成長を続けたデビューからの2年間
──UtaTen初登場ということで、まずは皆さんに自己紹介をしていただこうと思います。お名前とひと言添えて、お願いします!
DAIA:16歳、DAIAです。特技は…多分背中が世界で1番柔らかいです!
YUITO:22歳、沖縄県出身!双子のお兄ちゃんの方、YUITOです。好きな食べ物というか、推しているものはアイスティー!美味しいアイスティー屋さんを常に探しています。今のところの1位は某ファストフード店Mのアイスティーです。
MANATO:22歳、神奈川出身のMANATOです。DAIAと真逆で世界一背中が硬い自信があります(笑)。
KAITO:22歳、KAITOです。双子の弟です!BANGERSの中では元気担当です。お願いします!
NACHI:18歳、NACHIです。元気です!ダンスが得意です!
JIN:BANGERS最年長、22歳のJINです。唯一の関西人で、まとめ役。メンバーにはキャプテンと呼ばれています!
REN:福島県出身、17歳のRENです。好きな食べ物は、スイーツ全般が好きで、1日に1個は必ず甘いものを食べています!
──ありがとうございます!それでは早速BANGERSについて教えていただこうと思いますが、BANGERSは2023年の8月18日に結成。2年の月日が経過しましたが、皆さんにとって、どんな時間でしたか? KAITOさん、どうですか?
KAITO:2年間の活動期間の中で、体調を崩して3ヶ月休んだ期間があって。僕がいなかったたった3ヶ月でも成長を感じることができたので、2年を振り返ると、成長を続けた期間だったのかなと思います。
──3ヶ月活動を休止して、驚いた点はどういう点でしたか?

KAITO:やっぱり、ファンの方が増えていた点ですね。圧倒的に数が増えていたし、もしかすると活動を続けていたメンバーは気付いてなかったのかもしれないけど、僕は1度休んだことで客観的にそういった場面を見ることができたんですよね。
3ヶ月間いろんなライブ、オープニングアクトとしても出演していた時期でもあったと思うので、その結果が現れているなと思いました。
──なるほど。MANATOさんは2年を振り返るといかがですか?
MANATO:オーディションを経験して結成され、2023年の12月からライブをめちゃくちゃやってきた自信があって。リリースイベントやオープニングアクト、いろんな会場に立たせていただいた2年間。
いろんな景色を見させていただいたからこそ、これからはもっとファンの方と一緒に大きな舞台へ行きたいと思う。そういう夢がさらに膨らんだ期間だったと思います。
──2年間活動してみての手応えはどうですか?
MANATO:最初は、本当に観てくれる人が1人〜2人だったので…。そこから色々試行錯誤と苦労をしながら少しずつですけど観てくださる方、応援してくださる方が増えている実感が有難いことにあるので、これをもっと勢いづかせて大きいグループになりたいと思っています。
──いいですね。JINさん、ここで改めてBANGERSの魅力やストロングポイントについて教えてもらってもいいですか?

JIN:このグループは何か物事を決めるときに意見を出し合いますし、メンバー間での意思疎通が取れているなと思います。
感覚がそれぞれ似ているんですよ。誰かがいいと思うことに賛同することが多いし、仮に反対意見が出てきてもその意見を拒絶することなく、受け入れて、1つの意見にまとめることができる。
もちろん妥協しているつもりもなく、チームワークとして確立している。それが自分でもすごいなと思っています。
──それは素晴らしいことですね。パフォーマンスの部分ではいかがでしょう?
JIN:やはり、ライブではフレッシュさを大事にしています。
MANATOが言った通り、ライブ数はめちゃくちゃこなしてきている自負はあるんですけど、そこで慣れを出すのではなく、いい部分を伸ばして最高値を更新していっていると思いますね。
それこそリリースイベントでは毎週末いろんな会場でライブをしましたけど、回を重ねるたびに勢いを増していった。それはファンの皆さんにも伝わっていると感じていますし、BANGERSの勢い、そして音楽に対する強い思いは、武器になっていると思っています。
──RENさんはどうですか? ご自身が思う、BANGERSの魅力について。
REN:個性がめちゃくちゃ強いと思います。
都内出身者がいないんですけど、その分各々の地元への凱旋など、そういう部分でも輝くことができると思うので、今後はもっと活躍して行きたいと思っていますね。
当たり前のことを当たり前に磨き続ける
──ここ近年は、ボーイズグループ群雄割拠時代だと思います。その中で勝つためには、BANGERSに何が必要だと考えますか?
