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【供給】パワーサプライとは?おすすめ商品や使い方・選び方を紹介! 2022年6月

2022年4月1日

パワーサプライ

スタジオ練習やライブのためにパワーサプライを導入したいけど、使い方や選び方が分からなくて、購入を迷っているという人も多いのではないでしょうか?

ギター用エフェクターとは違った構造なので難しいと思われがちですが、使い方の基本と選び方さえマスターしておけば簡単に快適な演奏環境を作れますよ。

Live編集部
この記事では、パワーサプライとはどんな機材なのかや使い方、選び方を紹介します。

パワーサプライとは

パワーサプライとは、電源供給をメインに行うエフェクター用の機材です

1台で3台以上のエフェクターを同時に電気を送れるため、電源ケーブルやコンセントの管理が簡単になるのが特徴。

あらかじめエフェクターボードに固定して、各エフェクターに配線しておけばセッティングの手間も省けるので、スタジオ練習やライブのときにも便利です。

もちろん、メリットばかりではなく

  • 初期費用が高い
  • 電源が無い場所では使えない
  • 本体が故障すると全てのエフェクターが使えなくなる

などのデメリットがあります。

しかし、ライブハウスやスタジオでの利便性のほうがデメリットを上回っているので、多くのギタリストから愛用されている機材です。

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パワーサプライの制御方式

パワーサプライの電気の制御方式は、以下の2つが定番です。

  • スイッチング方式
  • リニア方式

これらは、電気を変換する仕組みで分類されています。

スイッチング方式(スイッチング電源)は、高効率で小型化・軽量化しやすいですが、ノイズが乗りやすい構造。

リニア方式(トランス方式)は、複数の電子部品で電気の変換や調整を行うタイプで、ノイズが乗りにくいものの、本体が大きくなりやすく、電力効率も悪いです。

高出力のエフェクターをつなぎたい場合にはスイッチング方式、安定したサウンドを求めるならリニア方式と目的に合った性能を持つタイプを選びましょう。

スイッチング方式のハイエンドモデルには、ノイズ対策が施されたモデルもあるので、予算に余裕がある人はこちらを選ぶのもおすすめです。

 

パワーサプライの使い方

パワーサプライ

パワーサプライの使い方は、配線をした後に電源を入れるだけどシンプルです。

まず、両側が電源端子になっている専用のDCケーブルを使い、電源を供給したいエフェクターにつなぎます。

その後、パワーサプライにアダプターを接続し、接続したアダプターをコンセプトに挿したら準備は完了です。

準備ができたら、アンプの電源を入れる前に各エフェクターをONにして、配線に問題ないかを確認しましょう。

そうすることで、安心して演奏を開始できますよ。

置き場所は自由ですが、エフェクターボードを使うなら右上や左上、すのこ型ボードなら裏面の専用スペースに固定すると邪魔になりにくいのでおすすめです。

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パワーサプライの選び方

パワーサプライは、使い方よりも選び方のほうが難しい機材です。

価格や見た目はもちろん、細かなスペックにも注目して選ばないとノイズが乗ってしまう、エフェクターが動かないなどのトラブルが発生するので、注意しましょう。

次は、パワーサプライの選び方を注目するポイントや構造と共に紹介するので、ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。

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「通常型」か「分岐型」か「独立型」

パワーサプライには「通常型」と「分岐型」と「独立型」の3種類があります

通常型はボックス型のシンプルな構造を採用したタイプで、分岐型は1つのアダプターに複数の電源端子が付いたものです。

独立型(アイソレート)は、各回路が独立した設計になっており、個別にアダプターをつないだときと同じ状態を作り出せます。

デジタル・アナログエフェクターのどちらか片方のみを複数個接続するなら「通常型」、アナログメインで個数が少ないなら「分岐型」がピッタリ。

両方を使いたいなら、「独立型」を選びましょう。

アナログとデジタルを同時につないだときに起こる「デジタルノイズ」が発生しないので、快適に演奏できますよ。

 

「9V駆動」か「18V駆動」

パワーサプライを選ぶときには、ボルトの数値も確認しましょう

多くのエフェクターは9Vで駆動する設計ですが、MXRの「M108S 10 Band Graphic EQ」のように、18Vでしか駆動しないものもあります

対応電圧が「9V~18V」と表記されているブースターや歪みは、18Vで動かしたほうがクリアでハリのある音になりますよ。

基本的に9V端子のみのモデルで大丈夫ですが、18Vの電圧で電気を供給したい場合には18V出力に対応した端子を搭載したパワーサプライがおすすめです。

 

「センターマイナス」か「センタープラス」

「センターマイナス」か「センタープラス」を確認するのも、パワーサプライを選ぶときのコツです。

これらは電源端子のタイプを表したもので、仕様書や電源端子付近に記載されている3つの丸が並んだマークで確認できます。

左側に「-」右側が「+」となっているものがセンターマイナスで、センタープラスは左に「+」右に「-」という記載です。

近年製造されているモデルは基本的にセンターマイナスですが、ヴィンテージのPROCO・RAT2やMXRのPhase90などセンタープラスが採用されています。

センタープラスのヴィンテージ品を使う場合は対応パワーサプライを選ぶか、変換プラグを用意しましょう。

 

電流の容量

パワーサプライを選ぶときには、必ず電流の容量をチェックしましょう。

この容量は「mA」で記載されるもので、スペック表に全体容量と各端子が何mAにまで対応しているかが書かれています

アナログエフェクターを2個〜3個つなぐ場合は気にしなくても良いですが、消費電流が多いデジタルエフェクターをメインで使う場合は、合計容量が1000mA以上のモデルがおすすめ。

