音楽活動をするにあたって必要になるものと言えば「アー写」ですよね。
アー写はアーティストの特徴を表すための大事なものです。
この記事のもくじ
アー写とは
アー写とは「アーティスト写真」の略称です。
グループ全体で写っているアー写と個人で写っているアー写があり、SNSのプロフィール画像などで使われているのを見たことのある人もいるのではないでしょうか。
アー写はアーティストを印象付けるものになるので、とても重要なのです。
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宣材写真との違い
アー写と宣材写真の意味の違いはほとんどありません。
アー写は音楽アーティストが使用しているものを指すことが多く、宣材写真は芸能人などが使用しているものを指していることが多いです。
宣伝するためにために必要なもので、アー写をきっかけに知ってもらえることもあります。
アー写と宣材写真の意味的な違いはありませんが、使用している人によって分けられているのです。
ジャケ写との違い
アー写とジャケ写の違いは「CDに印刷されている写真かそうでないか」です。
ジャケ写とは「ジャケット写真」の略称で、CDのカバーに印刷されている写真のことを言います。
ジャケ写もアーティストにとって大事なもので「ジャケ買い」という、ジャケ写を見てCDを買う人もいるのです。
また、新しい音源をリリースする際にジャケ写とアー写を同時に更新するアーティストも多く、新しい音源のテーマに合った写真を撮ることで、曲の世界観をより鮮明に伝える役割も果たしています。
ジャニーズ・アイドルの場合
ジャニーズや女性アイドルグループのアー写は、グループ全体の写真と個人のみの写真の二通り撮ることが多いです。
アイドルはグループによってはメンバーが多いため、全体の写真だとひとりひとりの顔がはっきりと見えない場合があります。
また、アイドルファンは推しがいる人が多いので、個人の写真があることでファンが喜んでくれるのです。
バンドの場合
バンドのアー写はぱっと目を引かせるようなアー写が多いです。
バンドはフェスや対バンイベントなどで、複数のバンドのアー写が一枚のフライヤーに載せられることが多いので、目立つアー写を撮ることで興味を持ってもらうことができます。
バンドのかっこいいアー写5選
バンドと言えば格好良いアー写が印象的ですよね。
アー写があることでアーティストの世界観をより鮮明に表すことができます。
かっこいいアー写は目を引くため、アー写をきっかけにそのアーティストを好きになる人もいるでしょう。
ここでは、5つのかっこいいアー写を紹介します。
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Queen
世界的にも有名なバンドである「Queen」の2ndアルバムのアー写です。
黒の背景に顔のアップというシンプルな構図ですが、強烈なインパクトを与えています。
少しホラーな雰囲気もありますが、Queenの世界観をしっかりと表しているアー写ではないでしょうか。
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ヨルシカ
若い世代から注目を集める「ヨルシカ」のアー写はロゴに近いです。
ヨルシカは曲の世界観を大事にするために、メンバーの顔を出していないのでこのようなアー写になっています。
月が向き合っているような形や6時から夜ということを表しているようです。
MVなどでもこのロゴを見る機会が多いので、このロゴを見たらヨルシカだとすぐに分かるというメリットもあります。
SEKAI NO OWARI
幻想的な楽曲が特徴のSEKAI NO OWARIは、アーティストの世界観を全面に映し出したアー写です。
服装を統一させることでバンドとしてのまとまりを演出しつつ、サングラスやピエロの被り物で個性を出しているのがこのアー写の特徴ではないでしょうか。
かっこいいアー写はシンプルな構図の写真が多いですが、そこにワンポイント遊びを入れることでアーティストの色を出しています。
SUPER BEAVER
SUPER BEAVERのアー写は、映画「東京リベンジャーズ」の主題歌を務めていたので、映画のモチーフに合わせて更新されたものです。
メンバーが個人で写った写真を合成している少し珍しい構図のアー写ですね。
ひとりひとり視線や服装が違うことで、自然な感じのアー写になっています。
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BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENのアー写は、Gravityという曲と同時に公開されました。
光の入る角度やメンバー同士の距離感がとても絶妙でかっこいいですね。
また、写真だけだと少し寂しい感じなので、フレームを加えることでより目を引くデザインになっています。
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【バンド以外も】おもしろいアー写3選
次におもしろいアー写も紹介します。
アーティストによっては、かっこいいアー写よりもおもしろさを重視する人も少なくありません。
おもしろいアー写のほうが注目してしまうので、話題になりやすく興味を持ってもらいやすいです。
曲の世界観を壊さないのであれば、おもしろいアー写にするのも選択肢に入れておくと良いでしょう。
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岡崎体育
岡崎体育のアー写は、音楽アーティストとは思えないようなアー写ですよね。
背景だけならかっこいいアー写にもなりそうですが、そこに武士の格好をした岡崎体育を映すことで、より強いインパクトを与えられています。