YUITO:個人的な武器は1つあって。それは双子。これはめちゃくちゃ強い武器になると思うんです。
兄弟がいるグループはあったとしても、双子というのはなかなかいないので、個人的には、この双子という強みをBANGERSを知っていただくきっかけにしたいなと思っています。
おっしゃる通り、ボーイズグループが本当にたくさんいるので、歌やダンスではないところでもフックを作らないといけない。それが双子、そしてRENが言ったように、メンバーそれぞれの個性なんじゃないかなと。
JIN:当たり前のことではあるけど、人に愛される人であることも重要だなと思います。
そうでなければ、もっと大きな舞台に羽ばたいた時、上手くはいかないと思う。
──フック作りも愛される人ということも、どちらも重要ですね。
JIN:最近、こうしてインタビューを受ける機会もあって、まさに自分達の武器とは何か?と考えるきっかけを与えていただいているんですけど、僕たちって本当にすごい方に楽曲を提供していただいているんですよね。
それはある種武器なのかなと思ったんですけど、そこを看板にするのはダメで、いただいた曲を僕たち色に染め上げて魅力をブラッシュアップさせる。
パフォーマンス部分は向上していると思うし、練習量で言えばかなりの時間を割いていると思うんです。だからこそライブをするときには自信を持って、決して慢心することなく謙虚な姿勢で人に愛してもらえる人になる。
そういった当たり前のことを当たり前に続けていくことで、いずれBANGERSは他のグループより抜きに出る存在になると思います。
──なるほど。素晴らしいと思います。
JIN:YUITOが言うように双子という武器はフックになると思うし、BANGERSは個性の塊だと思います。
DAIAみたいな色気のある最年少メンバーって他を探してもいないと思うし、僕やMANATOの歌というのも武器になる。
NACHIやRENのダンスはスキルフルだし、本当に個性の塊。
それをまず皆さんに知ってもらうためにSNSなども頑張っていく。当たり前のことを当たり前に磨き続けられるか、そこにかかっていると思うし、僕たちはそれができると思っていますね。
新作「Sweet Homesick」の聴きどころ
──ここからは、楽曲についてお聞きしていこうと思いますが、DAIAさん、今作「Sweet Homesick」について、どういう印象を持たれましたか?
DAIA:歌詞を見ながら聴くと、帰り道にウキウキするような曲だなと思いました。
〈Gimme love〉というところは振りも含めてとてもキャッチーになっているし、歌詞がめちゃくちゃ好きな感じでした。
──実際に歌ってみての印象は?
DAIA:キーが高かったですね……(笑)。
JIN:ちょうど変声期やったもんな?!
DAIA:そうなんですよ。ちょうど変声期で高い声を出すのが難しくて。
それこそデモを聴いたときはまだ中学生だったので、今よりも全然声が出なくて。すごく難しかったです。
──NACHIさんはいかがでしたか?

NACHI:初めて聴いたときは、曲と自分のキャラがあまり合ってなくて、自分に歌えるのかなと思っていたんですけど、ライブでやってみたら楽しいし、〈Gimme love〉の振りを皆さんが一緒になってやってくれる光景を見られたりして、そこがファンの方との繋がりを感じることができたんですよ。
曲を通してコミュニケーションを取っている感覚というか、そこはすごくいい部分だなと思いましたね。
──なるほど。2曲目の「シャーベット」についてはYUITOさんいかがですか?
YUITO:めっちゃ爽やかだなと思いましたし、歌詞が本当に好きなんですよ!
