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「ペンタトニック」歌詞の意味は?syudou・バルーンが手がけるプロセカ5周年記念ソングを考察

プロジェクトセカイ5周年を飾る新曲「ペンタトニック」。手がけるのは、数々の名曲を送り出してきたsyudouとバルーン。楽曲の中に散りばめられたメッセージは、これまでの周年ソングを受け継ぎながらも、新たな一歩を示しています。今回は歌詞を紐解き、そこに込められた意味を考察していきます。

5周年記念ソングはsyudou・バルーンが担当!26人全員登場のMV公開!

2025年9月30日(火)、大人気リズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(通称:プロセカ)が、ついに5周年を迎えました

同日、syudouとバルーンが手がける5周年アニバーサリーソング「ペンタトニック」がゲーム内に追加。

それに伴い、全ユニット・総勢26人が登場する豪華な3DMVも公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな話題を呼んでいます。

▲ペンタトニック/ 星乃一歌 × 花里みのり × 小豆沢こはね × 天馬司 × 宵崎奏 × 初音ミク【3DMV】

タイトルの「ペンタトニック」は、音楽用語の「ペンタトニックスケール」を指し、「5つの音から成る音階」という意味があります

この「5」という要素は、5周年を迎えた本作とも響き合い、周年曲ならではの特別な意味を帯びています。

では、その「ペンタトニック」の歌詞にはどんなメッセージが込められているのでしょうか。

ここから詳しく考察していきます。

syudou・バルーン「ペンタトニック」歌詞を考察

思い返せばいつだって
始まりは青に染まる歌だけど
僕らだんだんと大人ってやつを知らなくちゃいけないんだぜ
聞いて


「始まりは青に染まる歌」という一節は、1周年曲「群青讃歌」を想起させます。

大人になる過程で失われていく純粋さを描きつつ、音楽が紡ぐ原点を再確認するような歌い出しです。

夢見たいな旅を望んだって
積み上がる責務と領収書
放課後のコンビニみたく
まだ遊んでたいのにな


責任や現実に押しつぶされそうになりながらも、「まだ遊んでいたい」と語るこのフレーズは、青春の未練と成長のはざまを描写

2周年曲「Journey」とのつながりも感じられます。

描いてた理想
だけど追われる日常
たしかに現実は非情
でも諦められないの


思い描いた夢と、容赦なく迫る日常とのギャップ。

しかし「諦められない」と歌う姿勢は、3周年曲「NEO」と響き合います。

矛盾に満ちた感情が
今混ざりあっていく 混ざりあって
ほら風が吹いている 熱く
そして気付いたんだ


揺れ動く感情を抱えながらも、熱い風によって呼び覚まされる瞬間

風が夢を追いかける者の背中を押した、4周年曲「熱風」の歌詞を引き継いでいます。

もう僕ら独りではないが
1人で立てんだ
心折れてしまう度に
何度も何度も立ち上がる
そう終わりまで


これまでの周年記念とリンクした歌詞を踏まえて、歌われるフレーズ。

仲間の存在が支えになる一方で、「一人で立てる」強さを忘れない。

そのバランスこそ、成長を重ねた5周年のテーマにふさわしい表現です。

でも僕ら1人で行こうと
独りではないんだ
暗く深い森の中も


暗闇や困難の中でも、誰もが決して孤独ではない。

支え合う関係性がプロセカの全ユニットに重なります。

どこに向かうか何になるか
それは君が決めなきゃね


未来の選択は自分自身に委ねられている。

キャラクターたち、そしてプレイヤー自身に向けられたメッセージのようです。

12345 この音を
12345 繋ぐのは
12345 今はまだ泣いている君かも


繰り返される「12345」というカウントは、タイトルの「ペンタトニック=5音階」を示すモチーフであり、楽曲全体を象徴する印象的なフレーズです。

また、歴代の周年曲に登場してきた「泣く」に関連するフレーズが、本楽曲では「今はまだ泣いている君かも」と歌われています。

このフレーズは、「弱さ」や「涙」を否定せずに肯定する言葉だといえます。

まだ泣いている最中の自分や仲間こそが、音をつなぎ未来へ広げていく存在になれる。

未完成で不安定だからこそ、そこに音楽が生まれるのだと語りかけています。

つまり「泣いている君」もまた大切な一員であり、その存在があってこそ「ペンタトニック」のハーモニーが完成する。

悩みや弱さを抱えたままでもいい、それごと受け入れて前へ進もう。

そんな励ましのメッセージが感じられます。

syudou・バルーン「ペンタトニック」が示す未来

ペンタトニック」は、これまでの周年曲が築いてきた道のりを継承しつつ、新たな未来へと進む意思を歌い上げています。

仲間と共に泣き、笑い、立ち上がってきた時間は、すべてが大切な音の連なり。

5周年を迎えた今こそ、プロセカの世界とプレイヤーが共に歩んできた証を感じられる楽曲です。

またこれまでの周年曲同様、アニメーションMVの公開も予想されており、今後の展開にも目が離せませんね。

フルバージョンが公開された際には、さらに詳しく歌詞の意味を掘り下げていきます。

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