USJの『ゾンビ・デ・ダンス』とは?
USJの秋恒例イベント『ハロウィーン・ホラー・ナイト』において展開される『ゾンビ・デ・ダンス』は、夜になるとパークが、ダークなダンス空間へと一変するイベントです。King Gnuの書き下ろし新曲「SO BAD」が響き渡る中、ゲストもゾンビも一体となって狂騒する、圧倒的な一体感と解放感のシーンが生まれるでしょう。
歴代の『ゾンビ・デ・ダンス』では、Adoや三代目 J SOUL BROTHERSとのコラボが実現してきましたが、King Gnuとの今回のコラボは初となり、イベントの熱狂をさらに加速させています。
King Gnuが手がける「SO BAD」の歌詞の一部が明らかに
King Gnuが手がける「SO BAD」の歌詞の一部が、SNSおよびYouTubeチャンネル『ユニバーサルスタジオジャパン公式チャンネル』にて公開されています。歌詞
最低の友達と放ったらかし夜の始まり
最悪で最高
最悪で最恐
憂いなどは無用
この人生劇場
最悪で最高
SO BAD
「どうしようもない夜」や「ダメな仲間たち」との関係性を描きながら、パークの「ゾンビ化する夜」の幕開けともリンクする象徴的な導入です。
「最低の友達」「放ったらかし」といった語感は、アウトサイダー的な視点を想起させ、夜という「異常空間」に踏み込むスイッチのような働きをしています。
「最悪」と「最高」を繰り返すリフレインには、「混沌の肯定」というテーマが強く刻まれています。
とくに「最悪で最恐」という表現は、『ゾンビ・デ・ダンス』の恐怖と興奮が同時に訪れる体験をそのまま体現しており、まさにこの空間でこそ生まれる感情を言葉にしています。
「憂いなどは無用」という直球の一言も印象的です。
理性や常識を一度脱ぎ捨て、ゾンビや仲間と踊り狂うことでしか味わえない「解放」を、この歌詞は力強く肯定しています。
さらに、「この人生劇場」というフレーズには、観客としてではなく、自らが主役として舞台に立てというメッセージも感じられます。
USJの夜を体験する人々にとって、まさに自分がスポットライトを浴びる「人生の主役の瞬間」がそこにある、そんな鼓舞にも聴こえてきます。
King Gnu「SO BAD」が描く、最悪で最高な狂騒
King Gnu「SO BAD」は、「最悪で最高」という相反する言葉を噛みしめるダークなダンスポップ。夜のUSJに鳴り響くその音は、重層的な感情と身体の両方を揺さぶり、“正気を失う”ほどの解放をもたらします。
映画や主題歌だけでなく、リアル空間に音が響く瞬間を想像するだけで、ワクワクが止まりません。
「SO BAD」のフル音源、そしてUSJ『ゾンビ・デ・ダンス』の夜が、今から待ち遠しいですね。リリース後には、さらに深く歌詞を掘り下げてご紹介する予定ですので、ぜひご期待ください。