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【インタビュー】アイドル界で七色に輝く抜群の個性。虹色の飛行少女はライブアイドルとして、さらなる高みを目指す!

“空というキャンバスに七色で虹を描く”をコンセプトに活動を続ける、虹色の飛行少女。虹を冠するのにふさわしい個性を持った7人は、ライブアイドルとしてさらなる高みを目指している。今回はそんな7人にアイドルになった経緯から、グループの魅力、アイドルとして目指すゴールについてたっぷりと話を聞く。「音源ではなく、生で聴いてほしい」とライブアイドルとして確固たる自信を持つ、七色の個性の言葉に寄り添って欲しい!

こうして、7色の虹はアイドルになった



――まずは、皆さんがアイドルになった経緯から教えてください。

成瀬ももか(以下、成瀬):私は元々、看護師として働いていて、ずっとアイドルに興味はあったのものの、一歩を踏み出す勇気がなかったんです。そんな時、ある患者さんから「あなたが来てくれると元気になる」と言われたことで、「自分にもそんな力があるんだ。じゃあアイドルに挑戦してみようかな」と思うことが出来て、アイドルになりました。

――元看護師さん?! すごいですね。アイドルになってみてどうですか?

成瀬:看護師とアイドルって通ずるものがあると思っていて! 私は、自分と関わる人には笑顔になってほしいと思っているんですけど、それは看護師をやっていてもアイドルをやっていても変わらないものなんです。笑顔って人を元気にするじゃないですか、だからそれは一緒だなと思う。一つ違うのは、アイドルは看護師のときよりももっと多くの人と関わるし、笑顔になるきっかけがファンの方との交流やライブなど多岐に渡っていること。そう考えると、今の方が自分の存在で誰かが笑顔になってくれてることの嬉しさや幸せを感じているのかもしれません。

――ホスピタリティですね、素晴らしい。雪音さんのきっかけも教えてください。

雪音六花(以下、雪音):私は幼少期から漠然と芸能界に憧れがあって。幼い頃は、TVの中に入りたい、あの世界に自分も居たいという気持ちがありました。アイドルに興味を持ったキッカケは、ライブに行ったり、握手会に行ったりすることで興味を持ったんですけど、自分はアイドルになる前、お芝居のお仕事をしていたんです。でも、どうしてもアイドルの夢が諦められず、オーディションを受けました。

――どうして諦められなかったんですか?

雪音:芸能界でお仕事をしていると、周りにアイドルの方もたくさんいて。歌ってキラキラしている姿を間近で見ると、羨ましいというか、まだ自分もやりたいと思っていたんだと気付いたんです。人生は1回だし、やりたいことは全部やりたいと思いました。

――なるほど。山岸さんはいかがですか?

山岸奈津美(以下、山岸):私も芸能界に憧れがあって、最初はダンススクールに通っていました。そこからモデルやアイドルなど、たくさんのオーディションを受けて、合格したのがアイドル。実は、アイドルには興味はなかったし、歌は好きだったけど、モデルをメインに目指していたんですよね。大阪でアイドル活動をしていたんですけど、やっぱりモデルをやりたいと思い、辞めて上京。でも、東京に来て思ったことは、アイドルが一番楽しいということで。

――アイドルの楽しさをどこに感じていますか?

山岸:やっぱりステージの上で歌って踊ること。私って、歌って踊ることが好きなんだなと改めて感じます。

――いいですね。では、江﨑さんお願いします。

江﨑葵(以下、江﨑):私は幼少期から、モーニング娘。さんやAKB48さんが好きで、アイドル好きと同時に芸能界にも憧れるようになりました。ただ、歌って踊ることに自信はなかったので、読者モデルとして活動する中で、お芝居のお仕事もやらせていただいて。ある時、先輩の方から「舞台の話の中に出てくる期間限定のアイドルをやらないか」とお声がけいただいて。もちろんお芝居から始まったアイドルで、ライブ数も少なかったんですけど、だんだん歌って踊ることに魅了されていく自分がいました。舞台と同時に一旦は解散したんですけど、「やっぱりやりたい」とその当時のメンバーで再結成してやり続けていく過程で、大きな会場での景色を目の当たりにして、私はまだもっと上を見たいって思った。辞めずにアイドルをやってよかったと思っています。

――いいですね。最中さんはいかがですか?

最中詩乃(以下、最中):私も小さい頃からアイドルが好きで。アポロチョコの大きいサイズのやつって分かります? 大きいやつがあるんですけど、それにUFOキャッチャーで取れる宝石みたいなやつと、お爺ちゃんが釣りで使う重石を入れて、マイクと同じ重さにして、好きなアイドルさんの振りコピするのが大好きで!

