若者から絶大な支持を得ている、ガールズ3ピースバンド・SHISHAMO(ししゃも)。
夏フェスシーズンになると必ずと言っていいほど、彼女たちの名前を耳にします。
しかし、曲を聴いたことはあるけど彼女たちのことを詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、SHISHAMOメンバーのプロフィールや人気曲について解説します。
この記事のもくじ
SHISHAMOのメンバープロフィール
SHISHAMOのメンバーは、ギターボーカルの宮崎朝子、ベースの松岡彩、ドラムの吉川美冴貴の3人です。
彼女たちはメジャーデビュー前から注目を浴びており、2014年のデビュー後の成長スピードは目まぐるしく、日々新しい姿を見せてくれます。
また数々のヒット曲を生みだし、どこか親近感が湧く楽曲がSHISHAMOの特徴。
まずはSHIHSAMOのメンバープロフィールを紹介します。
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宮崎朝子(みやざきあさこ)
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担当 | ボーカル、ギター |
生年月日 | 1994年12月22日(30歳) |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
身長 | 159.8cm |
ギターボーカルである宮崎朝子は、SHISHAMOのほとんどの楽曲の作詞作曲を担当。
彼女の作る楽曲は明るくポップなメロディが印象的で人気ですが、可愛いだけでなく力強い歌唱力にも多くのファンが虜になっています。
また、小さいころの将来の夢が漫画家ということもあり、絵を描くのが得意でグッズのイラストは彼女の手書きです。
メンバーの似顔絵は特徴を捉えつつ、とても可愛いイラストになっています。
松岡彩(まつおかあや)
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担当 | ベース |
生年月日 | 1996年1月31日(28歳) |
出身地 | 大阪府 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
ベースを担当している松岡彩は、2014年9月11日に前ベーシスト脱退に伴いSHISHAMOのメンバーとなりました。
普段は左利きですが、ベースを弾く時は右利き用を使っています。
メンバーの中では最年少でおっとりとした性格の彼女は、メンバーはもちろんファンからも愛されるキャラクターです。
そんな松岡のSHISHAMOとの出会いは、専門学校時代に研修でフェスの裏方をしていた時、宮崎朝子に声をかけられたこと。
当時は加入を断ろうとしていたそうですが、両親に背中を押され加入することとなりました。
吉川美冴貴(よしかわみさき)
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担当 | ドラム |
生年月日 | 1994年11月26日(30歳) |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | 不明 |
身長 | 163cm |
吉川美冴貴はドラムとバンドリーダーを担当しており、たまに作詞をすることもあります。
小学生のときからサッカーに打ち込み、バンドとサッカーのどちらを優先するか悩んだ時期もあったそうです。
そんな吉川のドラムとの出会いは、小学校時代。
先生が希望者にドラムを教えることがあり、そこで初めてドラムに触れたことがきっかけでした。
力強い演奏の根源は、幼少期からの経験の積み重ねにあると言えます。
松本彩(まつもとあや)
松本彩は在籍中、ベースを担当していました。
SHISHAMOの初期メンバーであり、ボーカル・宮崎とドラム・吉川とは同じ高校出身で宮崎とは幼なじみなのだそう。
また、シングル「君と夏フェス」に収録されている「脇役」は、松本が在籍中に唯一作詞した楽曲です。
しかし、2014年9月11日に脱退。
なぜ脱退してしまったのか、次にその理由について解説します。
SHISHAMOのメンバーが脱退した理由は?
