独特の世界観で多くの人を魅了し続けているSEKAI NO OWARI(通称セカオワ)は、2011年にメジャーデビューし、今なお日本を代表するバンドとして活躍しています。
しかし「名前は知っていたけど、曲はあまり分からない」という人も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
SEKAI NO OWARIの人気曲ランキング
SEKAI NO OWARIの曲についてあまり知らない人は、人気曲からチェックするのがおすすめです。
壮大なサウンドでまるで1つの物語を見ているような、ファンタジーな世界観が魅力のセカオワ。
楽曲はもちろん、MVもクオリティーが高く美しい作品ばかりですよ。
早速、SEKAI NO OWARIの人気曲ランキングを見ていきましょう。
【10位】YOKOHAMA blues
AbemaTV「太陽とオオカミくんには騙されない」の主題歌にも起用された「YOKOHAMA blues」は、2019年に発売されたセカオワ3枚目のオリジナルアルバム「Lip」に収録されています。
横揺れしたくなるモダンなビートにのせて、ブルース調に仕上げたサウンドは、これまでのセカオワとは一味違った雰囲気を感じさせてくれる曲です。
【9位】炎と森のカーニバル
2014年に発売された6枚目のシングル作品「炎と森のカーニバル」。
NTTぷらら「ひかりTVみらい系エンタメ」のCMソングにも起用され、マーチ風のリズムがセカオワならではの世界観を創り出しています。
バンドが掲げている「TOKYO FANTASY」をテーマに制作されており、バスドラムの音に花火の音を合わせるなど、サウンド面の細かい演出にも注目です。
【8位】ANTI-HERO
映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の主題歌として書き下ろされた作品が「ANTI-HERO」です。
ジャジーテイストのオシャレな雰囲気を持ち、ミドルテンポながらノリの良い楽曲に仕上がっています。
セカオワの中ではダークなサウンドの曲で、幽霊屋敷を連想させる洋館で食事をするというシュールな内容のMVも面白い作品です。
【7位】蜜の月 -for the film-
映画「君は月夜に光り輝く」の主題歌のために、「蜜の月」をリアレンジした「蜜の月-fot the film-」。
2019年にリリースされた3rdアルバム「Lip」に収録されている原曲よりも、落ち着いた雰囲気で、サビには豪華なストリングスアレンジも加わり、ポップス感を演出しています。
【6位】天使と悪魔
インディーズ時代の1stシングル「天使と悪魔」は、石原さとみ主演のドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」の主題歌に起用され、バンド初のタイアップとなりました。
人の価値観を善と悪、天使と悪魔に喩えるという奥の深いテーマを、ストレートなバンドサウドで上手くまとめています。
ポップなメロディなので、難しいテーマでもすんなり耳に入ってくるでしょう。
【5位】Dragon Night
通称「ドラゲナイ」と呼ばれている「Dragon Night」は、2014年にリリースされたセカオワ7枚目のシングル作品です。
映画「TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI」のエンディングテーマにも起用されており、羽田空港国際線ターミナル駅の接近メロディにも採用されました。
4ビートのEDM感がある曲で、サビの「Dragon Night」が印象に残るカラオケでも盛り上がる人気ナンバーです。
まるでカーニバルのような世界観をまとったMVからもセカオワらしさが感じられますよ。
【4位】花鳥風月
2011年にリリースされたセカオワのメジャーデビューシングルに収録されている「花鳥風月」。
美しいピアノから始まるナンバーで、スローながらリズミカルなサウンドと歌謡性の高いメロディが、懐かしい気持ちにさせてくれます。
Saoriが初めて作詞を担当した楽曲でもあり、忙しくてメンバー間のすれ違いが多かった時に感じた不安や葛藤を表現した曲です。
【3位】スターライトパレード
第1回「はじめまして、ラジオです。IN渋谷」のキャンペーンソングとして制作されたのが「スターライトパレード」です。
2011年にリリースされたセカオワ2枚目のシングル作品で、この曲はバンドの知名度を引き上げるきっかけにもなりました。
美しい夜空がイメージできるような、美しいメロディと壮大なサウンドが魅力のナンバーです。
【2位】RPG
セカオワの代表曲でもある「RPG」は、SEKAI NO OWARIの知名度を幅広い世代にまで広げた人気曲です。
マーチング風のナンバーでサビは豪華なコーラスが入り、壮大な雰囲気をかもし出しています。
映画「クレヨンしんちゃんバカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の主題歌としてもタイアップされていて、聴いていると冒険に出掛けたくなるようなナンバーですよ。
【1位】眠り姫
https://www.youtube.com/watch?v=EZN4-oip-hI
セカオワ史上、最高にポップなナンバーが2012年にリリースされた3rdシングル「眠り姫」です。
2010年に開催された「世界の終わり 秋のワンマンツアー2010」の東京公演で披露されていた楽曲でもあり、2011年に発売された1stシングル「不死鳥」の続編ソングと言われています。
MVに宮崎あおいを起用したことでも話題にもなりました。
ロックでありながらポップな要素も持っており、聴いていると楽しい気持ちにさせてくれる曲です。
SEKAI NO OWARIのおすすめ曲
人気曲を一通り聴いたら、さらにセカオワの世界観に浸れる楽曲もチェックしていきましょう。