――DIYですね(笑)。

最中:でも、自分がアイドルになるという感覚は全くなくて。ただの趣味みたいな感じだったんですけど、成長していく過程でアイドルをやらないと死ねないなと思い始めて! 今しか出来ないことをやろうと、このグループのオーディションを受けました!

――沙良さんはいかがですか?

沙良さらさ(以下、沙良):私は倖田來未さんがすごく好きで、倖田來未になる!と思って最初は歌手になりたかったんです。歌を歌うことが大好きだったし、母も姉も歌が好きで、みんなでカラオケに行ったらボイトレみたいになっちゃう家庭で育ったんですけど、中学からは部活でダンスを始めて、踊ることも楽しくなって、じゃあダンスをやればいいんだと思い、高校生くらいからはアーティストスクールに通うようになりました。元々はソロでやっていくつもりでしたけど、グループの方が歌とダンスどっちも100パーセントでできる比率が高いことに気付いて、グループでやりたいと思ったんですよね。

――アーティスト思考が強い沙良さんはどんなグループを目指していたんですか?

沙良:Dream5さんとかDa-iCEさんとか、そういう歌って踊れるグループになりたかったんですけど、先生や周りの人が、「アイドルの方が向いている」と言われて。でも、最初のアイドルのイメージは歌声が聞こえず、ダンスもあまりやらないという印象があったんですけど、調べてみるとライブアイドルという存在に出会って。これなら自分でもやれるのではと思ってオーディションに応募したのがスタートです。もちろん難しいこともたくさんあるんですけど、ファンの方と直接コミュニケーションを取れることが楽しいし、普段関わることがないような人たちと交流を持てることはアイドルの魅力だと思いますね。

――素敵ですね。では最後神楽さんお願いします。

神楽栞(以下、神楽):幼少期から音楽が大好きで、K-POPやボカロやバンド、いろんなジャンルを聴いていく中で、アイドルだけは分からなくて。正直、アイドルになる気持ちはなかったんですけど、自分も音楽で救われた経験があるし、自分も救う側になりたいと思った時、音楽に携わる仕事がしたいと思いました。とはいえ、特に行動せず自分のブランドやモデルなど芸能のお仕事の方が多かったんですけど、ご縁があってこのグループに入る前にアーティスト活動みたいなことをしていて、ちょうどそれがコロナ禍だったので、ライブができなくて、SNS上で歌ってみたや、MVを出したりとかしかできないまま、その活動が終わってしまって…。

――なるほど。不完全燃焼だった。

神楽:そうです! まさに! ライブを出来ないまま終わってしまったことが悔しかったから、どうしようと思っている時に見つけたのが、このグループのオーディション。アイドルは正直何も知らないし、それこそ有名な地上のアイドルも地下のアイドルも私は全く分からない状態だったんですけど、歌をステージで歌いたいなっていう気持ちが強かったので、受けてみようかなと思って入ったのがきっかけです。

――実際にステージで歌ってみてどうですか?

神楽:やっぱり大変だなと思いました。レコーディングの環境も全然違ったし、歌って踊るということが思った何倍も難しくて、声が思ったように出なかったり。最初は結構苦戦しましたけど、自分がやったことないことだらけのことがだんだん楽しくなってきて。今はアイドルがすごく楽しいです!


アイドルになって人生超ハッピー!



――いいですね! アイドルになってみて変化したことはありますか?

最中:めちゃくちゃネガティブな性格だったんですけど……。

――本当?! ポジティブそうですけどね。

最中:本当ですよ! 今でもたまに隕石が落ちてきたらいいなと思う日もあるんですけど、アイドルをすることでネガティブがポジティブになってきたんですよ! それは、自分のコンプレックも「好きだよ」と言ってくれる人に出会ったから、このままでもいいんだと思えることが増えて、かなりポジティブなりました!

神楽:私は、結構人見知りで、初対面の人と話すのが苦手で。自分から人に興味を持って話題を振ることが出来ない性格だったんですけど、特典会というものを始めて、はじめましての人と話すようになって、話題を作るきっかけを考えて話せるようになりました。アイドルになったことで人と話すことが得意になったと思います!

――インタビューを受けることもあると思いますけど、神楽さんちゃんとお話出来てますよ。

神楽:え?! しゃべれてますか?! よかったです! 人と喋れるようになりました!

――成瀬さんはどうですか?

