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【歌詞コラム】氷室京介はなぜカリスマロッカーとして存在し続けたのか

氷室京介がライブ活動無期限休止を発表した。今年4月からスタジアムツアー「LAST GIGS」が行われ、5月の東京ドームが現時点で最後のライブとなる。 氷室と私の出会いは中学生の頃、1988年にソロ活動を始めてから氷室の存在を知り、その後氷室がBOOWYというバンドのヴォーカリストだったことを知って後追いで聴き、衝撃を受けた。クールで艶があって、ちょっとおちゃらけた部分も込められたヴォーカルに、同姓にも関わらずファンになった。

2016年5月30日


この記事の目次
  1. ・BOOWY 最新情報
  2. ・リリース情報
  3. ・“GIGS” CASE OF BOOWYとは…
  4. ・BOOWY 35th ANNIVERSARRYサイトオープン


氷室京介がライブ活動無期限休止を発表した。今年4月からスタジアムツアー「LAST GIGS」が行われ、5月の東京ドームが現時点で最後のライブとなる。


氷室と私の出会いは中学生の頃、1988年にソロ活動を始めてから氷室の存在を知り、その後氷室がBOOWYというバンドのヴォーカリストだったことを知って後追いで聴き、衝撃を受けた。クールで艶があって、ちょっとおちゃらけた部分も込められたヴォーカルに、同姓にも関わらずファンになった。

多くのミュージシャンにカリスマという称号が与えられているが、私にとってカリスマロッカーと言えば、BOOWY時代から今に至るまで間違いなく氷室京介だ。

BOOWY時代の曲で一番好きだったのが「B・BLUE」(1986年)。単純にメロディーがいいなと当時は感じていたが、実はこれは失恋ソングだ。

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OH BABY BLUE
抱きあっていたいけど

OH BABY BLUE
違う明日を見つめてた

ON THE WING WITH BROKEN HEART
こわれた心で
ON THE WING WITH BROKEN HEART
もう一度笑ってよ
TO THE BOYS & GIRLS

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切ない歌詞。笑ってお別れしようと無理に笑顔を作って話す姿が想像できるのが素敵だ。そしてライブではマイクを観客に向けて掛け合って歌うパフォーマンスもファンとの絆を強く意識してかっこよすぎる

BOOWY解散後、1988年にファーストソロアルバム「FLOWERS for ALGERNON」を発売。このアルバムの中に収録されている「DEAR ALGERNON」は氷室のギターの弾き語りが冴え渡る一曲。


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ヒビ割れたアスファルトの上に
苛立ちを吐き捨てる
見せかけの今日達に囲まれて
ザラ付いた心はどうすればいい

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と少し掠れた声で歌い出す瞬間、キューンとなる。女性だったら「抱いて~」と叫んでしまう。そして”ザラ付いた心に触るんじゃない”のじゃないの後に、じゃな「い~よ」って空耳っぽく聴こえる部分がまたたまらない。もうどうにでもして!

ちなみに、この年の東京ドームでのライブでは、椅子に座ってアコギを抱えて歌いだしたら、ドーム中が大歓声が包まれた。ギターを抱えた姿もカッコよすぎ。


氷室のキャリアの中で転機になったアルバムは、間違いなく1996年に発表した6枚目のオリジナルアルバム「MISSING PIECE」。氷室といえばロックンロールな楽曲が多かったが、このアルバムの先行シングルは95年に発売された「魂を抱いてくれ」。ピアノとストリングスが印象的で壮大なバラードは、これまでの氷室のイメージを大きく覆しました。端的に言えば大人のロック(AOR)になった。楽器の響きへのこだわりと壮大な編曲(アレンジ)。カリスマロッカーゆえの音へのこだわりが浮き彫りになった1枚です。


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魂を抱いてくれ
むき出しの両手で
かっこなどつけてない
真実のこの俺を

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ここの歌詞はこれまでの氷室は絶対歌えなかった。この歳で、このタイミングだったから歌えたのだ。何故か? ソロデビューから7年を経て氷室が氷室自身の自分のイメージに危機感を抱いたから。氷室といえばデビュー以来ロックンロールのイメージが強い。当時、30代後半だった氷室はこれからの音楽人生においてバラードも歌えてこそヴォーカリストとしての幅が広がるという思いがあった。そこで寺尾聡「ルビーの指輪」、森進一「冬のリヴィエラ」などを手掛けた大御所の作詞家・松本隆に氷室の新たな世界観をイメージした歌詞を依頼。結果、氷室の全シングルの中でも2番目の売上となり、ライブでも静かに盛り上がるカリスマロッカーとしてのステップアップを果たした1曲となった。

