ギターは気候や温度の影響を受けて色々なトラブルを起こすため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
弦の交換やボディ、フレットの掃除など様々なメンテナンス方法がありますが、初心者はまずギタークロスを使ってギターを綺麗にしましょう。
ギタークロスは高価なものから安価なものまであり、素材も様々です。
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この記事のもくじ
- 1 ギタークロスの使い方
- 2 ギタークロスの種類
- 3 ギタークロスのおすすめ10選
- 3.1 モーリス 楽器用高級クロス クリーニングクロス MCC-2
- 3.2 フェルナンデス WCSポリッシング クロス 625S
- 3.3 春日 KASUGA キョンセームクロス
- 3.4 D'Addario クリーニングクロス Micro Fiber Polishing Cloth PW-MPC
- 3.5 ARIA CC500
- 3.6 FENDER Treated Polish Cloth ポリッシュクロス
- 3.7 KEN SMITH POLISH CLOTH
- 3.8 HISTORY HPCL 4枚セット クロス
- 3.9 Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-P-10 Polish Cloth
- 3.10 FOEHN FGC2429ギタークロス
- 4 ギタークロスはクリーニングに欠かせない!いくつか試して自分のお気に入りを見つけよう
ギタークロスの使い方
ギタークロスは弦についた汗や汚れ、金属部分やボディなどをクリーニングするために使います。
特に直接手が触れる場所はギターを片づける前に、しっかりと拭いておきましょう。
ボディを磨く時はポリッシュというギター用の溶剤を使うことで、汚れを落とすだけでなく光沢のある仕上がりになります。
しかし、ポリッシュが使えない場所もあるので、わからない時は楽器屋の店員さんに聞いてから使うようにしましょう。
ギターの塗装とポリッシュの関係やクリーニング方法について詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。
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また、ベースのクリーニングやメンテナンスについてはこちらで詳しく紹介しています。
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ギタークロスは洗濯できる?
ギタークロスは洗濯可能です。洗濯機で洗うのではなく優しく手洗いしましょう。
ぬるま湯に洗濯用洗剤を入れてしばらくつけた後に、優しく手洗いすることでたいていの汚れは落ちます。
洗濯機で洗うとボソボソになり使い物にならなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
ギタークロスは代用方法
ギタークロスを家の中にあるもので代用できれば、替えがない時でも対応することができます。
しかし、代用する物の素材によってはギターを傷つけてしまう可能性もあるので、十分に注意しましょう。
メガネ拭き
メガネ拭きはレンズを傷つけないように目の細かい繊維でできているため、ギターに傷をつけずに汚れを取ることができます。
しかし、メガネ拭きはサイズが小さくて拭きずらかったり、ポリッシュやオイルを使ってしまうとメガネが拭けなくなります。
そのため、使わなくなったメガネ拭きで代用しましょう。
古着
綿100%の古着のTシャツなどは、洗濯して使いやすい大きさ・形に切れば代用品として使えます。
しかし、目の粗い繊維はギターを傷つけてしまったり塗装を剥がしてしまう危険があるので使用する場合は、繊維にも注意しましょう。
ギタークロスの種類
ギタークロスには様々な種類があり、素材によってギターに与える影響が違います。
大切なギターを綺麗にするためには、自分の持っているギターに合った種類のクロスを選んで使うのが良いでしょう。
マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは柔らかくて目が細かいため、ギターの塗装を傷つけにくく、オイルやポリッシュもある程度吸い込んでくれるので、空拭き以外のクリーニングにも使えます。
価格も1枚500円ほどで購入できるため、汚れてきたら買い替える人も多く、初心者でも使いやすい素材です。
コットンクロス
コットンクロスは綿でできた天然素材のギタークロスであり、ポリッシュやオイルなどをよく吸い込むためポリッシングクロス向きの素材といえます。
しかし、目が粗いため力を入れて使ってしまうとギターを傷つけてしまう可能性があるので、しつこい汚れはマイクロファイバークロスなどを使いましょう。
セーム革
セーム革には鹿の革が使用されており、非常に細くて柔らかい繊維なのでほこりやゴミが挟まっていない限り傷つきません。
クロス自体に少しだけ油分を含んでいるため、ワックスやポリッシュを使わない空拭き用のクロスとして使いましょう。
高級な素材ですが指紋や汚れを落とす能力が高いので、一度使うとやみつきになってしまう人が多いようです。
シリコンクロス
クロスにシリコンを含ませたものをシリコンクロスといい、空拭きでも汚れを落としやすい素材です。
フレットやブリッジなどの金属パーツのメンテナンスには適していますが、細かい傷がつきやすいためギターにこだわりを持っている人には向いてません。
見た目を気にせず楽に早くメンテナンスがしたい人にはおすすめのギタークロスです。