消費電流が多いエフェクターを部分的に使うなら、400mA以上の端子を2個ほど搭載しているモデルを選んでも良いでしょう。

使用するエフェクターの消費電流と、パワーサプライの電流容量を確認すると自分にピッタリのモデルが選べるので、購入前にぜひ確認してみてくださいね。

 

パワーサプライのおすすめ商品

パワーサプライ

パワーサプライの使い方や選び方を把握したら、どんなモデルがあるのか気になってしまいますよね。

シンプルで使いやすいモデルからサウンドにこだわったモデル、トラブルに強い設計になっているものなど色々な商品が販売されていますよ。

最後にパワーサプライのおすすめ商品を、スペックや機能の解説を交えながらタイプ別に紹介します。

 

通常型

KIKUTANI / KP-10

KIKUTANIの「KP-10」は、シンプルな機能性が魅力の、コスパに優れたパワーサプライです。

全体の電流容量は1400mAで9V100mA端子が7個、 9V500mAと12V100mA、18V100mAが1個ずつの合計10個の出力端子を搭載。

機能面は、電源の状態が確認できるLEDやショート対策機能が付いているくらいと、シンプルな設計になっています。

通常型なので使用機材を選びますが、リーズナブルで最低限の機能が揃ったパワーサプライが欲しい人におすすめです。

キクタニ エフェクター用パワーサプライ PSE認証 KP-10

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Providence / Provolt 9 PV-9

機能性や音質に優れた通常型のパワーサプライが欲しい人におすすめなのが、Providenceの「Provolt 9 PV-9」です。

横幅11.5センチ、縦6.4センチとスイッチング方式らしいコンパクトな設計ですが、600mAの電流容量や6つの出力端子など、普段使いに十分なスペックになっています。

歪み系エフェクターを自動検知して9.6Vの電圧を送る機能や、ノイズを軽減する機能を搭載するなど、サウンド面にこだわられているのが特徴。

ショートした場合に自動で復旧する機能も搭載している、使い勝手の良いパワーサプライです。

Providence PV-9 POWER BOX Provolt9 パワーサプライ

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分岐型

LEKATO / エフェクター電源 6チャンネル

LEKATOの「エフェクター電源 6チャンネル」は、1700円前後とリーズナブルな価格ながらも、6つの電源端子を搭載した分岐型パワーサプライです。

6つの端子は使いやすいL字型で、ケーブルの全長は1.5mと程よい長さになっています。

電流容量も1500mAと十分なので、消費電流の多いデジタルエフェクターの複数接続にも十分に対応できますよ。

ノイズへの耐性は通常型や独立型より劣りますが、自宅練習や気軽なスタジオ練習にピッタリのパワーサプライです。

 

One Control / Daisy Chain Five

One Controの「Daisy Chain Five」は、ワウペダルやMXRのPhase90のような、プラグ部分がくぼんだペダルにも使えるL字端子が5個付いた分岐アダプターです。

市販の電源アダプターに接続するタイプなので、電流容量はアダプターの性能に左右されますが、高品質な商品を使えば分岐型パワーサプライと同等の性能を発揮できます。

分岐後のケーブルも35センチと長いため、大きなペダルにも簡単に接続できるのが特徴。

絶縁キャップも付いているので、3個ほどのエフェクターを使いたいときにも便利です。

単体では使えませんが、使いやすさにこだわって制作されているので、気になる人はぜひ試してみてくださいね。

 

独立型

Andoer / VITOOS DC8 パワーサプライ

Andoerの「VITOOS DC8」は、9V500mAの端子6つと、9V・12V・18Vの可変に対応した800mAの端子を2つ搭載した、ハイパワーなパワーサプライです。

9V500mA端子は、通常型と同じ構造で可変部分が別の回路になっているという、部分的な独立型構造が特徴。

全ての回路が完全に独立しているわけではないため、ノイズ耐性は完全独立型には劣りますが、その分リーズナブルな価格になっています。

完全独立型は高くて手が出ないけど、ノイズ対策はしたい人にピッタリのパワーサプライです。

VITOOS DC8 パワーサプライ [並行輸入品]

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VITAL AUDIO / POWER CARRIER VA-08 MKII

「POWER CARRIER VA-08 MKII」は、国産ケーブルブランドとして有名なVITAL AUDIOが販売しているパワーサプライです。

スイッチング方式の完全独立型(フルアイソレート)仕様で、9V最大500mA端子を6つ、9V・12V・18Vの可変に対応した800mA端子を2つ搭載しています。

付属する昇圧ケーブルを使用すれば、36Vや27Vまで昇圧できるのもポイント。

内部はドイツの専門メーカーの設計と、汎用性と音質に優れた高品質なパワーサプライです。

VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-08 Mk-II

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パワーサプライでギターエフェクターの音が変わる!使い方や選び方を覚えて快適に演奏しよう

パワーサプライは、エフェクターを使った演奏を快適にしてくれる頼もしい存在です。

セッティング時間の短縮ができるのはもちろん、サウンドや出力電圧にこだわったモデルを選べば音質を向上させることもできますよ。

ぜひ使い方や選び方を覚えて、自分に合ったパワーサプライを見つけて、毎日の演奏をさらに快適なものにしてみてくださいね。

 

この記事のまとめ!

  • パワーサプライとは複数のエフェクターに電気を供給するための機材
  • スイッチング方式は高効率でコンパクト、リニア式はノイズに強いのが特徴
  • パワーサプライの使い方は、配線後にアダプターをコンセントに挿すだけとシンプル
  • 内部の構造や電流容量、電圧を確認して選ぶと、自分に合ったパワーサプライが見つかる
  • パワーサプライはラインアップが豊富で、端子の数や電流容量、電圧、機能などから選べる

 

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ton.

ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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