ライブ活動休止後はアルバム制作に心身を注ぐことになると思われるが、カリスマロッカーとしてこだわりにこだわった楽曲を作ってほしい。何度も言う。カリスマロッカーは氷室京介以外にいない。これまでも。これからも。

TEXT:リュウイチ

BOOWY 最新情報

リリース情報

発売日:2017年8月7日(月)


アイテム:①
“GIGS” CASE OF BOOWY at Kobe(CD2枚組)
商品番号:UPCY-7336/7
税抜価格¥3,241+税
1987年7月31日 神戸ポートピア・ワールド記念ホールにて収録

② “GIGS” CASE OF BOOWY at Yokohama(CD2枚組)
商品番号:UPCY-7338/9
税抜価格¥3,241+税
1987年8月7日 横浜文化体育館にて収録

③ “GIGS” CASE OF BOOWY -THE ORIGINAL-(CD4枚組+Tシャツ+ステッカー)
●特製BOX収納.
商品番号:UPCY-9704
税抜価格¥8,000+税
神戸&横浜、すべての78曲収録 【完全限定盤】

収録曲目

DISC 1
01. INTRODUCTION
02. IMAGE DOWN
03. BABY ACTION
04. RATS
05. MORAL
06. GIVE IT TO ME
07. "16"
08. THIS MOMENT
09. わがままジュリエット
10. BAD FEELING
11. LIKE A CHILD
12. OH! MY JULLY PartI
13. WORKING MAN
14. B・BLUE
15. TEENAGE EMOTION
16. LONDON GAME
17. NO.NEW YORK
18. DANCING IN THE PLEASURE LAND
19. ROUGE OF GRAY
20. RUNAWAY TRAIN
DISC 2
01. B・E・L・I・E・V・E
02. CLOUDY HEART
03. INSTANT LOVE
04. FUNNY-BOY
05. MY HONEY
06. LET'S THINK
07. 1994 -LABEL OF COMPLEX-
08. PLASTIC BOMB
09. MARIONETTE
10. RENDEZ-VOUS
11. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI- DOCIOUS
12. ハイウェイに乗る前に
13. JUSTY
14. ホンキー・トンキー・クレイジー
15. DREAMIN'
16. BEAT SWEET
17. BLUE VACATION
18. ONLY YOU
19. ON MY BEAT

“GIGS” CASE OF BOOWYとは…

1987年7月31日の神戸ポートピア・ワールド記念ホールと、8月7日の横浜文化体育館での2日間に、“BOOWYのレパートリー全てを演奏する”というコンセプトのもとで行われたライブ。4時間にも及ぶそのパフォーマンスは同年10月5日にビデオで計27曲が発表され、2001年にはCDアルバム化されていた。同年12月24日に解散宣言をしたBOOWYにとって、“最強のライブバンド”であることを実証した伝説のライブである。
2007年12月24日にアルバム『“GIGS” CASE OF BOOWY COMPLETE』として、この両日に演奏した全39曲が発表されたが、今回のリリースで初めて両日に演奏された二日分全ての38曲78トラックが、新たにミックスダウンされた音源で蘇ります。
(演奏曲は38曲、76トラック)

BOOWY 35th ANNIVERSARRYサイトオープン

<35>...その数字に、特別な意味はない。1982年にBOOWYというバンドがデビューしてから、今年で35年が経った、それだけのことだ。けれども、特別な意味がないにしても、わずか6年という活動期間に過ぎなかったこのバンドが、いまだに影響力を持ち続けているのは紛れも無い事実だろう。
日本のロック・シーンはすでにBOOWY第3世代と言っていい若いジェネレーションが中心となってドライブしているにもかかわらずだ。
であるならば、この35年という数字もにわかにリアリティを帯びてくる。80年代後半というあのカオスの時代に、日本のロックに確かな実在を示し、あちこちに衝撃という楔を打ち込んだ。
BOOWY以前、BOOWY以降という表現があるが、その一番の違いは、彼らが混沌の地平に明瞭な景色をもたらしたことではないだろうか。誰もがロックに自分のビジョンを描き、夢を賭けることのできる時代がすぐにやって来たのだから。だからこそ僕たちは、現在の芳醇なロック・カルチャーを享受することができているのだ。
35年という機会に、彼らのそんな功績を肴に、あらためてBOOWYの美酒に酔いしれるのも悪くない。懐かしい作品たちが一斉に紙ジャケで再発される。LAのカッティングで新たな命を吹き込まれたLPもリリースされる。偉大なアーティストのアニバーサリーってやつは、やっぱり意味があるのだ。単純な回顧ということではなく、現在のシーンを通してその音楽を再発見することができる、無二のチャンスを与えてくれるのだから。

2017年。また新たな何かが生まれる年になるかも知れない。

http://boowy35th.com/

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