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【ライブレポート】きみとバンドが、愛媛県内最大級のイベント、すごいもの博2024で最高のパフォーマンス!地元愛媛に響けこの音!

きみとバンドは、大野真依、清原梨央、森田理紗子、YUKIによるインディーズのガールズバンドである。この記事では、「すごいもの博2024」IBGメディア協賛ステージでのパフォーマンスの模様をレポート。彼女たちの愛媛に対する思いを音にのせた様子をチェック!!
きみとバンドの特集画像です

きみとバンドは2020年に愛媛県で結成された日本のガールズバンド。

2020年8月、大野と清原に初期メンバーの1名を含めた3人でデビュー。7都市をワンマンデビューツアーで周った。地元愛媛で行われたツアーファイナルで発表された47都市全県ワンマンツアーを見事完走。
2022年1月をもって初期メンバー1名が卒業し、本格派シンガーソングライターとして活動していた森田理紗子が新メンバーとして加入。

2022年8月20日には日本最大級のライブハウス「Zepp Haneda TOKYO」にて、インディーズのガールズバンド史上最速でキャパ3000人規模のワンマンライブを行い、見事ソールドアウトさせた。

そんな、きみとバンドが2024年11月23日(土)・24日(日)に愛媛県松山市堀之内の城山公園で開催された県内最大級の産業の祭典「えひめ・まつやま産業まつりwithメディアパーティー すごいもの博2024」に出演。

2023年は悪天候に見舞われ中止となり、2年ぶりの開催となった今年は12年目の開催。
2日目の24日(日)午前、きみとバンドのライブステージが実現した!

2日間で10万人以上を集客するビッグイベントでのライブは、きみとバンドとしては初めてではあったが、会場入りしたメンバーたちは地元愛媛でのライブということもあり、いつになくリラックスした表情で準備が行われた!

前日特典会はメンバー全員でビラを手配りしながら、ライブをアピール!

ライブに先立ち、すごいもの博の会場内で「ゲリラビラ配り」を敢行。

メンバー2名の出身地である愛媛県なだけあって、終始リラックした良い雰囲気で会場を訪れた人や特典会に参加したファンに向け「明日、ライブするのでぜひ見に来てきださい!」とライブをアピールしつつ、飲食ブースで気になるスイーツやジュースを堪能したり、購入して産地直送のグルメなどが並ぶイベントもしっかり楽しんでいた。

愛媛県外から遠征に来ていた馴染みのファンから声を掛けられることも多く、すごいもの博2024を楽しみながら翌日の出演に備えた。


ライブ当日、すごいもの博2024のための特別セトリで“きみとバンド”の音が会場に響く!



家族連れをはじめ、子どもからお年寄りまで幅広い年代が会場を埋め尽くす中、最前列には多くのきみとバンドのファンが後ろのオーディエンスの迷惑にならないよう気にかけながら詰めかけ、ライブ開始15分前の公開リハの時には満席状態になった。

野外ライブ会場とあっていつもの公演とは違う客層や雰囲気に包まれる中、イベントMCがきみとバンドを呼び込んだ。SEにノってメンバーたちがステージに立つと、会場からはメンバーの名前を叫ぶファンが会場の温度を上げる。全員がスターティングポジションにつくと夏にリリースされたばかりの『こいごころ』からライブスタート。



最前列のファンたちも森田のヴォーカルに吸い込まれるように視線を送る。
Aメロが終わる頃には思いをのせた声援が溢れ、会場全体が熱を帯び始めた。

1曲目の『こいごころ』は、この夏にリリースされた「thanks.」に収録されたアルバム曲。作詞は森田自身が行い、作曲を音楽プロデューサーの古城康行が手がけた楽曲だ。

「はじめまして 恋心」という歌い出しは、きみとバンドの音を初めて知る会場の来場者に向けたメッセージに例えられ「ひとり苦しい夜 終わりにしたいよ ふたりになりたい」で締めるこの曲は、彼女たちが彼女たちを知った来場者とつながる曲としてふさわしく感じた。

地元の来場者への自己紹介となるステキな1曲目だ。この曲を歌うことにより地元愛媛に強い思いを持ちステージに登壇した3人(4人)の決意表明として、ファンの心に強く刻まれただろう。



2曲目の『Midnight Scream』も「thanks.」に収録されたアルバム曲となっている。
「声を響かせたら 世界がひらけていく」の歌詞がまるで1人で抱え込まず、声をあげてることにより助けがあり、本当の自分を見つかられるよと訴えかけてくるようだった。



まっすぐに刺しにくるヴォーカルと力強いビート、疾走感あふれるメロディーラインは5分にも満たない時間で夜明けまでを表現し、MCへ。



MCでは清原が、昨年の中止によりLIVEが実施できず残念がり、今年は天気にも恵まれて実施できたことに感謝を伝えた。

そして、愛媛にはツアーで凱旋することはあったがイベントでライブをすることの特別な思いを観客や関係者に改めて感謝を伝えた。



エモさ満点のrosemary

3曲目の『rosemary』で学生時代の淡い思いを歌い上げ、大人になることの寂しさを季節の終わりに例えて、会場を優しさで包み込んだ。




4曲目は久万スキーランドとのタイアップ曲である『きみが好き』をコール。
アップテンポなイントロから始まり、サビ前になると清原が手拍子で観客を煽り、会場はそれに応えた!




