ハンブレッダーズとは?

結成してからメジャーデビューまでの道のりが長かったイメージのあるハンブレッダーズ。
「ネバーエンディング思春期」をコンセプトに掲げる彼らの活動背景とは?
ここで詳しく見ていきましょう。
2020年2月にメジャーデビュー
ハンブレッダーズは2020年2月に1stフルアルバム「ユースレスマシン」をリリースしてメジャーデビューを果たします。その後は人気アニメのエンディングに曲が抜擢されたり、初のアリーナ公演でチケットを即ソールドアウトにさせたりなど、その人気にもますます拍車がかかっています。
この記事を執筆している2024年10月には日本武道館でのワンマンライブが控えており、大注目のバンドなのがわかりますね。
結成は文化祭と「けいおん」がきっかけ
結成は2009年。きっかけは高校の文化祭で演奏を披露するためでした。
また、人気アニメ「けいおん」の影響を受けたこともバンド結成のきっかけとなります。
ボーカルのムツムロアキラの同級生だった元メンバーが「けいおん」にハマり、ムツムロに声をかけたのがハンブレッダーズの始まりでした。
文化祭にて「けいおん」やELLEGARDENの楽曲をカバーし、バンドの楽しさに目覚めたのです。
バンド名の由来
バンド名の由来は「判断基準がブレてきた」という言葉だそう。バンド名を決めようとしたところ、徐々に判断基準がブレてきてなかなか決まらず、この名前に行き着いたとのことです。
長年活動を続けているため、バンド活動自体にブレはないはずですが、名前の由来を聞くと面白いですよね。
遊び心があり、親しみを感じさせるネーミングです。
ハンブレッダーズメンバーの年齢や名前など紹介
それでは次に、ハンブレッダーズのメンバープロフィールを紹介します。現在のメンバーはムツムロアキラ・でらし・木島・ukicasterの4人。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ムツムロ アキラ

担当 | ギター・ボーカル |
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本名 | 六室 慧 (むつむろ あきら) |
誕生日 | 1994年3月3日 |
年齢 | 31歳 |
出身校 | 同志社大学 |
出身地 | 大阪府吹田市 |
ギター&ボーカルを務めるのがムツムロアキラ。
漢字では「六室慧」と書きますが、一発で読める人は少ないのではないでしょうか?
そのためか表記はカタカナで「ムツムロアキラ」としています。
中学時代は剣道部でしたが、練習が厳しすぎて嫌になり、クラシックギターをやるという口実をもって退部したようです。
ハンブレッダーズの曲は彼がすべて作詞作曲を行っています。
でらし

担当 | ベース・コーラス |
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本名 | 小野寺 一貴 (おのでら かずたか) |
誕生日 | 1994年9月1日 |
年齢 | 31歳 |
出身校 | 同志社大学 |
出身地 | 栃木県足利市 |
ハンブレッダーズでベースを担当するのは小野寺一貴こと「でらし」。
中学時代は卓球部に所属していましたが、高校生の時にベースにハマります。
同志社大学へ進学したことでムツムロと出会い、2016年には元ベースのまっちゃん脱退にともないハンブレッダーズへ加入しました。
趣味はゲームで、YouTubeでゲーム配信も行うほどです。
ハンブレッダーズのメンバーは基本的に関西出身ですが、でらしに関しては唯一の関東出身者となっています。
木島

担当 | ドラム |
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本名 | 木島 友規 (きじま ゆうき) |
誕生日 | 1994年1月23日 |
年齢 | 31歳 |
出身校 | 同志社大学 大学院 |
出身地 | 大阪府箕面市 |
初期メンバーのひとりであり、ドラム担当の木島友規こと木島。
中学時代はテニス部に所属しており、ギターやベースにもチャレンジするものの挫折。
その後父親の影響もありドラムを始めるに至ります。
理系であり、大学院にも進学してハンブレッダーズと並行して学業にも勤しんでいた努力家です。
文章を書くとき、句読点の代わりにコンマやピリオドを使うといった変わった一面もあります。
ukicaster(うき)

