楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
|
おがさわらあい
|
取り留めのない時間の中に閉じ込められてく いつものように何か言って ここから出して そう言葉なんて役立たずの嘘
|
|
おがさわらあい
|
賑わった町の人影が消えていく 誰のせいでもないと誰かがつぶやく 世界の真ん中に描かれた未来都市は 華やかに傷ついて涙を落とした
|
|
おがさわらあい
|
似合わないロングコート 羽織った夜の街 意地悪ネオンが邪魔をして 見上げる星もなく
|
|
おがさわらあい
|
やせっぽっちのカラスが啼いていた 世知辛い時代になったねと あたしはあんたの手を握り 夕焼け小焼けの帰り道
|
|
おがさわらあい
|
川の瀬音もローカル線も 時が止まったままのふるさと ただいまくらい言わせてよ 後ろめたさが不甲斐ないよね
|
|
おがさわらあい
|
風に消えたあなたを探した 六道の辻で待っていましょう 人の世は絶え間なく流れゆく河のように わたしはただ浮かんだまま沈みもしないで
|
|
おがさわらあい
|
手探りで君と歩いたこの町に 篝火みたいな灯りが揺れて 夕焼けが静かに落ちる神田川 君が残した懐かしいあの歌
|
|
おがさわらあい
|
あぁ思い出の中に置き忘れたのは なんとかっていうあんたが ずっと欲しがってたギター 野望とか希望とかそんなような言葉も ベランダの端っこにまだ転がってるわ
|
|
おがさわらあい
|
暗くよどんだ部屋のモニター 点滅を続けるカーソル 虫籠で光ってたホタルのように 孤独さ ハロー?ハロー?
|
|
おがさわらあい
|
金網越しに青空 見上げてる君を見てた 壊れそうなその肩に 触れることもできずに
|
|
おがさわらあい
|
教室の窓から眺めていた 雨にさらされたグランドのボール 黒板の世界地図じゃどこへも行けなかった どうにもならないことを知って
|
|
おがさわらあい
|
通り雨に濡れたコートのポケットには しわくちゃに握りしめられた履歴書と 禁煙たはずのセブンスター 冷たいあんたの手 その手を握りしめてるあたしの手
|
|
おがさわらあい
|
遠い故郷の母さんに 電話をするのもいいけれど 「元気でいます」とそれだけの 手紙を書くのもきっといい
|
|
おがさわらあい
|
市営団地の夕暮れは 昔のまんまの秋うらら 何にも変わりのないとこが 寂しかったりするのです
|
|
おがさわらあい
|
海の見えるテーブル席はホントならとても雰囲気もよくて 窓に映るキミの向こうの貨物船がただ通り過ぎてく ボクが微笑めば キミも同じように
|
|
おがさわらあい
|
世界のホームラン王も最後にはバットを置いたって頃 産まれたばかりの私を抱いてる母の古い写真 その年平和を叫んだ海の向こうの大スターが 銃弾に倒れたんだと兄貴の知ったかぶり
|
|
おがさわらあい
|
あなたが生まれてくることがわかった日 きっとみんな笑顔でいたでしょう 夢と希望に満ちた健やかな未来 祈るように名前を考えたりして
|
|
おがさわらあい
|
まだ独りなの?あの部屋で暮らしてるの? ちゃんと食べてるの? 野菜嫌いのあなただから 聴きたいことがたくさんあるよ
|
|
おがさわらあい
|
いつものバスを降りてコンビニに立ち寄って いつもより小さい方のシャンプーを買いました 部屋の灯りをつけて洗濯物をしまい ベッドにもたれかかったときやっぱり涙がこぼれました
|
|
おがさわらあい
|
誰の言葉も聴こえないように 耳を塞いで歩いてました 井の頭線の高架下には 塗りつぶされた明日への地図
|