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Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)メンバー解説!何がすごい?現在は?

Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)のオリジナルメンバーは、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズの4人です。 この記事では、レッド・ツェッペリンのメンバーの何がすごいかを解説し、現在の様子も紹介します。
この記事の目次 []
  1. ・レッド・ツェッペリンメンバー① ロバート・プラント / Robert Plant
  2. ・ロック界に影響を与えたハイトーンボイス
  3. ・若い頃は「王子」と呼ばれたビジュアル
  4. ・「天国への階段」などツェッペリンの多くの曲で作詞作曲を担当
  5. ・レッド・ツェッペリンメンバー② ジミー・ペイジ / Jimmy Page
  6. ・ツェッペリンのリーダー兼プロデューサー
  7. ・3大ギタリストと呼ばれる伝説的なギタープレイヤー
  8. ・低い位置で弾く独特な演奏スタイル
  9. ・レッド・ツェッペリンメンバー③ ジョン・ボーナム / John Bonham
  10. ・イギリスで最も大きな音を出すドラマーとして話題になったことも
  11. ・32歳の若さで事故死、そしてバンドは解散
  12. ・解散後は息子のジェイソンがドラムを担当
  13. ・レッド・ツェッペリンメンバー④ ジョン・ポール・ジョーンズ / John Paul Jones
  14. ・キーボードやギターも得意なマルチプレイヤー
  15. ・「ブラック・ドッグ」のリフの発案者
  16. ・ツェッペリンの多様な音楽性を生み出した
  17. ・レッド・ツェッペリンメンバーの現在は?
  18. ・2007年12月に一夜限りの再結成
  19. ・ドキュメンタリー映画「Becoming Led Zeppelin」の予告編が公開
  20. ・レッド・ツェッペリンのメンバーはレジェンド揃い!ロックの殿堂入りした名曲を聴いてみよう



レッド・ツェッペリンメンバー①
ロバート・プラント / Robert Plant



本名 ロバート・アンソニー・プラント
担当 ボーカル、ハーモニカ、パーカッション
誕生日 1948年8月20日
年齢 77歳
身長 185cm
出身地 イングランド ウェスト・ミッドランズ州

レッド・ツェッペリンのメンバー1人目は、ボーカルでフロントマンのロバート・プラントです。

高音でパワフルなボーカルと、70年代のロックスターを象徴する華麗なビジュアルで、一世を風靡。

1968年のレッド・ツェッペリン結成時からボーカルをつとめ、シンガーソングライターとしてメンバーのジミー・ペイジやジョン・ポール・ジョーンズと多くの名曲を生み出しました。

