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ジェンダーレス男子諸君!!お肌だけでなく、"ちゅう"も磨こう!!

"ジェンダーレス男子"が注目されている。「草食男子」という言葉はすでに浸透したが、最近では女性のように化粧をしてネイルアートなども楽しむ男子が増え、彼らを総称してそう呼ぶ。こんどうようぢや藤田富などがそのシンボルで、テレビなどのマス媒体での露出も増えた。


"ジェンダーレス男子"が注目されている。「草食男子」という言葉はすでに浸透したが、最近では女性のように化粧をしてネイルアートなども楽しむ男子が増え、彼らを総称してそう呼ぶ。こんどうようぢや藤田富などがそのシンボルで、テレビなどのマス媒体での露出も増えた。

先日こんどうが出演したテレビ番組でアダルトムービーを見たことがないと告白していたが、男子の草食化もここまで来たかと焦った。女性が強くなり、男性が中世化するのは平和の象徴と言うが、本当にそれでいいのだろうか。そんな男子の眠れる恋愛本能を奮い立たせるのに、あんしんパパ『はじめてのチュウ』は効果的だ。


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眠れない 夜 君のせいだよ
さっき 別れた ばかりなのに
耳たぶが for you
燃えている for you
やった やった やったよ Wow Woo
はじめての チュウ 君と チュウ
I will give you all my love
なぜか 優しい 気持ちが いっぱい
はじめての チュウ 君と ちゅう
I will give you all my love
涙が 出ちゃう 男の くせに
Be in love with you

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初めてキスをした少年のドキドキがリアルに綴られた歌詞が展開される。初めてキスをした興奮で夜も眠れない。考えるのはさっき別れたばかりの君のことばかり。一人で悶々としている主人公は、今日のキスのことを思い出して耳を朱に染める

おもちゃのようなテクノサウンドが少年のウブさを見事に表現する。主人公の心を満たす優しい気持ちが、どこから出てきたのか。初めてキスをしたぐらいの若人にはまだ理解できないが、嬉しさと甘酸っぱさで涙が出ちゃう。男のくせに泣くなと恥ずかしがる少年は、人を愛する気持ちを学んだ。

アニメ『キテレツ大百科』のテーマとして周知され、サザンオールスターズ桑田佳祐・SMAP木村拓哉・山崎まさよしらがライブでカバーしたり、つるの剛士やHi-STANDARDなどもカバーCDを発売したりしている曲だ。

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デートコースは もう 決めたんだ
明日の 夢が ふくらんでくる
この愛を to you
いつまでも to you
きっと きっと きっとさ Wow Woo
はじめての チュウ 君と チュウ
I will give you all my love
なぜか 優しい 気持ちが いっぱい
はじめての チュウ 君と ちゅう
I will give you all my love
涙が 出ちゃう 男の くせに
Be in love with you

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前半の歌詞で今日のことを考えて興奮していた主人公は、いつしか明日のデートのことを考え始めた。何時に待ち合わせをして、映画を見て、ご飯を食べて…と明日のプランは固まるどころか、膨らむばかり。いつまでも変わらぬ愛を…なんて考えているあたりが初々しい

ただ主人公も成長する。「はじめてのチュウ」は4回目には「ちゅう」と表記が変わっていることにお気づきだろうか。最初のうちは緊張してぎこちないキスをしていた主人公も、いつしか肩の力が抜けて優しいキスができるようになった。主人公の恋愛スキルもどんどん上がっている。

ジェンダーレス男子のように自分を綺麗に着飾る美意識は悪くない。だが、その意識が自己満足で終わっていてはもったいない。綺麗になった君を見ている女子はきっといる。もうジェンダーレスだの草食なんて呼ばせるな。お肌だけでなく、女子のために最高の"ちゅう"も磨いておこう!!



TEXT:田中利知 https://twitter.com/toshichika8855

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