幻が新メンバーを加え総勢16人、幻-BLACK-と幻-WHITE-の２チーム体制へ
──今回、幻が16人体制になりました。5人から16人ということで人数が3倍以上グループになるのですが、なぜこういう体制になったかを教えてください。井上奨：幻は元々5人で3年ぐらい活動していて、僕らが作り上げてきた音楽やライブ、気持ちの部分やバイブスを前面に押し出してやってきました。
今回16人という人数だけをみたら仰天な構想だと思われるかもしれませんが、もっと上を目指したいという気持ちがあり、新メンバー全員のパワーがめちゃくちゃ素晴らしく、一緒にやりたい！ってことでこのような体制になりました。
それにメンバーたちは、それぞれがとても個性的です。グループとしてだけでなく1人1人がスポットが当たるように、いろんなシーンに適材適所のメンバーがいけるっていうのが強みになると考えてます。
もちろんライブも、いろんな形でいろんなパフォーマンスができると思ってます。あんまり言い過ぎるとネタバレになっちゃうんで、16人での活動が始まってからどんどん見せていくので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思ってます！
──今回新メンバーとなった方は、その熱い思いに対して、ついて行く上でのお気持ちはどうでしょう？
荻野亮太：「ついて行く」というより「超していく！」という気持ちでやっていこうと思ってます。一緒にメンバーになるってことは、いいものをいっぱい一緒に作って行きたいので、ついていくっていう気持ちだと劣ってしまいますよね。なので、気持ちだけでも「超していけるよう」にって、みんな思ってます。
陸：今までは先輩後輩の立場だったんですが、これからは同じ幻として活動していく中で、燃える部分というか、負けてないなっていう気持ちはあります。ファンの皆様に、やっぱりオリジナルメンバーの方が良かったなって思われないように、僕らも食らいついていきたいです。
坂口侑也：僕は活動していた地域も違って、正直あまり幻のライブをあまり見てこなかったんですけど、初めてライブを見たときは、ただのライブ見てる感覚じゃなくて自分が次の幻のステージに立って16分の1になるんだっていう気持ちだったので武者震いもしました。新たな音楽シーンを築いていくのにふさわしい形だと思うので、楽しみの方が今は強いですね。
町田宗大：先輩方が作り上げてきた幻という看板をこれから一緒に背負うということで、期待感と共に使命感が強いです。
16人でパフォーマンスをしたとき、新体制になりパワーアップしたと思われるよう、グループの結束力も個人のパフォーマンス力もどんどん成長させたいです。
その上で、今までの幻にはいなかったような自分のキャラクターで新しい風を吹かせたいと思います。
和田伊久磨：新たに加わることになり、これまでの5人から倍以上の16人になるので、パフォーマンスをするには大きな会場が必要ですよね。16人での迫力は本当に大きいと思うんです。大阪で16人グループって、あんまり聞かないので誇りを持って僕たちはパフォーマンスしていきたいです。
幻に加入はしましたが、認められたとはまだ思っていないですし準備段階なので、これからパフォーマンスをしていって、幻オリジナルのメンバーからも、みんなからも認められるように頑張っていきたいです。
──そして16人が 幻-BLACK-と幻-WHITE-の２チームに分かれているということですよね。幻-BLACK-が9人、幻-WHITE-が7人。ライブパフォーマンスはどのようにされるのでしょう？
SHOTA：一番ベストなパフォーマンスができるようにしたいです。幻-BLACK-と幻-WHITE-というチームでの魅せ方もあれば、もしかしたら1人でパフォーマンスする曲もあるかもしれないです。メンバーや個性が増えたことで、魅せ方のバリエーションが出てきました。
ただ、ワンマンライブではやっぱり幻16人で作っていくことになるので、色々なステージを楽しみにしていて欲しいです。
井上奨：新メンバーの加入によって、16人でのパフォーマンスができる会場が限られるという現実を前向きに捉えてます。幻が二つに分かれて、同じ日に異なる場所で同時に活動することで、さらに多くの人々に僕たちの音楽を届けるチャンスが広がると思います。
また、幻-BLACK-と幻-WHITE-に分かれていることで、同じ曲でも異なる演出や個性で表現することができます。その結果、ファンの皆さんがますます幻の活動を楽しんでくれて好きになってくれるのではと思います。
