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【インタビュー】「この5人ならどこまでも」強い絆で結ばれたギガLOVEアップビートの今までとこれから。秘めた闘志と確かな自信を武器にまだまだ突き進む!

“あなたの心にビートを刻み、愛と楽しさをたっぷりプレゼント”をコンセプトに幅広いジャンルの楽曲でさまざまな表情を魅せてくれるギガLOVEアップビート。 「この5人となら」と強い絆で結ばれたギガラビの5人はなぜアイドルを志し、この舞台で戦っているのか。内に秘めた闘志を燃やしながら、彼女たちはまだまだ突き進む。彼女たちの等身大の言葉からギガLOVEアップビートをもっと好きになってくれたら幸いだ。

アイドルになった、それぞれの理由


──まずは、皆さんがアイドルを目指した理由から教えてください。

真知田 彩夢(以下、真知田):ギガLOVEアップビートに入る前にアイドルをやっていたんですが、そのグループが終わってしまって。芸能活動をしたいと思いつつも何をしたらいいんだろうとモヤモヤしている時期がありました。
そんな中、20歳くらいで自分の進路をそろそろ決めないといけないと思ったときに占いに行ったんですよ。
そこで「表に出ている職業が向いています」と言われて、じゃあ表に立たなきゃ!って。ギガLOVEアップビートのオーディションを最後のオーディションと決めて、現在に至ります。


──一度アイドルを辞めたとき、再びアイドルという選択肢はなかった?

真知田:そうなんです。モデルになりたいという気持ちが大きくて。なので、アイドルを辞めてからは見る専門でオタクをしていたんですけど、やっぱりアイドルがいいなと思って、再び戻ってきました。


──なるほど。齋藤さんのキッカケは?

齋藤 結愛(以下、齋藤):私は3歳から新体操を習っていて。発表会や中高ではダンス部だったので、その公演会などで人前でパフォーマンスすることが楽しいと感じていて好きだったんですけど、それと同時期に可愛いものや可愛い女の子が可愛い服を着てみたいな、可愛い世界に憧れるようになりました。
自分も可愛い衣装が着たいと思ってアイドルを目指しました!


──可愛いに惹かれたキッカケを覚えていますか?

齋藤:幼少期から母が私にピンクの服を着せてくれていて、そこからずっとピンクが好きなんです。そこがキッカケなのかなと思います。


──じゃあ、今のメンバーからもピッタリですね!

齋藤:そうなんです! 嬉しいです!


──他の皆さんはいかがですか?

水野 七葉(以下、水野):女性アイドルに興味を持ったのが、中学生のとき友人と文化祭のステージ発表でアイドルのカバーダンスをした経験がキッカケで、その時、アイドルってこういう感じなんだと思ったんです。
そこからいろんなアイドルを観るようになりました。当時は自分がアイドルになるということではなく、応援側で生活の軸が推し活になっていた。
でも人生に影響をもたらすアイドルってすごいなと思った時、私も誰かの生活に一部になりたい、元気を届けられたらいいなと思って、オーディションを受け始めました。
人生最後のオーディションと決めて受けたこのグループのオーディションに受かっていまここにいます。

小牟礼 愛子(以下、小牟礼):私は小学生の頃から今の事務所に所属しているんですけど、ギガラビの前にも「アイドルをやってみないか」と声を掛けてもらい、違うアイドルグループで活動をしていました。
その時、ステージに立って歌って踊って、普通の中学生では経験できない特別なことをやらせていただいているという環境の中で自分の力で誰かを笑顔にする、幸せな時間を届けられるということがすごく素敵だと思ったんです。
ただ、そのグループが幕を閉じて、自分も成長し就職活動や将来のことを考えるタイミングでやっぱり芸能の世界で生きたいという気持ちが強かった。人生は1度きりだし、自分のやりたいことをやろうと今のグループに入りました。

星 こと(以下、星):物心ついたとき、いや生まれた瞬間から目立ちたがり屋だったんですよ。私を構って!という気持ちが強くてわざと迷子になったこともあったらしく…(笑)。
そういう性格なんですけど、幼少期には毎月ファッション雑誌を買ってもらっていて、そこにモデルの応募フォームを見つけたんです。それを毎回書いて……。


