ゴスペラーズのプロフィールとは?

日本を代表するボーカルグループのパイオニア
ゴスペラーズは、日本を代表するボーカルグループのパイオニア的存在です。楽器を演奏するバンドやソロアーティストなどが多く売れる中、楽器を使わずアカペラだけで曲を奏でるそのスタイルが斬新で、1994年に「Promise」で輝かしいメジャーデビューを果たします。
「永遠に」「ひとり」など多くのヒット曲を発表
アカペラブームの火付け役であるゴスペラーズ。これまで数多くのヒット曲を発表してきました。
「永遠に」「ひとり」「星屑の街」といった曲が人気を博し、中でも「永遠に」は43週間にわたるロングヒットを記録したのです。
ソロ活動・楽曲提供など幅広く活躍
ゴスペラーズとしての活動をする中で、メンバーそれぞれソロで活動したり、他アーティストへの楽曲提供やプロデュースをしたりと活動の場を広げていきます。また、2014年にはデビュー20周年を記念したアルバム「G20」を発売し、オリコン初登場2位を記録しました。
ゴスペラーズメンバーのプロフィールを紹介
続いて、ゴスペラーズのメンバープロフィールをひとりずつ紹介します。メンバー個人を詳しく知らない人は、ここで人となりを理解しちゃいましょう。
村上てつや

誕生日 | 1971年4月24日 |
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年齢 | 54歳 |
出身地 | 大阪府 |
血液型 | A型 |
身長 | 178cm |
ゴスペラーズのリーダーを務めるのは村上てつや。
サングラスがトレードマークです。
ヒット曲「ひとり」の制作も手がけました。
メインボーカルを務めることが多いため、豊かな歌声に魅了される人も多いでしょう。
現在は「武田と哲也」や、ゴスペラッツでも活動しています。
黒沢薫(くろさわかおる)

誕生日 | 1971年4月3日 |
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年齢 | 54歳 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | A型 |
身長 | 165cm |
ハイトーンボイスが魅力的な黒沢薫。
村上同様、メインボーカルを務めることが多く、ヒット曲「永遠に」でもメインボーカルを務め、その美しい歌声を存分に披露しました。
ゴスペラーズの活動と並行してソロ活動も行っており、他のアーティストに楽曲提供も行っています。
プライベートではカレーに関する著書を執筆するほどのカレー好きだそうです。
酒井雄二(さかいゆうじ)

誕生日 | 1972年10月5日 |
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年齢 | 52歳 |
出身地 | 愛知県 |
血液型 | B型 |
身長 | 179cm |
抜群の歌唱力を誇る酒井雄二。
2019年リリースの「VOXers」は彼が制作しました。
その曲名通り、ボクサーのように殴り合うような5人それぞれのアカペラが聴ける名曲です。
5人それぞれの個性があってこそゴスペラーズが成り立つ、と深く理解している酒井だからこそ制作できた楽曲でしょう。
プライベートではかなりのパン好きで「マツコの知らない世界」に出演した経験があります。
北山陽一(きたやまよういち)

誕生日 | 1974年2月24日 |
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年齢 | 51歳 |
出身地 | 青森県 |
血液型 | A型 |
身長 | 173cm |
低音ボイスで聴く人の心を鷲掴みにするのが北山陽一。
ゴスペラーズの中で最も低いパートを担当しています。
2015年に脳腫瘍で倒れたものの、2016年には復帰しています。
彼がいない期間、他の4人は北山のパートも含めて歌い分けていたとのこと。
その経験があるからこそ、やはり「5人じゃなきゃだめだ」という気持ちが深まったのかもしれません。
安岡優(やすおかゆたか)

誕生日 | 1974年8月5日 |
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年齢 | 51歳 |
出身地 | 福岡県 |
血液型 | B型 |
身長 | 165cm |
数多くの楽曲の歌詞を手がけるのが安岡優。
郷ひろみやSPEEDといった有名アーティストにも楽曲を提供しています。
彼が手がける歌詞は、しっとりした大人な雰囲気をまとったもの。
それがゴスペラーズのメンバーそれぞれが奏でる歌声とぴったりマッチしているのです。
ソロでも活動しており、2015年にはデビューアルバム「バラードが聴こえる」をリリースしています。
ゴスペラーズメンバーは結婚している?
ゴスペラーズのメンバーは全員結婚しています。最も早かったのが黒沢で、2002年にモデルの水野加緒里と結婚しました。
その後、安岡と村上が一般女性と、北山がさだまさしの長女でピアニストの佐田詠夢と順番に入籍します。
そして2017年、酒井が一般女性と結婚したことでメンバー全員が既婚者となりました。
ゴスペラーズの魅力とは?
最後に、ゴスペラーズの魅力についてお伝えします。メンバーそれぞれが個性的な歌声を持つ中、この5人でなければいけない理由は何なのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
“リードボーカル5人”で奏でる圧巻の歌声
ゴスペラーズの強みといえば、リードボーカルが5人ということ。5人もリードボーカルがいると「過剰なんじゃないか?」と思われるかもしれませんが「過剰なところがおもしろがられてるのかもしれない」と彼ら自身は分析しています。
なぜその力強いボーカルを追い求めたのか。
それは「ロックバンドに負けないアカペラを目指していたから」です。
30周年を超えても進化を続ける柔軟な音楽性
特定のジャンルやスタイルに固執せず、さまざまな音楽性を取り入れるのがゴスペラーズの強みのひとつ。彼らは「どんな音楽性であっても5人でやればゴスペラーズ」だと言います。
メンバーそれぞれ好きな音楽やスタイルは違うけれど、むしろその輪からはみ出た部分を大事にしているのです。
「聴こえる温もり」を大切にするライブへのこだわり
ゴスペラーズはアカペラだからこそ、細部まで聴こえることが重要なポイントであり「聴こえる温もり」を大切にしています。そのため「大きな会場もいいけど、ブレスやカウントが聴こえるくらいのホールでやる感覚をずっと持っていたい」と彼らは言うのです。
人前で歌うことを大事にしてきた彼らだからこそ抱く思いであり、ファンとしてもその心意気が嬉しく感じられるでしょう。
ゴスペラーズメンバーが織りなす奇跡のハーモニーに酔いしれよう
ゴスペラーズは結成から30年以上経った今も、新しいスタイルを取り入れ、音楽性に広がりを持たせることを恐れていません。中には軸がブレると言ってそれを避けるアーティストもいるでしょう。
しかし、彼らはさまざまな音楽性に挑戦すること自体もゴスペラーズならではの強みだと捉えています。
そんなゴスペラーズの今後の活躍にも注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました。