Hey!Mommy!の魅力は無邪気さにある!
――まずは、皆さんがアイドルになった理由から教えてください。佐々木ひまわり(以下、佐々木):私は、元々アイドルが大好きで、好きなグループの振り付けをしていたのが現在私たちをプロデュースしてくれている槙田紗子さんでした。
可愛いなと思ってSNSをフォローしていたんですけど、紗子さんが「アイドルを作る」ということを知ってオタクとしてHPを拝見したとき、ビビッと来るものがあって!運命的なものを感じてオーディションに応募したのがきっかけです!
今丘葉月(以下、今丘):私もアイドルが大好きでしたし、踊ったりするのも好き。でも、人前に出ることはあまり得意ではなくて……。だから、オーディションに応募する気持ちはなかったんですけど、大学生のときコロナ禍がやってきて、外出ができない状況が続いたとき何かやりたいと思ったんです。
人生は1度きりだし、何かやりたいと思ったときに見つけのがHey!Mommy!のオーディション。紗子さんの記事を読ませていただいたときにこの方の元でアイドルをやってみたいと思いました。
原明日香(以下、原):いつかアイドルをやってみたいと思っていたら、気付いたら大学生になっていて……。ちょうど就活の時期に本当にやりたいことってなんだろうと自己分析してみると、アイドルという道もアリだなと思いました。
年齢的にも挑戦できるのは最後だと思い検索してヒットしたのが、Hey!Mommy!のオーディション。HPには、「パフォーマンス重視のグループを作る」ということが明記されていて元々、チアダンスを習っていた経験もあるし、私もイケるのでは?と小さな期待を胸に応募しました。
作島藍(以下、作島):私は元々、芸能界というざっくりしたものに憧れを持っていて。そこからいろんなオーディションを受ける中で出会ったのが、Hey!Mommy!のオーディション。
最初は数ある中の一つだったし、審査員に映画監督の枝優花監督がいらして会ってみたいというミーハーな考え方だったんですけど、やってみるとスイッチが入っちゃって……!その時は、アイドルになりたいと強く思っていたわけではないんですけど、オーディション中にアイドルになりたいって思うようになりました。
延松舞佳(以下、延松):小さい頃からアイドルが大好きだったんですけど、やりたいという気持ちはあまりなく、オーディションを受けるつもりもなかったんです。ただ、大好きだったグループが新メンバーオーディションをすることになって。
メンバーとずっと一緒に居られるなら受けようかなと思って……。だから最初はアイドルになるというよりメンバーになれば推しとずっと一緒にいれるという理由で応募したんです(笑)
――おお! ちょっと怖いような気もするけど(笑)。
延松:(笑)。そのオーディションでは最終審査で落ちてしまったんですけど、擬似アイドル体験がそこで経験出来たというか。アイドルって楽しいかもって思うようになったんです。
応援してくれたファンの方たちが一緒に悔しがってくれたり、自分も悔しかったし、そういうファンの人の気持ちと自分の気持ちを叶えるためにまたオーディションを探して見つけたのがHey!Mommy!のオーディションでした。紗子さんのことはあまり知らなかったけど、アー写がとても綺麗で、凄そうな人だ!とビビッと来たんです!
――秋元さんはいかがですか?
秋元悠里(以下、秋元):漠然とアイドルになりたいなとは少し思っていて。ちょうどコロナ禍のときに改めて自分のしたいことはなんだろうと考えたときに本格的にアイドルという選択肢が浮かんできました。
せっかく可愛いし、アイドルやりたいな〜と思ったときちょうどInstagramのストーリーズに見つけた、SACO PROJECT!オーディションに応募して今に至ります。さっき明日香氏がパフォーマンス重視のお話をしていましたけど、今改めて考えるとダンスも歌もやったことないのによく応募したな、自分……って思います(笑)。
――Hey!Mommy!のメンバーとして皆さんのアイドル人生が始まったわけですが、Hey!Mommy!とは一体どんなグループなんでしょうか?
原:グループのコンセプトとしては、“いつまでも子ども心を忘れずに、日常に大きなHAPPYを!”ということを掲げて日々活動しているグループになります!
――なるほど! 皆さんそれぞれ思うHey!Mommy!の魅力についても教えてください。
佐々木:私はおもちゃ箱のようなグループだと思います。ライブもポップですし、それぞれの個性が爆発してる!わちゃわちゃしていて“楽しい”が全面に溢れているグループです!
――そのわちゃわちゃ感は撮影のときに発揮されていましたね!こちらも笑顔になってしまいました。
佐々木:あはは(笑)。嬉しいです!
