「BAD LOVE」日本語と英語のミックスに注目・和訳も考察
HANAの『BAD LOVE』は2025年9月8日にリリースされたデジタルシングルです。
作詞にはメンバーのJISOO、MOMOKAが参加。
『Blue Jeans』のヒットが記憶に新しいHANAが、今回描くのは失恋。
愛する人に裏切られ、許したいけど許せない辛い愛。
恋愛の痛みや葛藤、そこから成長する姿を描いた歌詞に注目です。
日本語と英語がミックスされたエモーショナルなサウンドは、一度聴けばクセになる事間違いなしのキラーチューン。
本記事では『BAD LOVE』の歌詞の意味を考察していきます。
英語の歌詞部分も和訳で考察していきますので、ぜひ参考にしてください。
「BAD LOVE」愛に溺れて～苦しみを乗り越えて
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Want some time
Get out of my life
I smile to hide, saying I'm alright
思い出したくないのに消えない
眠らせてよもう今日ぐらい
I didn't know 何も知らなかった私を
騙してyou smiled
and you never said goodbye
cause I'm always the good one right?
言えよ yes or no
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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「私の人生から出ていって」とストレートに相手を拒絶。
相手と距離を置き、考える時間を求めます。
「平気だよ」と表面上は笑顔で取り繕う。
でも、本当は深く傷ついている。
思い出したくなくても消えない心の傷。
眠れない日々は、現実逃避したいほど傷ついた心を表現しています。
何も知らない私を騙して微笑んでいたあなた。
あなたが別れを言わなかったのは、私が「いい子」だから？都合のいいように扱っていたの？
相手の無責任で誠意のない態度に苛立ちを隠せず「言えよ」と強い言葉で責め立てます。
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You did cross the line
I was always blind
go ahead and blame me
あなたなら
信じ切ってた 愛してた
What about you what about you
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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一線を越えたのはあなたから。私は盲目だった。悪いのは私なんだから責めてもいいよ。
相手に非があることを責めつつも、それを見抜けなかった自分を認める言葉。
でも、その責任はあなたにもあるんじゃないの？と相手を責め挑発します。
悪いのは私だけなの？信じて愛した相手に裏切られた憤りを吐露しています。あなたはどう思っているの？
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I cannot forgive you
then I'm gonna miss you
何も言えなかったto you
cause I'm just a kid, I'm just a kid
You don't know how much I loved you
言ってたのに絶対だって
I don't know if I'm ready or not
許してよ
cause I'm just a kid, just a kid
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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あなたを許せない、でもまたあなたが恋しくなる。『BAD LOVE』の本質をついた歌詞です。
私にとってあなたとの恋愛は悪。だけどあなたが恋しい。
あんなに傷ついた恋愛なのにあなたを忘れることができない。
愛のジレンマを感じる歌詞です。
あなたには何も言えなかった、私は子どもだったからと自分の未熟さを認めます。
恋愛は対等な関係であってこそ、お互いを認め理解しあい成長でき、深く愛することができるのではないでしょうか。
『BAD LOVE』の主人公は、自分の気持ちをうまく表現できず、嫌われるかも、と言いたいことを言えなかったのかも知れません。
そんな自分を認め少し後悔しつつも言い訳に。
私がどんなにあなたを愛しているのかあなたは知らない。
あなたは私への愛を絶対だって言ってたのに。裏切りへの絶望を感じます。
もうこの愛を忘れたい。私にその準備ができているかわからないけれど、もうこの愛から解放してほしいという苦しい想いです。
私はただ子どもだったと、後悔とも言い訳とも取れる言葉を口にします。
『BAD LOVE』の歌詞の印象的なフレーズが「I'm just a kid」です。
私は子どもだった、と未熟な恋愛を認めます。
