけど、ちょっと考えないと解釈が難しいところが多かったです。

三品:『セラセラヴィ。』は、<△の上に〇を置いちゃう悪いクセも>という歌詞も不思議な雰囲気です。


──確かに、そのフレーズはいろいろな解釈ができますね。

三品:私的には、△印だったような普通の日でも○を上書きしちゃうって感じなんだけど…。

廣川:私は、例えば家の収納とかで、置き場所を決めているものを別の場所に置いてしまうような。そういう普段の生活の中のだらしなさを表しているのかなって思いました。

松田:私はあまのじゃくのように気まぐれな印象かな。買い物でもみんなとは違うものを選ぶみたいに、普通は△を付けるところでも○にするみたいな。


振りつけやMVで注目してほしい部分は?

──『メロメロ!ラヴロック』は、歌い方で特に意識した部分はありますか?

廣川:私はAメロをかなりこだわって歌いました。<恋する乙女>など言葉の並び方が気に入っていて、<アイワナビーウィージュー光線>の<ウィー>とかの言い方など、ここはすべて意識しましたね。また、『メロメロ!ラヴロック』は、わーすたにしては珍しく低音域が多い楽曲で、それもまた新鮮というか。ライブでも、いつもとまったく違う感覚で歌えているので楽しいです。

小玉:サビの中で掛け合いで歌っているところがあって、そこをレコーディングしている時に、ロックを歌う楽しさに気づいた気がします。私は声色的にも高めで、みんなでサビを歌う時も高音で明るめのところを担当することが多いので、これまではロックな曲でもかわいい感じに歌っていたんです。だから、自分の中でどこか出しきれていないところがあったんですけど、今回は声をどうするかよりも気持ちをぶつけることを意識したので、自分を開放できた感じがあります。


──振り付けの見どころはどこになりますか?

廣川:間奏のダンスは、特に見てほしいところです。すごく音ハメが気持ちいいし、テンションが上がります。ソロで一人ずつ踊るというのはわーすたの曲ではなかなかないので、そういう新鮮さも楽しんでいます。


──YouTubeの公式チャンネルでは、すでにMVも公開されていますね。

三品:今回のMVは内容が面白いし、かっこいい雰囲気だし、メンバーそれぞれの良さもしっかり出ているので、初めて観る人の反応を楽しみにしていましたが、予想以上に「かわいい」というストレートな感想が多くて驚いています。わーすたのMVはビジュアルよりも作品の世界観を押した作品が多いので、素直に「かわいい」みたいな感想をいっぱいもらえるのも久しぶりという印象です。

▲わーすた(WASUTA)「メロメロ!ラヴロック」(Melo Melo! Love Rock)

もっともっと熱い曲にしていきたい

──歌詞や言葉を届ける中で、普段から意識されていることを教えてください。


松田:ライブは私たちの今の思いを直接届けられる場所ですし、それぞれが一度きりの機会なので、曲の持つメッセージと私自身の思いを両方ともできるだけしっかり言葉に乗せて届けたいと思っています。

三品:わーすたのライブって比較的MCが少なくて、どちらかというと曲をたくさん見せて、私たちの音楽を胸を張って伝えているライブが多いです。だからこそ、いざ自分の思いを伝える時は、後になって言い忘れたと思うことがないように、伝えたいことをしっかり伝えておけと、いつも自分に言い聞かせています。


──それでは最後に、改めてリーダーの廣川さんから今作『メロメロ!ラヴロック』に対する意気込みをお願いします。

廣川:わーすたというと、コミカルで歌詞がいつも面白いというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、今回の『メロメロ!ラヴロック』もわーすたらしい色が出た楽曲になっています。もうすでに「仕事中に聴いたら元気が出てきた」とか「MVの雰囲気が最高」といった反響に手ごたえを感じていて、この楽曲をもっとたくさんの方に広めたいし、もっと熱い曲にしていきたいと思っています。カップリングの2曲も個性的で、私たちにとっても勝負の1枚になっているので、ぜひたくさんの方々に聴いていただきたいです。



TEXT 鈴木翔
PHOTO Kei Sakuhara

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アーティスト名:「わーすた」(ざ・わーるど・すたんだーど) 英語表記:「The World Standard」 2015年に結成のデジタルネイティブ世代アイドル。 グループ名は「The World Standard」の略でメンバーは英語、スペイン語、中国語などの語学を勉強している。 現在まで、11か国の国でライ···

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