フェスなどで複数のバンドのアー写が貼られていても、ついついこのアー写に目がいってしまいそうです。
ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さんのアー写は、メルヘンチックな世界観が特徴的です。
派手な色をたくさん使うことにより、ひときわ目立つデザインになっています。
ヤバイTシャツ屋さんのアー写には、どの写真にも同じ位置にバンド名が記載されていることで統一感を出しています。
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レキシ
レキシはクレヨンしんちゃんの映画主題歌を努めたことでも話題になりました。
このアー写もインパクトが強烈で、芸人さんと勘違いしてしまう人もいたのではないでしょうか。
ただの白色の背景ではなく、光を当てることによって立体感を出しているのもこの写真のポイントでしょう。
アー写の撮り方
いざアー写を撮ろうと思っても、必要なものや撮影場所などわからないことは多いですよね。
また、プロのカメラマンに撮影してもらうこともできますが、かなりコストがかかってしまうでしょう。
また、せっかく良い構図が思い浮かんだのに、撮ってみるとイメージとは違ってしまうこともあります。
そのようなことにならないように、アー写の撮り方や撮る際のポイントを紹介していきます。
必要な枚数
- メンバー全員の全身写真(余白あり)
- メンバー全員の全身写真(余白なし)
- メンバー全員の上半身写真(余白あり)
- メンバー全員の上半身写真(余白なし)
アー写を撮る際には、必ず複数枚撮影するようにしましょう。
余白がない写真はSNSのプロフィール画像や、ライブのフライヤーに載せてもらう写真に使います。
余白がある写真は、余白にバンド名やライブ情報を書き込むときに使いましょう。
全身の写真は、周りの景色を目立たせたいときに引きで撮ります。
上半身だけの写真は、メンバーを目立たせたいときにアップで撮ると良いでしょう。
雰囲気のあるロケ地
アー写を撮る際に最も重要になるのがロケ地です。
衣装やポーズにどれだけこだわっても、ロケ地が良くなければクオリティが半減してしまいます。
自分たちの音楽の世界観に合うようなロケ地をいくつかリストアップしておきましょう。
特殊な場所で撮影をしたい場合は、撮影スタジオを借りてアー写を撮るという選択肢も考えておくのもおすすめです。
自分らしい衣装＆ポーズ
自分らしい衣装やポーズも重要です。
衣装は3パターンくらい用意しておくのが良いでしょう。
メンバー同士で統一するかどうかだけでなく、衣装の色やデザインなども細く決めておくとスムーズに撮影が進みますよ。
事前にメンバー同士でどの服を持っていくのかを共有しておくのがおすすめです。
ポーズも衣装と同様に何パターンか決めておきましょう。
目線や立ち位置を変えたものを何枚か撮って、しっくりきた写真を選ぶのも一つの手段です。
iPhone・スマホで撮影
カメラマンを呼ぶためには費用がかかってしまいます。
金銭的に余裕があるバンドであれば、カメラマンを呼ぶのも一つの手段ですが、難しい場合はスマホでもクオリティの高いアー写を撮ることも可能です。
スマホでアー写を撮る際は、スマホ用の三脚は持っていくと便利ですよ。
また、写真の明るさ調整ができる機能のついたスマホやアプリをインストールしておくのがおすすめです。
アー写加工におすすめなアプリ3選
アー写の撮影が終わったら、加工をしましょう。
加工をしていない写真だと、ただの集合写真のようなアー写になってしまうかもしれません。
写真の光加減の調整や少しぼやけさせたりすることによって、一気にプロが撮った写真のようになりますよ。
パソコンがなくても、スマホのアプリでもできるので、誰でも簡単に加工することができます。
最後に、アー写加工におすすめなアプリ3選を紹介します。
Cymera(サイメラ)
CymeraはSNSで人気のある加工アプリです。
Cymeraの一番の特徴は、顔の加工が整形並みにできることです。
目の大きさや輪郭を変えたり足を長くすることも可能なので、女性には嬉しいアプリなのではないでしょうか。
また、背景をぼかすこともできるので、一眼レフで撮ったような写真に仕上げることもできます。
Snapseed
SnapseedはGoogleが提供しているので、信頼性の高い人気アプリです。
シミ取りや色温度の調整などが細かくできるので、撮った写真をよりきれいにすることができます。
画像サイズを拡大しても画質が落ちにくいので、ポスターなどを作る際にもおすすめです。
また、加工した調整度を保存できるので、どの写真にも統一感を持たせることができます。
Rookie Cam
様々な機能を一つのアプリで済ましたい人は、Rookie Camがおすすめです。
使い方が簡単なうえにフィルターの種類が豊富なので、同じ写真でもいろんな雰囲気の写真を楽しめます。
また、直感性が高くデジカメを使っているような操作ができるので、クオリテイも申し分ないでしょう。
アー写とはバンドの顔そのもの！撮り方しだいでかっこいいバンドにもおもしろいバンドにもなれる
アー写はアーティストの世界観をはっきりと映してくれます。
そのため、撮る際には自分らしさを一番大事にしてロケ地やポーズなどを考えておくようにしましょう。
今はスマホでも十分なクオリティのアー写を撮影できるため、費用も抑えることができます。
そのため、何枚も撮ってみて納得のいく写真を選ぶのがおすすめです。
アー写を撮るとモチベーションも上がるので、良いアー写を撮ってより良い音楽活動をしていきましょう。
この記事のまとめ！
- アー写はアーティストを印象づける大事な写真
- かっこいいアー写だけでなく面白いアー写もある
- スマホでも高クオリティなアー写が撮れる