メンバーともずっと話しているんですけど、1曲を通して物語になっているんですよね。
例えば、〈あの子は友達の友達〉という歌詞から最後には〈未来のgirlfriend〉になっているという、1曲を通して好きな女の子との距離が近づいていっている感じをサウンドやめちゃくちゃ素敵な振りで表している感じが、自分はすごく好きです。
これをどう自分の感情に落とし込んで表現するか、恋愛をしていたらきっとウキウキだろうなという気持ちで歌っていたので、楽しい曲です!
いまだに自分で聴いてもいいなと思うからもっとたくさんの人に聴いてもらいたいです!
──MANATOくんはどうですか?

MANATO:インドアなタイプなので、自分とはかけ離れた感じの曲ではあるんですけど、だからこそ逆に良さを感じるというか。
歌詞を見るととても前向きでポジティブですし、聴いているだけで元気をもらえるような曲だと思います。歌詞に〈冷えピタ〉が出てくるのが、面白いなと思うし、この曲のパワーワードな気がします。
──今作は2曲とも、Da-iCEの花村想太さんが携わっていますが、BANGERSと花村さんはオーディションの頃からの関係性だと思います。BANGERSにとって花村さんはどんな存在ですか?
KAITO:デモを聴いたとき、花村さんが歌った方がいいんじゃないかなと思うくらい完成度が高くて!驚いたんですけど、僕らが7人で歌うことで自分たちにしか出せない色や歌声があるとも思ったので、花村さんはすごく大きな存在ではあるんですけど、この7人で戦っていけるような場所まで上がって行きたいと思いますね。
背中を追いかけるだけじゃなくて、追いついて一緒の舞台で戦える。それがある種、恩返しだと思うし、もちろんまだまだその背中は遠いですけど、いつかは追いつきたいです。
REN:とても尊敬しています。やっぱりDa-iCEさんはめちゃくちゃすごいんですよ。
ライブパフォーマンスも圧巻で、自分もいつかはそういう存在になりたいですし、大きなステージに立ちたいと思っています。
KAITOくんも言っていた通り、デモの歌唱が上手すぎるんですよ。緩急がある歌声で感情がダイレクトに伝わってくるんですよ。そういう部分も吸収して、BANGERSとして成長していきたいです。
──デモは花村さんの歌声で来るんですね。贅沢ではあるけど、プレッシャーでもあるよね?
REN:そうですね…(笑)。
KAITO:本当に!でも俺らが歌うことの良さもあるから!負けないように頑張らないと!
──刺激になっているんですね。
KAITO:はい!
夢は、武道館。
──ここでUtaTen恒例の質問をさせてください。歌詞を扱うサイトにちなんでいつも推しフレーズをお聞きしているんですが、「Sweet Homesick」、「シャーベット」の中から推しフレーズを教えてください!ここは挙手制で行きます!じゃあ、YUITOさん!
YUITO:はい!さっきも言ったんですけど、「シャーベット」の歌詞がすごく好きで!〈あの子は友達の友達〉という歌詞から〈あの子は僕の未来のgirlfriend〉という物語。
自分が恋愛をしていたら感じるであろう、人を好きになるってこういうことだよねということがストレートに歌詞になっている。
〈冷やすために食べたアイス〉とかもそうなんですけど、その子ことがめっちゃ好きじゃんって思うんですよ!
僕、王道系の恋愛が好きなので、ドンピシャなんですけど、これは、幅広い世代に共感していただける曲になっていると思います!
──じゃあ、次はKAITOさん!