まずロバート・プラントの、何がすごいのかを解説しましょう。

ロック界に影響を与えたハイトーンボイス

レッド・ツェッペリンはハードロックの先駆者として、ロック界に大きな影響を与えましたが、その要因の1つがロバート・プラントのハイトーンボイスです。

高音のシャウトは、その後のハードロックやヘビーメタルの歌唱法を決定づけたと言えるでしょう。

同世代のフレディ・マーキュリーやスティーブン・タイラーを始め、次世代のアクセル・ローズなど、多くのロックシンガーが彼の影響を受けたと言われています。

幅広い音域や圧倒的な声量は彼の特徴の1つでしたが、長年に渡るツアー生活で喉を痛め、1973年以降はキーや歌い方を変えています。

しかし、ブルージーなボーカルや高い表現力は今も健在です。

若い頃は「王子」と呼ばれたビジュアル

ロバート・プラントはレッド・ツェッペリンのフロントマンとして、華やかなルックスや派手な衣装で注目を集めました。

金髪の巻き毛と甘いマスクで、若い頃は王子と呼ばれたビジュアルは、青池保子の漫画「エロイカより愛を込めて」に登場する「伯爵」のモデルになっています。

女性用のブラウスの前を開けて着て、大胆に肌を見せて歌うパフォーマンスは、70年代のロックスターのファッションアイコンで、セックスシンボルとも言われました。

かっこよく歳を重ねた彼の最近のビジュアルは「王子」から「王様」風になったと、話題になっています。

「天国への階段」などツェッペリンの多くの曲で作詞作曲を担当

レッド・ツェッペリンの楽曲の多くは、ロバート・プラントとジミー・ペイジの共作で、作詞はロバート・プラントが担当したと言われるものが多いです。

『ツェッペリンIV』に収録の「天国への階段」は、アルバム制作中に滞在していた古い邸宅の暖炉の前で、ロバート・プラントが書き上げたと言われています。

また、アルバム『ツェッペリンIII』に収録の「移民の歌」は、ツェッペリンのアイスランド公演でヒントを得たロバート・プラントの作詞です。

彼の詩は「指輪物語」などのファンタジー作品やケルト民話、神話の影響を受けたものが多く、不思議な世界観を持っています

レッド・ツェッペリンメンバー②
ジミー・ペイジ / Jimmy Page



本名 ジェームズ・パトリック・ペイジ
担当 ギター、バンジョー、テルミン
誕生日 1944年1月9日
年齢 81歳
身長 180cm
出身地 イングランド ミドルセックス州

ロック界のギターレジェンド、ジミー・ペイジは、レッド・ツェッペリン創立の中心人物で、アルバムのプロデュースや作曲、アレンジも担当しました。

彼が作ったリフはボーカルと同等、もしくはそれ以上に強烈な印象があります。

歴史的に最も成功したロックバンドと言われる、レッド・ツェッペリンのプロデューサーとしても高い手腕を発揮し、音楽業界に大きな影響を与えました

続いては、そんなジミー・ペイジの偉大なところを解説します。

ツェッペリンのリーダー兼プロデューサー

ジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンのリーダーで、バンド結成の中心人物です。

「ヤードバーズ」に在籍し、ジェフ・ベックとのツインリードギターで有名でしたが、バンドが空中解散した後、メンバーを集めてレッド・ツェッペリンを結成しました。

彼はギタリストとして活躍しただけでなく、ツェッペリンのアルバム全てのプロデューサーをつとめました。

シングルチャートのヒットを意識することなく、アルバム全体としての成功を目指すAORは、彼が確立したものです。

派手な衣装や照明を使ったコンサートで、バンドを商業的な成功に導き、ロック音楽全体に大きな影響を与えた人物と言われています。

3大ギタリストと呼ばれる伝説的なギタープレイヤー

ジミー・ペイジは、日本ではエリック・クラプトン、ジェフ・ベックと並び、3大ギタリストと呼ばれています。

2023年ローリングストーン誌「歴史上最も偉大な250人のギタリスト」では、ジミ・ヘンドリックスチャック・ベリーに次ぐ第三位に選ばれました。

あらゆるジャンルのギターに造詣が深く、アコースティックギターの演奏技術もとても高いと評価されています。

また、ロック好きな人なら誰もが知っている「胸いっぱいの愛を」「ハートブレイカー」「天国への階段」などのリフを作り、アレンジや作曲でもバンドに貢献しました。

低い位置で弾く独特な演奏スタイル

ストラップを長く伸ばして、腰より低い位置でギターを弾く演奏スタイルは、ジミー・ペイジの特徴の1つで、最も低い時は膝の辺りまで下げて弾いていました。

このスタイルはライブでステージ映えするため、他のギタリストの間でも「レスポールは低い位置で弾く」という流行ができたほどです。

しかし、実際にその位置でプレイするのはとても難しく、独特な演奏スタイルは彼のギターへのこだわりの強さを物語っているのでしょう。

また、ギターをバイオリンの弓で弾いたり、テルミンを使ったパフォーマンスを見せたりと、いろいろな特殊奏法を編み出すのも得意でした。

レッド・ツェッペリンメンバー③
ジョン・ボーナム / John Bonham



本名 ジョン・ヘンリー・ボーナム
担当 ドラム、パーカッション、コーラス
誕生日 1948年5月31日
年齢 1980年9月25日(32歳没)
身長 179cm
出身地 イングランド ウスターシャー州