ギタークロスのおすすめ10選
ギタークロスは様々なメーカーから商品が発売されており、一つひとつに特徴やこだわりがあります。
価格や使いやすさ、汚れの落ちやすさなどを参考に選んでみてください。
モーリス 楽器用高級クロス クリーニングクロス MCC-2
モーリスの「楽器用クロスクリーニングクロス MCC-2」は「ベリーマX」という超極細繊維と透湿防水機能を持っており、細かいほこりや指紋などの汚れが綺麗に落ちます。
また、価格も1000円程度でリーズナブルなので、初心者でも手に取りやすいでしょう。
フェルナンデス WCSポリッシング クロス 625S
老舗の楽器メーカーであるFERNANDESの「WCSポリッシング クロス 625S」は、リーズナブルに購入できるうえに、しっかりと汚れも落とすことができるため、ギター初心者から上級者まで人気の高いギタークロスです。
春日 KASUGA キョンセームクロス
「KASUGA キョンセームクロス」は高級クロスであるキョンセームを使った万能クロスであり、ギターだけでなくピアノやフルートなどの他の楽器にも使用することができます。
キョンセームは温度調節能力があるため、ギターケースなどに一緒に入れておくだけでケース内の温度を調節してくれる機能を持つ優れものなのです。
D'Addario クリーニングクロス Micro Fiber Polishing Cloth PW-MPC
ギター弦で有名なダダリオの「クリーニングクロス Micro Fiber Polishing Cloth PW-MPC」は、定番のマイクロファイバー素材で作られている、安くて使い勝手が良いギタークロスです。
クロスやポリッシュとの相性も良く、最初の一枚にもおすすめです。
デザインもシンプルなので飽きずに長く使えそうですね。
D'Addario ダダリオ クリーニングクロス Micro Fiber Polishing Cloth PW-MPC (約27cm x 27cm) 【国内正規品】
ARIA CC500
有名なギターメーカーであるARIAの「CC500」はポーラー・フリースという素材を使用しており、柔らかくて吸収性に優れた楽器用クロスです。
カラーバリエーションも多く価格も安いため、初心者でも気軽に買うことができます。
FENDER Treated Polish Cloth ポリッシュクロス
ギターメーカーとして有名なフェンダーの「Treated Polish Cloth ポリッシュクロス」は、フェンダーのロゴがデザインされており、ファンにはたまらない一枚です。
素材も柔らかくポリッシュとの相性も良いため使いやすさも抜群です。
ボディを軽く拭いたりウエスの代わりとして使うのにも最適です。
価格がとても安いため、古くなってきても気軽に買い替えることができます。
KEN SMITH POLISH CLOTH
KEN SMITHの「POLISH CLOTH」は自然素材を使用しているため楽器が傷つきにくく、細かい糸くずも出づらいため使い心地も最高です。
シリコン成分も含んでいないため塗装も気にせずに拭くことができます。
価格も安いため、消耗品として購入し、古くなったら買い替えるのがおすすめです。
HISTORY HPCL 4枚セット クロス
大手楽器店・島村楽器の独自ブランドであるHISTORYの「HPCL 4枚セット クロス」は、「ボディクリーナー用」「弦クリーニング用」「仕上げ用」と使い方が分かれているのが特徴です。
種類によって繊維の粗さが違うため、ギターの部位や塗装に合ったメンテナンスができます。
空拭き用とポリッシュ用を分けて使えるため、意図しない部分にポリッシュが付いてしまうということもありません。
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-P-10 Polish Cloth
フリーダムカスタムリサーチの「SP-P-10 Polish Cloth」は、クロスに帯電防止処理が施された超極細繊維のギタークロスです。
柔軟性に優れているため、ラッカー塗装の製品やオールドギターなどにも使用できます。
また、通常のクロスでは残ってしまうポリッシュの拭き残り粉なども、帯電防止処理によって解消されました。
Freedom Custom Guitar Research SP-P-10 Polish Cloth 楽器用ポリッシュクロス
FOEHN FGC2429ギタークロス
FOEHNの「FGC2429ギタークロス」は、ノンシリコンで滑らかな手触りと高い耐久性があり、ギターだけでなく様々な楽器に使用できます。
ギター以外にも鍵盤楽器や管楽器をしている人にもおすすめです。
細かい凹凸により、楽器を傷つけずしっかりと汚れを落とすことができます。
また、汚れても何度も洗濯して使うことができるため、長く使うことができます。
安いので空拭き用と研磨剤をつけて使うもの、2つ購入するのがおすすめです。
ギタークロスはクリーニングに欠かせない!いくつか試して自分のお気に入りを見つけよう
ギターを長く使うためには定期的なメンテナンスを行う必要があり、ギターを綺麗にするギタークロスの選び方も重要なのです。
ギタークロスは素材やメーカーによって使い方や価格が違うため、自分のギターに合ったものを選ぶようにしましょう。
ギタークロスは一つひとつが高価ではないので、いくつか試して自分のお気に入りのものを見つけみてください。
この記事のまとめ!
- ギター使用後はボディや弦、金属のパーツなどをギタークロスで拭くことが大切
- ギタークロスはメガネ拭きややわらかい古着でも代用可能
- 素材や価格も様々なので用途によって使い分けよう
- 国内外のメーカーが様々な商品を出しているため、自分に合ったものを見つけよう