Number_i注目の新曲がリリース!MVも話題に
9月22日に発売される2ndフルアルバム『No.Ⅱ』から先行配信された「Numbers Ur Zone」。すでにMVも公開されており、耳を引くグルーヴ感と軽快なラップが融合したナンバーとして、注目を集めています。
疾走感のあるビートに遊び心のある仕掛けが加わり、ライブでも映えること間違いなしの楽曲です。
本楽曲のMVは、キャッチーでユーモラスな演出と、難易度の高いダンスが見どころ。
Number_iの3人がハウスキーパーとして、とある一軒家に乗り込むところからスタートします。
所々で明らかになる、家事代行サービスの契約書の内容にも注目です。
Number_i「Numbers Ur Zone」の歌詞を考察
"勘違いじゃないこの冒険夢の中じゃBlow Flow
歪み出す周りの目The World
ある程度の景色は見たから上にぴょ〜んと
Fly With Meで描いてくStory"
「勘違いじゃないこの冒険」と歌い出す冒頭は、挑戦への確信を示す宣言。
周囲の目に惑わされず、これまでの景色を越えてさらに上を目指す意志が込められています。
"まるでMusicが手を引っ張っていくように
君の前じゃバレバレだ
To Be The Soul
新たなドアの向こう
あなた望むように
俺も飛べる"
「まるでMusicが手を引っ張っていくように」は、音楽が進むべき道を照らし、運命のように背中を押す感覚を描いているとも読めます。
また「To Be The Soul」は「飾りや偽りではなく、自分の“魂=本質”として生きる」という解釈ができるフレーズ。
自分らしさをさらけ出す経験を経て、音楽と共に飛び込んでいく決意が浮かび上がります。
"デカい障害も上は青
マジで気づいたんだよ
Hey Listen Now"
「デカい障害も上は青」というフレーズは、どんな壁が立ちはだかっても、その先には視界は開けているという希望の比喩。
逆境の中で掴んだ気づきが強さとなって歌詞に表されています。
"Numbers Ur Zone
気づけばお前も
飛び込みそう
愛を超えた
オリオン座
嘆いてグッと飲み込んだ
I Need Need i
I Need Need i"
タイトルを冠するサビでは、「Numbers Ur Zone」という未知の領域に、聴き手自身もいつの間にか飛び込んでしまいそうになる感覚が描かれています。
「愛を超えたオリオン座」というフレーズは、恋愛や人間関係といった身近なテーマを越えて、宇宙的なスケールの夢や可能性へと広がっていく比喩。
さらに「嘆いてグッと飲み込んだ」は、悔しさや不安を内に秘めて力へ変える姿勢を示しており、弱さを抱えながらも挑戦へ踏み出す決意を強調しています。
"誰がStar
てかなにがStar
追いかけたStar
超えてなるStar
カラクリだらけで笑えるぜRendez-vous
遊ぼうぜOne Time Life"
「誰がStar てかなにがStar」と繰り返す問いは、成功や憧れの象徴を相対化するもの。
つまり Number_i にとって、スターという存在は、もはや遠くにいる憧れの対象ではなく、自分自身が超えていくべき存在、あるいは自分の中で作り出すものだと提示しています。
"君の悪い寝相の隙間に入り込む
気づかないで歳取る愛の暴力
ドギマギしてたら
盲信の目を捨てたら
Love魔神が見えてたら
見つけ出せるはずのNo."
「盲信の目を捨てたら」「Love魔神が見えてたら」というフレーズは、理想化や依存を手放し、愛の本質や自分が抱く本当の感情に気づくことを示唆しています。
幻想を手放すことで、新しい答え──「No.」に辿り着けると歌うパートです。
この「No.」は順位や数字だけでなく、Number_iの音楽=本質的な居場所を指すとも解釈できます。
"言葉に込めた想いはSlide
カッポジってListen
ここぞって時に連絡
絵に描いたような結末はNope
俺らもうすでにUr Zoneで決めるゴール"
「Ur」は「Your(あなたの)」を崩した形であり、聴き手一人ひとりの「ゾーン」を指していると解釈できます。
つまりNumber_iは、様々な人の領域に飛び込み、その心を掴んで離さない──そんな強気なメッセージが鮮明に浮かび上がります。
"朝になってもやまない雨
2人は手を取り飛ばすだけ"
止まない雨の中で手を取り合う姿は、困難にあっても共に前進するという象徴。
さらにただ前進するだけではなく「飛ばす」と表現していることから、力強さを感じさせます。
"Numbers Ur Zone
気づけばお前も
飛び込みそう
愛を超えた
オリオン座
嘆いてグッと飲み込んだ
I Need Need i
I Need Need i"
サビのリフレインは「挑戦すること、高みを目指すことが自分たちの本能であり必然である」という確信を重ね、聴き手に力強いアンセムとして響かせています。
"誰がStar
てかなにがStar
追いかけたStar
超えてなるStar
カラクリだらけで笑えるぜRendez-vous
遊ぼうぜOne Time Life"
「カラクリだらけで笑えるぜ」というフレーズからは、仕組まれたことだらけの世界、あるいは社会を皮肉る視点も伺えます。
しかし最後には「遊ぼうぜOne Time Life」と結ばれ、「矛盾や仕組まれたものだらけの世界でも、たった一度の人生だから楽しみ尽くそう」というポジティブな姿勢が溢れています。
楽曲全体を通して「Numbers Ur Zone」は、自分らしい生き方を切り拓きながら、高みを目指すという強い意志を響かせています。
Number_i「Numbers Ur Zone」で描かれる“未来を切り拓くアンセム”
「Numbers Ur Zone」は、Number_iがどんなに高い壁でも乗り越え、未来へ進む姿勢を映し出した力強い楽曲です。社会の矛盾や仕組まれた枠組みさえも笑い飛ばし、人生を自分らしく生き抜こうとする意志を込めたこの曲は、今を生きるすべての人に力を与えてくれるでしょう。
9月22日にリリースされる2ndフルアルバム『No.Ⅱ』に収録される本楽曲。
アルバム全体でどういったメッセージが示されるのか、リリースを楽しみに待ちましょう!