5曲目は清原の出身である東温市とのタイアップ曲『東温ラブストーリー』。
ラップ調で東温市の街並みを歌い上げると、会場に向けクラップを煽る清原。サビ後での森田の合いの手は音に厚みを出した。




愛媛タイアップのセットラインが終わると、カバー曲のセットに入った。
ここでは、『紅蓮華』と『ブルーバード』を披露。



誰もが聞いたことのあるカバー曲を披露することで、きみとバンドの曲を知らない来場者にも楽しんでもらおうとする粋な計らいは、観客を楽しませる。

大野の作り出すリズムに合わせてどこまでも伸びる森田のトーンでカバーセットを歌い、会場を1つにまとめ上げた。

後半に差し掛かり、会場のボルテージを上げる『So High!』で体温を上げる。



アッパーな楽曲に観客は歓声でリズム鳴らしハンズアップにて左右に手を振り会場を揺らした。

間奏で大野のドラムソロが気持ちよく決まってから、



ラスサビ前での一瞬の静寂。これはやられた。

息を呑むのもままならない静寂の後、曲名のシャウトきっかけでラスサビへ。
ここまで視線を釘付けにするパフォーマンスに、聴覚だけでなく視覚と触覚も持っていかれてしまった。鳥肌が止まらなかった。



クールな楽曲の後に『恋のモンスター』で会場を華やかに賑やかにする。
作詞は大野で彼女の優しさが表現されてる恋愛の応援ソングだ。



曲が始まると清原がぴょんぴょんと跳ね、曲のかわいらしさがいっそう強まった。
会場のみんなにもきっとエールが届いただろう。



楽しい時間とはすぐに過ぎ去ってしまうものだ。
ラストを飾ったのは『∞YAKEN』

大きなステージで活動することが増えていく中で、それでも地元を忘れない、たくさんの思いが詰まった楽曲だ。

「はなれていても 会えない時も 変わらない気持ち 心はいつでもつながっている」というフレーズのごとく、彼女たちのどこにいても愛媛が好きだという気持ちを持ち続けている。愛媛愛溢れたセットリストを見れば一目瞭然だ。



今日一番、ストレートな歌詞で、愛媛への想い、遠征に来てくれたファンや、見てくれてる観客へ、気持ちを乗せて歌詞を届けた。

会場はその想いを受け取り1つの集合体として、1つの作品として、1つのライブとして幕を下ろした。



あっという間の50分

ステージの後ろには松山城が顔を覗かせる。
ステージに立った時間はわずか50分。

LIVE終了してからも、みんなとの交流望む彼女達は特典会の案内を行い、観客席に感謝を送った。
ステージを降りた3人の表情は少し寂しそうにしながらも、達成感に満ちていた。

すごいもの博2024でのライブの感想を聞くと、メンバーは“いろいろな年代の方に見ていただけて良かったです。2025年はZepp全国ツアーも決まり、ワクワクすることが盛りだくさんで楽しみです”と今後の展望を口にした。

きみとバンド
5th anniversary tour
〜きみとZepp〜

6/22(日) Zepp福岡
7/6 (日) Zepp大阪Bayside
7/20(日) Zepp名古屋
8/3 (日) Zepp札幌
8/17(日) Zepp羽田(東京FINAL)

その後、会場内のブースに移動し、約3時間にわたり特典会を開催。

メンバー一人ひとりがファンと直接触れ合いながら、コロナ禍にも関わらず足を運んでくれたこと、今までずっと応援し続けてくれたことなど、感謝の言葉を伝える。

振り返れば2020年8月から「きみとバンド」が始動するも、新型コロナで活動が制限されることに。満足に活動できない日々が続いた。

それでも3人は前を向いて歩き続けた。2023年にはYUKIも加わり4人体制に、そしてこの日、彼女たちの夢に掛ける想い、アーティストとしてのプライド、ファンや地元の方への感謝の気持ちを50分という時間でパフォーマンスしてみせた。

彼女たちは知っている、今のきみとバンドは、まだまだ成長過程であることを。

ファンたちは知っている、今のきみとバンドはまだまだ成長できることを。だからこそ断言しよう。

彼女達の輝きはこの瞬間も、そしてこれからも増し続けていくことを。

今後も大きなステージに登り続ける彼女たちの拠り所として愛媛があり、そして、今後も愛媛から愛されるバンドであり続けてほしいと願わずにはいられない。

ライブデータ

すごいもの博2024 きみとバンドライブ
11/24(日) @城山公園

■セットリスト
SE
M1.こいごころ
M2.Midnight Scream
M3.rosemary
M4.きみが好き
M5.東温ラブストーリー
M6.紅蓮華(cover)
M7.ブルーバード(cover)
M8.So High!
M9.恋のモンスター
M10.∞YAKEN

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TEXT:UtaTen編集部
PHOTO:後藤いおり

愛媛県出身の大野真依、清原梨央、福井県出身の森田理紗子、埼玉県出身のゆきたんの4人で構成される本格派ガールズバンド。 2020年8月、大野と清原に初期メンバーの1名を含めた3人でデビュー。 全員、楽器経験ゼロからバンドを始めた為、自分たちだけでなくファンのみんな「きみ」(※ファンの名称···

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