「ボンゾ」ことジョン・ボーナムは、レッド・ツェッペリン結成からドラマーをつとめたオリジナルメンバー。

独特なリズム感、グルーブ感のある演奏はツェッペリンの音楽の核となり、雑誌Rhythm Magazineは、彼を「ドラムの神」と表現しました。

他のドラマーにも尊敬され、ロジャー・テイラーは「ロックドラムはボーナムにはじまり、テイラーに終わったと言われたい」とコメントしています。

次は、史上最高のドラマー「ボンゾ」はどうすごかったのかを紹介します。

イギリスで最も大きな音を出すドラマーとして話題になったことも

パワフルなドラムプレイで有名なジョン・ボーナムは、レッド・ツェッペリン加入以前に「イギリスで最も大きな音を出すドラマー」として既に評判でした。

彼のドラムプレイの特徴は大きな音だけでなく、ブルースやジャズ、ファンク、ラテンなど、さまざまなリズムをロックドラムに取り入れたことです。

ツェッペリンの楽曲が世界的に受け入れられたのは、彼のバラエティに富んだ音楽性によるものが大きいでしょう。

ドラムソロが冴える「Moby Dick」や高速フットワークの曲「移民の歌」など、芸術的なドラムプレイは、今もファンや多くのアーティストから絶賛されています。

32歳の若さで事故死、そしてバンドは解散

アメリカツアーに向けてリハーサルが行われていた1980年9月、不慮の事故によりベッドで亡くなっているジョン・ボーナムが発見されました。

死因は、多量の飲酒で吐瀉物を喉に詰まらせた窒息死で、わずか32歳でした。

ワイルドな行動で知られていたジョン・ボーナムですが、愛妻家で子煩悩な性格で、ツアーで家族と離れるストレスから、飲酒量が増えたと言われています。

彼の突然の死を受けて、メンバーはバンドの解散を決定し、1980年12月にはレッド・ツェッペリン名で解散声明が発表されました。

メンバーにとって、彼以外のドラマーを迎えてのバンド存続は、考えられなかったのでしょう。

解散後は息子のジェイソンがドラムを担当

レッド・ツェッペリン解散後、メンバーが再集結して演奏する時は、ジョン・ボーナムの息子でドラマーのジェイソン・ボーナムがドラムを担当しています。

モニターに映し出されたジョン・ボーナムの映像をバックに、ドラムソロを演奏するジェイソンの姿は、ファンを感動させました。

レッド・ツェッペリンの映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」では、幼いジェイソンが父と一緒に小さなドラムキットを演奏しているシーンが見られます。

1990年にジェイソンが結婚した時は、披露宴でジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズとのジャムが行われました。

レッド・ツェッペリンメンバー④
ジョン・ポール・ジョーンズ / John Paul Jones



本名 ジョン・ボールドウィン
担当 ベース、ギター、ピアノ、ヴァイオリンなど
誕生日 1946年1月3日
年齢 79歳
身長 173cm
出身地 イングランド ケント州

音楽一家で育った「ジョンジー」ことジョン・ポール・ジョーンズは、専門的な音楽教育を受け、レッド・ツェッペリンに加入する前からプロとして活動していました。

15歳からデッカ・レコードのセッションミュージシャンとして、多くのミュージシャンのレコーディングのために、楽器の演奏や編曲を行っていたのです。

レッド・ツェッペリンの音楽性は、彼の豊かな才能がもたらしたものが多いでしょう。

続いては、ジョン・ポール・ジョーンズの逸話を紹介します。

キーボードやギターも得意なマルチプレイヤー

ジョン・ポール・ジョーンズはベースの他、ギター、ピアノ、ヴァイオリン、チェロなども得意で、いろいろな楽器をこなすマルチプレイヤー

ダブルネックギターやハープシコード、シタールなど、珍しい楽器も弾きこなす才能の持ち主です。

有名な逸話に、ツェッペリンの「The Song Remains the Same」収録中、偶然見つけたマンドリンを即興で弾き、それが曲の重要なパートになったというエピソードがあります。

