青柳翔（あおやぎ しょう）さん。今最も注目されている俳優の一人です。クールな方かと思いきや、優しい笑顔も印象的な方です。これまで、多くのドラマや映画の脇役としてキャスティングされていましたが、最近では、かなりの重要な役を任されたり、主役として演じる映画があったりと、演技にとても評判のある方です。
青柳さんの所属事務所は株式会社LDH。EXILEや三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEなどが所属していることで有名ですね。その中で、青柳さんは役者として活動されています。しかし、2016年５月に、“歌手”としてもデビューすることが発表されました！！！
もともとは歌手になりたかった。今でこそ役者として活動されている青柳さんですが、もともとは、『EXILE Presents Voval Battle Audition2006～Asian Dream～』を受けたことがきっかけで芸能界へと入りました。『Vocal Battle Audition』は、１～３まで開催されており、あの三代目JSBやGENERATIONSのボーカルも、このオーディションから輩出されました。
青柳さんが受けた、シリーズで最初のオーディションの合格者は、あのEXILE TAKAHIROさんです。
青柳さんは残念ながら二次審査で落選してしまいますが、事務所社長のHIROさんの目に止まり、「役者として活動してみないか」と声がかかります。その後、地元の北海道に戻り、LDHのボーカル＆ダンススクール「EXPG札幌校」に通い、そこからは厳しいレッスンを重ねるのです。そしてついに、2009年に「劇団EXILE」に加入することになります。
つまり、青柳さんは、もともとは歌手志望だったのです！役者として活動を始められてからも、テレビ番組などでアカペラで歌う機会があり、ファンの中では「歌がうまい！」と有名でした。
EXILEの“アノ人”が楽曲提供している大注目の曲！そんな青柳さんが、歌手デビューすることになったきっかけが、ドラマ『HiGH&LOW』です。EXILEの岩田剛典さん・TAKAHIROさんほか、EXILE TRIBEのメンバーが総出演なことで有名ですね。このドラマの九十九（つくも、青柳さんの役名）のテーマ挿入歌を、青柳さん本人が歌っています。曲名は『Maria』。青柳さん演じる九十九の苦悩や希望を歌った歌で、すでにこの曲はドラマの挿入歌として流れました。
そして注目されるべきは、この曲の楽曲提供者！なんと、この曲の作詩・作曲そしてコーラスまで、あのEXILE ATSUSHIさんが行っているのです！！この曲についてATSUSHIさんは「今回はドラマの挿入歌ということで、両親のいない、孤独な男の役だと聞き、ある意味では人間の母性の拠り所である、”Maria”という言葉を使って、やり場のない気持ちや、悲しみ、刹那を、"Maria"への叫びとして、制作してみました。彼の役所である、刹那を秘めた男の悲しみと、青柳自身の持っている人間性や素晴らしさが、うまく混ざり合って、みなさんに伝われば良いなと思っています。」
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声を枯らして あがき続けた先に 何があるのだろう
言葉に ならない この想いたちは どこへ消えてゆく
ここにいるよMaria 教えてくれ
立ち止まることはできないから
どこにいるのMaria 教えてくれ
後戻りなんていまさら できない
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たった一人で戦い続けてきた九十九の、心の叫びが伝わってくるような歌詞。それをATSUSHIさんならではのメロディーラインで綺麗にまとめていて、聞いていてとても切ない心情になります。そこに青柳さんの素直な歌声がマッチして、本当に素晴らしい曲になっています！
『Maria』は、2016年6月15日に発売される『HIGH＆LOW ORIGINAL BEST ALBUM』に収録されます。また、夏から始まる『HiGH&LOW THE LIVE TOUR』は、ドラマ出演者や主題歌・挿入歌を歌うさまざまなアーティストの出演が予定されています。先日発表されたライブ出演者には「劇団EXILE」という文字が。これは青柳さんの出演も期待できますね！
ファン待望の、青柳さんの歌手活動。今後にも期待ですね！
TEXT:Rei