成瀬:私は、人生超ハッピーになりました! 楽しくて仕方がないです! やりたいと思っていたことを勇気を出してやってみたら、こんなにも楽しいことだったんだと思って。元からめちゃくちゃポジティブなんですけど、やっていて嫌だなと思うことはあまりないんです。とにかく全部楽しいし、頑張ることが好き。元々好きな頑張ることを誰かが見てくれるなんて、幸せすぎます!


幅広さが魅力の虹色の飛行少女

――では、ここで虹色の飛行少女がどんなグループなのか、教えていただけますか?

江﨑:コンセプトは、空というキャンバスに七色で虹を描くというコンセプトでやらせていただいているので、グループの魅力はどんな絵も描けるじゃないですけど、固定のコンセプト、カッコいいだけでもないし、可愛いだけでもない。色々な楽曲で表現することが出来るし、衣装に関してもその都度雰囲気が変わるので、いろんな表情を見せることが出来る。だから1曲は絶対好きな曲に出会えると思うし、1人は絶対好きな顔だと思います!

雪音:本当にその通り! 個性豊かなメンバーばかりです。楽曲も幅広いし、MCでもいろんな表情を見ることが出来ます。

江﨑:楽曲も振りコピ系、楽しい可愛い変な曲、本当になんでもあります!

雪音:恋愛ソングもあるしね!

――いいですね。幅広さを見てほしいグループ。山岸さんは魅力をどう思ってる?

山岸:みんなフレンドリーです! 私は人見知りなんですけど、すぐみんなと仲良くなれて、打ち解けることが出来たから、ファンの人も誰とでも仲良く話せていると思う。私や栞ちゃんとか、ぱっと見の判断で怖いと思われがちなんですけど、そんなことないですよって言いたいです!

――怖いって思われるの?

山岸:めっちゃ思われます。人見知りすぎて、面白いことを言われても笑っていいか分からなかった(笑)。ここで笑って嫌われたらどうしようとか考えちゃうんです。

――なるほど(笑)。グループは、2022年11月12日に新体制がスタートしましたが、江﨑さん、山岸さん、雪音さん、最中さん、神楽さんの5名は約2年半を振り返ると、どんな時間になっていると感じていますか?

雪音:感覚的にはあっという間ですね。メンバーって家族や友達よりも一緒にいる時間が長いから不思議な関係値というか。ずっと一緒にいた思い出があるよね。

――でも、居心地がいい?

神楽:休みの日も結構一緒にいることが多いです。

最中:最近は休みの日でもバイバイしたら、ちょっと寂しくなっちゃう。

神楽:可愛かった! バイバイした後にXで「寂しくなっちゃった」と呟いてて。でも、1日会ってないだけで、久しぶりって気持ちになる!

――いいメンバーが集まったということですね!

最中:ありがたいです!

――そこから、沙良さんが2024年、成瀬さんはつい先日に加入。沙良さんは9ヶ月くらい経過したけど、体感はどうですか?

沙良:アイドル歴としては長くて10年目くらいなんです。ただ、出来上がっているグループに入ることは初めてで! 最初は、みんな可愛ければ、歌もダンスも出来て、曲も良くて。自分が入ることによって、グループをどうプラスにしていけばいいかを考えていて。グループに足りないものがなかったので、自分が入ることでもっと上のステージに上げないと、6人でよかったじゃんと思われてしまう。それが嫌だったので、7人になる意味を見出したかったから、自分はどの分野でプラスになれるかを考えていた期間でした。

――その答えは出ましたか?

沙良:一番は煽り。歴が長い分、いろんなライブを経験しているし月に40本ライブをしている時期もあったので、経験値が高いと思う。形にはまりたくないんですよね。1回1回のライブで同じことをしたくないし、言いたくない。踊り方も歌い方も変化をつけたい。そう考えると、煽りはその会場でしか言えないことやこの天気、この季節でしか言えないことがたくさんある。お客さんにはその時しか楽しめない時間を過ごしてほしいと思うんです。そこは評価してもらえていると思います。

――成瀬さんはどうですか?

成瀬:まだ2週間くらいしか経ってないんですけど、人生で初めて受けたオーディションがこのグループなんです。その時は不合格だったんですけど3年越しくらいで入ることが出来て。だから最初は実感がなくて。この2週間で何本かライブをして、曲の中で自分の名前を呼んでくれたりとか、自分の色を含めた7色のペンライトを見たりとか、そういうので実感してきたなという感じです。あとは、メンバーとご飯に行ったときに、「メンバーなんだ!」とすごく嬉しかったです。昨日は、ペッパーランチに行ってきました!

――そうか、まだ2週間! すごいな。

成瀬:まだライブでは、足も声も震えているんですけど、自分らしさを出すために感張っていきます!


