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AKASAKI「Bunny Girl」歌詞の意味を考察!バニーガールは一体何者?

作詞作曲まで手がける高校生3年生のAKASAKI。2024年10月2日にリリースした『Bunny Girl』は、YouTubeで公開後1週間で100万回再生に到達する話題曲です。 そんな『Bunny Girl』の歌詞の意味を考察していきます。

夜の始まりさ「Bunny Girl」は誰のセリフ?

▲AKASAKI-Bunny Girl【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

今回はあえてLyric Videoの映像ではなく歌詞だけを頼りに考察を進めていきます。

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夜の始まりさ Bunny Girl 誘惑される鼓動に
弾け飛ぶ葛藤に愛を乾杯 伝えられなくても
恋の始まりさ Bunny Girl 誰かを穿って
澄んだ君の目を 孕んで
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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この曲は「夜の始まり」とともに始まります。

タイトルにもなっているBunny Girlに会うことができるのは夜だけなのでしょう。

また、始まるのは夜だけではなく恋も始まるようです。

この時点では誰の視点の歌なのかがまだわかりません。

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仕事帰りの疲れは 私と、このグラスに
さあ 自分好みに縋って
世間に対する気持ち 私に注いでみない?
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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ここのフレーズは私であるBunny Girlが誰かに語りかけている気がします。

そこで今回はこの歌の視点を全てBunny Girl目線だと仮定して考察を進めていきます。

すると冒頭のサビで始まる歌詞は夜にBunny Girlになる前の昼の姿を「」、AメロからはBunny Girlになったあとの夜の姿を「」として考えられるような気がします。

「Bunny Girl」ってどんなことを考えているの?


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ありがちなラブソングでも 愛が込められてるの
それでも汚れるのね 君を見れば分かるの
下を向く君の目を 無理矢理剥ごうとはしない
だからそんな顔せず手を差し伸べて
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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1番のAメロでは夜の姿のときの感情を伝えているような歌詞になっています。

「ありがちなラブソング」とは、Bunny Girlとしてお店でお客さんにかけるテンプレートのようなお決まりの言葉をかけている状況のことを表現しているのではないでしょうか。

良くも悪くも自分の気持ちを伝えられない夜の姿。

昼と夜とでは別の人間になっているはずなのに境目が見えなくなってしまって、どこか心が疲れてしまっている状況を「汚れる」という歌詞で表現されていると私は思います。

疲れてしまって思わず下を向いてしまう自分に対して、もう1人の自分が否定はしないものの目の前の仕事を全うする意味で手を差し伸べるように伝えているようにも考えられますね。

ここではタイトルの『Bunny Girl』から夜のお店を想像していますが、お店だけでなく夜だけにしか会えない関係の人や、好きになってはいけない人としても考察することはできるのではないでしょうか。

どちらであっても目の前の現実をどこか他人事のように捉えてしまっている夜の自分と、昼の自分がやりとりしている姿だと私は考察します。

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君の愛を知った気で ハイになっていて
感度去っていて 毎度泣いていてさ
それくらいがいいんでしょ
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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2番も同じように夜の姿の視点で歌っているように思えますね。

ただ1番と違うのは夜の姿の私が見ているのは、もう1人の昼の姿の自分ではなく目の前のお客さんです。

お客さんは夜の姿の私が接客しているのにも関わらず、昼の姿の本来の私の愛を知ったと勘違いしていると思っている様子が伺えます。

テンプレートのようなお決まりの言葉を言ったあとの「それくらいがいいんでしょ」という歌詞が、まるでどこか冷めたようにも感じられるフレーズです。

夜の姿と昼の姿の境界線をはっきりするために、自分自身に言い聞かせているのかもしれません。

「Bunny Girl」の本当の気持ちは?


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君に委ねるわ Bunny Girl
私をあげるわ Bunny Girl 誘惑される鼓動に
弾け飛ぶ葛藤に愛を乾杯 伝えられてるはず
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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最後のサビでは今まで別の姿として切り離していた、君と私が一体化するような歌詞になっています。

また、歌詞だけでなくメロディーもこのタイミングで転調するので、生まれ変わったような印象を受けました。

「私をあげる」という歌詞は今までは君が昼の本来の姿だったのに、私が本来になっているようにも思えます。

夜しか会えない関係だったために今まで愛を伝えられなかった私は、ようやく抑えていた自分の気持ちを伝えられているものの、今までテンプレートどおりの会話しかしてきていないので自信のなさも感じられます。

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夜の始まりさ Bunny Girl 誰かを穿って
澄んだ君の目を 孕んで
≪Bunny Girl 歌詞より抜粋≫
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最後ももう一度同じ歌詞で締めくくられています。

これは、私の気持ちがうまく伝わっていなくて同じ状況に戻ってしまったというよりも、私のような人がどこかで同じような経験をしているという歌詞ではないかと私は受け取りました。

AKASAKIは恋愛に迷えるうさぎの心の葛藤を歌っている?

Bunny Girl』は迷える子羊ならぬ、恋愛に迷えるうさぎが自分の中のもう1人のとの恋愛の葛藤を描いた1曲ではないでしょうか。

また、実際にLyric Videoを見ると別の視点でも捉えることができると思います。

お店に限った話なのか、夜という時間に限った話なのかだけでも考えは広がるのではないかなと思います。

ぜひ動画だけでなく歌詞にも注目しながら歌を聴いてみてくださいね。

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