メジャーデビュー後まもなく、当時ベースを担当していた松本彩が2014年9月11日付で脱退しました。
脱退理由は、バンド結成時から「バンド活動は20歳まで」と宣言していたことから宣言通りの脱退となったそうです。
メジャーデビューを成し遂げたばかりの時期であったにも関わらず、彼女の脱退を受け入れた当時のメンバーたちの寛大さが感じられます。
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SHISHAMOのメンバー経歴
今や夏フェス・イベントに引っ張りだこで、今のロックシーンに欠かせない存在となったSHISHAMO。
バンド結成からメジャーデビューまで順調に進みますが、それは彼女たちの努力あってこそだといえます。
ここではメンバーの経歴に触れながら、SHISHAMOの歴史を振り返っていきましょう。
軽音楽部で結成
2010年、川崎総合科学高等学校デザイン科で軽音部だったボーカル・宮崎朝子と前ベース・松本彩のところへ、同級生だったドラム・吉川美冴貴が加わり活動を開始。
2012年にはオリジナル楽曲「宿題がおわらない」で、全国の高校アマチュアバンドが集う大会にエントリーし、優秀賞とボーカル賞を受賞します。
その後もお試し版CDが初音源にも関わらずオリコンインディーズチャート7位にランクインや、オールナイトニッポン史上最も無名のバンドがパーソナリティに挑戦といった快挙をなしとげていきます。
「SHISHAMO」にバンド名変更
結成当初、SHISHAMOは「柳葉魚(ししゃも)」という漢字表記のバンド名で活動していました。
名前の由来は「漢字で書くとかっこいいのに、読むと可愛いっていうギャップがたまらない」という理由で宮崎朝子の姉が命名。
しかし、漢字表記に馴染みがなく、誰にも読んでもらえず覚えづらいことから、バンド名を現在の「SHISHAMO」に改名しました。
メジャーデビューとメンバーチェンジ
2013年3月に高校卒業後、彼女たちは本格的に音楽活動を始めます。
同年8月にフェイスミュージックエンタテインメントと契約し、11月にはアルバム「SHISHAMO」でメジャーデビュー。
リリース後はじめてのワンマンライブはSOLD OUTとなりました。
2014年、年明け早々にスペシャ列伝ツアーに抜擢され、SHISHAMOの知名度は広く知れ渡ることになります。
その後、順調にライブやフェスへの出演をこなしていきますが、2014年9月、前メンバー・松本彩が脱退し現ベーシスト・松岡彩を迎えることとなります。
松岡彩の加入後すぐにシングル「量産型彼氏」をリリースし、新体制での「SHISHAMO」をスタートさせました。
紅白歌合戦に初出場
2017年12月「第68回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たします。
紅白出場が決定した年は、SHISHAMOの楽曲がCMソングやテレビ番組のテーマソングに起用、夏には過去最多15本の夏フェス・イベントへ出演を果たし、知名度は一気に全国区へと広がりました。
この年の目まぐるしい程の活躍は、紅白出場への決め手となったのではないでしょうか。
初の紅白の舞台では「明日も」を紅白特別バージョンとして、高校生のホーン隊と共に披露したことも話題になりました。
SHISHAMOメンバーの魅力
メジャーデビュー前から注目を集めていたSHISHAMO。
今や若者を中心に、多くのファンが彼女たちが生み出す楽曲に勇気づけられています。
「ポップで明るい」「可愛い」といった印象が強いバンドですが、メジャーデビューまで一気に駆け抜けた彼女らの人気の秘訣はどこにあるのでしょうか?