彼はそれまで、マンドリンを弾いたことが無かったとか。

アルバム「聖なる館」に収録の「ノー・クォーター」は彼のピアノが、神秘的なムードを盛り上げています。

「ブラック・ドッグ」のリフの発案者

ジョン・ポール・ジョーンズは、レッド・ツェッペリンの楽曲の編曲担当として、ユニークなリフを多く残しています。

特に有名な「ブラック・ドッグ」は、ボーカルと他の3人のメンバーが掛け合いのように演奏し、独特な浮遊感を感じさせる名曲。

ツェッペリンのリフは、コード中心またはコード分解系がペイジ、ベースライン中心または単音系がジョンジーのように、それぞれの得意分野を活かして作られていたようです。

言うまでもありませんが、ベーシストとしても卓越した技術を持ち、ジョン・ボーナムと共に迫力のあるグルーブを作り上げました。

ツェッペリンの多様な音楽性を生み出した

レッド・ツェッペリンはロックの枠に収まらず、ファンクやブルース、プログレなどいろいろな曲がありますが、それはジョン・ポール・ジョーンズの影響が大きいでしょう。

クラシック音楽を始め、あらゆるジャンルの音楽に精通するジョン・ポール・ジョーンズが、バンドに音楽の多様性をもたらしたのです。

ツェッペリン在籍中に他のアーティストの作品にも参加し、解散後はソロとしての活動やいろいろなミュージシャンとの共作やプロデュースなど、常に活動の場は広範囲。

レッド・ツェッペリンの「縁の下の力持ち」だったジョンジーは、ジャンルやメンバーを限定することなく発展し続けています。

レッド・ツェッペリンメンバーの現在は?




ジョン・ボーナムの突然の死により1980年に解散したレッド・ツェッペリンは、残されたメンバー3人がそれぞれの道を歩み始めました

しかし、現在もツェッペリンのアルバムは売れ続け、未発表曲やライブアルバム、リマスター作品、映像作品など、人気は衰えを知りません

1995年にはロックの殿堂入りを果たし、2012年はアメリカの文化や芸術への貢献を認められ、ホワイトハウスでオバマ大統領から表彰されました。

最後は、今も変わらぬ人気をほこるレッド・ツェッペリンの現在について紹介します。

2007年12月に一夜限りの再結成

レッド・ツェッペリンの解散後、一部のメンバーが一緒にプロジェクトを進めることはありましたが、3人が揃うことはあまり多くありません。

1988年にはアトランティック・レコード40周年コンサートで集結し、ジョン・ボーナムの息子ジェイソンが父の代わりにドラムをプレイ。

次にメンバー3人が揃ったのは、2007年12月のロンドンO2アリーナで、一夜限りの再結成コンサートが行われました。

オンラインで発売された18000人分のチケットに対し、世界中から2000万件の申込みが殺到して、ギネス記録となる人気ぶりでしたが、再結成したのはそれが最後です。

ドキュメンタリー映画「Becoming Led Zeppelin」の予告編が公開

2025年2月、レッド・ツェッペリンのオフィシャルドキュメンタリー映画「Becoming Led Zeppelin」のIMAX上映が決定し、日本でも予告編が公開されました。

内容はバンド結成から1年で頂点に上り詰めた様子を描いたものだそうで、メンバー4人が出演し、自分の言葉でバンドの原点を語っています。

さらに、未公開映像やメンバーのプライベートな映像など、貴重な映像や音声が盛り込まれた、ドキュメンタリーとライブのハイブリッド作品とのこと。

スクリーンで蘇るレッド・ツェッペリンの奇跡に、期待が高まりますね。

レッド・ツェッペリンのメンバーはレジェンド揃い!ロックの殿堂入りした名曲を聴いてみよう

レッド・ツェッペリンはハードロックの先駆者として、多くのミュージシャンや音楽業界に影響を与えた伝説のバンド。

オリジナルメンバーはロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズの4人で、全員がロック界のレジェンドです。

メンバーはミュージシャン以外にも、プロデュースや作詞作曲、リフ作りなど、多彩な才能を発揮して、楽曲の多様性を広げました。

解散後もロック界の殿堂入り、再結成コンサートでのギネス達成など、話題の絶えないレッド・ツェッペリンの名曲を聴き、彼らのすごさを再発見してみませんか。

Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)は、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポールジョーンズ、ジョン・ボーナムによるイギリスのロックバンド。所属レーベルはWarner Bros. Records。 1968年、所属していたロックバンドThe Yardbirdsの分裂後、ジミー・ペイジが、ロバート・プラン···

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