imagine if
gnash
公開日:2020年6月23日 更新日:2024年9月5日
「どんなに混乱していても、どんな不安になっていても、壊れていても。この世界は 君を両手を広げて歓迎するよ」
ロサンゼルス出身でマルチ・プラチナを獲得したシンガーソングライター兼プロデューサーのgnash(ナッシュ)はこう歌う。
ザ・ポスタル・サーヴィス (The Postal Service)やデス・キャブ・フォー・キューティー(Death Cab for Cutie)からジャック・ジョンソン(Jack Johnson)やザ・ビートルズ(The Beatles)まで、あらゆるものに影響を受けたロサンゼルス出身のgnashは、子供の頃にギターを弾いていたのをきっかけに、高校時代にはDJ、プロデュースを手掛けるまでになった。南カリフォルニア大学に通っていた頃には自分で歌を歌うようになり、レコーディングも積極的に始め、全てを自分で行うようになる。
辛い別れの後、心の傷を癒すために曲を書き、軽快なサウンドと謙虚なポップ・スピリットに彩られたこれらの曲は、3枚のEP『u』 (2015年発表)、『me』(2015年)、『us』(2016年)に収めれらた。
『us』に収録された「i hate u, i love u」は2018年までにRIAAのトリプル・プラチナ認定を獲得し、YouTubeは5.5億回以上の再生数を叩き出している。
2019年には「i hate u, i love u」も収録されたデビュー・アルバム『we』をリリース。このアルバムに収録された2018年発表のシングル「imagine if」は、人間関係のつらい現実をポップにえぐった楽曲で、「もし人生が映画だったら ぼくは巻き戻すよ」とエモーショナルな表現を用いた歌詞はここ日本でも大ヒット。2年の時を経て、2020年のいまgnashに大きな注目が集まる。
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