──幻-BLACK-・幻-WHITE-というチーム名になったのはどうしてですか？
SHOTA：メンバーで話していた時に、すっと閃きました。やっぱり黒と白というのは対照的な色になるので、カラーの違いが見えるようなチームであり、混ざり合った時に何かが起こるような意味合いととらえてます。
──16人が幻-BLACK-と幻-WHITE-に分かれ、幻-BLACK-には先輩で元々の4人のメンバーが入っていて、幻-WHITE-には入ってない。それについては、どう思われましたか。
篠原励拳：幻-WHITE-は、1人1人キャラがバラエティ豊かだなって思います。例えば歌が上手い人だったり、ダンスが上手い人だったり、何かそれぞれ違った個性があって、幻-WHITE-7人集まったときに他のダンス&ボーカルグループにないようなパフォーマンスをお見せできると思います。
坂口侑也：幻-WHITE-は、出身もバラバラなんですよ。私は北の方で北海道だし、熊本がいたり、名古屋もいたり、滋賀や京都もいて。大阪は一人です。大阪のグループなのにね。
──幻-BLACK-と幻-WHITE-は、ライバルでもあるということでしょうか？
井上奨：はい。僕らも幻-WHITE-に負けないように、幻-BLACK-は頑張らなきゃって思ってます。
SHOTA：お互いにライバル心はありますけど、最終は幻に帰ってくるっていう部分は、みんな根本には持っていますね。なんでやっぱ心の根本はそこにあるとは思うんですけど。
島原 晃介：単に幻-BLACK-と幻-WHITE-と２つに分かれるのではなくて、幻-WHITE-は良い意味で幻としてやってきたものとは全く別物のエンターテイメントを届けられると思います。そして16人が集まり幻-BLACK-と幻-WHITE-の色が合わさったとき、良い化学反応が起こせるんじゃないかな。
▲幻-BLACK-新曲「GAZELLE」に込められた思い
──16人のステージや幻-BLACK-と幻-WHITE-でのステージはまだこれからということなので、今後のパフォーマンスの違いをファンの方には楽しんで欲しいですね。続いて7月2日にCDリリースされる新曲の「GAZELLE」（ガゼル）についても聞かせてください。SHU：今回もプロデューサーであるMeloさんに作っていただきました。そして僕たちも一緒に楽曲制作に携わらせていただき、楽曲に込められた想いを感じています。
タイトルの「GAZELLE」は動物の名前です。GAZELLEは草食動物で、最高速度が97キロという驚異的なスピードを持っていて群れで行動をします。そして現在絶滅の危機に瀕しています。
同じように僕たちもたくさんあるダンス＆ボーカルグループとの生存競争をしていて、埋もれていくかもしれないという不安やプレッシャーを感じてながら、僕たちは一丸となって生存競争を乗り越え、不屈の魂でトップスピードで突き進む姿を重ね合わせた楽曲になっています。
町田宗大：「GAZELLE」は、どんな困難も恐れず、動物のガゼルのようにワイルドに前進するという、新体制の幻の意思表示のような曲です。
「生存競争 魅せるのさ like this It's not a game 果てるまで yeah」という歌詞のように、命をかけて挑む僕たちの姿を、激しいパフォーマンスで表現しているので、とにかく迫力に注目してください。
「GAZELLE」は16人の曲で、ステージ上のいたる所でメンバー毎に違う動きをしているので、ライブを何度も見てメンバー一人一人の覚悟を感じてほしいです。
和田伊久磨：「GAZELLE」は16人体制でパフォーマンスするのを観てほしいです。曲調もすごいパワーがありますし、その楽曲を16人全員が同じ熱量で出し切ります。一人一人のダンスも映える楽曲ですから、ぜひ生で観ていただきたいです。
──Meloさんが作る楽曲は、最初に聴いた時はあれ？なんだこれって思うんですが、何度も聴いていくうちに、納得感というかノリ方がわかってくるように思えて。感じ方によっては難しい楽曲なのではと思うのですが、いかがでしょうか？
荻野亮太：僕は今までもボーカルをメインで活動してきて、今回幻に入ってこの新曲に取り組んでます。その上でも、仰ったように難しいんですけど、そこを乗り越えてプロのレベルで成し遂げるっていうのがすごさだと思います。難しいとわかった上で、自分たち1人1人じゃなく幻でどう魅せるかを乗り越えた先に、何かファンの方にはすごい熱いものを与えられるんじゃないかな。難しい方がやりがいがあって嬉しいです。