セカオワはライブで盛り上がれるノリノリなナンバーから、ファンタジーで美しい世界観の曲など幅広いテイストのパフォーマンスが魅力的です。
ここからは、SEKAI NO OWARIのおすすめ曲を紹介していきます。
Fight music
2012年にリリースされたセカオワ2枚目のアルバム「ENTERTAINMENT」に収録されている「Fight music」は、疾走感のあるアップテンポなナンバーで、聴いているだけで元気をもらえる曲です。
ホーンセクションも活躍する賑やかな楽曲にも関わらず「あーもう何にも考えたくもないや」など意外と下向きな歌詞がセカオワらしいエッセンスになっていますよ。
爽快なバンドサウンドでライブでも盛り上がるナンバーです。
幻の命
セカオワのインディーズ1stシングルが「幻の命」です。
冒頭のクリーンなピアノのフレーズが印象的な、ミドルテンポで温かみのあるナンバー。
メジャー作品のような豪華さやファンタジックさはありませんが、行進曲を思わせるようなテンポ良く進んでいく曲の作りからは、セカオワらしさがうかがえます。
MVでは真っ白な衣装で登場する、まだ幼いメンバーの姿を見ることもできますよ。
スノーマジックファンタジー
2014年にリリースされたセカオワ5枚目のシングル「スノーマジックファンタジー」。
マーチ調のリズムにのせて、ベルやハープの音が冬のキラキラ感を演出した楽曲で、暮らす世界が異なる男女のラブストーリーになっています。
メンバーが鼓笛隊員になって登場するポップなMVからも、セカオワならではの雰囲気が楽しめますよ。
Love the warz
「Love the warz」は2012年リリースのメジャー1stアルバム「ENTERTAINMENT」に収録されている作品です。
豪華なストリングスが印象的な曲で、ダークな雰囲気をまとっています。
「世界が唱えるLove&Peace」と歌い出されているように、幸せの在り方や戦争や平和、愛について考えさせられる作品です。
ノリノリのリズムにのせて、曲中ではFukaseが初めてラップにも挑戦していますよ。
LOVE SONG
2019年にリリースされたアルバム「Eye」に収録されている「LOVE SONG」は、イントロに入っているストリングスやベースのフレーズから、異国情緒さを感じさせてくれる作品です。
Fukaseは歌詞について「子供たちについて、子供たちに対して対等な目線で歌おうと思って書いた」とコメントしており、下の世代へ語りかけるような内容になっています。
虹色の戦争
ライブ会場も盛り上がるナンバー「虹色の戦争」は、セカオワのインディーズ時代の1stアルバム「EARTH」に収録されている作品です。
メジャーになってからは、アリーナツアーのDVDなどでも公開されています、
疾走感がありロック色が強いサウンドがかっこいい1曲。
平和を訴えながらも、生物や植物を犠牲にして生きている自分たちへの矛盾が描かれています。
silent
ドラマ「この恋あたためますか」の主題歌として起用された「slient」。
2020年にリリースされたセカオワ14枚目のシングル作品で、歌詞に「クリスマスなんて無ければ」「このスノードームみたいに」とあるように、冬・クリスマスなどウィンター感満載の1曲です。
感動的なメロディで、じっくり聴きたくなるロマンチックなバラードソング。
セカオワファンが選ぶ泣ける歌
アップテンポでノリの良い楽曲や、ファンタジーな雰囲気が魅力のSEKAI NO OWARI。
まるで絵本の世界に入り込んでしまったかのように、独特の世界観を持つセカオワの楽曲は、メロディや歌詞が美しく「泣ける」とファンから絶賛されているものも多いです。
最後に、セカオワファンが選ぶ泣ける歌を紹介します。
RAIN
アニメ映画「メアリと魔女の花」の主題歌として書き下ろされた作品が「RAIN」です。
第59回日本レコード大賞で最優秀作品にも選ばれた楽曲で、冒頭から語りかけるようなボーカルがやさしくも幻想的な雰囲気を演出しています。
映画の主人公メアリの心を天気に喩えており、映画の内容にぴったり寄り添った歌詞にも注目です。
サザンカ
2018年平昌オリンピック、パラリンピックのNHK放送テーマソングに起用された「サザンカ」。
2018年に発売されたセカオワ12枚目のシングル作品で、第60回日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞した曲でもあります。
いつものファンタジックな世界とは打って変わって、ドラマ仕立てのMVや「夢を追う君へ」というストレートなメッセージがグッと心にくる1曲です。
イルミネーション
2018年にデジタルシングルとして配信リリースされた「イルミネーション」は、ドラマ「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」の主題歌として制作された曲です。
後に、3rdアルバム「Lip」にも収録されました。
赤、黄、青の衣装をまとったダンサーたちが森で踊る幻想的な映像も魅力です。
「今年の冬は暖かいね」と歌っているように、冬を連想させる柔らかなサウンドで、聴いていると心がほっこりして優しい気分になれる曲でもあります。
セカオワの曲はファンタジーな世界観が魅力!人気曲を歌ってカラオケで盛り上がろう
2011年にメジャーデビューしてから、独特の世界観で多くの人々を魅了し続けているバンド「SEKAI NO OWARI」。
マーチ風のリズムを使ったサウンドや、ファンタジックなMVは他のバンドでは味わえない特別な雰囲気を持っていますよね。
ノリの良いアッパーなサウンドから泣けるバラードまで、幅広いレパートリーを持つバンドなので、色々なセカオワを聴いてお気に入りの1曲を見つけてくださいね。
この記事のまとめ!
- セカオワは2011年にメジャーデビューした4人組のバンド
- ファンタジックで独特な世界観が魅力的
- キャッチーでポップな曲も多く、タイアップ作品もたくさんある
- ファンタジーな世界観の歌詞が泣けるバラードソングも多い