──毎回書くってすごいですね。

星:いや、書けばいいと思ってたんです(笑)。届くと思っていたんですけど、届かないという現実を知って、これは出さなきゃいけないんだと知ってからは親に相談する間も無く応募して、芸能事務所に受かって。
とはいえ、モデルのお仕事にはなかなか繋がらず、エキストラや端役の演技とかをやって。その中でもがむしゃらにオーディションを受けまくって、通ったのがアイドルだった。
だから、アイドルになりたいと思っていたわけではなく、ただ運が良かったんです。知らぬ間にレッスンを受けて、ステージに立つ自分、やってみたらすごく楽しくて! だって目立てるじゃないですか!


──星さんにとって、アイドルは天職かもしれない。

星:でも、そのグループが終わってしまって。高校生の間は事務所には入らずバズるぞと意気込んでSNSを頑張りました。
TikTokのフォロワーが10万人くらいになるまでになったことで自信にもなったし、そこを力に再びアイドルになりたいとギガラビのオーディションを受けました。


私たちってビジュがいい!

──それぞれのキッカケが聞けたところで、グループについても聞いていこうと思います。ギガLOVEアップビートはどんなアイドルグループですか? コンセプトや魅力を教えてください。

真知田:コンセプト担当がいます!

水野:私です! ギガラビのコンセプトは“あなたの心にビートを刻み、愛と楽しさをたっぷりプレゼント”です!


──あっ、本当にコンセプトしか言わないのね!(笑)。魅力についてはどうですか?

小牟礼:まずは、メンバー全員が仲が良くて! ステージでもステージを降りても裏表がないと関係者の方に言っていただいたくらい仲良くて元気でパワフル。
あとは、ギガラビにはいろんな曲があって、おしゃれな曲からカッコいい曲、面白い曲、可愛い曲と豊富なジャンルに挑戦しているので、一つは楽しめて刺さる曲が必ずあると自信を持って言えます!

真知田:全部言われちゃったんですけど、関係者さんによく言われるのは「真面目だね」と言われることが多くて。
真剣にパフォーマンスをしたり、アイドルに真摯に向き合っている自信があります!


──ちなみに真知田さんは自分のことを真面目だと思いますか?

真知田:そう思ってなかったんですけど、失敗したくないタイプではあるので、失敗しないために頑張ることが多かったんですよ。そ
れをいい意味で捉えると真面目かもなと…(笑)。


──星さんはどうですか? 魅力について。

星:あっ! 自分に来ると思っていませんでした! うーん、みんなすごいレベルで可愛い! 例えば私だったら、スタイルがいい上に綺麗で可愛いし面白くてビジュがいい。
隣にいる愛子ちゃんはショートヘアが似合って、笑顔が可愛いビジュがいい。みたいな感じで全員が可愛い!

水野:ええ?! 全員分言ってよ!!

星:七葉ちゃんは、色が白くて歌が上手くてビジュがいい! 結愛ちゃんはピンクがよく似合って可愛い声、可愛い仕草でビジュがいい! リーダーの彩夢ちゃんはとにかく優しくて怒られるのが嫌いな真面目なリーダーでビジュがいいという感じです!


この5人だからどんな困難も乗り越えられる

──(笑)。仲がよろしい! ギガラビは2022年に結成されたグループですが、結成から今までを振り返るとどんな時間になっていますか? これは、水野さんから聞きます!

水野:今年の8月で3周年を迎えて、とにかくいろいろあって! その中でも2024年の改名は私たちの中では大きなトピックで。戸惑いもあったし突然のことだったので、これからどうなるのかなって。
コンセプトも少し変わったりもしましたし、不安もありました。いいことばかりじゃなくて悔しい思いも5人でたくさん経験したので、振り返るといろいろ乗り越えてきたなと思います。
アイドル界で3年ってどういう位置付けになるか分からないけど、デビューして紆余曲折あった中、今ここにいる5人で頑張ろうと決めてから5人一つで頑張ってきたので、この5人だったらどんなことも乗り切れるなと思うし、信じているから……。

真知田:泣いちゃう?!