今丘:それでいうと、私はいつ見ても笑顔になれるグループだなって思うんです!お仕事終わりにライブを観てくださるファンの方たちからは、「仕事で疲れていたけど、Hey!Mommy!を観たら元気になった!」と言われることも多くて。私も元気がないときにはHey!Mommy!の動画を観たりするし、やっぱり元気になるんですよ!そこが魅力だと思うし、ライブを観ていても絶対飽きないです!
原:私は無邪気さが魅力だと思います。3年間活動を続けていますけど、いい意味でこなれ感が出てこない。ずっとフレッシュと言われることも多いんですけど、そこはコンセプトである“子ども心を忘れずに”というところに繋がっているのかなと。あとは、「こうしよう!」と言葉にしなくてもメンバー全員で行動できることも魅力だと思います。
作島:私も、無邪気さ、子供っぽさは魅力だと思います。私自身もHey!Mommy!でいるときは子供っぽいなと思ったりもしますし(笑)。ライブに来てくださるママ友(ファンの名称)さんもライブ中は子ども心を思い出して楽しんでくれているだろうなと表情から伝わってきます!
延松:コンセプトに寄せているわけではないと思うんですけど、メンバー全員が自分の気持ちに素直で真っ直ぐなんですよ!仮に壁が目の前に現れても全員で突き進むことが出来るというか……!コンセプトに寄せてはないけど、素の自分がHey!Mommy!の世界観そのものな気がします。あと、みんな優しいです!
秋元:みんなの意見を踏まえると、ライブで表現するHey!Mommy!の多幸感というものは、本当に唯一無二だし、そこがすごく魅力的だと思います。紗子さんの振り付けもあいまってメンバーの個性もすごく分かりやすいと思うんです。紗子さんがメンバーの特徴を理解してくださっていることも強いと思いますけど、ライブを観ていただくことでより私たちの魅力に気付いていただけるのかなと思います!
――無邪気・子供っぽさというのがキーワードだった気がしますが、メンバーの中でいちばん無邪気で子供っぽいのは誰になりますか?
原:じゃあ、せーので指差してみる?
全員:せーの!!
――おっ、票がいちばん多かったのは今丘さんかな?
原:今丘さんは、お腹が空いたら「お腹空いた!」、可愛いって言われたら「ありがとう〜♡」という感じでピュアというか(笑)。人の意見を全部吸いとっちゃう。だから、「今日も可愛いね」と言って、ルンルン気分でいてくれたらいいな〜と思います(笑)。
今丘:え?! じゃあ、いつも思ってないってこと?!
原:いつも可愛いって思ってるよ!(笑)
それぞれが考える、デビューからの3年間
――(笑)。デビューから3年の月日が経過しましたが、皆さんにとってどんな3年間でしたか?
佐々木:あっという間だったなと思いつつ、すごく中身がぎゅっと詰まった期間。悔しいことも嬉しいこともたくさんあって喜怒哀楽全てが凝縮された3年間だったなと思います。この3年間がなかったら今のHey!Mommy!はないと思う。大事な3年間だったと思います。
今丘:本当に濃い3年間だったよね。たくさんのライブに出演できたし、グループのファンの方、私を応援してくださる方、そしてこのメンバーにも出会えた。私は、このメンバーに安心感があるんですよ。3年間の中で思い出ってほとんどがメンバーとのこと。こんなに心を開くことが出来るのは、このメンバーだからだなと思うし、このメンバーじゃないと無理だなと毎日を思うくらい安心感があって、大好きです。
原:ありがとう〜!!
今丘:でも、これって3年間の振り返りになってる?
原:すごくいいと思う! 私は、種まきの3年間だったと思います。いろんな対バンに出させていただいて、そこで知り合ったファンの方たちが応援してくれて、大きな舞台や出演できなかったイベントに出れるようにも徐々になってきた。だからこそこの3年間で蒔いたタネからもっともっと綺麗な花を咲かせるように4年目も頑張らないといけないなって思います。
作島:私は自分自身に変化のある3年間だったと思います。Hey!Mommy!じゃなかった自分は自分じゃないと思うくらいの大きな変化。アイドルになっていなかったから会えなかった数の出会いもあったし、たくさんの経験もした3年間。
ただ正直、3年かかってやっとアイドルとしてスピード感を知ったというか。もちろんすごく成長していると思うけど、まだこれでは足りない。この成長スピードではアイドルとしてやっていけない。そういうことをこの3年間で知りました。
――アイドルとは何たるかを3年で痛感した。
作島:そうです。本当にそんな感じの3年間でした。
――延松さんと秋元さんはいかがですか?
