君は最高の親友!
2025年2月5日リリースのNiziUの1stミニアルバム『AWAKE』から、『Buddy Buddy(読み方:バディーバディー)』が2024年12月11日に先行配信されました。『Buddy Buddy』は、NiziUがアンバサダーを務めるPEANUTSの75周年アニバーサリーソングです。
NiziUの公式YouTubeチャンネルで公開されているスペシャル映像ではメンバーとスヌーピーがコラボし、楽曲のポップで楽しい雰囲気をより際立たせています。
記念すべきアニバーサリーをどのように彩る作品になっているのか、さっそく歌詞の意味を考察していきましょう。
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Buddy Buddy Let's have fun
空見上げよう
きっと最高のタッグ!
一緒に笑うんだ
≪Buddy Buddy 歌詞より抜粋≫
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タイトルにもある「Buddy」は「仲間・相棒・親友」という意味があります。
Friend(フレンド)よりもさらに親しい間柄を指す場合が多いようです。
「きっと最高のタッグ」ともあるように、相手を大切な仲間だと思っていることが伝わってきますね。
これはPEANUTSの世界の親友同士、またNiziUのメンバー同士、そして両者のファンに向けた呼びかけのように感じます。
そして「let′s have fun(共に楽しもう)」と歌っていて、楽しい出来事や時間を共有し一緒に笑い合いたい気持ちも示されています。
「空見上げよう」というフレーズからも、お互いの関係のポジティブなイメージが感じ取れるのではないでしょうか。
いつもそばにある友情の温かさ

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もし君と野球をするなら
守備は Left right より by your side
負けちゃっても Alright
Plan B だっていい
逃した Timing で会った君!
勝手に回ってた運命
≪Buddy Buddy 歌詞より抜粋≫
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ここで例えとして「野球」が出てくるのは、PEANUTS作品でよく登場するスポーツの1つであり、仲間の存在が欠かせないチームスポーツだからでしょう。
野球の守備にはレフトやライトがありますが、それよりも「by your side(君のそば)」と歌っています。
実際にどこの守備をするかに関わりなく、いつも大切な仲間のそばにいて守るという温かな気持ちが示されています。
もし負けたとしても気になりません。
あるタイミングを逃したときに別の素敵な出会いをすることがあるように、失敗したからといって絶望する必要はなく「Plan Bだっていい」と前向きな見方を教えてくれています。
君は「勝手に回ってた運命」の中で出会った最高の仲間なのだから、君がいてくれればいいんだという真っ直ぐな友情の気持ちが読み取れます。
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Life is like an ice cream
溶けちゃう前になめてかかったら Sweet
チョコチップ Cookie
全部より半分こした方が I like it
Mmmmm
You take me the way I am
そっと寄り添って 君がくれる
≪Buddy Buddy 歌詞より抜粋≫
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「Life is like an ice cream」のフレーズは、チャーリー・ブラウンが発言した「Life is like an ice cream cone.. You have to learn to lick it!(人生ってソフトクリームみたいなもんさ…舐めてかかることを学ばないとね!)」という言葉から取られているようです。
原文ではソフトクリームのコーンを指しており、人生は甘く楽しい時間ばかりではなくいつかは味気ない瞬間にぶつかるのだから、舐めてかかるくらいがちょうどいいという意味の現実的で皮肉の効いた言葉です。
歌詞では「溶けちゃう前になめてかかったら sweet」と続いているため、人生の時間は有限だからこそ仲間との楽しいひとときが一層かけがえのないものに感じられることを表現しているように思えます。
「チョコチップ cookie」といえば、食いしん坊なスヌーピーの好物。
作中でスヌーピーがチョコチップクッキーの美味しさを知ったのは、モリー・ボレーに分けてもらったことがきっかけでした。
「全部より半分こした方が I like it」とあるように、どんなに好きなものでも全部1人で味わうより友達と分け合った方が喜びは増します。
「you take me the way I am(君はわたしをありのままに受け入れてくれる)」、「そっと寄り添って」くれるとも歌われていて、友情の優しさや温かさを感じられますね。
仲間がいれば毎日が幸せ

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Buddy Buddy Let's have fun
今日も楽しもう
ブランケットのような Hug
なんかホッとするんだ
そばにいるだけで幸せな Days
Everyday is my best day
君と一緒なら
Smile to smile が無限 loop
嬉しくて Going "Woof "
Buddy Buddy Let's have fun
空見上げよう
きっと最高のタッグ!
君と一緒なら
≪Buddy Buddy 歌詞より抜粋≫
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サビでは「今日も楽しもう」とあり、仲間との何気ない日常に常に楽しさを感じていることが示されています。
抱き締められるとまるで「ブランケット」に包まれているかのようで「なんかホッとするんだ」という言葉からも、居心地の良い関係性が読み取れるでしょう。
人生は良いことばかりとはいきませんが、大切な仲間が「そばにいるだけで幸せなdays」と感じられるから、「Everyday is my best day(毎日がわたしにとって最高の日)」です。
笑顔が無限に連鎖していくと、嬉しくなってスヌーピーも「Woof」と声を上げるでしょう。
「君と一緒なら」どんな瞬間も楽しめるという幸せな気持ちが伝わってきます。
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Mmm 不器用が得意な
You もっともっと好きになる
Mmmmm
I love you the way you are
ずっとそばにいて I promise I give you
≪Buddy Buddy 歌詞より抜粋≫
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チャーリー・ブラウンの言葉で、「Awkward is my specialty.(不器用が僕の専門なんだ)」という言葉があります。
時には不器用な自分に嫌気が差すこともあるでしょう。
しかしそうした欠点も「もっともっと好きに」なってくれて、「I love you the way you are(ありのままの君が大好き)」だと言ってくれる人が必ずいます。
そして、自分からもそう言える素敵な友達に出会えるのは素晴らしいことです。
「ずっとそばにいて」幸せな時間を共有し続けたいという想いに心が温まります。
PEANUTSとNiziUのハッピーな世界を楽しもう!
NiziUの『Buddy Buddy』は、友情を大切にしファンに愛されてきたPEANUTSとNiziUに共通する温かな想いが込められた楽曲です。限りある人生の中で大切に思える存在と出会えること、日常を幸せに感じられることの尊さを感じられるでしょう。
ぜひPEANUTSとNiziUが見せてくれる明るい世界を、大切な仲間と共に楽しんでくださいね。