MACOは等身大の歌詞が支持されるシンガーソングライター
MACOの『君以外もう知らなくていい』は、2018年リリースのアルバム『交換日記』に収録されている楽曲です。2014年のメジャーデビュー以降、透明感ある歌声と、等身大の歌詞で若い女性の支持を得ています。
アリアナ・グランデの初来日公演でオープニングアクトを務めるなど、高い音楽性が人気の女性シンガーソングライターMACO。
『君以外もう知らなくていい』は「君の他にはもう何もいらない」と、思えるほどの深い愛情を歌った楽曲です。
シンプルでストレートな歌詞が、聴く人の心にまっすぐに届くでしょう。
君がいるだけで自分の人生が豊かになる。
そして、自分が自分らしくいられる。
そんな人に出会えたことの喜びと幸せを歌った楽曲は、聴く人にとって、自分もこんな風に愛する人と出会いたい、と思わせてくれるでしょう。
この記事では『君以外もう知らなくていい』の歌詞の意味を考察します。
愛する人に出会えた奇跡

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君と見上げた夜空は
今日もそっと頷いてる
君の声が僕を救う
大丈夫に繋がってく
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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愛する人と見上げる夜空。
何物にも代えがたい2人だけの時間。
「夜空は今日もそっと頷いてる」は、2人のことを祝福して見守っている様子のたとえでしょう。
月も星も夜空全体も自分たちを守ってくれているかのような幸せな時。
そして、君の声が自分を全肯定してくれる。
大丈夫だという安心感につながっていく。
愛し愛される人がいると強くなれる、というのは、こんな風に自分を高めてくれる存在がいるからだと言えるでしょう。
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味好みをしたいほど
転がってないんだよ
恋なんて
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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恋人がほしいと思っていても、なかなか出会いがないもの。
好きな人に出会える確率なんて宇宙から考えると本当に微々たるもの。
だからこそ、好きな人に出会えることは奇跡。
この部分の歌詞では、相手が唯一無二の存在であり、君以外が知らなくていいと思えるほど、運命の人に出会えたのだということがわかります。
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君以外もう知らなくていい
この手掴んで
このまま離さないでよ
「大好き」それ以外見つからない
だから今日もここにいてほしいよ
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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ストレートすぎる歌詞が、まっすぐに心に伝わります。
人を好きになるのには理由なんてなくて「ただ好きだから」。
これに尽きるのではないでしょうか。
恋人の好きな所を聞かれても、ただ好きだとしか言いようがないことも多いはず。
すべてひっくるめて、その人が好き。
「大好き」それ以外見つからない、という歌詞は多くの人が共感するでしょう。
愛する人への気持ちは、ただシンプルに「大好き」。
それだけで伝わるのではないでしょうか。
自分らしくいられる場所

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溢れ出した想いは
忘れないように拾い集める
僕にはない優しいとこ
持ってる君がすごく好きだよ
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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相手への想いが深すぎてこぼれ落ちてしまう。
こぼれ落ちた思いはまた拾い上げて集める。
何度もその繰り返しで、もっともっと愛情が深まっていく。
相手が愛しくて愛しくてたまらない気持ちが伝わります。
自分にはない部分を持っている、相手への愛情と尊敬も感じます。
恋愛は、お互いを高めあうことができる関係が理想的。
足りないものを補って、自分が成長できる。
そんな風に相手と向き合えたら、もっと豊かな人間になれそうです。
とても素敵な恋愛を表している歌詞だと思います。
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会いたいと願う夜だって
昔よりずっと
楽しい
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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もしかしたら、主人公は過去の恋愛で、会えない時間を悲しく寂しく過ごしていたのかもしれません。
不安になる夜をいくつも越えてきたのでしょう。
でも、今は相手は自分を不安にさせることはない。
「会いたい」と願う夜も、きっと自分の時間を楽しめているはず。
この恋愛が、お互いにとってとても良いものだということが伝わります。
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人生に君がいたから
どんなことも乗り越えられてきたんだよ
大げさだって思われても
笑って聞いてくれたらそれでいいから
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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どんなことも君がいたから乗り越えられる、それほどの相手に出会えるのはとても難しいこと。
主人公にとって「君」は、とても大きな絶対的存在。
君がいることでどんなことも乗り越えられる、君は自分の希望と勇気でもある。
愛する人がいてくれるだけで強くなれる。
これは、本当に大切な人と出会った人でなければわからない気持ちかも知れません。
まだ、そんな相手に出会ったことがない人にとっては、こんな恋愛がしたいと思わせてくれる、憧れの歌とも言えそうです。
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自分らしくいれる場所なんて
探さなくてもそこにあった
ありのままで
笑って泣いて
歩いていけたらずっと
歩いていけたらずっと
≪君以外もう知らなくていい 歌詞より抜粋≫
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取りつくろうことなくありのままの自分でいられることは、なんて素敵なことなのでしょうか。
主人公は、愛する人の前では素の自分を出せています。
恋愛だけでなく人間関係において、無理することなくつきあえる相手はそういないもの。
本当の自分を心置きなく出せる相手は限られるかもしれません。
「自分らしくありたい」と、自分が輝ける場所を探して迷ってしまうもの。
ですが、主人公は君こそが自分らしくいられる場所だと気づきます。
探さなくても、ここにあったのだと。
ありのままの自分でいられて、それを受け入れてくれる君。
ずっと一緒にいられたら、という希望とあふれる幸せが伝わります。
相手への大好きがせつないほど込められたストレートなラブソングです。
恋する気持ちがつまったストレートなラブソング
MACOの『君以外もう知らなくていい』は、恋する気持ちがストレートに表現されたラブソングです。「大好き それ以外見つからない」、「君以外もう知らなくていい」など、愛する人に出会えた喜びが綴られています。
恋愛中の人の共感を得るとともに、まだたいせつな人に出会っていない人へにとっても「こんな恋愛がしたい」と憧れる楽曲ではないでしょうか。
MACOの等身大のラブソング『君以外もう知らなくていい』ぜひ聴いてみて下さい。