ローウェル：歌詞の一つ一つに思いが詰まっていて、リズムの取り方も飽きさせないですし、自然と気がついたら首振ってリズムをとっているくらい魅力が詰まってます。
──歌詞の部分でここがいいとかありますか。
YUTO：サビに入るところに「We are MB」っていう歌詞があります。MBはMABOROSHIの略なんですけど、今回加入したメンバーも含めてみんなの強い気持ちが入っているところなので注目して欲しいです。
──この楽曲でのパフォーマンスが楽しみですね。体制が変わって、これからの幻のライブの見どころを教えてください。
HIROTO：今まで僕たちDEF BOYSとして活動してきて、先輩として見てきた方たちのグループに、あと2週間弱で加入させていただくことになります。気持ち的な面でもどんどん今は切り替えていく最中なんです。言ってしまえば、憧れだったり上の人だっていうので見てた人たちのグループに入っていくことになります。
僕たちにしかない魅力もあれば、先輩たちにしかない魅力もあって16人、1人1人それぞれ違う魅力があるので、それを合体させたときの今まで見せたことのない魅力を見せたいなっていう気持ちが強くあります。
ローウェル：曲調も楽曲によっていろいろバリエーションがあって、楽しませ方も1曲1曲違うので、何かがマッチする方が多いと思います。それで来ていただいた方々やマボダチの皆さんに一緒に歌って踊ってハピネスな空間として盛り上がって欲しいです。
SOMA：やっぱり16人にしか出せない圧とかパワーがあると思いますので、そこに注目していただけたらと思います。それを観ていただいて、僕たち12人が加入した意味はこういうことか！ってなっていただけると思うので、しっかりとその意識を前面に出したパフォーマンスをしていきたいなと思います。
神元宏空：幻の16人は、個人それぞれのダンステクニックが分かれていて、得意なジャンルが違うんですよね。そこがいい感じに喧嘩せずジャンルをちゃんとミックスさせて調和させたパフォーマンスが出せるのがすごいところです。
ダンサーとかパフォーマーから見ても、ライブを観てもらえたら、こういうの作れないなとかこういうフリを入れ込んでるんだなといった細かいところまで結構楽しんでもらえるのかなと思います。一般のお客さんももちろんですけど、そういう結構マニアックな目線でも、ぜひ観ていただきたいです。
▲幻-WHITE-初の16人体制でのワンマンライブが決定
──幻の魅力はダンスもボーカルも含めてライブのパフォーマンスが魅力的だと思うんですが、6月9日は幻として初めての大阪・GORILLA HALLでのワンマンライブがあります。その意気込みを教えてください。島原晃介：インストアライブとワンマンライブは違っていて、インストアライブはオーソドックスなパフォーマンスをできるんですけど、ワンマンライブは普段はできない会場の照明を駆使して、その演出にパフォーマンスを合わせたり、普段の振り付けとはまた違う構成でジャンルを少し変えたりであったりとか、お客様がそこでしか観られないということに重きを置いてパフォーマンスをしていきたいなと思ってます。
やっぱりワンマンライブは16人全員でここにぶつけにいくぞ！っていうのがあるので、インストアライブを観に来ていただいて、その上でワンマンライブを観に来てもらえると、この違いってのも楽しめると思います。
高田稜治：新体制16人体制でワンマンライブをやるのは僕らも初めてとなります。今まで何回もワンマンライブを経験してきたんですけど、今までの5人のパフォーマンスより3倍以上の迫力を出せるって思うとめちゃくちゃ楽しみです。
人数が増えれば増えるほど、リハーサルだったりとか準備がめちゃくちゃ大変なのですが、そこすらもワクワクが高まって、みんなで一緒に一丸となって乗り越えて、最高のものをこの16人でお客さんに届けたいと思ってます。ぜひ幻を楽しみにして会いに来てください！
16人になる幻は大きな飛躍を予感させるインタビューだった。今までのパワーとテクニックをさらに進化させた幻-BLACK-と、方向性すら無限の可能性を秘めた幻-WHITE-の2つのチームを持ちつつ、GAZELLEのように16人の幻が集まった時に大きなパフォーマンスを発揮して行く。これからの幻の飛躍に期待したい。
16人になった幻メンバーそれぞれをもっと知るためにUtaTenではアンケートを実施！
気になるポイントにはさらに深掘りして本人コメントもいただきました。