次は可愛いだけじゃないSHISHAMOの魅力について解説します。
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可愛い歌声
SHISHAMOといえば、ボーカル・宮崎朝子のキュートな歌声が人気です。
キュートなだけでなく、歌詞や曲調によって変わる声の表現の豊かさが聴く人の心を突き動かします。
明るい元気な曲調はもちろん、艶やかな声で歌うバラードも魅力的です。
可愛さと艶やかさの絶妙なバランスが宮崎の持ち味といえるでしょう。
女心を歌った歌詞
SHISAMOの一番の魅力は、リアルな日常を描いた等身大の歌詞にあります。
弾けるような曲調に垣間見える青春の甘酸っぱさと、どこか切なく感じる歌詞は、まるで自分の心を反映させているかのような気持ちにさせてくれます。
そんな勇気をくれる、明日への糧になる歌詞は誰もが一度は経験したようなリアルさを感じられるでしょう。
しかし、ほとんどの歌詞は作詞を担当している宮崎の実体験ではありません。
宮崎は作詞の際、架空の主人公を設定し、そこから物語を膨らませているそうです。
昔、漫画家志望だった彼女ならではのこだわりだといえますね。
歌詞によって変わる主人公の描写が、よりリアル感を引き立たせ、ファンを魅了しているのではないでしょうか。
レベルの高い音楽
SHISHAMOのハイレベルな演奏は、歌詞や歌声を引き立たせる魅力の一つです。
彼女たちの演奏は、細かなリズムをあまり入れずシンプルな音で曲が構成されているため、ギターサウンドが際立ち、音の骨太さを感じることができます。
また曲によっては、ホーンやストリングスを取り入れることもあり、ポップさを感じる部分があります。
音に不要な隙間を感じさせないサウンドも、彼女らの人気の秘訣といえるでしょう。
SHISHAMOメンバーが演奏するおすすめ人気曲
SHISHAMOは夏フェスで盛り上がる曲から少し切ないバラードまで、さまざまな楽曲をリリースしています。
CMソングやテレビ番組のテーマソングに度々起用されているので、聴いたことがある楽曲もあるかもしれません。
最後に、SHISHAMOのおすすめ曲や人気曲を5曲紹介します。
君と夏フェス
「君と夏フェス」は2014年7月にリリースされた1枚目のシングルです。
SHISHAMO初期メンバーとしては最後の作品となりました。
夏フェス必須の楽曲の一つで、夏フェスへ向かうカップルの気持ちや情景を歌った楽曲です。
まだ少し距離感のあるカップルのもどかしさと甘酸っぱさが、多くの若者から共感を得ています。
明日も
「明日も」は2017年2月にリリースされたアルバム「SHISHAMO4」に収録されています。
NTTドコモ「ドコモ学園」のCMソングとして起用され、SHISHAMOの知名度は一気に広がりました。
この曲でSHIHSAMOのことを知った人も多いのではないでしょうか。
「良いことばかりじゃないからさ」から始まるサビに、勇気づけられ「上手くいかなかった1日だったけど、明日からも頑張ろう」と思わせてくれる1曲です。
僕に彼女ができたんだ
「僕に彼女ができたんだ」は2013年11月にリリースされたデビューアルバム「SHISHAMO」に収録されており、ドラムの吉川が作詞を担当しています。
また、テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」2013年11月度エンディングテーマに起用されました。
彼女ができたことを誰かに言いたいけど二人の秘密にしているという、自慢したいけど言えないもどかしさを表した楽曲です。
そんな初々しい歌詞に、思わず自らの初恋を思い出してしまう大人たちも多いのではないでしょうか。
君の隣にいたいから
「君の隣にいたいから」は2019年10月にシングルリリースされました。
2019年「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲として書き下ろし、加藤昌則が合唱曲として編曲を手がけています。
また、合唱バージョンが同年NHK「みんなのうた」8月・9月度放送曲として起用されました。
思春期をおくる学生の背中をそっと押してくれる応援ソングです。
春に迷い込んで
「春に迷い込んで」は2022年3月に配信リリースされました。
MVでは過去に囚われ前向きになれない気持ちを抱えながらも、季節には抗えず「春」に彷徨う主人公の様子が描かれています。
主人公の気持ちを、歌詞とメロディで上手に表現した切ないミディアムバラードです。
もろくて儚い様子が、多くのリスナーの心情に寄り添った楽曲に仕上がっています。
SHISHAMO(ししゃも)メンバーが奏でる音楽は歌詞がいい!バンドの魅力や人気曲に注目しよう
SHISHAMOの楽曲はリアルな日常を等身大であらわし、多くのファンに親しまれています。
夏フェスで盛り上がる人気ナンバーだけではなく、ファンの心に寄り添い前向きな気持ちにさせてくれる楽曲も人気の理由でしょう。
新しい楽曲が発表されるたび、進化しているバンドです。
SHISHAMOの今後の活躍から目が離せません!
この記事のまとめ!
- SHISHAMOはスリーピースバンドである
- メジャーデビュー直前にメンバー交代をしている
- リアルな日常を描いた歌詞が多くのファンから共感を得ている