延松:3年前のことを振り返ると、私自身メンバーという存在に憧れがあった中で、今もまだ言語化するのは難しいんですけど、Hey!Mommy!のメンバーは本当に手放せない存在だし、1人1人が与える影響もすごく大きいんです。だからまずはメンバーの大切さを知った3年間だったと思います。
グループとしては全員がアイドルを初めて経験する状態からスタートして、ずっとがむしゃらに進んできたけど、振り返るとグループとして大きくなるスピードは自分が思ってるよりも遅い。楽しかった思い出もたくさんあるけど、掲げていた理想よりは低いところにまだいるから、この3年間で培ってきたものをバネにしてもうちょっと勢いをつけて今後も成長したいなと思います!
秋元:私もグループとしてはまだまだだなと思うけど、私にとってもグループにとっても成長の大きい3年間だったことは間違いないと思っていて。みんなそれぞれ結成当初から考えると自信がついたと思うし、Hey!Mommy!にはまだまだ成長の余地があると思うんです。皆さんにはその成長を目を離さず見てほしいなという気持ちですね。
――成長途中であると。秋元さん的にどのあたりに成長を感じますか?
秋元:「SUPER MOMMY GIRLS」という楽曲があるんですけど、その曲で私が“アキモゴジラ”に扮するパートがあって。それは、きっと最初の頃だったら出来てなかったと思います。あと、現在藍ちゃんとお笑いコンビを組ませていただいているんですけど、それも人前に立つという自信がなければ出来ないことだなと思いますね!そこが成長かなと。
――ん?! お笑いコンビって言いました?
秋元:はい!“サスティナプリティー”というコンビで芸人活動もやらせていただいております!今年初めてコンテスト系にエントリーしたんですけど、THE Wは2回戦敗退で、M-1は1回戦敗退です(笑)。ただ、お笑いとアイドルの対バンライブもあったりして、そういう経験から場数を踏んでいるところでございます!来年はもっと計画的に勝ちに行きたい……!
――M-1にエントリーということは、漫才?ネタはどちらが?
作島:漫才です!私がまずネタの大元を持って行って、そこから一緒に作る感じですね。
秋元:私がボケでツッコミが藍ちゃんです!
――おお!これは楽しみですね!来年のTHE W決勝で観れるかな?
秋元・作島:頑張ります!
サコPは私がHey!Mommy!を続ける理由
――Hey!Mommy!を語る上で、やっぱりプロデューサーの槙田紗子さんの存在が大きいと思いますが、皆さんにとってサコPはどんな存在でしょうか。掛けられた言葉で印象的だったものはありますか?佐々木:人を見る力がある方ですね。私たちが考えていることをズバリと当てる占い師のような人。活動で悩んで相談したときには「自分のなりたい姿を思い浮かべて、信じて突き進めば大丈夫」と言っていただいて。たくさんの夢を叶えてきた紗子さんの言葉には重みがあるし、再び頑張ろうと思えました。
今丘:私は、ママという感じがします。ちゃんと見てくださっているんですよ。私がライブで変えた細かいことにも気付いて連絡をくれたり、「葉月はもっと自信を持っていいんだよ」と言葉を掛けてくれたり。そういう言葉を掛けてくれる存在ってママだと思うんです。その言葉が自信にも繋がるし、心の支えです。
原:私は、振り付けのお手伝いをすることもあって裏側の紗子さんを見る機会がいちばん多いんですけど、オーディションのときは厳しい、完璧な人という印象だったものが、一緒に作業すると紗子さんだって悩むし、同じ人間なんだなと思えたというか。
そこでかなりお話ししやすくなりました。あと、これは完全に私感ですけど、紗子さんって世間的に見れば可愛い振り付けの代名詞的な存在だと思うんですけど、Hey!Mommy!には王道可愛い楽曲ってそこまでないんです。そのギャップが個人的には面白くて、紗子さんがやりたい世界観って本当はこっちなんだよ〜と、皆さんも早く気付いて〜と思っています(笑)。
作島:人間として素敵な人だし、大好きです。真摯に仕事に向き合っているから苦しいこともきっとあるのに、それを感じさせないのがすごいと思います。
延松:紗子さんは、自分にとってはいちばん信頼できる人です! 私が、Hey!Mommy!をやっている理由の一つに紗子さんの存在があります。アイドルをする上で、紗子さんのグループじゃなかったら考えられないです。
秋元:最初の頃だったら怖いイメージもあったけど、めちゃくちゃおちゃらける部分を知ってしまったので、最近は紗子さんって可愛いなと思うことばかりです。いい意味で私のことをいじったり、雑に扱ってくれるんですけど、それが好きで……(笑)。これからもそんな感じでお願いしたいなと思います(笑)。
『GALAXY! GALAXY!』は未来が見えるライブにしたい
――ここからは恒例の質問で、皆さんの好きなフレーズについて聞いていこうと思います。今年リリースしたアルバム『DANCE!DANCE!HAPPY!WORLD!』の収録曲の中から代表者3名に推しフレーズを聞いていこうと思います!