子どもだったからしょうがない、と言い訳に使っている点も否めません。
『BAD LOVE』で描かれる子どもとは、自分の行動や感情の未熟さを年齢に関係なく表していると思います。
自分の未熟さを認めることはとても勇気のいること。それは恋愛に限らず、仕事やスポーツなどでも同じでしょう。
自分の未熟さを認めることでよりステップアップできるのではないでしょうか。
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Yeah, Promised me the world
Then you locked me in the walls
Something went so wrong
Tryna cut you off
Then I hear you, it's your voice
You know what I'm dying for
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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あなたは世界を約束した、つまり、それほど大きな愛を約束した。
そして、あなたは私を壁に閉じ込めた。
何が上手くいかなかったのだろう。遮ろうとしてもあなたの声が聞こえる。
ねえ、私が一番欲しいものがなんだかわかる？私が一番欲しいもの、それはあなたの愛。
どんなに傷つけられても忘れられないあなた。主人公の苦しみが伝わってきます。
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Yeah, I don't wanna write this song, honestly
痛い記憶が killing me
今でも聞きたいのはこれだけ say “Sorry”
Yeah, You took away my lights and gave me nothing back
I have become stronger
Cuz I had to start over on my own
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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この歌は書きたくない。正直に言うと痛い記憶が私を苦しめる。
あなたから欲しいのは私を傷つけた事への心からの謝罪。
あなたは私から光を奪い何も与えてくれなかった。
そして私は強くなった。私は自分で立ち直るしかなかったのだから。
口にしたくないほどの恋を言葉にすることで強くなれることもある。
未熟だった私は、あなたに何も言えなかった。今ハッキリと言う。
私に謝罪して。あなたとの恋愛を経験して私は強くなった。
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All a lie
Nothing's fine
Can't forgive you
Hate that I
Still sometimes
Need to need you
≪BAD LOVE 歌詞より抜粋≫
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全部嘘。何もかもダメ。あなたを許せない。自分が嫌だ。
それでも時々あなたを必要としてしまう。
こんなに傷つけられたのにそれでもあなたを忘れることができない。
そんな自分も嫌だ。
『BAD LOVE』のテーマ、「許したいけど許せない」の核心に触れた歌詞です。
どんなに忘れようとしても心から出て行ってくれないあなた。
それほど主人公は相手を愛していました。
でも相手にとって、その愛はすべて虚構だった。
でも、主人公はこの恋愛を経て強くなり、自ら立ち上がろうとしています。
本当にこの恋愛を過去のものにできた時に、心の傷が癒えるのではないでしょうか。
「BAD LOVE」の意味
『BAD LOVE』の意味は、直訳すれば「悪い愛」ですが「ひどい愛」「愛に溺れる」「禁断の愛」などさまざまな意味があります。
BADというとネガティブな意味にとれますが「深い」「熱烈な」というポジティブな意味で使われることもあります。
『BAD LOVE』の主人公は、相手に裏切られ心に深い傷を負いました。
「BAD LOVE」の意味を理解し歌詞を紐解くと、いろいろな恋愛を想像することができ、聴く人が自分を重ね合わせることができるでしょう。
『BAD LOVE』は辛い恋愛を描きながらも、そこから自分で立ち直る勇気も描いています。
許したいけど許せない。
本当に相手を許せた時、忘れることができた時に新しい一歩を踏み出せるのかも知れません。
HANA「BAD LOVE」裏切りの愛と成長を描いた楽曲
HANAの『BAD LOVE』は愛する人に裏切られ、それでも相手を忘れられない苦しみを描いた楽曲です。
相手の嘘を許したいけど許せない葛藤や痛みを吐露します。
自分の未熟さを認め、深く傷ついた心を自ら立ち直らせ成長する物語です。
日本語と英語がミックスされた歌詞の『BAD LOVE』。
和訳を含め歌詞を深く紐解くと、より楽曲の世界を理解できると思います。
ぜひ、本記事を参考に『BAD LOVE』を聴いてみてください。