担当 | ギター |
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本名 | 不明 |
誕生日 | 1993年10月30日 |
年齢 | 31歳 |
出身校 | 不明 |
出身地 | 大阪府 |
ギターを担当するのがukicanterこと「うき」。
活動休止中のバンド「ライトフライト」のギターボーカルでもあります。
ハンブレッダーズでは2019年からサポートメンバーとしてほとんどのライブに立ち、2022年10月には正式メンバーとして加入しました。
名前の由来はストラトキャスターと、憧れのバンドであるポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一のXユーザー名。
UNISON SQUARE GARDENの大ファンで、MVにも出演した経験があります。
ハンブレッダーズを脱退したメンバーは?
ハンブレッダーズは現在4人で活動していますが、過去には脱退したメンバーも存在します。脱退したのは吉野エクスプロージョンとまっちゃんの2人。
吉野エクスプロージョンに関しては、社会人として歩みを進めると同時に、2019年の脱退後もサポートメンバーとしてハンブレッダーズと関わることが発表されています。
また、2016年にはベーシストであったまっちゃんが脱退することが発表され、同時にでらしが加入。
結成当初からともに活動してきた両者を失ったことに悲しんだファンも多かったでしょう。
● 吉野エクスプロージョン(ギター担当・サポートメンバー)
● まっちゃん(ベース担当)
ハンブレッダーズの人気曲5選!
最後に、ハンブレッダーズの人気曲を5曲紹介します。「ハンブレッダーズって何?」と思った初心者はぜひ、彼ら独自のサウンドを聴いてみてください。
CRYING BABY
「CRYING BABY」はまさに、ハンブレッダーズの曲を聴いているひとりのファンに向けた一曲。
「涙の理由を僕にだけ話してよ」などの歌詞からは、リスナーひとりひとりと向き合って包み込むような優しさを感じさせます。
「ひとりぼっちじゃない」と思わせるような心強さを与える名曲です。
ファイナルボーイフレンド
ハンブレッダーズが魅せるラブソングとして名高い「ファイナルボーイフレンド」。
甘い歌詞が並ぶ一方で、思春期ならではの真っ直ぐでぎこちない愛の言葉がたまりません。
ここでも等身大で親しみのある世界観を魅せてくれます。
銀河高速
初期メンバーのひとり、吉野エクスプロージョンが脱退した後に発表されたのが「銀河高速」。
ハンブレッダーズとしてのこれまでを振り返って書かれた一曲であり、彼らの想いが詰め込まれた曲です。
世間との嗜好のマッチングを意識してこびへつらうのではなく、ハンブレッダーズなりの道をそのまま進むことにしたよというメッセージも込められています。
付き合ってないけどお互いに
歌詞からピュアな青春の1ページが浮かび上がる「付き合ってないけどお互いに」。
お互いに好きだけどそれを上手く表現できない男子と女子を、男子目線で描いた曲です。
「思い切って飛び込みたいけれど、そこまでの勇気がなくて、だから一緒にせーので言おう」という恋愛模様がもどかしいですね。
DAY DREAM BEAT
「DAY DREAM BEAT」はハンブレッダーズ自身を描いたかのような彼らの代表曲。
「ネバーエンディング思春期」というコンセプトを代弁するかのような一曲に仕上がっています。
うだつの上がらない主人公が音楽に没頭していく様を描いた、等身大の青春曲です。
ハンブレッダーズのメンバーは才能が凄い人ばかり!まずは人気曲を聴いてみよう
2009年の結成から音楽の世界で長く歩んできたハンブレッダーズ。社会人としての道を進むことを決めて去ったメンバーもいます。
しかし、彼らひとりひとりには確かな才能があり、このことはファンの存在からも明らかです。
メジャーデビューしてそう長い時間は経っていないからこそ、今後のさらなる活躍に期待ですね。