音源でなく、生で私たちの音楽を聴いてほしい

――虹色の飛行少女はさまざまなアイドルフェスに出演されています。たくさんのアイドルグループと対峙する中で、どこにも負けないパフォーマンス面での強みはどこにあると思いますか?

江﨑:いろんな表情を見せれるところかなと思います。セットリストはワンマンとかであれば一緒に考えたりもするんですが、フェスでは前後のアイドルさんや全体の雰囲気を考えてマネージャーさんが決めてくださるんですけど、カッコいいだけのセトリの日もあれば、可愛く盛り上がる日もあり、トンチキなセトリの日あったり。前半はめちゃくちゃ可愛いのに後半はカッコいい、そのギャップを見せれるのも強み。あとは、歌声がみんな違って、すごく強い。私は、音源で聴いて欲しくないんですよ。歌い方もライブアレンジがあるし、ビブラート入れたりエッジをきかせてみたり、メンバーの一つ一つ努力が見えるので、それこそ煽りもそうですし、生でぜひ聴いてほしいんです。

――めちゃくちゃ大事な考えだと思う。ライブアイドルとしてやっていくにはすごく大切なこと。

江﨑:はい。みんなちゃんと魂を込めて歌ってます。音源とは違いますよと皆さんには言いたいです。

――最中さんはどうですか?

最中:私は、お寿司屋さんでバイトをしていたんでけど、虹色の飛行少女はお寿司みたいなグループだと思っていて。季節によってみんなの見せる顔も違うし、新鮮なネタのようで! マグロのような王道のメンバーがいたり、イカオクラのようなメンバーもいる。

雪音:イカオクラは誰?!

最中:えへへ(悪戯な笑み)。あとは、ハンバーグが乗ってるメンバーもいるし、茶碗蒸しのような温かいメンバーもいたり! 本当によりどりみどりって感じが本当にお寿司みたい! MCも楽しいし、いろんな面が見れるので、本当に時価って感じです。

――その時によって、価値が上がっていく感じね。ちなみに茶碗蒸しは誰なの?

最中:葵ちゃんです。

江﨑:私?! 

最中:出汁が効いてるタイプで温かいんです! ホッとするのが葵ちゃん。でも、ファンの方がそれぞれに想像するネタは違うと思うので、皆さんにも楽しんで欲しいです。

雪音:次のリリースする曲がお寿司の曲になっちゃうかもよ(笑)。

――(笑)。楽しみにしてます。神楽さんはどこを強みだと思ってます。

神楽:自分で言うのもアレですけど、みんな可愛いので、顔がとにかく強い!

最中:ありがとう!!

神楽:あとは、服もオシャレだし、メイクにも気を遣っているし、華やかなメンバーが揃っているなと思っております!

最中:海鮮丼みたいだね!

雪音:もう、お寿司から離れろ!!

――仲のいい感じが伝わりました!

最中:よかったです〜!


ライブアイドルの文化を知ってほしい

――2025年9月23日(火祝)品川ステラボールにて5thワンマンライブが控えています。これからの5ヶ月間、どのように過ごして、どのようなライブを魅せたいと思いますか?

雪音:5ヶ月って半年くらいあるのでまだまだ先だなと思うんですけど、普通に過ごしていたら秒で過ぎてしまう。私たちは今、月に15本くらいの対バンライブに出演させていただいているので、そこでいかにわたしたちに興味を持ってもらうか、興味を持ってもらった上で自分達の足で虹色の飛行少女のライブに来てくれるって結構ハードルが高いと思うので、この5ヶ月間でメンバーそれぞれ得意な部分を活かして、少しでも多くの人を自分達のファンにして、ソールドアウトを目指したいです。

――雪音さんは、ワンマンまで強くしていきたいことはありますか?

雪音:個人的にはSNS。コンテンツがたくさんあるじゃないですか。私はどのSNSを見ても違う自分を見てもらいたいと思っていて。食べることが好きなんですけど、“もぐもぐりっかちゃん”って食べている姿をSNSであげているんですけど、それはXで。顔面で勝負するのは、TikTok、オシャレなメンバーがいるので、ファッション系はInstagram。各SNSで見てくれる層や男女比も違うと思うので、自分で分析をして、細かく月別に分析したりしています。なんで笑うんですか?! キモいな思いました?!

――いやいや(笑)。めちゃくちゃすごいなと思って!

雪音:私、キモいんですよ! 数値化するのがめっちゃ好きで! フォロワー数の増減をみて、何をすればこうなるのかを分析するのが好き! そこを強みにして、少しでも多くの人に興味を持ってもらえたらいいなと思います。

――メンバーに分析班がいるのは強いですね。山岸さんはどうですか?