水野:私こういうのダメなんですよお(泣笑)。 


──ありがとう! 伝わりましたよ。齋藤さんはどうですか?

齋藤:まず、デビュー前から9ヶ月くらい準備期間があってレッスンを頑張ったから。なので、みんなとは結成3周年といっても約4年の付き合いがあるしその分思い出もたくさんあって。
個人的にはアイドル経験はここが初めてなので、デビュー前のレッスンでみんなのレベルが高いことに驚いたんです。
特に私は歌に苦手意識があったのでかなり焦った思い出があるし、デビューしてからはみんなでたくさんのライブに出させていただいたり、周年ライブのことも全部覚えているし、悔しいこともたくさんあった。
今も悔しい思いもしつつ諦めたくないから5人でやっている。常に最高を更新していきたいという気持ちでやってきた3年でした。


──3年で成長した部分も楽しいと思う瞬間もたくさんあったと思うけど、リーダーどうですか?

真知田:私はリーダーって事務所の方に言われた時、やりたくない!と拒否したんですけど(笑)。でも、リーダーになってみんなに支えられながら続けているんですけど、以前より心なのか分からないけど、強くなったと思います。

成長でいうとパフォーマンス、私は歌やダンスを届けたいと思いながら練習する時間が好きで。
それをファンの方にライブを通して気づいてもらえたりした時に嬉しいなと思える。メンバーが大好きだから休みの日でも会いたいくらい! だから一緒にいれるのがまず楽しいし、インドアな私をアイドルになった私が、そしてメンバーやファンの方がいろんな場所に連れて行ってくれる。
夏フェスもハロウィンもクリスマスも全部楽しめる、思い出がたくさん作れているのでとても楽しいです!


──小牟礼さんはどうですか?

小牟礼:いろんな刺激を日々受けたりとかいろんな経験をさせていただくにつれて、メンタルの部分が毎日鍛えられているなと思います。

喜びを感じる面で言うと、元々自分の力で人を笑顔にしたいとか、幸せにしたい、背中を押したいという思いが自分の中心にあるので、ライブのステージ上で自分のファンに限らず観にきてくれている方が自分の推しメンやギガラビのステージを観て、自然と笑顔になっている瞬間を見た時、うちのメンバーってすごいんだと思ったり、アイドルという活動をやると決めてよかったなと思います。


感情をもっと前に! 4年目へ!


──いい3年間を過ごせたんですね。でもまだ3年、これからもこのメンバーで長い月日を過ごすことになると思います。これからグループとして、個人として、どんなところを伸ばしていきたいですか?

星:真面目とか仲良しとみんな言っていたんですけど、本当にみんな優し過ぎてお人好しというかTHE日本人みたいな感じのメンバーが揃っていて。だから喧嘩もしたことがない。
それはいいことだと思うけど、アイドル戦国時代の今、もう少し前に出ていくことが必要だなと思うんです。
もっと目立ちたいし、これは全アイドルさんが思っていることだから、その中で負けないように、いまそばにいてくれるリボンちゃん(ファンの名称)の好きでいてくれている気持ちを大切にしながら、もっといい意味でガツガツした気持ちを出せたら私たち、変われるかなと思う。優しいところを残しつつ、もっと目立ってやるぞ!と熱い気持ちを大きくしていきたいです。
その面では、いちばん年下ですけど、引っ張っていきます。

水野:ことが言った通り、たくさんアイドルが増えている中で私たちが上を目指してやっていくには、何が足りないんだろうと考えるんですよ。
誰も現状に満足してないし、もっと上に行けると思ってる。こんなにビジュもいいし、真面目で!

真知田:我は強いんだよね(笑)。5人だけだと!

水野:(笑)。ひたすらアイドルにしっかり向き合っているのに、なぜこんなに私たちは売れないんだ! 見つからないんだ!という闘志は燃えているので、5人だけで燃えている気持ちをもっと外に出せるように、それが全世界に伝わるように消極的にならず、全面に出せるようになりたいなと思います。


──出すためには何が必要なんだろう。こうやって話したら、秘めたメラメラは伝わってくるけど。

水野:でも、楽屋とかでも身内固めでこじんまりして、内向的なんですよね。

真知田:5人だけだとうるさいんだけど、他の皆さんがいると静かに…。

水野:さっきまでの闘志はどこに?!って感じなんですよ、みんなの性格が。そこを変えていかなきゃいけないのかもしれない!


