【歌割り・パート割り】あんスタ・Valkyrie「星の鳴動響きし時に」

[宗]
世界（せかい）の外（そと）を識（し）る旅（たび）へ出（で）よ
その風（かぜ）が今（いま）、帆（ほ）をはらませて

[全員]
船（ふね）が未知（みち）へと進（すす）みゆき
引（ひ）き波（なみ）が消（き）え去（さ）る前（まえ）に

[全員]
高（たか）きに至（いた）る指標（しるべ）とすべく
遍（あまね）く叡智（えいち）連（つら）ねた書物（しょもつ）
その恩寵（おんちょう）に額（ぬか）ずく如（ごと）く
真理（しんり）の影（かげ）を只管（ひたすら）辿（たど）る

[宗]
繁栄（はんえい）への欲望（よくぼう）か、

[みか]
栄光（えいこう）への焦燥（しょうそう）か

[宗]
妙（たえ）なる神秘（しんぴ）の袖（そで）に触（ふ）れんと

[みか]
迷宮（めいきゅう）を彷徨（さまよ）へど、幻想（げんそう）に惑（まど）へども

[全員]
不変（ふへん）と信（しん）じた規矩（きく）を棄（す）てない

[全員]
嗚呼（ああ）、何故（なぜ）に誰（だれ）も知（し）ろうとしない
窓（まど）から見（み）えたあの星（ほし）が巡（めぐ）り来（き）ても
寓意（ぐうい）となった理（ことわり）の檻（おり）
その片隅（かたすみ）に我（われ）らを留（とど）める

[全員]
理想（りそう）と現実（げんじつ）が重（かさ）ならぬなら
神意（しんい）は何処（いずこ）に宿（やど）るのか?
常（とこ）しえの摂理（せつり）を求（もと）めし者（もの）よ
天地（てんち）に滿（み）つる奇跡（きせき）を究（きわ）め

[全員]
星（ほし）の鳴動（めいどう）響（ひび）きし時（とき）に
胸（むね）の望（のぞ）みに答（こた）えを示（しめ）せ

[宗]
だが君（きみ）の眼（まなこ）は捉（とら）えた
空（そら）を流（なが）れる星（ほし）の調（しら）べを

[全員]
無明（むみょう）の夜（よる）に光（ひかり）は指（さ）した

[みか]
過去（かこ）という頸木（くびき）

[宗]
永遠（とわ）という渇（かわ）き

[全員]
捉（とら）われの枷（かせ）を外（はず）す意思（いし）こそ

[宗]
未（いま）だ定（さだ）まらぬ未来（みらい）にさえも

[みか]
希望（きぼう）を見出（みいだ）す術（すべ）となるのだ

[全員]
世界（せかい）の外（そと）を識（し）る旅（たび）へ出（で）よ
その風（かぜ）が今（いま）、帆（ほ）をはらませて
船（ふね）が未知（みち）へと進（すす）みゆき
引（ひ）き波（なみ）が消（き）え去（さ）る前（まえ）に

[全員]
世界（せかい）の果（は）てを識（し）る旅（たび）へ出（で）よ
指標（しるべ）無（な）くとも、命尽（いのちつ）くまで
星（ほし）降（ふ）る夜（よ）一夜（ひとよ）の衝動（しょうどう）は
胸（むね）からは消（き）えぬのだから

[全員]
昔日（せきじつ）の栄華（えいが）に焦（こ）がれし者（もの）よ
天地（てんち）に滿（み）つる奇跡（きせき）を探（さが）せ
鳥（とり）籠（かご）の中（なか）の探究（たんきゅう）の徒（と）よ
天地（てんち）に滿（み）つる奇跡（きせき）を謳（うた）え

[全員]
星（ほし）の鳴動（めいどう）響（ひび）きし時（とき）に
胸（むね）に歓（よろこ）び溢（あふ）れたならば
鳥（とり）は自由（じゆう）に舞（ま）うのではない
風（かぜ）の行方（ゆくえ）を捉（とら）え飛（と）ぶのだ