山岸:私もSNSを頑張っていて。アイドル好きの人って足が好きな人が多いなと思っていて、1000いいねを目指して、今1ヶ月続けて2000人くらいXのフォロワーが増えたので、そのまま9月まで足好きのファンの方を増やしていく。あとは、TikTokではアイドルあるあるを載せていて、ご新規さんが来てくれることが増えたので並行して頑張りたいです。

――いいね! 沙良さんはどうですか?

沙良:私は、雪音さんとは真逆で脳筋タイプなので……。ただ頑張るって感じ。ゴールまで走り切るタイプ。だから、以前は毎日渋谷で5時間くらいビラ配りしたり、地道な活動が嫌いじゃなくて。華やかより泥臭い、小さい努力を積み重ねていく姿をファンの人にも見てほしいし、自分が頑張ることによってファンの方の背中を押す存在になりたいと思う。ただ、脳筋だけでなく、分析力もつけてSNSも頑張っていきたいですね。

江﨑:今お話をしてて、メンバーの良さも感じてくださっていると思うんですけど。

――もちろん。

江﨑:でもライブだけだとパフォーマンスの良さは伝わるけど、メンバーの人となりは話さないと分からないじゃないですか。だから、メンバーの良さを知ってもらうために、全員でワンマン前に配信をしたりしているし、オフ動画を公式であげてくださったり、私も地方のライブの際はVlogを出したりしたんですけど、その中でライブの様子を映すと、ライブに行ったことない人が行ってみようとなることが多かった。今のご時世、ファンを取り合うのはよくないと思っていて、狭い畑でやるのではなく、新規を引っ張り上げようと思っているから、メンバーの良さを幅広く広めたいと思っています。

――素晴らしいね。

江﨑:ライブって行きづらいと思うんです。行ってみたら、急にコールが始まったり。初めてだと混乱することもあると思うから、あえて動画を見せて、行ってみたいなと思ってほしい。ライブアイドルとしての文化を知ってほしいと思います。


ワンマンの成功、そしてさらなる高みへ

――ここで、恒例の質問をさせてください。虹色の飛行少女の楽曲の中で特にお気に入りの楽曲とお気に入りのフレーズを教えてください。

沙良:「我儘ヒーロ」から。めっちゃ長いんですけど、〈嫌だった。こんな性格。理想とは真逆で思い知らされる それなのに諦められない あの日の誰かの ありがとうが僕を走らせる〉というフレーズ。自分の性格とかもあまり好きじゃなかったけど、ファンの人の応援で頑張れているという歌詞が大きいライブをすると特に実感するというか。自分がここにいられるのはファンの人のおかげだなと改めて思う歌詞です。

山岸:それを踏まえた上で私は、〈僕にでもなれるんだ ヒーロー〉という歌詞がすごく好きです!

雪音:私は、「Aerobatics」。〈さらなる高みを目指して〉という部分が好きなんですけど、私だけでなく、メンバーもそれぞれ何かが終わった後に「さらなる高みを目指して」と書くことが結構多くて、普段も使っている言葉だし、歌っている時は頭の中で情景を思い浮かべながら歌っているので、短いフレーズではあるけど、短い中にぎゅっと思いが詰まっている。好きな歌詞です!

――ありがとうございます! では、最後にグループの目標と展望を教えてください。

雪音:今はとにかく、品川ステラボールのワンマンを成功させること。ソールドすることが目標です。ワンマンで7色揃うことは初めてだと思うので、7色でしか見せることが出来ない景色を皆さんに見せたいなと思います。

江﨑:品川ステラボールの完売を目指していく過程で、もっと知名度をあげて行けたらいいなと思います。

――成瀬さんはどう? まだ2週間しか経ってないけど、目標と展望は。

成瀬:ワンマンの時には新メンバーではあるけど、メンバーの一員として力になりたいと思っているので、自分もそこ向けてたくさんお客さんを呼ぶだとか、みんながやっているような努力を惜しまずやりたい。パフォーマンスももっと磨いて、がむしゃらに出来ることをやっていきます!!

――ワンマンを終えたあと、未来の目標はありますか?

沙良:個人的には、Zeppツアーをやりたいです!

山岸:前体制の時、立ったTOKYO DOME CITY HALL。今の7人でもいい景色を見たいので、もう一度立ちたいです。

江﨑:当時はコロナ禍でコールなしだったので、今のメンバーでコールありでTOKYO DOME CITY HALLに立ちたいです!


Photo 竹内賢一
Text 笹谷淳介

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