作島:はい! 私は、「START RUSH!!」から〈私が好きな私で 強く強く一歩踏み出そう〉というフレーズ。売れたいとか、このままじゃダメだと思うたびにどうすればいいんだろうと考えたり、周りの声を気にしたりして、「うわーっ」となることがあるんですけど、自分が楽しくなければいいものは作れないし、自分が好きだと思う自分で挑戦していきたいなと思うので、このフレーズは「そうなんですよ〜!」と共感することができます!
延松:私は、「ビスケットケース」から〈凸凹なボクら集まって それでやってみたら 上みてばかりだし やっぱイケるね〉というフレーズ。この歌詞を歌えるグループって簡単にはいないと思っていて。みんなが上を見てないと歌えないと思うし、この歌詞が歌える状況って普通ではない。それがまず私たちっぽくて特別な歌詞だなと思います。
私たちはこれからもずっと上を見てるグループだと思うから、この歌詞は大事にしたいと思うし、〈やっぱイケるね〉で終わるのがすごく好きです。自信がなくなったり、不安になったときでもこの歌詞を見ると前向きになれます。
秋元:最後は、「ご機嫌マミーはご機嫌ガール」から空気は読むんじゃなくて 吸うものです 吸って吸って吐いて〉というフレーズです。まず、この歌詞が思い浮かぶのがすごいなと思って! 空気って当たり前に吸って吐くものだけど、人間って誰しも空気を読むことって絶対あると思うんです。それがこんなにポップに伝わるように歌詞になっているのがすごく好きです!
――ありがとうございます! そんな3人の推しフレーズも楽しめるであろうワンマンライブ『GALAXY! GALAXY!』が2025年1月18日(土)に豊洲PITで開催されますね! どんなワンマンライブになりそうですか?
佐々木:未来が見えるワンマンライブにしたいなと思っています。今回がゴールではなく、あくまでも通過点、観てくれた人たちが私たちと一緒に未来を作っていきたいと思えるライブにしたいです。
今丘:豊洲PITは私たちがデビューした大切な場所でもありますし、私はこれからもHey!Mommy!でいたい気持ちがすごく強いので、絶対に成功させたいライブです。当日は、大変なことになるんじゃないかなと個人的にも思っているので、この記事を読んでくださった方みんなに来てほしいです。
原:Hey!Mommy!のライブは、行かないと凄さが伝わらないと思っているし、HAPPY!が伝わらないと思っています。自分たちもそのときの気持ちで動き方や表現の仕方も変わってくるから、マジで未知ではあるんですけど、そんな未知な時間を皆さんと一緒に作って楽しんでいただければなと思います!
作島:よく大きいステージが似合うと言っていただくことがあるんですけど、この豊洲PITでのワンマンライブがそんな大きなステージへと繋がる1つのステップになると思っています。今のHey!Mommy!として出来る今まででいちばんヤバいステージになると思うので、楽しみです!
延松:このワンマンライブって私たちの歴史の中に絶対刻まれるワンマンだと思うし、まいかの人生の中でも刻まれるものになると思っています。会場にいる全員にとって特別な時間であってほしいと思うので、Hey!Mommy!のライブでしか味わえない多幸感と熱狂を皆さんに感じていただけたら嬉しいです!
秋元:過去最大規模のワンマンライブ、そしてタイトルは『GALAXY! GALAXY!』。ヤバいことになることは間違いなしなんです。今回のワンマンはどういうものになるのか、私たちも楽しみだし、絶対に楽しいし、絶対やばいことになると想像できる、それを1人でも多くの人と共有したいです!
――楽しみですね! では、最後にHey!Mommy!の今後の目標と展望をお聞かせください。これは代表者1名にお願いします! では、原さんお願いします!
原:はい!(立ち上がって) 直近の目標は豊洲PITでのワンマンライブ『GALAXY! GALAXY!』を成功させて、私たちのことを応援してくださる方をもっともっと増やしてHey!Mommy!のHAPPY!を世界中に届けていきたいと思っています。
そして私たちは、結成時に3年で武道館に立つという目標を掲げました。その目標はまだ叶ってないけど、その気持ちを忘れずに6人で頑張っていこうと思います。ママ友を増やそう大作戦でこれからもっと頑張っていきます!
2021年1月1日より始動した「SACO PROJECT!」オーディションより、 約1,000名の応募者から選ばれたメンバーで結成。 「いつまでも子ども心を忘れずに」をテーマに、日常に大きなHAPPYを! 2021年11月28日、SACO FES DX in 豊洲PITのステージで待望のデビュー。 振付師・槙田紗子によるプロ···