──なるほど。リーダーはどう思いますか?

真知田:本当にその通りなんですよ。もっとたくさんの方に知っていただきたいと思っているので、少しでもチャンスがあった時に逃さないように気持ちの部分でもライブパフォーマンスの部分でも、かましていけるように日々準備して、4年目は気持ちをぶつけていきたいですね!


みんなに好きになってもらう自信がある

──それでは、ここからは恒例の質問。これまでリリースした楽曲の中で、推し曲を教えてください。また、その推し曲の中で好きなフレーズも教えてください。

齋藤:1曲に絞れなくて…! 全部好きなんですけど、1曲ですよね?!


──2〜3曲教えてもらおうかなと思っているけど、今回は齋藤結愛ベスト3でも大丈夫ですよ?

齋藤:あはは(笑)。すごく個人的なんですけど、「colorful」という曲があって。その曲の私が歌っているパートなんですけど、〈君と突然ばったり 出会った時の背景 どんな瞬間よりも綺麗で〉というフレーズがあるんですけど、そこはメンバーに出会えたこともあるし、ファンの方に出会えたということもあるし、すごくいい歌詞だなと思いながら歌ってます。


──齋藤’sベストにする? 次の人に託す?

齋藤:全曲言うことになっちゃうので、次に託します(笑)。

真知田:じゃあ、私が! 「シークレットハート」。この曲はギガラビの前身、疾走クレヨンでいちばん最初に手元に届いた曲なんです。
自分達の曲だ!と泣いて感動したことを今思い出しました。思い入れがあるので、そういう意味ですごく特別な曲。
歌詞自体は可愛い恋をしている女の子の曲なんですけど、特に好きなフレーズは、七葉とここの掛け合い〈見抜かないでよ でも気付いても欲しいよ ワガママだけど この気持ちは嘘じゃないから〉。
感情が出ている感じが2人の歌い方もあいまってすごくキュンとします。


──じゃあ、ラスト。星さんに聞こうかな。

星:「でんでん★まいうぇい」です。この曲は、でんでんむしって言ってる楽しい曲なんですけど、この曲も思い出が濃くて! この曲をリリースするにあたってワンマンライブの動員目標を達成すれば披露できるというミッションがあったんです。でも達成できなくて、すごく悔しかった思い出があって。
頑張ったって言いたくないし、もっと出来たかもしれないと思っているんですけど、当時はこれ以上ないくらいがむしゃらにやったんです。
でもお披露目ができなかったんです! その時、すごく泣いちゃって! 私の歌っているフレーズで〈泣いてちゃ前も見えないし 笑えてなくちゃつまんないし〉って歌っているのに泣いちゃった。
でもその経験があったからこそ、ここを歌う時気持ちがこもる感じがあるんです。

泣き止むのも前を向くのも簡単ではないけど、それでも前を向こうと思わせてくれる。
そんな深くていい歌詞を聞いてくれてるみんなに自分の気持ちを乗せて届けたいっていう強い気持ちが私にはあるので、総じてすごく大好きな歌詞です。


──いいエピソードだ! では、最後に今後の目標と展望をリーダーに聞いてもいいですか?

真知田:4年目を迎えるにあたって、振り返ると3年ってあっという間だったけど、3年目をこうやって迎えられたことも当たり前じゃないと思うんです。だからこそこの先もみんなと大きくなっていきたいと思います。

私たちのデビューはTIFだったんですけど、去年と今年は出れなかったので、やっぱりもう1度自分たちの力で立ちたいっていうのもあるし、TIFに限らずいろんな大きなフェスに出れるグループになりたい。いろんな方に好きって言ってもらえる、好いてもらえる自信があるグループなので、たくさんの人に知ってもらいたいですね! 

Photo 若狭健太郎 (krayG monkey)
Text 笹谷淳介

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