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仕事がきつい時は、ピクミン『愛のうた』で社畜気分に浸ろう

四月から新年度になり、真新しいスーツを着て仕事に向かう新社会人の姿を、よく見かけるようになりました。しかし、もうそろそろ彼らのうめき声がきこえてくる時期ではないでしょうか。

新社会人の抱える悩み


四月から新年度になり、真新しいスーツを着て仕事に向かう新社会人の姿を、よく見かけるようになりました。しかし、もうそろそろ彼らのうめき声がきこえてくる時期ではないでしょうか。

社会人としてのしかかるプレッシャー。覚える仕事が多くて、混乱してしまう。職場の新たな人間関係…。

仕事に慣れない身体には、ストレスがどんどん蓄積されていき、気がつけば、なんだかだるい…。仕事にいきたくない…。入ったばかりだけど、もう辞めたい…。そんな気分の新社会人もきっと多いはずです。

そういう新社会人の持つ負の感情を、とてもかわいらしく歌った曲をご紹介しましょう。ストロベリー・フラワーの『愛のうた』です。

大人気ゲーム「ピクミン」の歌


昔流行った、ピクミンというゲームをご存じでしょうか?

頭のてっぺんにお花が咲いたピクミンという奇妙な生物を率いて、敵に投げつけたり戦わせたりするゲームで、任天堂ゲームキューブのソフトは50万本を売り上げました。

ゲームも流行ったのですが、それ以上に流行ったのが、ピクミンのCMソング。「ひっこぬか~れて~、あなただけに~ついて~ゆく~」という耳に残るフレーズで、このCMソングの売り上げは、ゲームソフトより多い90万枚に達しました。

愛のうた

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引っこ抜かれて、あなただけについて行く
今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる
≪愛のうた 歌詞より抜粋≫
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社会人として、いままでいた場所から会社に引き抜かれて、一途について行ってみたら、そこには労働地獄が待っていた…。

“運ぶ、戦う、増える”の部分は、ピクミンの仕草から発展して、社会人としてあくせくと働いている様子がイメージされます。“食べられる”の部分が、なんだか会社から食い物にされているような、そんな自己犠牲の身をほうふつとさせますね。

この歌詞のピクミンの姿が、社会人がだんだんと社畜にされていく様を描いているようだとして、一時期、話題になったのです。

そもそも社畜(しゃちく)とは、会社に飼いならされてしまって、自分の意思を放棄し、会社の奴隷(家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄する言葉です。

そんな、かなりひどい状態のことを指しますが、この『愛のうた』を聴いていると、そんなひどい状態をかわいらしいメロディーに乗せることで、ちょっと弱気に微笑んでしまうような、なまあたたかい哀愁を感じることができます。

そして、不思議と、よし、明日もがんばるかな、と思うんですよね。

それは、歌にすることで、自分の現状を少し離れた視点から、客観的に見ることができるから、なのかもしれません。

頑張る人への応援歌


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そろそろ遊んじゃおうかな
もっと頑張ってみようかなーんて
嗚呼 嗚呼 あの空に
恋とか、しながら
≪愛のうた 歌詞より抜粋≫
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もう駄目だ、無理だと思っても、続けていれば、だんだんと仕事にも慣れていき、余裕もでてきます。

社会人の方は、一時の感情に振り回されず、仕事に楽しみをみつけながら、そしてたまには手を抜きながら、だんだんと社会に馴染んでいってください。

たまにはこの歌をきいて、空でも見上げて、ふうっと一息つきながら、自分のペースで進んでいってくださいね。でも、あまりにもきつかったら、その時は上司に相談しましょうね。

お仕事、応援しています!

TEXT 緑の瞳

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