グループを離れていた4年間は、自分の武器である『ダンス』を磨く時間でした。小さい頃から『マルチタレントになりたい』という目標がずっと変わらずあって。その夢に向けて、バックダンサーのお仕事をやらせていただいたり、オーディションにチャレンジしたりして過ごしていました。
入り口はお芝居やモデル活動など、違う方向で頑張るのもありなのかなと考えていた時期に、『もう一度戻らないか』とお声をいただいて。やっぱり僕の中に『歌って踊るアイドルへのこだわり』がずっとあったんです。もう1回ステージで歌って踊る夢をどうしても捨てきれなくて、再びBLACK IRISに入ることを決めました。
自分が前に加入していたのが4年前というのもあり、人数の変化などで『良くも悪くもガラッと色が変わったな』と一番最初に思いました。でも、昔のいい部分を残しつつ、時代と共に変化して、ここからまた新しい流行りを作っていけたらと思っています。
今まさにライブの構成を作っている最中なんですが、ダンスブレイクなど僕の見せ所を任せてもらっている部分もあります。自分の力をしっかり発揮して、チーム全体のダンススキルを底上げしていきたいです。
昔から知ってくださってる方も、初めましての方もたくさんいると思います。皆さんに1日でも早く『戻ってきてよかったな』『こいつを入れて正解だったな』と思ってもらえるように。そして、僕が入ったことでBLACK IRISの新しい風や違う一面を見せていけるように全力で頑張るので、ぜひ応援よろしくお願いいたします!

佐原至恩:一度グループを抜けたのは、なんだろう……自分への『挑戦』でしたね。自分でどこまでできるんだろうって試したかったんです。でも、あの時は甘えてた部分もあって。一人になってみて、余計に自分の甘えや弱さを痛感しました。
会社を立ち上げたりもして挑戦したんですけど、うまくいかないこともたくさんあったし、人間関係とか予想外の壁にもぶつかって。それも結局は、自分の経験不足や甘えから来たものだったなって。
一人になってキツかった体験は……結構ディープすぎて難しいっすね(笑)。でも、その困難を越えて気づいたのは『期待するのは人じゃなくて自分だ』ってこと。自分にもっと目を向けるべきなんだって学びました。ソロ活動中は頼るメンバーがいないから、声量などの技術面も、メンタル面も、一人でやっていくための自分磨きに必死でした。
そんな色んな経験ができたからこそ、今は少ししっかりして戻ってこれたのかなって思ってます。今回戻ってきたきっかけは、メンバーの千くんから『抜けるメンバーもいて、お前の力が必要だ』って声をかけてもらったこと。前は自由が利かない部分もあったから、同じ環境だったら正直戻る気はなかったんです。でも今は自分たちで発信して色んなアクションを起こせるってわかったし、個人の活動もグループの活動も両方できるってなったら、自分にとってはすごく贅沢な環境だなと思えて。
戻ってきた時、ずっと追いかけてくれてたファンの方には『ソロのほうが良かった』って言われたりして、最初は反応が良くなかったりもしました。でも、自分はBLACK IRISにとって“居なきゃいけないピース”だと思ってるんで。『皆さんのピースが戻ってきたぜ』って言いたいですね。前の印象よりもパワーアップして、初めましての方には『こんなにかっこいい人がいたんだ』って思わせるような存在として、ここからまた見せていきたいです。

TEXT & PHOTO 若狭健太郎(krayG monkey)
早野李勇、半田豪、⻫藤広樹、浅川真樹、⾵道千、⻑島翔平、⻄玲⼈、河原佑樹、西原竜平の9⼈からなるダンス&ボーカルグループ・BLACK IRIS(読み⽅:ブラックアイリス)。 2023年11⽉、ワーナーミュージック・ジャパンより、1st Single「Super Nova」のリリースをもって待望のメジャーデビュー···