KAITO:僕は、「Sweet Homesick」から!僕たち各々が帰省していたときにデモが送られてきたんですけど、僕からすると、この曲は恋愛というよりも実家だったり、家族や故郷と繋がる部分が大きかったんです。
〈部屋のあちこちに感じる 君の気配に解けていく心〉って上京してひとり暮らしだからこそ、実家を思い出す歌詞でもあるというか。恋愛だけでなく、今頑張ってひとり暮らしをしている人や大切な人がいる方にも聴いてほしいなと思います。
──じゃあ、ラストはJINさん。
JIN:僕は「シャーベット」から。本当に全てがいい曲なんですけど、デモを聴いたときから、サビの頭の〈that’s like a まるでシャーベット 君が僕を溶かしていくから〉というあの1文で情景や感情を連想させるパワーがめちゃくちゃすごいと思っていて。
耳にも残るし、自分がシャーベットで太陽が“君”という存在なのかなと、甘いひと夏の恋ということがそのワードだけで理解できるし、「もっとこんな意味が隠されているんじゃない?」とわざとリスナーに連想させるような歌詞の作りになっているのかなと思いますね。
特にサビの歌詞の変化は連想させるという部分では、すごいテクニックだなと思いますね。ありきたりだけど、本当に素敵な歌詞だなと思います!
──では、最後に全員に今後の目標を教えて頂こうと思います。RENさんからお願いします。

REN:武道館を目標にいま頑張っているんですけど、アーティストにとって武道館って1つの目標だと思うんです。
もちろんアリーナやドームもあると思うんですけど、僕たちの大きな目標としてまず武道館に立ちたい。そこまで駆け抜けて行きたいと思っています!
JIN:大きなステージに立ったとき、いろんなステージに立ったという経験が必ず活きてくると思っているので、焦らず大きな目標に向かって駆け抜けていきたいですし、僕らの音楽を必ず好きになってもらえる自信があるので、見つけていただける機会をもっと増やしていきたい。
BANGERSの音楽とそれぞれの人として内面を好きになっていただけたらと思います。
まずはどこでやってもワンマンライブがソールドになること、一つずつの目標を達成して、夢を叶えていきたいです!
NACHI:都内を中心に活動をしているんですけど、ようやく地方にもいけるようになって思うのは、まだまだBANGERSの存在を知らない人が多いということで。
だから、今後は日本中どこに行ってもライブ会場が埋まってソールドアウトするくらいのグループになりたいと思っています。
KAITO:僕たちは、MANATOが言っていたようにお客さんが2人だった時代もあって、「可哀想」と言われた時もあったんですけど、一歩ずつ大きくなっている感覚はあるので、これからも一歩ずつ着実に活動を続けていきたい。
大きいところだけを見てない、下からどんどん上がっていくという気概が僕たちの強みでもあると思うので、そこをブラさず頑張って、武道館の夢をまずは叶えたいと思います
MANATO:武道館には必ず立ちたいし、東京ドームは先の目標にはなってしまうけど、初めてライブを観た会場だったので、そのステージに立ちたい。
そこに辿り着くためには、1つ1つのステージを大事に取り組む。ステップアップして進んで行きたいと思っています!
YUITO:みんなの共通認識として地道にコツコツということが話に出てきていますけど、僕も本当にそうだと思いますし、いま来てくださっている方に満足して帰っていただくということを当たり前にしていきたい。
僕たちは、いまはまだインディーズなので、目標としてメジャーデビューもしていきたいと思っています。
1つ1つのことを丁寧に感謝を忘れずに夢を叶えていきたいと思います。
DAIA:武道館に行くまでにやらないといけないことがあって。スキル面の向上だったり、ファンの数を増やすことも大切。
僕が最近思ったのは、BANGERSで唯一無二の新しいことをしたいなと思ったんです。例えば、BE:FIRSTさんであれば、ダンスがばちばちで世界1位のメンバーがいて、そんなグループは今までいなかったと思う。もちろんそれだけが理由ではないけど注目されてあっという間にドームを埋めるグループになられたと思うんです。
それがBANGERSにあると言われたら今はまだないんですけど、唯一無二のものを見つけるためにこれから頑張っていきたいと思っています!

TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara
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【インタビュー】
— 歌詞・音楽情報メディアUtaTen(うたてん) (@utaten) October 17, 2025
INDIES 2nd SINGLE『Sweet Homesick』をリリースしたBANGERSに聞いた、過去と未来。
夢は武道館と話す7人の成長譚に刮目せよ。
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